ダイアリー

3/27 イーゴリ・オレイニコフさん。

2018年03月27日

今日は午後から打ち合わせのお客様。ではでは、とサモワールのスタンバイ。引き続き実験にお付き合いいただこうという魂胆(笑)。サモワールって案外保温性が高いこともわかってきたぞ。そんなこんなもありつつ、色々なお話をさせていただいた。

さて、国際アンデルセン賞が発表された。作家賞として角野栄子さんが受賞された。日本では5人目、作家賞としては3人目とのこと。何とおめでたいことだろう。
そして、今回は画家賞はロシア人作家が受賞している。何とおめでたいことだろう!多分、ロシアでは2人目なのではないだろうか。1人目はタチヤーナ・マーヴリナさんだ。イーゴリさんは、モスクワ工科大卒業。3年間モスクワ化学工業研究所に在籍し、79年からソユーズムリトフィルムでアニメーション制作の仕事をしており、後にアートディレクターに。86年からは並行して子ども向けの雑誌、書籍などに挿絵を描いてもいたけれど、2008年からは絵の仕事だけに絞り、最初から数えると最近までに80作品以上残しているようだ。カランダーシでは今まで作品を扱ったことはないのだが、新しい時代の画家として去年の講演会で紹介させていただいている。
幻想的であったり、シリアスであったり、不思議だったり、ちょっと不気味だったり…という要素もあったりする表現と特徴のある寒色系の色使い。独特のイメージの世界が評価されたのだろうと思う。今後の活躍にも注目していきたい。
画像の花は善福寺公園の諸葛菜と講演会の時のスライド。

国際アンデルセン賞画家マーヴリナの絵本
「わいわいきのこのおいわいかい」http://karandashi.ocnk.net/product/97


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