美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2018年11月
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2018年11月11日

今日はお天気もよく気温も上がり、過ごしやすすい1日だった。オープンルームにはご近所のIさんがいらした。「セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと」を購入しに来てくださったのだ。明日、保育をされているお知り合いに会われる、とのことで、その方にこの絵本を贈りたいと2冊お求めになられた。この絵本が何かしら保育の現場でお役に立つことがあればとても嬉しいことだ。お役にたてますように!と思う。
またそういうふうに考えてくださったのはIさんだ。本当にありがたいことだと思う。
今日でコズリナさんのサイン本は全部旅立っていった。感謝。送料無料キャンペーンはしばらく継続する予定だ。画像はソビエト時代の絵本で「秋のお話」(ディアダローフ画)。秋らしい色合いの表紙だ。(直)
2018年11月09日

画像はYさんが作ったオラードゥシキ。オラードゥシキとは、ロシアの色々あるパンケーキの中のひとつの名前。「セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと」の中で作り方を紹介している。とても簡単にできるので、ぜひ作ってみてほしいのだが、今日、かつての同僚で今は2才の男の子のママであるYさんからチャレンジの嬉しい報告があった。Instagramにも上げてくださっていて詳しいレポートも書いてくださっている。お子さんと一緒に作って食べてくださったようでそれもとても嬉しい。
このパンケーキは作っていただくとわかるのだけど、フワフワのあまーいスウィーツ系のものとは一線を画している。Yさんは「ふつうのよりももっちりしていて、味も深みがあって美味しい」と感じてくださったようで、「これから自分でパンケーキを作るときにはもうこれでいこう‼︎そのぐらい好き」と書いてくださっている。また、ジャムやハチミツなどと一緒に食べるのもいいけれど、「ぬるチーズ」(栃木県南ヶ丘牧場産)というのがあってそれがすごく合う!という紹介もしてくださっている。なるほど〜。チーズは合いそうだ。
ちょっと久しぶりに私も作りたくなった。報告に感謝!
さてさて、明日はオープンルーム。良いお天気になりそうだ。どなたでもお気軽にどうぞ。(直)
2018年11月08日

「セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと」には、マタンカちゃんという布人形の作り方が出てくる。
このお人形は昔、農家の女のひとたちがお守りのために余り布などで作っていたお人形。針を使うのは1度だけ。基本糸で縛って作れるお人形だ。興味のある方はぜひ作ってみてほしい。
このマタンカちゃん、絵本を見て作れるのだが、オープンルームの時にはレクチャー可能なのでよろしかったらどうぞ。それから、ロシアの書店で見つけてきたマタンカちゃんの資料本なども面白いのでご覧いただければと思っている。
また、実はユーラシアフェスタや八王子のマーケットでは、新刊事前キャンペーンとして、刺繍糸さえあればすぐに作れるマタンカちゃんキットを作成して販売した(画像)。こちらはサイトにも近々にアップ予定だ。(直)

2018年11月07日

秋だ、秋だと思っていたら、もう立冬。山茶花も咲き出した。今年は高いところの枝から咲いている。去年は日陰の低い枝から咲き始めた。と思う。どんな加減で咲く順番が決まるのだろう。小柚子も色付き始めたし、喪中ハガキも届き始めている。足元をカサカサと加速して時が通り過ぎていく感じがする季節。やるべきことをコツコツやっていかねば。
さて、昨日サモワールのことを書いたのだが、その際に触れたベルニサージのサモワールのお店の画像をアップした。許可はいただいた。何人分のお湯を沸かすんだろうというような大きなものもや金色のピカピカのものまで、見ているだけで楽しかった。色々並んでいるけれど実際に使えるのかどうかはまた別の話だろうと思うのだけどどうだったのだろう。もし、大きな大きなサモワールたちが再びたっぷりお湯を沸かすことがあるのなら、その様子を見てみたいものだ。
お店には逆に小さな小さなおままごとのようなサモワールもあった。
時間があればもっともっと居たい場所だった。(直)



2018年11月06日

カランダーシのサモワール。このところ毎週オープンルームの時に大活躍している。簡単にいうとお湯を沸かして注ぐという電気ポットと同じ働きをするものだし、電気ポットの方が効率的な道具だと思うのだけど、これがあるとちょっと昔のロシアのお茶の時間が体験できるので「何だか楽しい」。
サモワールのことをもっと知りたいというのはあって、ロシアのベルニサージの市場でもサモワールのお店を覗いてみたりした。とても大きなものもあったし、形も様々で興味深く面白かった。
画像は今年の5月に開催されていたソビエト・エキスポにるばんばんするかいしゃさんが出されていたサモワールの本。修理して以来サモワールにすごく親しみを感じている夫が即買いした。芸術品のようなものや、薬缶のような形をしたものなど様々なサモワールが登場する見応えのある1冊だ。
サモワールのお茶のお供にご覧いただくのも一興かもしれない。オープンルームの時に是非。(直)
2018年11月05日

外に出たら小糠雨。近くの書店まで「セリョージャとあそぼう!」の納品へ。ご近所の方が注文をしてくださったらしい。ありがたいことだ。
少しずつ絵本を手に取った方々から感想などいただいている。面白がっていただいている声を聞くと嬉しいし、実際に中に載っている遊びで遊んでみようと思う、という声をお聞きするとしみじみとありがたいことだと思う。
個人的な話になるが、この絵本、高齢でもうあまり色々なものへの興味がなくなっている父が珍しく関心を示したと言って母が電話をかけてきた。
誰かに届けたくて、出版をしているわけだけれど、どんな誰かに届いているのかは大方はわからない。どういう方法で手に取ってくださっているのかも。
その誰かに、見つけてくださったこと、手にとってくださったことの感謝の気持ちをお伝えしたいと思っている。(直)

