美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年7月
ダイアリー:31
2017年07月31日

西荻窪は油断していると路地裏にふっと知らないお店ができていたりする。また、同じように知っているお店がふっとなくなっていることもある。実は最近大好きなお店が西荻からなくなってしまうだろうことがわかりガチで悲しんでいる。街に人気が出てきてお家賃が随分と上がっているそう。なんてこった。
いろいろな事情を抱えながら街は変遷してゆくんだなぁという思いを胸に、最近気になっていた「森のこと」さんをのぞいてみた。サイトによると「木や 植物・動物にまつわるもののお店です。木工作家サノアイが運営しています。2016年11月にオープンしました」とのこと。店内はギャラリーでもあり、お店でもあり、作家さんたちの木のもの、土のものなどの作品がすっきりと並び、植物に関する書籍も扱っている。随時多彩なワークショップも開催している。
通りから入りやすいし、煉瓦を埋め込んだエントランスがいい感じ。ヒトツバタゴやダイコンドラという私の憧れグランドカバーも植えてある。壁には多肉植物のリース。
戸口の外は車も走る通りだけど、ここは確かに「森」を想起させる場所かもしれない(直)



 森のこと http://www.sano3.net/3/mori/
2017年07月30日

東京女子大の真ん前にかぼす商品専門店があると知り訪ねてみた。かぼすは私にとっては懐かしい味と香りの柑橘だ。香りは柚子ほど主張はないけど爽やかで、実は酢橘よりも大きく、たっぷりと果汁が絞れる。お鍋のお共に最高だ。
このお店は九州の大分のかぼす商品だけを扱っている。果汁やポン酢だけではなく、かぼす塩、コンフェチュール!などなども並んでいる。かぼすのマスコットキャラクター「かぼたん」も並んでいる。東京の人にかぼすの魅力を是非知ってほしいと語ってくださったのは店長の渋谷さん。かぼす愛が伝わってきた。
今日は、かぼす果汁とかぼすサイダーを購入。ちょうど夕食は餃子だったのでお醤油に果汁たっぷりでいただいた。酸味が良い具合。おーっかぼすだ、かぼすだ、と嬉しかった。サイダーは後口にかぼす独特の風味が残っておいしい。
季節になればかぼすの果実そのものも店頭に並ぶようだ。楽しみだ。

東京かぼすhttps://www.facebook.com/TKkabosu/

2017年07月29日

洗濯物を一部濡らしてしまった。午後雨の予報は知っていたのだが、Tシャツ類など降るまで干しておこうと思ったのだ。そしてオープンハウスもあってすっかり忘れてしまった。窓を閉めたり、看板は取り込んだのになんで思い出さなかったのだろう。それにしても濡れた洗濯物の重いこと。重いこと…。
ロシアの赤ずきんの起き上がりこぼしを入荷している。揺れた時のベルの音が良い音でうるさく感じない。これはロシアから来たものだけど、日本の起き上がりこぼし(小法師)は会津発祥の郷土玩具とのこと。初めて知った。必ず起き上がる姿は縁起がいいとされている。小さいけれど励ましのメッセージをおくってくれているわけだ。
洗濯物を濡らしたのは全く自業自得だけど、ちょっと揺らして励ましてもらうことにしよう。(直)

赤ずきんの起き上がりこぼし http://karandashi.ocnk.net/product/214
2017年07月28日

昨日は早起きをしてO先生にブルーベリー狩りに連れていってもらった。先生のお宅の自転車をお借りして農園に向かう。暑さを心配していたが、ありがたいことに涼しくて曇り空というベストコンディション。まず先生に実は小さいけれど甘い種類の木を教えていただいて、後はひたすらに黙々と収穫。途中で雨が降ってきたけど平気、平気。しばし夢中の時間を過ごした。
鈴なりのブルーベリーは農家の方々の丹精の賜物。夏の恵み。良い経験をさせていただいた。
O先生、ありがとうございました!!(直)
2017年07月27日

