美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年1月
ダイアリー:27
2017年01月31日

昨日は暖かったけれど、今日は冬に戻った。気温差10度だそうだ。そうはいってももう1月も終わる。日脚はのびている。春に近付いている。昨日も書いたが、絵本『うさぎのいえ』で氷の家に住んでいたキツネは春の到来により家が溶けてしまう。溶けるといえばもうひとつ、このダイアリーでも随分前に紹介したと思うのだが、ロシアのお話で有名なのが『ゆきむすめ』だ。おじいさんとおばあさんが文字通り雪で娘を作るお話。最後には想像通りの悲しい結末を迎える。河や湖が凍り、雪が降り積もることも大変な自然現象だけど、「溶ける」こともかなりな変化だ。私のロシア語の先生からはロシアのその「溶ける」話を何度か聞いた。それは水が溢れ、街が汚れる季節。本格的に春といえる前に必ず経験する「溶ける」季節の存在。形あるものが流れ、やがて蒸発してゆく季節のめぐり。そのことを反映している前述の2冊のような本を読んだ時、ロシアや雪の多い場所に暮らす人々は雪の少ない場所に暮らす私とはまた違った情感で受け止めるのだろうと想像している。
「ゆきむすめ」は溶ける宿命の生命。福音館書店の佐藤忠良画の『ゆきむすめ』は表紙のゆきむすめの白い笑顔が胸にせまります。カランダーシでも扱います。(直)

「ゆきむすめ」http://karandashi.ocnk.net/product/167

2017年01月30日

あれから再び西荻窪のモイスエンさんにうかがい、ウインドウに『うさぎのいえ』を飾っていただいていることについてお礼と喜びを伝え、少しお話をしました。今年はトリ年なので飾ってくださっているのだそう。そう、表紙には主人公のうさぎと一緒にとても立派な雄鶏の姿が描かれています。頑丈そうなブーツもはいていて鎌をかついでいます。胸を張り堂々とした姿はとてもカッコいいのです。それにしてもトリ年ということで選んでいただけて何と光栄なことでしょう。あらためて嬉しく思いました。それに、実はこのお話、氷で作った家がとけ出す春のころのお話。ちょうど今くらいからは季節的にもぴったりです。
さて、モイスエンさんでは紅玉のタルトとバナナケーキを買って家族でいただきました。一口いただいたとたん思わず顔がほころんだのは言うまでもありません。(直)



『うさぎのいえ』http://karandashi.ocnk.net/product/36
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2017年01月29日

カランダーシ出版絵本『うさぎのいえ』については、1月中に去年の売上部数をまとめる作業をして、ロシアの著作権代理人に報告して、それから著作権料を支払う運びとなる。『うさぎのいえ』は2013年に発行したのでこういうことをするのは4回目となる。売上部数はやはり発行年が一番多い。そしてその数は減ってきていたわけなのだが、2016年は違った。2015年を上回った。とてもありがたいことと思う。大層ありがたいことだ。そしてとても嬉しい。ありがとうございます。今年も、そしてこれかもよろしくお願いします。(直)


うさぎのいえhttp://karandashi.ocnk.net/product/36
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2017年01月28日

カランダーシでは3月18日土曜日にマトリョーシカ教室を開催することになりました。この場所で何かできないかなと考えていましたが、楽しい企画が決まりました。講師はロシアの男性の方で正統派セミョーノフスタイルのマトリョーシカの絵付けを教えてくださいます。道具などは不要です。お気軽に参加ください。詳細は追ってお知らせします。よろしくお願いします。
今日は暖かいですね。日脚も伸びてきてますね。春は近い。カランダーシは6時までオープンルームしています。こちらもよろしくお願いします。(直)


マトリョーシカキーホルダーhttp://karandashi.ocnk.net/product-list/10
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2017年01月27日

