美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
ホームダイアリー2024年7月
2024年7月
ダイアリー:4
2024年07月27日


かなり暑い日々が続いています。

昔はこの辺りでも狭くても草生い茂る空き地みたいな場所があって、蕗の薹を見つけたりしていましたけれど今はそんな場所は無くなってしまいました。子どもの頃、近所の野原で花を摘んだり、草の上に座ってぼんやりととりとめのないことを考えたりする事が好きでした。最近そういう時間を懐かしく思い出すことが多いです。

本屋さんで見つけた『草の辞典』。私の野原への憧れをぎゅっと詰め合わせたような内容でこれから重宝しそうです。奥付けを見ると発行している雷鳥社さんの住所が結構ご近所でした。イラストを描いているささきえみこさんは刺繍作家でもある、というところが素敵です。

木曜日にコズリナ先生のご指導のもとクニーシカの会を開催しました。嬉しいことに最近の中では参加者が多く賑やかな会となりました。感謝。今回も『Cказаки про мам』を皆で読んでゆきました。ミイラの呪いでワニにされた末っ子息子がナイルの川底で見つけた宝物を貧しい家族の元へ運んできます。そのおかげで大金持ちになった家族の子供たちは良い教育を受け世界中に活躍の場を広げます。母親だけがワニが末っ子息子であることに気が付いているのですが、結局末っ子息子はワニのままでお話が終わります。

次のお話は気性の激しいお母さんが癇癪持ちの子どもを往来で叱っていたら突然「不死身のコシチェイ」(テキストではコシェイ表記)にさらわれてしまうという内容です。本当にこのテキストの面白さは予想もつかないストーリーの展開です。ワニのお話もそうでしたが、え、それでいいの?といつも新鮮に驚かされています。

コシチェイはロシアの昔話によく出てくる魔力を持つ痩せこけて骨のような身体を持つ老人です。誘拐が特技?でとても恐ろしい存在です。現代のロシア子どもたちにとっても怖い存在なのか先生に聞いたところ、多分今の子たちはネットの電源を切られることの方が怖いでしょう。と笑っていました。画像はビリービン画の馬に乗るコシチェイ。

今回面白いなと思ったのはロシアでベランダ(веранда)とは1階についているものでガラス張りなどのものも多くそこでお客さんと会ったりもするとのこと、バルコニー(балкон)とはロシアでは2階以上の部屋に付いている、いわゆる日本でいうところのベランダのことを指すということを教えていただいたことです。

クニーシカの会には、皆でテキストを読み、内容を分かち合い、理解を含めてゆく楽しさがあります。興味のある方、ご参加お待ちしています!

あたらしく絵本を紹介しています。よろしくお願いします(直)
インスタ
https://instagram.com/p/C96786Xy2II/?utm_source=qr



2024年07月21日


梅雨も明けていよいよ暑さ本番です。体調に気をつけて今年も何とか乗り切りたいものです。コロナもまた流行していますね。気をつけられるところは気をつけた方がいいなと思っています。

庭でアオスジアゲハを見かけました。綺麗だなぁとしばし見惚れてしまいました。昔はそこまで思わなかったのですけど、最近はそんな感じです。でもレモンの木に卵は産まないで!とは思ってます。

春に一階のベランダテラスを作り直しました。以前のは基礎や床面が弱ってきて危険な状態でしたので新しくすることにしたのです。せっかくなのでこれまでと違う新しいイメージのものがいいなと思いながら業者さんと話し合いながらデザインなど決めました。

床面は濃いめだけど柔らかい色にして、それまでの目隠し用の焦茶のトレリスを新しくアイボリーの背の高いフェンスに替えました。そうしたら窓からの眺めが一気に変わり明るくなり、部屋の中もその明るさを反映して明るさが増したように思いますし良い感じです。

このアイボリーのフェンス。良い背景になるので絵本を撮影したりしています。最初は椅子などを利用して撮っていましたが、あれこれ考えて夫に絵本ラックを作ってもらいました。取り外し可能なので好きな場所で撮れます。外は暑いですけど庭で絵本を撮るのは楽しいです。

