ダイアリー

11/15 どんぴしゃり。

2017年11月15日

先日従妹から譲り受けた家具の中にいくつか伯父のプロ級の木彫りの作品というものがあり、小さな箪笥をカランダーシの部屋で使うことにした。かなり年季が入っていて、シミなどもあるし、上手に磨きたいとも思うが、まあ、それはそれとして、とにかく使い道を考えた。この箪笥、正面から見ると顔みたいだ。前面の段々も掘り模様だし、取っ手も面白い。なかなか凝っている。
そして、どうかなと思った場所に置いてみたら、これがどんぴしゃり。実はソ連時代のパペットたちは私物の絵本を平積みに重ねた上にとりあえず置いていたのだが、箪笥を置いてみるとその場所にホントにぴったりとおさまった。そして、引き出しの中に重ねていた絵本を入れてみたらこれもぴったりおさまった。かくして箪笥は違和感なくあたかも前からそこに存在したかのごとく部屋の風景に溶け込み、パペットたちも心なしか満足そうだ。
あ、もしかすると、パペットと箪笥は同じ位の年代に作られたものなのではないかな。当たらずとも遠からじだ。
物同士にもご縁というものがあるのかしら。
そんなことを思ってしまった晩秋の夕暮れ。
今日は夕陽がきれいだった。(直)






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