おすすめロシア絵本コーナー
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ロシア絵本的日常【ダイアリー】
9/4 何のその
 今年もススキの穂が出てきました。出てきたばかりの若い穂は細くて頼りなくて、それもまた美しいなぁと眺めています。
 庭にポット苗から育てて大きくなった月桂樹があります。シチューやカレーの時に葉っぱを摘んできて入れたりしているのですが、つい最近白湯に入れて飲むと血流に良いと知りました。効果のほどはわかりませんが、アロマ効果にも期待して朝の一杯をしばらく続けてみようと思います。
先週、クニーシカの会があり、コズリナ先生のご指導のもと『Серебряное Копыце』を読み進めました。感謝。主人公のダリョンカはお爺さんと森の冬の小屋に行くことになり、2人は準備を始めます。お爺さんはСухари (辞書には乾パンとあります)を荷物として橇に積みます。コズリナ先生からそれがどんな物なのか教えていただきました。
 日本で乾パンと言うと防災用の硬いビスケットを思い起こしますが、この場合の乾パンは普通のパンを薄くスライスして乾かしたラスクみたいな物のことを指すと言うことでした。後日私のロシア語の先生にお聞きしたら、黒パンを賽の目に切って乾かし、オーブンで軽く焼いてお塩を振ったお母様の作る乾パンが大好きだったとのこと、確かに美味しそうです。
 そしてダリョンカは布を広げて自分の荷物をまとめて縛ります。この包みのことを
Узелок と言い、ロシアでも昔は日本の風呂敷のように四角い布に何かを入れて結んだものを作って出かけたりしていたそうですが、それで思い出すのは『霧の中のハリネズミ』でしょうか。
 さて、2人が出かけるにあたり、猫のムリョンカは家に置いていかれることになりますが、こっそりと着いてきてしまいます。途中犬たちに吠えられても何のその、とても行動力のある猫だと感心です。

 ロシア絵本を紹介しています。その中の『スーザンと蛾』という絵本は、フランスの児童詩をコナシェーヴィチの繊細でフェミニンな魅力溢れる挿絵が彩っています。
 「スーザンと蛾」という詩では、学校へいく少女が頭上の蛾に話しかけます。この少女はバラの模様のバックと多分お弁当が入った小ぶりのバスケットを持っています。道端には色とりどりの花が咲いていて、少年の姿に美しい羽根が生えたように描かれている蛾の髪はブロンドです。小指の先まで神経の行き届いた優美な表現に注目です。
 「魚」という詩では、水中の魚たちのまるで人間のような暮らしぶりがユーモアたっぷりに描かれていて見飽きません。おしゃれをした奥様から自転車に乗る子どもたちまで賑やかです。水中で洗濯物を干しているという何ともシュールなおかしさに拍手です。
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◆ご案内&お知らせ◆
*カランダーシとはロシア語で「鉛筆」という意味です。音の響きが好きなことと素朴でアナログなところが絵本の世界と通じるのではないか…と思って店名にしました。
*карандаш(カランダーシ)オープンルーム以外の土日祝日休み。ご注文は自動受付。
お問い合わせ先:メール=lucas705karandashi(a)gmail.com.((a)は@に変換願います)電話=03-3399-4137(FAXも)
*群像社友の会会紙『群』に「ロシア絵本と共に カランダーシの10 年』を執筆しました。
*板橋区立中央図書館ボローニャ子ども絵本館の外国語お話会にてロシアのお話をしています。
*公益財団法人・国際文化フォーラム「ときめき取材記」https://www.tjf.or.jp/tokimeki/に東京女子大学留学生からのインタビュー記事掲載。
*出版部門サイトhttp://karandashi.jp
*ブログ「ロシア絵本的日常」http://lucas705karandashi.blogspot.jp/2016/10/blog-post.html
*Dear overseas cusutomers=http://karandashi.ocnk.net/page/6
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