ダイアリー

6/6 キツネのお話

2018年06月06日

朝から雨。随分気温も下がっている。窓を開けていると優しい雨音が聞こえる。
今日はヴァスネツォフ画のキツネのお話について。「うさぎのいえ(ロシア民話集)」 に入っている猫と雄鶏とキツネいうお話。猫と暮らす鶏。猫が留守の時に何度もキツネがやって鶏を騙して連れ去ってしまう、というお話。昨日取り上げたお話のキツネは猫と結婚していたのだが、今日のお話では敵対関係にある。何れにしてもロシアのお話の中でキツネはあまりよい性格として表現されない。大体悪賢いと決まっている。昔から人間のわりと近くにいて家畜などを襲ってきたからだろうか。ヴァスネツォーフの描くキツネは鼻先が長くて細い。強い意志がある目が印象的。ピンクのスカートがおしゃれだ。ヴァスネツォーフはお話によって動物に服を着せたり着せなかったり。そのあたりを見るのも面白い。
もう1枚の画像は先日娘が行ってきた蔵王キツネ村のキツネ。素敵なお顔だ。子ギツネもいたそうで楽しかったようだ。日本ではキツネはお話の中で人を騙したり化かしたりなども見られるけれど、信仰の対象でもあったりもする。
ロシアと日本、キツネのイメージはそれぞれだが、とても身近な動物であることは確かなんだろう。(直)

「うさぎのいえ(ロシア民話集)」http://karandashi.ocnk.net/product/260


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