美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2024年04月28日


カランダーシは4/29から5/6までお休みします。ご注文は自動で受け付けています。発送は5/7日以降になります。よろしくお願いします。

窓を開けるとジャスミンの香りが入ってきます。今年もあれやこれやが生い茂ってきた庭はすでに緑溢れる初夏の様相。薔薇の中ではアンネの薔薇が今年も一番乗りで咲き出しました。

木曜日はコズリナ先生のご指導のもと、クニーシカの会がありました。テキストは『Сказка про мама』です。今回は水の怪物が登場するお話でした。とても強いママが行方不明になった夫と子どもたちを探しに行くと皆を飲み込んだ大きな水の怪物と出会います。その怪物にママは「腐った(オンボロの)ニシンめ」と言い放ちますが…というお話です。

この怪物はニシンと言われた事で腹をたてます。ロシアではニシンは安いありふれた大衆魚であり侮辱の言葉になるということを先生から教わりました。大胆にテキスタイルデザインを生かした挿絵も魅力の奇想天外なお話の続きはまた来月。今回のテキストは面白くてツッコミどころもたくさんで楽しいです。クニーシカの会では参加者募集しています。ぜひご一緒しましょう!

ニシンといえば先日吉祥寺カフェロシアさんで毛皮のコートを着たニシンをいただいたばかりです。このニシン、ビーツ、ジャガイモ、ゆで卵、玉ねぎのミルフィーユ状のサラダが私は大好きです(直)


2024年04月21日


今回ご紹介するミトゥーリチ挿絵の『日本昔話』はモスクワの国際こども図書館に行った時にも見かけて以来気になっていました。現地の人からは有名な本だと聞きましたが日本ではあまり知られていないのではないでしょうか。

ミトゥーリチは1925年生まれの挿絵画家です。親日家で66年に初めて来日し数年後には2年ほど北海道に滞在して集中して創作活動を行いました。その後も4回来日しています。2005年には文化交流の架け橋としての功績により旭日賞を受賞し2008年に亡くなりました。

『日本昔話』は当初10万部発行されるほどでした。翻訳はH・フェリードマン。編集にマルシャークが携わっていることは特筆すべきことでしょう。

水墨画を想起させるような表現で描く日本の昔話は当時のロシアの人たちの心にどのように届いたのでしょうか。興味深いです。

庭の春の花のリレーが続いています。ハナニラは終わりシラーが咲き出しました。もうすぐシランが咲き始めます。

長い間洗濯物を干すスペースとして使っていた場所を整理しました。放っておくとフキとドクダミの楽園になってしまうのであれこれ考えてグランドカバーを中心にした手のかからない庭作りを2年前くらいから始めています。

ほぼプライベートゾーンですし、コストがかからない、手間がかからない、をモットーに四季を感じる野原に近いイメージで作っている庭です。花壇は作らずに色的なポイントで季節の花苗を植えたり。

グランドカバーも相性の良し悪しがあるようでまだまだ試行錯誤中ですが、だんだんいい感じになってきて嬉しいです(直)


2024年04月14日


ソメイヨシノは終わりましたが、まだまだ綺麗に咲いている桜たち。春爛漫です。

先日、わらべうたや絵本を伝える活動をされていることこさん(@KOTOKO_24・Instagram)が八王子のcafe rinさんさんで行った「ことこさんの本棚」というおはなし会でカランダーシの『わいわいきのこのおいわいかい』を紹介してくださいました。感謝。

カラフルというテーマで7冊の絵本を選びお話をされたとのこと。『わいわいきのこのおいわいかい』をこの中に選んでくださったのは、「きのこのキャラがたっていて設定もかなり面白いからもっと知ってもらいたいとの想い」とことこさんのInstagramの言葉にありました。本当に嬉しくありがたいことです。

廊下にあった本棚を移動しなければならなくなったので中の本を全部出したら、もう何年越しかで探しても見つからなかった本が見つかりました。

その本は昔西荻窪にあった颯爽堂書店さんでかけてもらったオレンジ色のカバーをしていたはずなのですが、どこかのタイミングで外したようでオリジナルの白い表紙の状態で見つかりました。せっかく見つかった本ですがオレンジのカバーがないと何だかピンとこない不思議な感じです。鮮やかなオレンジ色のカバーと颯爽堂さんが懐かしいです。

西荻で懐かしいといえば、閉店した時かなりがっかりした無国籍料理レストランTSUTAYAさんが調布で営業していることを知り家族で行ってきました。実際には暖簾分けをしたお店だとのことですが、当時の西荻のお店と同じデザインの食器や看板を使っていてお料理のお味も懐かしく、感慨深いひとときを過ごしました。

新しい絵本を紹介したしています。よろしくお願いします。


2024年04月07日



今、庭では今年もハナニラがたくさん咲いています。優しい水色の花はとても可憐です。人によってはこの植物は雑草扱いなのかもしれませんが私は大切にしています。この花が咲くと春が来たなぁと実感します。

外出先でとても美味しいフルーツサンドをいただきました。昔は全然食指が動かなかったのですが最近は機会があればいただくようになりました。こちらはお皿の模様も華やかで見てるだけでも楽しい気分になりました。でもちょっと食べ過ぎですね。反省です。

新しい絵本を紹介しています。ラチョフ画の『ロシア昔話集』はお馴染みのお話も収録されていますが、今までカランダーシで取り扱った本には入ってこなかったお話も収録されており興味深い内容です。

『さんびきのくま』はパノラマ絵本です。きのこ、ベリー、矢車菊が描かれている森の描写にロシアの夏を感じます。くまさんたちがホフロマの食器を使っていますしペチカもホフロマ模様で素敵です。(直)

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