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7/10 漁師と魚のお話(金の魚)
2018年07月10日
ビリービンの絵本は手を変え品を変えたくさん復刻発行されているが、この絵本は印刷の色も落ち着いていて端正なイメージだ。
この絵本の見どころのひとつにロシアの伝統的な木造建築や民族衣装というのがあると思うのだが、丸太でできた家からお城にいたる建築様式やおばあさんの衣装が豪華になってゆくのをじっくり見るのは興味深い。一方、おじいさんは最初から最後まで同じ衣装で白樺の靴を履いている。きちんと紐を巻き上げて縛っている履き方から律儀さ、真面目さが伝わってくるようだ。
さて、今、金の魚に望みを叶えてあげようと言われたらどうするだろうと考えてみる。でもすぐに私個人の望みなんてどうてもよいとニュースを見ながら思う。(直)
漁師と魚のお話 (金の魚) http://karandashi.ocnk.net/product/288