ロシアの絵本　карандаш(カランダーシ）

東京子ども図書館のカレンダーを今年も販売します！クロネコDM便で送料82円。

毎年好評の東京子ども図書館・絵本の歴史カレンダー、2016年はクライドルフ！月毎に原文と和訳、解説、ポストカード２枚（切り抜き）もついていています！
年末のプレゼント、ご挨拶にも！

《内容》
B５版・リング壁掛け仕様・厚マット紙仕上げ・各月１枚の挿絵と巻頭とポストカードページ付き


申し訳ありません。ロシアの作家ではありません。ただ、店主が大変好きな作家ということで販売させていただくことになりました。クライドルフは年齢的にはビリービンの13歳年上。ビリービンがユーゲントシュテイルの影響を受けたドイツ留学時、スイス出身のクライドルフもドイツで活動していましたので、すれ違ったことことがあるかもしれない、と想像するのは楽しいことです。同じユーゲントシュテイルの影響を受けながら、ビリービンはロシア民族的なもの、クライドルフは自然の草花虫の世界の表現にそれぞれ才能を発揮します。2人の作品を見較べるのも面白いかもしれません。

「アルプスの花物語」について
2012年スイスの絵本画家エルンスト・クライドルフ展目録（bunkamura刊）より抜粋
草花を自由に擬人化することで、自然の本質的なものを描き出そうとするクライドルフの作品のひとつ。…アルプスの野に咲く高山植物の世界を、その植物の特徴や花にまつわる神話から想を得た18の場面で描きだしている。外面的な描写にとどまらず、花の個性や感情を表現することで、自然に対する共感の気持ちを持ち、自然と一体化しようとするクライドルフの姿勢がよく表れている。