ダイアリー

1/11 ビーラビッツさん。

2017年01月11日

カランダーシを訪ねてきたお客様にあれこれ絵本をお見せする。目を輝かせてページをめくっていただいたりしているのを見るとこちらもうれしくなり、一緒になって「これ、素敵な絵本ですよね」などと盛り上がったりがある。そうしていたら、ふっと思い出すことがある。絵本ファン同士で共感し合うというか、「絵本っていいですよね」としみじみうなずきあう場面。そう、私はかつて三鷹台にあった絵本専門古書店のビーラビッツさんで店主の熊谷さんとそんなふうにお話をさせてもらっていた。知らない絵本、知らない作家などを教えてもらった。ラチョフの珍しいポップアップの絵本などもここで購入し大切にしている。
神保町のブックハウスさんが閉店すると聞いた。このあたりでは少し前おばあちゃんの玉手箱、昨年はトムズボックスさんなどの絵本児童書専門店が閉店した。(トムさんは復活すると聞いていますが)絵本書店は本来子どものためのお店なのかもしれないけれど、大人にとっても大切な場所だ。私はその頃、ビーラビッツさんの存在にとても救われていたのだ。
今日もよいお天気。今は多分主のいない家の玄関脇で水仙が咲いていた。そこだけ空気が柔らかく見えた。(直)

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