ダイアリー

1/10 中谷宇吉郎さん。

2018年01月10日


東京は日中晴天だが風が強かった。2日連続で庭の物干し台が倒れた。今日は西日本でも雪のニュースを聞いた。
カランダーシの部屋には今、雪や冬関連の絵本を並べているのだが、その中にある中谷宇吉郎さんの研究紹介とたくさんの雪の結晶の写真が収録された「天から送られた手紙」(プロセスアート)を久々に手に取った。雪は天からの手紙である、とは中谷さんの言葉。雪の結晶に魅せられ、世界で初めて人工雪を降らすことに成功した中谷さん。美しい結晶の写真と解説の言葉がそれこそ雪のようにすっと胸に溶け落ちる感覚があるのは、実験物理学者である中谷さんが雪を「手紙」と表現したからこそなのだろうなどと思う。中谷さんの随筆を読んでみたくなった。
現在、中谷宇吉郎雪の科学館では雪のデザイン入選展を開催中であり、また中谷さんの次女の芙二子さんが銀座のメゾン・エルメスで霧のアート展を開催しており、こちらには宇吉郎さんの研究資料の展示もあるそうだ。
まさに、雪の季節ならではの催しだ。
さて、明日も局地的に大雪との予報が出ている。
雪のことが気にかかる日々が続く。(直)
中谷宇吉郎雪の科学館
http://kagashi-ss.co.jp/yuki_event/
銀座経済新聞
https://ginza.keizai.biz/phone/

雪の結晶が出てくるロシア絵本
http://karandashi.ocnk.net/product/128


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