ダイアリー

11/25 ベニテングタケ的玻璃小箱

2018年11月25日

昨日のオープンルームのお話を少しずつ。
最初のお客様は私の昔の会社の同僚のYさん。といっても随分と遥かに年齢差はあるのだけど会社にいた頃は仲良くさせていただいていた。その彼女が結婚してママになって、ご主人とお子さんを連れてはるばる横浜の方から来てくださったのだ。何という嬉しいことでしょう!彼女の妹さんもいらして、絵本を見ていただいたり、サモワールのお茶をいただいたり。お子さんのS君は2歳。カランダーシの部屋の消防車で遊んでくれたのは嬉しかったし、ご機嫌でいてくれてよかった。優しいパパも交えて大人たちはわいわいわい話は尽きず。
そんな中、初めて訪ねていらした方はロシア語の勉強中ということで、そういう方がロシア絵本に興味を持って訪ねてくださったのはありがたいこと。字が多い絵本が多いのだけど、その中でもよい絵本を見つけられたようでよかった。
画像は、Yさんの妹さんの高秀泉さんが作ってくださったステンドグラスの宝石箱。そのステンドグラスになんとベニテングタケがグリザイユ技法というので絵付けされていてとても凝った小箱だ。フランスで修行されて今はご自宅に窯を持って制作に打ち込んでいるとのこと。
ガラスは硬くて冷たいものだけど、色がつき光を通すとその影は懐かしく温かい。そのガラスの色も複雑で模様があり表面の手触りもガラスによって違う。その違う個性のガラスを結合させて立体物をひとつのデザインにまとめ上げる…力量の必要な、でもとても繊細な作業だ。作品からは静かな情熱を感じた。
一緒に小さなランプをいただいた。光に透けてベニテングタケが浮かび上がる。自然とガラスといえばアールヌーボー的でもあるなあと。
2枚目の画像はいただいた鎌倉のお菓子クルミっ子と、小箱には、たまたま?カランダーシの部屋には宝石はなかったので小さな松ぼっくりを入れて、森のイメージってことでまとめてみた。まとまったかどうかはわからないが。ドイリーはMさん作のハーダンガー刺繍。
今後はカランダーシの部屋で皆さんに見ていただけたらと思う(直)

ステンドグラス・ペン画作家・高秀泉さん
twitterアカウント mushi-izumu




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