『ふたりはともだち』(文化出版局)を最初に読んだのはいつだろう。かえるくんとがまくんのやりとりはいつも胸の奥の畑を優しく耕してくれる。アーノルド・ローベルはこのかえるくんシリーズなどで有名だが、多くの作品を手掛けておりコルデット賞も受賞しているアメリカの画家だ。日本でもとても人気があると思う。そのアーノルド・ローベルがロシアの昔話の挿絵を描いていて、しかも日本で翻訳されて出版されているというのを知ったのは最近のこと。『まるごとごくり!』(大日本図書)だ。子どものいないおじいさんとおばあさんが土をこね、焼いて土偶を作るのだがその土偶がカオナシのように何でも食べてしまって…というお話は昔話特有の繰り返しも楽しく、ちゃんとした結末もあり展開もダイナミックで面白い。アーノルド・ローベルの描く土偶の造形はそれこそ不気味で”人を食ったような”不遜な雰囲気だけどその丸いフォルムはどこか滑稽さも醸し出していて一度見たら忘れられないインパクト。なかなか見応え、読み応えのある1冊だと思う。子どもにはもちろん、欲深な?大人にもおすすめしたい。
一週間があっという間に過ぎて行く。もう1月もあと少し。1日を丁寧に過ごしたい。(直)

「まるごとごくり」http://karandashi.ocnk.net/product/162
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2017年01月26日

昨日、葉書をいただいた。先日私が出したお知らせの葉書へのお返事で、絵本の感想と小さなかわいらしいイラストが書き添えられていた。まあ、ご丁寧にと恐縮するとともにとても嬉しかった。裏は美しい絵画。しばし見とれた。
2年前亡くなった義母の遺品の中にはたくさんの便箋や葉書などのストックがあった。いつか使おうと思って楽しみに集めていたのだろう。実際よくお便りや葉書を出していたように思う。出番待ちのまま残されたそれらを見ながら達筆だった義母を偲んだ。
私自身は展覧会や作品展などでポストカードをよく買う。雑貨屋さんや書店でも、ポストカードがあれば見て買ってしまうことが多い。誰かに出すというより好きな絵柄や写真を集めている気分の方が強いように思う。いつのまにか、それこそ結構なストックだ。これからは、筆まめ宣言はできないけれど、お便りを書くことを増やそうかなと思う。
このところ晴天続きで乾燥注意だ。知らない猫が朝から庭をウロウロしていた。猫の恋の季節だと思われ。(直)

カランダーシではお買い上げの方にロシア観光ポストカードを差し上げています。
カランダーシのポストカードhttp://karandashi.ocnk.net/product-list/8
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2017年01月25日

少年って一体何歳までをいうのだろう。セミョーン君はロシアの少年。母親に甘えたりもしながら、子どもから大人へのステップを登っている。本人はそんな自覚もないだろうけれど、何気ないようにみえる日常だって、確実に未来へ向かっている時間の流れの中にある。成長は嬉しいことだけど、ちょっと切ない、なんてこと言うのは大人の感傷。今を生きるセミョーン君の笑顔は尊い。たくさん遊んで、たくさん学んで、たくさん甘えて、たくさんきのこをとって、健やかに将来へと歩んでいってほしいと思う。この写真絵本は「世界のともだち」というシリーズの中の1冊。他の国の絵本も見てみたい。世界を知るために。(直)

『セミョーン北の国の夏休み』(偕成社)http://karandashi.ocnk.net/product/159
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2017年01月24日

『おとぎの国、ロシアのかわいい本』(ピエ・ブックス)この本を初めて購入したのは吉祥寺のパルコブックセンターだった。それから何冊か買ってプレゼントにしたりもした。著者の小我野さんはロシア民芸品の著作もあり、奈良で「マールイ・ミール」というロシア雑貨のお店を出されている。昨年は「マツコの知らない世界」のマトリョーシカの回に出演されていた。残念ながらお会いしたことはないのだが、カランダーシの出版絵本を取り扱ってくださっていて大変お世話になっている。『おとぎの国-』を最初に読んだ時、まさか自分が仕事でロシア絵本に関わり、小我野さんとやりとりをすることになるなんて思ってもいなかった。人生はわからない。この本の素敵なところは1冊1冊への小我野さんの愛情が伝わってくるところ。大切にしている箱の中を見せてもらっているような気持ちになる。
時は過ぎ、この本が入手しにくいとわかった時、とても残念だったけどこのたびカランダーシで入荷することに。感慨深い。ロシア絵本を知りたい方におすすめの1冊。絵本を好きな方への贈り物にも。(直)