2018年11月04日

昨日Sさんから見せていただいたベラルーシの子どもの本を紹介したい。普段中々見ることがないので興味深く見させていただいた。タイトルは「お話(の世界)へようこそ」。たくさんのお話が1冊にまとまっている。Sさんは元々はそれぞれ独立した薄い絵本だったものをまとめたものなのではと見立てていらっしゃったがそうかもしれない。画家も複数。「おおきなかぶ」「うさぎのいえ」「ねことおんどりときつね」「さんびきのくま」「7ひきの子ヤギ」などおなじみのお話や、「ブレーメンの音楽隊」なども入っている。ほとんどが、森や村を舞台にした動物たちや農民たちの昔話で、農民は民族衣装をつけて白樺の靴をはいている。ベラルーシ固有のお話かなと思われるお話もあったが、そういうことに関しての記載などはなかった。
この本は2017年刊。わりと新しいものだ。これ1冊では何とも言えないけれど、これらの昔話が今でもベラルーシの子どもに親しまれているとのひとつの感触を得たように思う。
知っているお話が、基本内容は変わらずに国や地方、または画家の表現などで少しずつ「味付け?」が変わっていくのは興味深い。同じお話でも挿絵で着ている民族衣装が違ってきたりはもちろんだが、今回「さんびきのくま」の豪華なスープの挿絵を見てその具材の豊富さに驚いた。個人的にさんびきのくまのこのお椀の中身については結構こだわりがあり、以前ブログ「ロシア絵本的日常」の中でも書かせていただいているのだが、ここまでお椀の中身がはっきりと大きく描かれている挿絵は初めて見た。きのこ、玉ねぎ、人参、お豆が確認できる。それこそどんな味付けなのだろう。わ湯気にも勢いがあるし美味しそうだ。(直)
2018年11月03日

オープンルームありがとうございました。
今日は文化の日。だからというわけではないのだろうが、期せずして今日はロシア圏文化、特に美術に触れられて嬉しい1日だった。
世界のアーティストに直接依頼して版画を集めていらっしゃるSさん。今注目のアーティストについて伺ったり、画像を見せていただいたり。また、ベラルーシの絵本を持ってきてくださったので見せていただいたり、とても勉強になったし、視野を広げていただいた。ベラルーシのオルガ・クルペンコバさんというアーティストの素敵な人魚姫のリトグラフをありがたくも頂戴したので大切に額に入れて飾らせていただこうと思っている。
またもうひとりのSさんは、八王子の東京富士美術館で開催中の「ロシア絵画の至宝展」に行った帰りに寄ってくださったので、図録を見せていただきながら美術展のお話をうかがったり、ロシア絵本についても絡めながらのロシアアート談義をたっぷり。お土産にレーピンのサトコの美しいクリアファイルをいただいたので活用させていただこうと思う。
このところ外出ままならず、美術館などアートなお出かけももちろんさっぱりできなかったが、こうやってどっぷり美術にちなんだ時間を過ごさせていただけて本当にありがたいと泣けてきた。
東京富士美術館へは、何としても行かねばと思った。ベラルーシの絵本はまた明日紹介したい。(直)
2018年11月02日

ナディア・コズリナさんは、「セリョージャとあそぼう!ロシアのこどものあそびとうたと」の画家でもあるが、内容の文章や訳文まで手がけていただいている。
ロシアの子どもの遊びやわらべ歌のことは以前から関心があり、コズリナさんに以前からお話を聞いたりしていたが、最初は全然絵本になる予定はなくて、ワークショップをやりましょうか、などの話などしていた。でも、こうして1冊の絵本になったのは結果としてよかったと思う。
私は、コズリナさんが善福寺でソビエトアートの連続講義をされているのを聴きにいった時に初めてお会いした。この講義は本郷のミッテの渡辺さんから教えていただいた。とにかくロシア絵本を知りたい、学びたい私にとってコズリナさんはそれ以来師匠のような存在で、時々時間を作っていただいて色々な事を教えていただいている。
そして、絵本を作るにあたっては、今度はアーティストとしてのコズリナさんとお付き合いをさせていただいたわけだ。

そして今、このように無事に絵本を発行することができ、とにかくとてもとても感謝している。(直)

明日はオープンルーム。コズリナさんのロシア語サイン入り絵本も販売。
2018年11月01日

月が変わったので10月のカレンダーをビリビリ。カレンダーのしっかりした紙質の真っ白な裏紙を見ると、昔だったら子どもたちが絵を描いただろうに、と思う。私自身も子どもだったら、この裏紙は欲しかったと思う。
画像はサンクトペテルブルクの本&文房具のお店から持ち帰ってきたスケッチブックのようなノート。絵のためのアルバムと書いてある。表紙のニット模様に魅かれた。中は画用紙ではなく40ページの真っ白い少し厚めの上質紙のような紙。もちろん絵を描いてもいいし、詩を書いてもいいし、お料理のレシピや、人生の構想なんてものを書いたり、描いたりするのもいいかもしれない。横開きのこの形は絵本も連想させる。大人の自由帳として使ってみてはいかがだろうか。
表紙の白熊や雪模様が、中のページの白さと響き合っている。一冊の白い世界。贈り物にも。(直)
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