ロシア語で初めて意識して覚えた言葉は何だろう。「こんにちは」だったような。どうだったかな。多分ラジオの講座のテキストに最初に出てきた言葉だ。そういえば、かつて「私はラジオ講座半年でロシア語がまあまあ話せるようになった」と言う人に会ったことがあり、へえそうなのか、と思ったけれど、私はちっともそんなふうにはならなかった。聴き方や取り組み方で随分違うのだろう。(あと、残念ながら、年齢も)
こどものための言葉を覚えるためのカード帳を入荷した。楽しみながら、遊びながら、というのがいいなと思う。動物にオオカミやハリネズミが出てくるのはやはりロシアだなぁと思う。
さて、ラジオでまあまあ話せるようになった彼女は今一体どれくらいのレベルなのだろうか。(直)

初めての言葉 http://karandashi.ocnk.net/product/213
2017年07月26日

以前ハードカバー版をご紹介しているがこちらは売り切れとなって久しい。今回、ソフトカバー版を入荷。この作家は先日もこちらで書いたのだが、ロシア人なのだが、アメリカで活躍している。本当はブリューゲルの影響を受けたという「ジャックと豆の木」を探したが今回は見つからず残念だが、もう一度この「火の鳥」を見ることができて嬉しい。なにしろ、灰色オオカミが素敵なのだ。(これも随分前にこちらで書いた)今回またあらためてそう思う。人に寄り添いながらも慣れ合わない堂々とした獣の風格。抱きしめられた時の何ともいえない表情。野性と知性との両方の輝きを放つまなざしは一度見たら忘れることはできない。(直)

「火の鳥」http://karandashi.ocnk.net/product/212
2017年07月25日

チェブラーシカの中には、小さなわにのゲーナとシャパクリャクおばあさん、ねずみのラリースカが入っている。このチェブは耳の部分が裏皮というところが面白い。新しい。艶消しのボディと相まっておしゃれな感じだ。困ったようなおなじみの下がり眉毛のお顔はちょっとおすまし気味かもしれない。正面から見て視線を外しているところがチェブらしい。デスクの傍らに置いておいて折りにふれ眺めれば心和むことだろう。
チェブラーシカのお話では、ゲーナはもちろん主役の一人だけど、シャパクリャクおばあさんも魅力的で大切な登場人物。おばあさんが活躍する(よくも悪くも)お話っていいな、と思う。元気でおしゃれなおばあさんには憧れる。でも、バッグの中にねずみを入れて連れ歩くのは真似したくないかな。(直)


木製チェブラーシカ (仲間3個入り)http://karandashi.ocnk.net/product/211
2017年07月24日

小さくて手のひらにおさまる絵本。今回、ラチョフ画の「テレモーク」も仲間入り。草原にごろんと転がっている空の壺に蚊や蠅がまず住みつき、ねずみ、かえる、うさぎ、と、どんどん動物が増えていく。「てぶくろ」とよく似たお話だけれども、また違った面白さのある絵本だ。ページを追うごとに家に変化していく壺の様子もさることながら、最初からの時間の経過が背景の色でわかることに気付くとさらにお話の世界は深まる。夜明けの色から夕暮れの色まで陽気な動物たちの表情と一緒に楽しみたい。なんてことないお話だけど、ラチョフの絵がほっこり心をくすぐってくれる。ハンディなサイズなので旅の道連れにもおすすめ。

テレモーク http://karandashi.ocnk.net/product/209
2017年07月23日

先週実家に帰省した。その場所は私が結婚してしばらくして引っ越した先なので、私はそこで四季を通して暮らしたことはない。なので、自然豊かな周りの風景の表情は帰るたび、いまだになかなかに新鮮に感じる。今回は蝉が勢いよく鳴いており、赤とんぼも見かけた。側溝の蛙。蛇の抜け殻。水をはった田を渡る風。そして、夏の陽射しの明るさの中、竹林の青、古民家蕎麦屋の生け込みのオニユリの朱、桔梗の紫など日本らしい美しい夏の色を見ることができた。それらは鮮やかだったけれども、今思い返すとどこか儚げな印象として残っている。もうひとつ、林の中で見かけたきのこの鈍色にもはっとさせられた。随分立派なきのこだったが名前はわからない。遠くでヒグラシが鳴いていた。(直)
2017年07月22日

