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商品詳細

ロシア絵本・マヤコフスキー詩の新しい絵本「火のお馬」

販売価格: 2,750円 (税込)
ロシア絵本・マヤコフスキー詩の新しい絵本「火のお馬」

ロシアアヴァンギャルドの旗手ウラジミールマヤコフスキーが子どものために書いた詩6編を収録。マヤコフスキーの詩の世界を現代の画家が新しく意欲的に表現した魅力あふれる1冊です。

大切な詩の世界を伝える絵は、20年代ロシア絵本黄金期の絵本を思い起こさせるような斬新で大胆なデザインでありながら、子どもと一緒に楽しめる親しみやすさにあふれています!洗練された「懐かしくて新しい」印象の素敵な絵本です。


《内容》
・サリエンコ画
・200×298cm・48ページ・ハードカバー・2010年

6編の詩の世界とは
・どんなページにもぞうや雌ライオンがいるよ…動物が次々登場します。インパクトのある動物たちの表現と周りの人間たちの表情の対比が面白いです。
・いいことってどんなこと、わるいことってどんなこと…小さな子どもが父親にどんなことがいいことなのか、わるいことなのかをたずねます。そこでお父さんはわかりやすい例で教えます。赤と黒の使いわけにも注目です。
・海と灯台についての私の本…夜の海、航海する船を灯台が助けます。その灯台のランプを磨く労働者はひとばんじゅう起きています。安全な航海を守り航路をさししめす灯台。こどもたちに「灯台のようになりなさい」とマヤコフスキーは伝えます。デザイン性の高い絵で詩の世界を印象づけます。新しさに満ちた表現に目を見張ります。
・火のお馬…息子が父親にお馬をせがむのでおもちゃ屋にでかけます。馬はありませんが、職人が作れるということで、製紙工場、指物師、剛毛加工職人、かじ屋、絵描き、を訪ね総動員で火よりもかっかといきりたつようなお馬を作り上げます。という詩の内容ですが、出きあがった馬も男の子も(表紙)優しくていい表情ですね。
・なまけものの男の子ブラースのおはなし…さえない表情の男の子が登場します。特に劇画風な文字の使い方やコラージュ風表現、こすり出しなど、どのページのデザインも詩の世界を端的に伝えようと工夫が凝らされています。
・雲がむくむく…空の雲が様々な形で登場します。ページいっぱいの象の形の雲!ふわふわな象に斜めに文字を走らせているデザインがとても斬新です。そして最後に登場するキリンのページの使い方の大胆なこと!



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ウラジミール・マヤコフスキー(1893-1930)
グルジア生まれの詩人、芸術家。少年時代から政治活動を始め、15歳でロシア社会民主労働党に入党、3度逮捕され獄中生活を送った後、芸術を学び、美術、演劇を含むアヴァンギャルドの旗手になる。1917年10月革命を「わたしの革命」と呼び熱狂的に支持、叙事詩「150000000」を発表する。革命政府のプロパガンダポスター「ロスタの窓(ロシア電報通信社の壁詩)」の制作も数多く手掛け、広く国民に親しまれ愛された。しかし、37歳のときピストル自殺する。その理由は、官僚主義に向かう政府への絶望、恋愛事情などのもつれなどともいわれているが、はっきりとこれだということはわかっていない。そして、彼の自殺はアヴァンギャルドの運命を象徴しているといわれているが、皮肉なことに、彼の死後、スターリンがプラウダ紙に「もっともすぐれた詩人」と掲載したことにより、英雄化され、町名や広場に名前がつけられ記念像が建てられた。その生涯における20年の創作活動で、叙情詩5百数十編、叙事詩19編、詩劇7編、映画脚本9編、その他多数の評論、エッセイ、演説、前述の「ロスタの窓」ポスターなどを残した。また25年から29年にかけて、13編の児童詩を書き、子どもたちに朗読して聞かせ喜ばれた。「私は社会についての若干の最も初歩的な理解の仕方を子どもたちに教えるという目的を、自分に課しています。これはむろん、最も慎重な形式で行うわけです」と語っており、情熱と使命感をもって取り組んでいた。
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