今回もそんな環境で撮った絵本たちを紹介しています。よろしくお願いします。

今回はオレイニコフの『みにくいアヒルの子』が登場です。アヒルの子の身体に対して大きな丸いあたまの羽毛のホワホワ感が何ともいたいけです。独特の深い寒色系の色遣いにも注目です。

カラウーシンのポップな絵が魅力の『詩の絵本・起き上がりこぼし』はユーモアたっぷりの絵本で見ているだけで笑顔になります。Ванька-Встанькаという原題ですが、玩具の起き上がりこぼしをこう呼ぶことは知りませんでした。

そういえばカランダーシの部屋にもロシアの起き上がりこぼしがいました(直)
Instagram
https://instagram.com/p/C9riVM8SDnD/?utm_source=qr




2024年07月13日



去年は庭の南西側でこんもりと元気に育っていたクリーピングダイムを夏枯れさせてしまいました。同時期に他の場所に植えたものは元気です。枯れた原因ははっきりしませんが湿気に弱いようなのでそうなのかもしれません。蒸し暑い日が続くと植物たちも大変だろうなと思う今日この頃です。

違う場所ですが百合が大きな花を咲かせてくれました。室外機が近い場所で申し訳ないなと思いながら眺めています。去年より大きな花です。

毎日暑いですが、モスクワも暑いらしく大勢の人たちがモスクワ川で泳いでいると聞きました。街中を水着で歩いている人たちもいるそうです。そんなお話をロシア語の先生を聞きました。

それからロシアには老人ホームがないそうです。なので昔は(多分今でも)クバルティーラ(マンション)の入口辺りのベンチに座っておしゃべりをしたりして長い時間を過ごしている老人たちがいるそうです。

先生は子供の頃、毎日そのお爺さんお婆さんたちに挨拶して学校へ行き、また帰ってきたら挨拶していたそうです。

新しく絵本を紹介しています。ウクライナ出身ヴァレリー・ゴルバチョフ画の『さんびきのくま』はくまの家に忍びこむ女の子がちょっと生意気そうで可愛いです。くまのお父さんはバイオリンを弾きますし、お母さんは耳に大きなイヤリングをしてとてもおしゃれです。

チャルーシン画『面白話集』はカランダーシでソフトカバー版が好評でしたが、今回はハードカバーで登場です。本当に見ているだけでニコニコしてしまう楽しい絵本で私も大好きです。

仙台・松島の瑞巌寺のお香を貰いました。嬉しいです。松島は小さい頃に行ったらしいのですが記憶がありません。いつか訪れてみたいです。(直)









2024年07月06日


暑い日が続いています。庭で珍しくシオカラトンボを見かけました。鉢植えのレモンの木があるのでアゲハ蝶はよく飛んでいます。でも今年はバッタを見かけません。去年はあんなにたくさんいたのに不思議です。コオロギの赤ちゃんは見かけます。

少し先ですが今夏も板橋区立中央図書館ボローニャ絵本館のブックフェア外国語おはなし会でロシアの絵本などを読むことになりました。感謝です。秋にもやります。さて、どんな内容にしましょうか。お人形は連れて行きましょうか…。楽しみながら準備をしたいと思います。

ロシア語は細々と学びを続けていますが、思い立って今年は春から文法のオンライン講座に参加しています。若い方ばかりなので皆さんの熱心な姿に新鮮な刺激をもらっています。ロシア語は多分死ぬまで勉強し続けるんだろうと思っています。諦めないことを諦めないという感じでしょうか。

新しく絵本を紹介しています。やはりアントン・ロマーエフの『おやゆび姫』は美しいなぁと見惚れてしまいます。

先日訪れた那須どうぶつ王国のホッキョクオオカミに赤ちゃんが生まれたそうです。私たちが見た際、檻の中の2頭の内一頭が一生懸命脇目も振らずに穴を掘っていました。あれは出産の準備だったのでしょう。親は真っ白ですが赤ちゃんは茶色です。これから白くなるのでしょうか。成長が楽しみです。画像は行った時に写したものです。直)

インスタ
https://instagram.com/p/C9E9GwPynnK/?utm_source=qr

  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス