ダイアリー

6/5 動物挿絵

2018年06月05日

ラチョフ画の「三つの狐のお話」より、ねことキツネのお話の挿絵だ。猫もオオカミも熊もそれぞれにびっくりして、猫は木に登ろうとし、オオカミは逃げ出そうとし、また木に登っていたクマは落っこちるまさにその瞬間をとらえた挿絵だ。お尻から落ちるクマ、仰け反りながら必死に逃げようとするオオカミ、得意の瞬発力とジャンプ力で木に飛んでいこうとする猫。服を着ているけれど、それぞれの動物本来の姿が剥き出しになっていて迫力がある。ラチョフが描くお話の中の動物は服を着て二足歩行をして、したり顔をしていたり人間臭くもあるけれど、その動物の野性味、本性の表現のリアルさが濃い。動物を知りつくすまで向き合っていたラチョフだからこそなのだろう。時代背景など色々あるが、ラチョフには独特の動物の表現の魅力があると思う。背景の淡い水色が緊迫した場面を優しく包んでいる。他のページも背景は優しく淡い色が多い。

昨日のかこさとしさんの番組は見ることができてよかったと思う。見逃さないでよかったと思う。そういう内容だった。(直)

三つの狐のお話 http://karandashi.ocnk.net/product/136


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