美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2021年01月22日


都合により明日土曜日のオンラインオープンルームはお休みいたします。また次回よろしくお願いいたします。

ロシア語の絵本を翻訳しながらお話を楽しむ「クニーシカの会」(講師:ナディア・コズリナさん)を来週火曜日に開催します。テキストは「Дядя Фёдор 」新規入会お待ちしています!

(画像はソビエト時代塗り絵表紙。発行年等不明)
2021年01月21日


オナガが飛ぶのを真下から見る。きれいな形だなぁなぁと思う。でも、ここにも以前書いているけれど声は優雅ではない。よく数羽で騒ぎながら移動しておりうるさい。お馴染みの鳥だけど何故尾が長いのかは知らない。

安野光雅さんが亡くなられた。たくさんの書籍が世に出ているけれど、私にとってはこの「野の花と小人たち」(岩崎書店)が何といっても原点。

高校時代誕生日に母から贈られて、その後嬉しいことにサインをいただくことができた私にとっては特別な絵本だ。その頃、この絵本の封筒と便箋を大切に使っていたのを思い出す。

絵本を見ながら、小人になって野原で暮らしたい、みたいなことも思っていたようにも思う。今見ても少しそんな風に思わないでもない。そうしてヤマブドウの実を集めてみたいと思うわけだ。

昨秋、ある園芸店で、そのヤマブドウの鉢植えを見つけて即購入した。根底にこの絵本の世界への憧れがあることは確かだ。遥か昔に親しんでいた絵本が今でも胸の中にあることよ、としみじみ思う。ヤマブドウ、上手く育つといいのだけれど。

絵本の中の草花たち。数種類、まだ実物を見たことがないものがある。生きている間に見ることができるかなぁ。(直)
2021年01月20日


今日は大寒。
仕事スペースを整理したら結構スッキリとして、まるでこれから何かが始まるような、あるいは全てが終わってしまったような、無機質な雰囲気となり新鮮な眺め。なかなか良い感じなので現状維持を頑張りたい。

「冬はどこから」はヨシフ・ブロツキーの詩の絵本。詩の背景にはモノクロのロシアの冬の街のフォトグラフ。挿絵は1941年生まれのセルゲイ・ドレイデン。俳優が本業であるがその絵画作品も高い評価を得ている。

ドレイデンは、ブロツキーが亡くなった1996年「大理石」を上演時に作品を展示したのだが、その際にこの「冬はどこから」の詩を朗読した事が絵本が生まれるきっかけになったとある。


2016年のドレイデンのインタビュー動画を見つけた。75歳。俳優としての姿や最後の方に展示会の様子が映されこの絵本の中の絵も出てくる。
https://topspb.tv/news/2016/09/14/artist-redkoj-kategorii-sergej-drejden-otmechaet-75-letnij-yubilej/

どの絵もしばらく見入ってしまう。現実と幻想のあはひ。素敵な絵本。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/528

2021年01月19日


良いお天気だけど風とても強く寒い1日。澄み切った青空にご近所の花盛りの蝋梅が映える。その遥か上空を東へ向かう飛行機がきらり。日足が少しずつ伸びてきているのは嬉しい。

カランダーシの部屋の資料絵本から今日は「ВЕСЕЛЫЕ КАЛТИКИ楽しい絵話」1968年1月号をご紹介したい。1956年創刊の子ども向けの月刊誌だ。薄い紙をホチキスで2箇所とめてある簡素な作りで全16ページ。お父様が当時ロシアで仕事をされていたというMさんからいただいたものだ"(感謝)

ソビエト時代、ロシアではクリスマスをお祝いすることはなく(することができなかった)新年がいちばんの冬のお祝いの日。元々19世紀終わり頃からクリスマスの為に飾られていたツリーは新年のために飾られるようになる。故にこの雑誌の表紙ももみの木が象徴的に描かれている。

