ダイアリー
2/4 子ども時代
2024年02月04日
2月になりました。
今週は福岡へ行き用事を済ませて実家に寄ってきました。途中で久しぶりにお気に入りのごぼう天うどんを食べられたのは嬉しいことでした。
さて、今回紹介した本の中にリュドミラ・ウリツカヤの『優しくなるには難しい』があります。自身の子どものために書いた想像力溢れるお話がたくさん収録されています。
ウリツカヤといえば最近『子供時代』(沼野恭子訳・新潮クレストブック)を読んだばかりでした。こちらはスターリン時代の子どもたちのリアルとウラジーミル・リュバロフの挿絵が絶妙に呼応し合う6篇の静かに余韻残る物語集です。
この本を読んだことで個人的に俄然『優しくなるのは難しい』への興味が増しました。こども向けのお話に込められたウリツカヤのメッセージを是非受け取りたいと思うからです。魅力的な挿絵にも魅かれますし。
チャルーシンの『鴨っ子ちゃんのお話』はカランダーシでは初めて登場するお話です。愛らしい鴨の子の描写の見事さはもちろんですし、ぶたや牛も登場してきてとにかく賑やかで楽しい絵本です。