美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2022年9月
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2022年09月30日



今日で9月もお終い。金木犀の良い香りが鼻をくすぐる季節となりました。
 
 昨晩はクニーシカの会でした。少し久しぶりの参加者もいらして、コズリナ先生のご指導のもとДядя Фёдор を読み進みていくことができ感謝でした。今回の箇所はわりと理屈っぽい会話文が多かったのですが、言葉が持つ実際のニュアンスなども教えていただきながら理解を深めてゆきました。単語の意味を辞書をひいて調べてそれを組み立てた文章でははっきりしなかった物語の世界が生き生きと色彩を持ち、目に浮かぶようになるのはありがたいことです。こうやって児童文学を通してロシアの生きた文化、市井の人々の暮らしのことを学べることは今だからこそ大変意味深いことではないかとあらためて思ったことでした。

 少し前になりますが、板橋中央図書館で開催されていたボローニャ・フェアinいたばしにおいて行われていた外国語お話の会で、ロシア語の絵本の時間を担当させていただきました。ロシア語で絵本を読み日本語でもお話しをして、手遊び歌を歌いました。簡単な挨拶などロシア語で言ったり、また、にわとりをテーマにした手遊びや絵本を読んだので、にわとりの鳴き声「コケコッコー」のロシア語の言い方も皆で言ったりしました。
「コケコッコー」は「Кукареку…クカリクー」と言います。同じ鳴き声でも言語によって表現が異なるのは面白いです。
 古いにわとりの詩を読んだ時、多分?ロシアの方が嬉しそうにロシア語で唱和してくださったのは大変嬉しいことでした。会の後、私が持参した絵本を懐かしそうにご覧になっていました。
 当日はソ連時代のにわとりのパペット人形も活躍してくれました!
 私自身、こういった機会を通してさらにロシア絵本の世界がグッと身近に感じられますし、大変ありがたいことだと思っています。

来月のクニーシカの会は10月27日です。参加者随時募集中です。(直)



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