内容はコマ割りの漫画のようなお話や迷路、切り取って遊ぶカード、見開きの書き下ろしのお話、読者の絵、裏表紙には時計をテーマにした数え歌…と、とにかく絵を見ただけでわかるような面白くて楽しいものばかり。

この雑誌は当時検閲を受けなかった唯一の印刷物だったそうで、編集部は明るい雰囲気に満ちており、表紙にもあるように難しいことは抜きにしてーユーモアのある雑誌ーを作るために笑顔で仕事に取り組んでいたとのこと。それは読者にも伝わり支持され、子ども向けの雑誌の中で最も人気を博し、80年代初頭には950万部も発行していたという。

この雑誌はかこさとしさんも取り寄せていた。通じるところがとてもあるなぁと見るたびに実感する。(直)



2021年01月18日


土曜日はオープンルームありがとうございました!

さて、現在少しずつカランダーシの部屋の仕事をする場所の整理をしている。その流れで義母の物がまだ随分残っている棚を片付けていたら、古い羽子板、ボタンや色とりどりのミシン糸、いくつかの硯や墨などなどが出てくる。そう、そう、義母は柔らかくてきれいな文字を書いていたことよ、などと思い出したりするので捗らないことこの上なし。

「チリ・チリ・チリ・ボーム!ーロシアの民話や童謡集」には「おたんごぱん」「うさぎのいえ」「おおきなかぶ」「カマスの命令により」やタイトルのチリチリボーム!という言葉で始まる「火事」という猫の詩や「雄鶏さん、雄鶏さん」などの詩も収録されている。

絵はアナトリー・エリセーエフ。(1930年生まれ。モスクワ工科大学卒業。挿絵の仕事で多くの賞を受賞。俳優としても活動)。動物たちや人物はしゅっとしていて表情や動きが生き生きとして親近感を覚えるし、落ち着いた明るさを伝える色味も魅力。水彩の滲みを生かして柔らかい印象も。

お帽子を被ったおだんごぱん君がとてもいいな。(直)
2021年01月15日


カランダーシの土曜日午後のオープンルーム。状況が落ち着くまでオンラインのみで開催。内容は…おすすめ絵本のご紹介を始め、ご希望の絵本をじっくりご覧いただいたり、ご要望があれば、ロシア絵本の歴史を資料絵本を用いてお話させていただいたりも。予約制。個人対応。1時〜5時。よろしくお願いします!
2021年01月14日


暮れに買ったカサブランカ百合を寒い玄関に飾っている。年が明け、頑固に固かった蕾が時間をかけてひとつひとつ開いている。花は大きく美しく、濃厚で良い香りが辺りに漂っている。あと蕾は2つ。随分長い間楽しめそうだ。

どんどんと時は流れて、去年のクリスマスもお正月の記憶もだんだんと遠くなるけれど、この花が咲いている間はささやかな思い出のあれこれの余韻を楽しめそうだ。

余韻ついでに、今日はもみの木の歌をご紹介したい。何だか今更感は否めないけれどきっと親しみを感じていただける歌だ。

私が受けているロシア語のレッスンの中ではソビエト時代の幼稚園の教科書も使っているのだが、その中で今週読んだ詩が「ёлочка もみの木」。先生からこれはとても有名な歌だと教わったので動画を探してみた。
https://m.youtube.com/watch?v=5mm1hogJNt4&feature=youtu.be

1903年にライサ・クダシェワにより詩が発表され1905年にレオニード・ベックマンが曲をつけたこの歌、調べると革命や第一次世界大戦のあたりには歌われなくなったものの、1940年代にクリスマスを祝うことができないソ連政策下ではあったけれど、新年の歌として復活。その後幼稚園や学校で広く歌い続けられ、現在は、誰でも知っているクリスマスの歌として愛されているとのこと。