『おとぎの国、ロシアのかわいい本』http://karandashi.ocnk.net/product/158
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2017年01月23日

福音館書店さんの『絵本の与え方』という冊子を見る。たくさんの絵本が紹介されているけれど、その中でロシア(ウクライナ)の絵本としておなじみの『てぶくろ』『おおきなかぶ』が、2.3歳、『さんびきのくま』が4歳のこどもへのおすすめとして紹介されている。もうずっと昔から愛され続けている超ロングセラーの三冊。昔話であること、素朴で親しみやすい絵柄など三冊には共通する部分がある。そのイメージはそのままロシア絵本へのイメージそのものと重なるところがあるように思う。カランダーシではアヴァンギャルド絵本などまた違ったロシア絵本の表情も紹介、また現在活躍している作家さんの作品なども紹介しているが、懐かしいような素朴な表現の絵本は多い。ロシアでそういう時代的にはちょっと前の作家の昔話の作品が今でも出版され続けているということは大きい。(直)

ロシアの昔話。おかげさまで版を重ねましたhttp://karandashi.ocnk.net/product/36
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2017年01月22日

お知らせが急でしたが、昨日はオープンルームができてよかったです。今週、来週の土曜日と続けていきます。これ以外の曜日でももちろん大歓迎なのですが、一人でやっているもので出かけることもあり、お手数ですが事前にご連絡いただければと思います。よろしくお願いします。さて、個人的な話ですが実は1月は身近な人の誕生日と命日が連続でやってくる月で、あれこれ思い深い月です。郊外にあるお墓まで出かけたのですが、寒いけれど梅は咲いているし、木々の高い梢の冬芽の景色も少し色をつけ始めているような…もう春がそこまで来ている気配がしました。それは嬉しいことでしたが、残念ながら花粉の気配も。今年はたくさん飛ぶのでしょうか、気になり始めました。(直)


ヤマドリダケのおじいさんのおいわいの日のお話です。http://karandashi.ocnk.net/product/97
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2017年01月21日

今日は初めてのオープンルームの日。といっても昨日午後こちらでお知らせして、さっき、あっと思いtweetしただけなので…。私はいつもは1階でやる作業を2階でやっています。そうそう、日本語絵本が入荷してきました。ブックガイドのような本もあります。ロシア語の絵本と合わせて楽しんでいただけたら、と思います。引き続き、カランダーシをよろしくお願いします!
風が強い。でも日差しが明るい。乾燥に注意しよう。(直)
オープンルーム:21日1時~6時まで。
アクセス:http://karandashi.ocnk.net/page/7

この2冊はここで生まれました。
http://karandashi.ocnk.net/product/97
http://karandashi.ocnk.net/product/36
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2017年01月20日

このところお知らせしてきましたが、ひと部屋を片付けてカランダーシの場所を作りました。まだまだ流動的に変化していくかと思いますが、それはそれとしてせっかくなので活用を始めたいと思います。まずは、暫定的ですが土曜日午後1時~6時はオープンルームとします。明日からです。ご用のある方はもちろんですが、ロシア絵本に興味のある方やお探しの方、どんなものがあるのか知りたい方…などもいらしてくださればご相談に応じます。研究家でもなく収集家でもないので、資料書籍のボリュームはそんなにたくさんではありませんが、本棚から本をご覧いただいたり、また、カランダーシで出版している絵本やネットで扱っている書籍、グッズはご覧いただけますし、販売もいたします。もうすぐ日本語のロシア絵本も入荷してきます。土曜日以外の日はご連絡ください。対応いたします。
まだ看板などもないので目印は通りから見えるところに画像のビオラの鉢を置いておきます。
今日は大寒。雪もよい。(直)
カランダーシへのアクセスhttp://karandashi.ocnk.net/page/7

