ダイアリー

1/12 旅。

2017年01月12日

昔俳句をやっていた時期があって、その頃は子どもが小さく身動きがとりにくく、吟行など行ってはいられなかった。しかし俳句の師匠であった辻桃子先生は「停留所ひとつどこかに行くのも旅」と教えてくださった。移動ではなく、旅。そう考えるとひと駅だけの電車の車窓の景色も輝いて見え、日常生活に目を凝らすようになれば台所仕事は季語の宝庫と気付かされた。しかし、仕事を始めて通勤という形で日常的に電車に乗るようなると車窓の景色も桜や雪などたまに目を凝らすことはあっても、大体はさしてありがたみはなくなった。まさに移動でしかなくなっていった。そして、今、通勤はないけれど電車に乗って座ることができればスマホをちょっと見たら全ての情報をシャットアウトして寝てしまうことも多い。カバンにはロシア語の単語帳も入っているけれど、ほぼ開くことはない。俳句はとうにやっていない。

さて、少し先ですがカランダーシではこの場所で新しいこともやってみようと計画をすすめています。興味をもってくださる方がいらっしゃればどんなに嬉しいだろう!と考え取組み中です。よろしくお願いします。

旅にまつわる絵本http://karandashi.ocnk.net/product/100
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