懐かしいようなきれいな旋律。動画は英語詩も同時に見られるものを選んだのでロシア語がわからなくてもニュアンスが伝わると思う。

歌詞を覚えて今年のクリスマスには歌えるといいな。あ、ってことは今更感ではなくて、かなりの先取り感ということになるのかな。(直)


2021年01月13日


今日は良いお天気。気温も少し上がってくれてありがたかった。今の季節、色々な鳥をよく見かける。この辺りは川もあるのでチドリの類も見かける。先日は翡翠が電線にとまっていた。カラスもいる。庭を時々歩いている。ハリネズミの置物をひっくり返すのはやめてほしいな。

セルゲイ・コズロフ作の「季節」。春から始まる四季をひとつずつ見つめてゆく絵本。ピョートル・バギンの絵は優しく幻想的にそして時には囁くように季節の繊細な表情を伝える。

ロシアは冬が長い。他の季節は駆け足で過ぎてゆくような感覚があると思う。それだけに待望の春を、煌めく夏を、憂いの秋を、心して深く愛でて過ごしているのではと思う。そうしないとあっという間に1年は過ぎ去ってしまうもの。

1年をかけて、この絵本を通してロシアの森や牧草地の生き物たちと共に季節の移ろいを静かに見つめてゆくのもきっと素敵なことだと思う。(直)

詳細 https://karandashi.ocnk.net/product/535




2021年01月12日

さ、寒い!

まずはお知らせ。NHKカルチャー横浜ランドマーク教室からオンラインの講座案内をいただいた。「絵本でまなぶロシア語」を1月24日開催とのこと。テキストは雪娘。講師はフョードロヴァ・スヴェトラーナさん。詳細はhttps://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_1220661.html

さて、先日のこと。カザフスタンでは新年のためにオリヴィエ・サラダを作ると聞いた。ソ連時代の名残りらしい。モスクワ出身のロシア語の先生もロシアでは新年やお祝いの時にはオリヴィエサラダを作るとおっしゃる。

このСалат Оливье (サラート・オリヴィエ)だが、19世紀後半にモスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフのオリヴィエ氏が作ったことからこう呼ばれている。

レシピを見るとそんなに手間がかかるようでもないので作ってみた。基本的にはジャガイモとにんじんを茹で、茹で卵やハム鶏肉などの動物性のもの(あるいは魚介類)、グリンピースや玉ねぎ、ピクルスなどを全て同じような大きさの立方体に切ってマヨネーズで和えハーブのディルを添える。というものだ。

シンプルに美味しいサラダ。ぱくぱく食べてしまった。消費量が世界イチというほどのマヨネーズ好きのロシア人にとっては嬉しいご馳走なのだと思うし、色合いもいいな。また作ろう!(直)








2021年01月08日


2021年

新しい年が始まった。
今年もロシア絵本の紹介を始めとして、
ロシア絵本の世界を皆さんと楽しんでゆけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!


さて、年末にエフゲーニー・ラチョフ氏の著作権管理者であるモスクワ在住の義理の息子さんから干支にちなんだイラストメッセージをいただきましたので今年も皆さんにご紹介!
深い森を背景に他の動物たちと一緒にダンスする牛がとても印象的。
とにもかくにも楽しそうで何より!(直)



2020年12月25日

С Рождеством!
クリスマスおめでとうございます!

カランダーシ年末年始のお休みは
12/26〜1/7。ということで今日が仕事納めとなる。残っている発送や月末のあれこれはあるけれどそれはそれとして。

今年は予期せぬ大きな状況の変化があり、思うにまかせない事も多かったようにも思うけれど、ここまで無事に日々を重ねてくることができ感謝している。

ウェブショップについてはロシアから荷物が届いていたので運営することができた事、またカランダーシからお客様への発送も滞りなく無事に行うことができたのは大変ありがたいことだった。

先の見えない日々。何よりもロシア絵本を求めてくださる方々の存在がカランダーシにとって大きな励みであったことは間違いない。このことにあらためて深く御礼申し上げたい。