目印は蝶ネクタイhttp://karandashi.ocnk.net/product/156
過去のダイアリーhttp://karandashi.ocnk.net/diary
2017年01月19日

昨晩は『ヒトハコ』創刊&『本屋、はじめました』刊行記念【本屋とブックイベントの心地良い関係・南陀楼綾繁×辻山良雄・司会:ナカムラクニオ(6次元)】というイベントに参加。このたび創刊された雑誌『ヒトハコ』(書肆ヒトハコ)は、南陀楼綾繁さんが編集発行人。また荻窪の新刊書店〈Title〉の店主である辻山良雄さんも著書『本屋、はじめました』(苦楽堂)刊行。ということで後半はお二人の新刊販売会もある活気のあるイベントでした。本を売る、買うということが今大きく変わってきていて、これからどうなるんだろう…という思いがありますが、お二人のお話にはその先にある「未来」への示唆が多く含まれていたように思います。お話に出た書店さんの名前…いつになるかはわからないけれど、いくつか行けるといいな、と思っています。6次元さんはお名前はよく知っていたのだけど実は今回が初訪問。密度濃い時間を過ごさせてもらいました。
ヒヨドリに食べられたビオラが新しい花をつけ出しました。よかった。(直)


書店さんは服装は自由、と思ったけれどエプロンしているイメージはあるかな…「特別な服」http://karandashi.ocnk.net/product/107
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2017年01月18日

東京のあさっての天気予報は雨か雪らしい。今日は幾分暖かい。この冬、ロシアは例年に比べて寒いらしく先日はマイナス36度!になったらしい。でも、ロシア語の先生によると、家の中は暖かいし平気だと言う。むしろ、気温が零度あたりに上がり、雪ではなく雨が降ると降雪がとけてあたりが汚くなるので好きではないそう。
雪といえば、庭の陽だまりでスノードロップが今年も花を咲かせてくれた。白くて可憐な印象だが、花言葉などを調べたら人に贈ってはいけない花と知った。
明後日は大寒。東京に雪は降るのでしょうか。(直)


冬の動物たちhttp://karandashi.ocnk.net/product/128
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2017年01月17日

夫考案作成のディスプレイ棚が出来上がった。以前から器用に色々なものを作っていたけれど、この棚は特にユニーク。和室ならではの弱点?を活かして絵本を飾れるよう工夫されている。表紙は絵本の顔。できるだけ表紙を見せられるようにしたいと思っている。もっとこの棚が増えてもいいかな。なんて思っているが、どうなるだろう。
今日は阪神淡路大震災の日。あの日の朝のことは覚えている。今日は心寄せて過ごしたい。それにしてもこんなに寒い時期だったんだと思う。あらためて。(直)

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2017年01月16日

ずっと片付けていて何とかお客様をお迎えできるようになってきたカランダーシスペースをご紹介。正面の本棚には資料としてロシアの原書絵本や日本語訳の絵本や関係書籍などが並んでいますので手前のテーブルで自由にご覧になっていただいています。カランダーシの出版絵本やネットで販売している絵本は販売もしており、また、近日中には少しずつですが日本語のロシア絵本などの取り扱いもスタートする予定で、ご注文やご相談にも応じられるかと思います。このスペースはロシア絵本を知り、親しんでもらえるスペースとして活用できたらと思います。現在でもメールか電話などで事前にご連絡いただければ適宜対応させていただいておりますが、今後はまたいろいろ考えてゆきます。私はこのスペースを勝手にドム・カランダーシと呼んでいます。ドムとはお家のこと。カランダーシの家ということになります。実際はお部屋ですが、まあ、いいですよね。よろしくお願いいたします。


手にとってご覧いただきたい1冊。ビリービン画集http://karandashi.ocnk.net/product/32
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2017年01月15日

