ダイアリー
8/6 ふとあらためて
2018年08月06日
全て同じ画家の作品だが、作品ごとに印象は変わる。デザインを重視したすっきりした作風もあれば、装飾過剰かなと思うものも。当時の国内、西側の流行も取り入れつつというのもあるのかもしれない。ユーモアもあり、子どものために、という意識は伝わってくる。テキストとグラフィックのバランス、またそれをどう考えるのかなど、これは絵本の絵なのか挿絵としての絵なのか、などふとあらためて考えさせられてしまった。面白い。総じて、懐かしさと不思議な味わい深さがあるという印象の一冊。クラシカルな抑えた色調が魅力的だ。(直)
お話と詩http://karandashi.ocnk.net/product/292