オープンルームやクニーシカの会は、お休みせざるをえなかったこともあったけれど、オンラインというトビ道具にチャレンジ。これはこれで新しい展開として今後も活用してゆきたい。

さて、そのような日々の中で起こったある出来事を通して、ロシアの絵本・カランダーシとは?ということを今一度見つめ直す機会を得たことがあったことも記しておきたい。その際、私に貴重な助言や意見をくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。

大変制約の多い1年にではあったけれど、そんな中でも新しい交流があったり、学びがあったり、励まし合いがあったり、温かいものに触れることも多かったように思っている。そのひとつひとつを大切に来年も歩んでゆきたい。

本年も大変お世話になりました。
来年もまたよろしくお願いいたします。

画像はモスクワの街角で見た光景。(直)












2020年12月24日

今日下校の小学生の男の子たちが数人大声でどんぐりコロコロを歌っていた。とにかくめちゃくちゃ楽しそうだったなぁ。クリスマスイブだからかな?関係ないか。

今日はクリスマス・イブ。全世界的に大体クリスマスは同じ日だけど、ロシアではユリウス暦の1月7日がクリスマスなので私のロシア語の先生は、モスクワのご実家と今の時期話が合わないと苦笑していた。

旧約聖書と新約聖書の両方の主だった箇所が沢山のカラー挿絵と共に一冊にまとめられた「子どものための聖書物語」。小学校低学年の子どもたちのために作られており読みやすい。ロシア語学習にもおすすめしたい。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/316






2020年12月23日

スッキリとした晴天が続いている。冬場はここからでも富士山が見えることも多く、夕暮れ時のシルエットは美しい。かなり遠いけれどお山が見える景色はいいものだ。

アヴァンギャルド復刻絵本4冊。「漁師たち」(ヴヴェジエンスキー作/エルラモーエヴァ画)あとはマヤコフスキーの詩の絵本3冊「海と灯台についての私の本」(ポクロフスキー画」「動物がたくさん」(ズダニヴィッチ画)「いいことってどんなこと?わるいってことってどんなこと?」(デニソフスキー画)。

このように当時の絵本を1冊1冊独立した形で復刻させシリーズで刊行したことは素晴らしい事だ。これらの絵本のオリジナルはそれだけでも貴重だが人気絵本の初版ともなれば簡単に眺めることも手に取ることも難しい存在。

それらを本家本元ロシアの出版社がきちんとした形で後世に残すべく、オリジナルに近い形で一挙に発行してくれたおかげでこのように気軽に眺めることが出来、ありがたいことこの上ない。

もちろんオリジナルにはオリジナルのとてつもない素晴らしさがあるわけだが、それに近い形で見られるだけでも御の字だ。

と興奮気味に思うわけなのだが、以前ロシアにいる絵本事情にわりと詳しいロシア人にこのシリーズのことを伝えたが知らなかった。

なんともったいない!と思ったことだった(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/413
https://karandashi.ocnk.net/product/461
https://karandashi.ocnk.net/product/451
https://karandashi.ocnk.net/product/450
2020年12月22日

今日は今年最後のオンラインクニーシカの会を開催。「дядя Фёдор 」をコズリナ先生のご指導のもと皆さんと一緒に読み進めていった。

主人公のフョードルが知り合った猫を家で飼うか、飼わないかの父親と母親の口論は動物嫌いの母親が勝利。フョードルは猫を連れて家出をすることを決意し、決行する。まだ6歳くらいなのに。

コズリナ先生によると当時、ソ連時代は共働き家庭がスタンダードで、主婦は働いた後の家事もほぼ担っていたとの事。動物嫌いでなくても動物を飼うことに慎重になるのは当然だと思う。結局は母親が面倒をみることになることが多いからだ。

父親は楽観的に最初はフョードルに味方するが、結局はフェードアウト。身を挺してまでフョードルの為に戦おうとはしない。おそらくフョードルはこういうやり取りをもううんざりするくらい見てきたのだろう。