自転車で出かけた帰り道、看板に気付いて足をとめてそのまま「MIZUNOSORA」さんのNew Year Greetings展へ。活版、グラフィックデザイン、版画、カリグラフィー等などで活躍されているアーティストが作った年賀状を展示しているのだ。展示の仕方がユニーク。細く裂いた竹(多分)の先に1本に1枚年賀状がクリップされて床から揺らぎをもって立っていて全体を見ると若い竹林のような、動きのある演出だ。それにしても一枚一枚の表現の多様さ。葉書という同じ条件のフレームの中に新年のめでたさを寿ぎつつ伝わってくるのはアーティストとしての矜持。見据えているのは未来。一枚一枚の葉書が個性的な音を奏でていて動きながら見ているとその音が重なり合って聞こえてくるような。ひとめぐりすると私がいただいた年賀状ではないけれど、寿ぎのエネルギーをいただけた気になった。素敵な企画だと思った。
年賀状、来年は戌年…。(直)

MIZUNOSORA http://www.mizunosora.com/index.html


ビリービン切手http://karandashi.ocnk.net/product/62
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2017年01月14日

マトリョーシカにもいろいろな種類があるけれど、ポイントは何といってもお顔だろう。ロシアに行った時もお顔を見ながら迷って結局素朴で端正な印象のものを選んだ。お顔だけではなく着ている服のデザイン、その模様もたくさんあるので本気で迷いだしたらきりがない。最近ご縁があってカランダーシにやってきたマトリョーシカ嬢は目も大きくまつ毛が長くお洋服の柄も豪華な花柄。最初ちょっと派手すぎかなあと思っていたのだけど、実は思わぬマトリョーシカ効果に驚いている。マトリョーシカの魅力というか何故こんなに人気があるのかひとつの意味がわかったような気がするのだ。とにかく置いただけでぱっと周りが華やぐ。空気が明るくなる。そして口角の上がった笑顔の表情を見ているとつられてついついこちらも笑顔になってしまう。また、明るい色合いを見ると元気が出てくる。灰色の長い冬があるロシアの人々の思いも体現しているのだろうなどと思ったりしている。
センター試験が始まった。努力が報われますように!


子どもにとってはマトリョーシカは楽しいおもちゃhttp://karandashi.ocnk.net/product/104
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2017年01月13日

今週、新年ロシア語のレッスンも始まった。冬休みはちょっとサボっていたのでごめんなさいという感じではあったけど、久しぶりに先生にお会いしたら気分もあらたまり、また今年も頑張っていこうと思った。日常的な取り組み方など新年だしまた良く考えてみようと思う。少しずつ積み重ねていければ…だ。
それにしても、どんなに簡単な内容でも言葉がわからないと伝わらないもどかしさよ。一生懸命話してくださっているのに、???の私。先生は豚に話しているような気持ちにならないかしら、と思うことはある。
昨日、梅が咲いているのを見た。何だか嬉しい。(直)


ロシアアルファベット絵本http://karandashi.ocnk.net/product-group/19
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2017年01月12日

昔俳句をやっていた時期があって、その頃は子どもが小さく身動きがとりにくく、吟行など行ってはいられなかった。しかし俳句の師匠であった辻桃子先生は「停留所ひとつどこかに行くのも旅」と教えてくださった。移動ではなく、旅。そう考えるとひと駅だけの電車の車窓の景色も輝いて見え、日常生活に目を凝らすようになれば台所仕事は季語の宝庫と気付かされた。しかし、仕事を始めて通勤という形で日常的に電車に乗るようなると車窓の景色も桜や雪などたまに目を凝らすことはあっても、大体はさしてありがたみはなくなった。まさに移動でしかなくなっていった。そして、今、通勤はないけれど電車に乗って座ることができればスマホをちょっと見たら全ての情報をシャットアウトして寝てしまうことも多い。カバンにはロシア語の単語帳も入っているけれど、ほぼ開くことはない。俳句はとうにやっていない。

さて、少し先ですがカランダーシではこの場所で新しいこともやってみようと計画をすすめています。興味をもってくださる方がいらっしゃればどんなに嬉しいだろう!と考え取組み中です。よろしくお願いします。

旅にまつわる絵本http://karandashi.ocnk.net/product/100
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