美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2023年12月
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2023年12月29日

カランダーシは12月29日から1月4日までお休みです。その間もご注文は自動で受け付けています。発送は1月5日以降になります。よろしくお願いいたします。

昨晩は今年最後のクニーシカの会があり、コズリナ先生のご指導のもと、参加者の皆さんと一緒にテキストを読み進めました。今回は私にしてみると言葉も難しく文法に基づいて日本語を組み立てていっても意味については残念ながら何のことやら分からない…みたいな所もありましたが、先生の説明を聞きながら、また皆さんの意見を聞くことで少しずつピントが合ってきてありがたいことでした。クニーシカの会は参加者随時募集中です。
よろしくお願いします!

群像社さんからカレンダーが届きました。「女性をまんなかに ミコラ・ピモネンコ画集」です。ピモネンコ(1862-1912)はウクライナの画家でキエフ出身。サンクトペテルブルクで美術を学んだ後、ウクライナのマリチュンカ村で創作活動を行い、その家は現在記念館となっているとのこと。

「ウクライナの田舎の生活や習俗を克明に写した絵を中心」とした作品はどれも驚くほど精密で写実的ですし、降り注ぐ明るい陽射しの描写が若い農村の女性の生命力を際立たせてとても魅力的です。日常の生活の中で輝く人本来の美しさ、尊さにハッと胸打たれる作品たちです。そしてウクライナの現状を思えばその思いはさらに強くなります。

さて、来年は辰年ですね。画像はビリービンによる三頭龍(1912年)です。

本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
(直)







2023年12月22日

春に向けてビオラのプランターを増やしました。今年は長方形のプランターは黄色いビオラばかり。今まで色や種類に拘ってあれこれ植えてきましたけれど、今ははっきり明るい黄色のビオラに何故か心惹かれています。でもカランダーシのベランダの丸いプランターはちょっとカラフルにしました。

今回アップした本の中に『ウクライナ民話集』があります。ラチョフ画です。表紙はオオカミとキツネ。これは「オオカミの歌」というお話の一場面ですが、オオカミとキツネがキャロルを歌っておじいさんとおばあさんを騙そうとしている様子です。白い息を吐きながら目をむき出して歌うオオカミと真上を向いて歌うキツネの姿がとても印象的です。

ウクライナの村々では暦の儀式として何人かが一緒になり一軒一軒を訪ねてキャロルを歌う風習が昔からあり、歌い終わると感謝の気持ちとして子どもたちはお菓子などをもらいます。その儀式を真似てオオカミとキツネは歌を歌い、お礼の代わりにおじいさんが飼っている鶏などを要求しますが…というお話です。短いお話ですがウクライナの風習がよく伝わる面白いお話です。

先日広島のお土産で、かしはらさんの「はっさく大福」をいただきました。初めてだったのですがとても美味しくてびっくり。八朔が元々好きだからかもしれません。ビタミンたっぷりで食べると元気になる気もしますし個包装の八朔のイラストも何だか可愛くて。すっかりファンになってしまいました。

新しい本や雑貨をご紹介しています。よろしくお願いします。(直)
2023年12月15日

強い風が吹いてカランダーシの部屋のベランダの楓の葉が一気に散ってしまいました。少しさびしい眺めになりましたが、新芽の季節を楽しみに待ちたいと思います。ベランダには鉢植えの椿が2つあり、ひとつの方の花芽が膨らんでいます。同じ椿でも種類によって葉の色も花の時期も成長速度も随分異なります。面白いです。

知人の厚意でリクエストさせていただいていた新しい本が2冊届きました。どちらも期待以上に面白そうです。私の場合、表紙が楽しそうだともうそれだけで嬉しくてその本を好きになってしまうところがおおいにあります。知人に感謝です。大切に読んでゆきます。

今週、モスクワやキルギス関連の方から今、とても寒くて大変!という話を聞きました。雪もありますし生活に支障も出てるようです。マイナス18度などと聞くと背筋がゾワっとしてしまいます。経験がないのでどんな感覚なのか実際には分からないのですが。

新しく絵本そして木の玩具など紹介しています。
よろしくお願いいたします(直)


2023年12月08日

少し前に還付金詐欺の電話がかかってきました。幸い被害はありませんでしたけれど、すぐには詐欺だとピンと来ずに相手に言われるがままにメモをとったりもしてしまい、後から猛省です。こういう電話を使った詐欺はロシアでもあると聞きました。おそらくきっと世界中でも。残念な事ですが年末ですしとにかく気をつけていかなきゃと思った次第です。

個人的に少年少女向けに書かれたマーヴリナの伝記物語を時間を見つけて少しづつ訳して読んでいます。ビリービンの絵に影響を受けたり兄弟たちと真剣に劇遊びをしたり感性豊かに過ごした少女時代のことなどが分かり興味深いです。今カランダーシの部屋ではマーヴリナの絵本などを壁の棚にまとめて飾っています。才能迸る独特の絵柄と豊かな色彩、そしてユーモア。いつかいつの日にか原画を見てみたい…と密かに思っていますが。

去年、庭の隅っこに矢羽芒の小さな苗を植えました。お月見には間に合いませんでしたが今年初めて花穂をつけてくれました。芒の花ってすぐに開いて白いふわふわ状態になるものだと思っていたら案外スッとした形(蕾?)のままの状態が長く驚きました。それでも今日は少しポワポワしはじめていました。それから矢羽芒の矢羽が目立たなくなってきたのは何故だろう。観察は続きます。

明日9日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。今年最後です。ロシア絵本や雑貨をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供します。予約制です。本日中に下記よりご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

新しい本や雑貨をアップしています。
よろしくお願いいたします。(直)


2023年12月02日


12月になりました。
さすがに夏からずっと咲いていた花たちも一気に元気がなくなってきました。そんな中でブルームーンという品種の薔薇が2輪花を咲かせました。いつかは育てたいと思っていた憧れの薔薇で今年念願かなって鉢植えを求めたものです。この季節、本当は咲かせない方がいいのかもしれませんが、寒い中凛と咲く姿は健気でハッとする美しさがあり見惚れてしまいます。

木曜日はクニーシカの会でした。コズリナ先生のご指導のもと『Вредные Советы』を皆さんと読み進めていきました。皮肉のメッセージが込められている短いセンテンスが連なる詩形式のテキストは私にしてみるとかなり手強いです。でも先生の解説やモスクワ時代のお話を聞き、皆さんと意見を交わしながら理解を深めてゆくことができとても良い学びとなりました。感謝。

先日京都のお土産で村上開進堂さんのロシアケーキを初めていただきました。優しくて風味のあるどこか懐かしい味わいでした。ロシアケーキはロシア人の菓子職人が新宿の中村屋さんに作り方を教えたことが始まりだそうですが、その当時の伝統のレシピをそのまま引き継いでいるのが館山の中村屋さんとのこと。そちらもいつの日にか味わってみたいものです。

新しい絵本などご紹介しています。今回カランダーシ史上初めてコミックが登場!『ワンピース』はロシアでも読まれているみたいですね。Луффиという主人公ルフィの表記が何だか可愛いです。リュバロフの絵の世界を是非見てほしいアネクドート集も登場です。そしてカランダーシではお馴染みのチャルーシン画の絵本はお話がたくさん入っているのがおすすめポイントです。「新年の街を作ろう!」は毎日ひとつずつペーパークラフトをしながら少しずつ冬の街を作ってゆくという素敵なセットです。そして赤いきのこのくるみ割りはずんぐりしててお部屋に飾っていると楽しいです。(直)
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