家出も衝動的というより、フョードルにしてみれば機が熟した感じなのかもしれない。日常の閉塞感からの脱却。この物語、アニメの人気の根拠はそんなところにもあるのだろう。

さてこの少年はここではない何処かに行き、果たして幸せになれるのだろうか。楽しみに読んでゆきたい。

月に一度ぎゅっと集中してロシアの物語を読む時間。よかったらご一緒にいかがですか?(直)


2020年12月21日

わが家のクリスマス。家族でチキンとケーキを食べるだけのことだけど、今年もそのひとときを持つ事ができたのはありがたいことだと思う。今日は冬至。柚子湯は毎年楽しみ。明日から日が長くなるのは嬉しい。

何だか機嫌が悪そうな女の子の表情が気になる「ぷんぷんアーニャ」は1984年国際アンデルセン賞作家賞を受賞したオーストリアのクリスティーネ・ネストリンガーの原作とロシアの画家エカテリーナ・シュムコワの明るく現代的なセンスの挿絵のコラボレーションがとても魅力的な1冊だ。

アーニャはとにかく怒りっぽく、怒ると髪の毛がハリネズミの針のように逆立ち、地団駄を踏み周りへも攻撃的になり手に負えない状態に…。でも彼女のおじいさんが持ってきてくれたある物により良い方向にお話が展開してゆく。

アーニャは子どもで自分の感情をどうしていいのかわからない。いやいや大人だって誰だってイライラやぷんぷんという感情に振り回されることはあるはずだ。これではよくないと思い、気分転換をしたり、アンガーマネージメントを学んだり、ということもあるかもしれない。

感情という人間の内面を見つめた絵本。怒りにまかせてへの字になっていたアーニャの口角が最後に上がって優しい顔になっていてホッとする。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/534
2020年12月18日

【年末年始お知らせ】
カランダーシは12月26日〜1月7日の間お休みいたします。お休み中も絵本のご注文はWebショップで自動受付しています。発送はお休み明けとなりますが是非ご利用ください。オープンルームは1月15日からを予定(状況によっては変更あり)

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ロシア民話スネグラーチカ…ゆきむすめの絵本たち。邦訳版は佐藤忠良画、内田莉莎子再話(福音館書店刊)。淡いサーモンピンクの背景に儚げな表情のスネグラーチ力が美しい表紙の絵本はソビエト時代のカランダーシ資料絵本。イリーナ・カザコフ画、1972年刊。

青い表紙はマリーナ・ウスペンスカヤ画でおじいさんとおばあさんがとても心配そうにしている姿が切ない。邦訳版はやはりおじいさんとおばあさんとスネグラーチカの構図だけど、こちらは雪で女の子を作っている最中。おばあさんの嬉しそうな眼差しが温かい。

この女の子の形をした雪像の表現は邦訳絵本のみの表現だ。他のロシアの絵本2冊には出てこない。もしかするとこれは佐藤忠良氏が彫刻家であることと関係しているのではなかろうか。そんなふうに思ったりしている。

以前にも書いたが、私のロシア語の先生は、スネグラーチカは溶けて空に帰ってもまた雪となって戻ってくると考えていると言っていた。なるほどである。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/400
2020年12月17日


来年の手帳を使いはじめている。手帳はもう一冊のフリーノートと一緒に革製のカバーに入れて使っている。そのカバーが随分とボロボロになって残念だけどさすがに買い替えを考えているところ。本当は同じ物が欲しいのだけどもう作ってない。良い物が見つかるといいのだけど。

ヴァスネツオフ画ロシア民話「猫と鶏と狐」は人気の絵本。仲良く暮らす猫とニワトリ。ニワトリがキツネに騙されて連れ去られそうになる度に奪い返す猫。でも、絶望的に危機意識の薄いニワトリはとうとう…というお話。

