ロシアの絵本　карандаш(カランダーシ）

小さな主人公を思わず応援したくなるふたつのお話

40ページ　オールカラー　ペーパーバック　215×285

デフテリョーフが描くふたつのお話
親指姫はアンデルセンのよく知られたお話ですが、優しい色使いの自然描写や長い髪をなびかせたお姫様など新しい印象です。そのお姫様は愛らしく思わず応援したくなるのではないでしょうか。
親指小僧はシャルル・ペローのお話。貧しい親に捨てられるも兄弟で一番小さな末っ子の親指小僧が大活躍して戻ってくるというお話。抑えた色遣いで緊張感が伝わってきますが、その中でひとり赤い色のズボンをはいた親指小僧が生き生き描かれており目が離せません。顔の表情も豊かでひきつけられます。