キツネは狡猾だ。口が上手くてそしてしつこい。諦めない。動物民話は人間社会を投影しているので、考えさせられるところはある。表紙のニワトリは助けを求めて鳴いているが後の祭りだ。

キツネは耳を伏せ、ニワトリをしっかりと抱き脇目もふらない。緊迫の場面だけど山の配し方や大きな星の存在、可憐なピンクのスカートなどを印象的に描くことなどから、独特の滑稽さもある不思議な世界観を提示している。素晴らしいなぁ。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/134
2020年12月16日

今朝の冷え込みでベコニアがくったりしてしまった。寒くなってきたし空気が乾いてるなぁ。今朝情報番組で湿度が一番低い都道府県ランキングみたいなのをやっていて東京が1番だった。湿度の低さ…それで良い事って何かあるのかな。

「花籠絵本…お庭では」はウラジーミル・ステパノフの詩に、ナタリア・カザークが描く花籠いっぱいの早春から始まる季節のお庭の花や果実の挿絵が9場面。壁に掛けても楽しめる絵本。

まずは水仙とヒヤシンスから始まり、ヒナギクやカラコーリチク、チューリップ、バラ、スイトピー、そして野苺!アンズやベリー、りんご、さくらんぼ、ローズヒップ、桃や梨.などなどが籠から溢れんばかりに描かれており豊潤な香りがしてきそうな眺め。

ステパノフは1949年生まれ。父親が花の栽培をしていたということで季節の花々の中で育ち自然をとても大切に思っている詩人だ。また挿絵のカザークは40年に渡りずっと植物を写実的に魅力的なに描き続けてきた画家であり、花や果実の特徴をとらえ、光を差し、自然のなかで育まれた瑞々しさを伝えている。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/533




2020年12月15日

「ほっぺ、ほっぺ、ふたつの袋」(ミハイル・ヤスノフ詩/ ガリーナ・レヴレンコ画)。タイトルは絵本のなかに収録されているシマリスの数え歌の中の一節。この絵本の中には色々な数え歌、韻を踏みリズムに乗り調子よく唱えられる詩がたくさん。

ヤスノフは1946年に生まれだが今年10月27日にサンクトペテルブルクで亡くなっているようだ。1979年から子どものための創作を始め、それ以来何十冊もの著書を世に送り出し名誉ある賞をいくつも受賞したこのジャンルでは有名な詩人の1人。

レヴレンコは1951年生まれ。この画本では暖色を活かし、ちょっと不思議な世界観を明るく表現している。

小学校時代、友だちの家でシマリスを飼っていて、遊びに行ってリスを見せてもらうのが楽しみだった。今考えるとかなり立派な小屋で飼っていたように思うのだけどあれは特注品だったのかな。窓枠にピッタリのサイズで部屋の中から眺められるようになっていた。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/532
2020年12月14日

ご近所にオープンしたタルトの専門店はこの土日大盛況だったらしい。ここはひとまず様子を見てもうちょっと落ち着いたころに行ってみようと思っている。

我が家のピアノ。そういえば随分誰も弾いていない。懇意にしていた調律師さんが具合を悪くされて以降調律もしていないしかわいそうな状態だ。子どもたちが毎日弾いていた頃か懐かしい。

再々?入荷のグランドピアノ型の素敵な絵本。「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ」(ガローホフ文/ガラーニン画)。ツグミ先生がドレミの頭文字を持つ生き物たちに音楽を教える。くま君は吠えてしまってみんなを気絶させてしまったり先生も中々大変そうだ。

主役は音階なのでもちろん目立つように描かれているけれど堅苦しい教養絵本では全然ない。あくまでも楽しみながら、音階、そして生き物の名前を知ることができる内容。

綺麗な色、シンプルだけど温もりのあるフォルムの動物たちには複雑な模様が描き込まれているのが印象的。各ページに大きく登場する樹木のデザインはリズム感を感じさせる表現で音を奏でる楽しさを伝えるようだ(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/469
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