今週は息子を連れて実家に帰省して高齢の両親の様子を見てきた。もっと近ければいいのに、と毎回思うが仕方がない。帰るたびに両親は当たり前だけど年老いているのだが、その速度が早くなっている。色々思うことはあるが、まあ、今回の帰省はとにかく暑かった。で、初めて入ってみたお店の超こってりラーメンは美味しかったし、帰りの飛行機から見た夕刻の積乱雲は大層美しかった。(直)
2017年07月21日

ソビエト時代のマト絵本を背景に並んでいるのは、裏革の耳がおしゃれなチェブラーシカ、歴代ロシアの指導者マトリョーシカ、数遊びができる動物たちが住んでるお家、赤ちゃんのガラガラ起き上がりこぼしなどなど。このたび4種類を入荷した。
どれもお話をしながら遊んだり、学んだり、楽しめそう。贈り物にもきっと喜ばれるはず!

明日はオープンルーム。暑いですのでどうぞ気をつけていらしてください。
2017年07月20日

空とぶじゅうたんに憧れていたけれど、実際のところを考えるとどうだろう。じゅうたんから身体が浮いてしまわないか、などと思ってしまう。ヘロヘロの安物のじゅうたんだと風にめくれてひっくり返ってしまうのでは、体重制限は…などなど不安は尽きない。
ビリービンのこの表紙の絵を見ると、本当に上手に乗っているなと感心する。でも、ちょっと3人には小さいかな、大丈夫かな、一番後ろには乗りたくないな、などと心配になる。(直)


空とぶじゅうたん http://karandashi.ocnk.net/product/90
2017年07月19日

梅雨が明けた。連日の暑さと晴天で、もうすでにすっかり夏本番な気持ちでいた。とにかく暑い!でも、そんな暑さをいくばくか救ってくれそうなお店を西荻窪の裏通り的な場所で発見。Mondo Gelato・モンドジェラートさんというイタリアンジェラートのお店だ。5月末にオープンしていたらしい。外観はシンプルでシックな佇まい…大人の雰囲気だ。店内もすっきり落ち着いた感じ。広くはないけれどイートインスペースもある。
おお、ケースの中には美しいジェラートが並んでいる。どれにしようか。いっそのこと、いろいろ食べてみようかなどと思ってしまう。そう、ジェラートってアイスクリームよりは乳脂肪分が少ないはずだし、うーん。となった。
結局、その日はミルクとへーゼルの2種類をテイクアウトで買ってみた。
まあおいしい。困る。困った。困っている。(直)

Mondo Gelato https://www.facebook.com/MondoGelato.MondoGelato/
2017年07月18日

阿佐ヶ谷の子どもの本やさんに絵本を納品。壁の棚にきれいに並ぶ絵本を見ていたら、青系の表紙が多いように思ったのだが、お店の方によると季節感が違うものを除いたら、こんな風になりました。とのこと。青系の色というものは、やっぱり涼しげだなぁとあらためて思った。
今日は探していた本は見つからなかったけれど、「たのしいなつ」(あすなろ書房)という絵本を購入した。内容は子どもの兄妹2人が次々にごっこ遊びをしたり、泳いだり、昼寝をしたり、おやつを食べたりと夏の1日遊んで過ごす様子が描かれている。タイトルも内容も屈託がない。その屈託のなさにひかれた。巻末にはたのしいなつ、という唄もついている。楽しそうで何より。もちろん、今はそんなふうに遊んで過ごすことはできないけれど、何かしら小さくでも楽しいことを見つけながら夏を過ごせたらと思う。
今日はそれからその足で今度はこの秋にやることの打ち合わせに出かけた。
電車を降りたら、大雨だった。 (直)
2017年07月17日

暑い日が続いているが、先日、暑い夏にいいですよ、とカランダーシのお客様のSさんからロシア民謡をジャズ化したヤン・ヨハンソンというジャズピアニストのアルバムの中の1曲を教えていただいた。https://youtu.be/YPGX5RP598cこれは懐かしいな…もう一曲聴いてみた。https://www.youtube.com/watch?v=nJICGZLYTZg&list=RDYPGX5RP598c&index=4すっと耳の中に入ってきて心地いい。端正で繊細なピアノは押しつけがましくなく、けれどとても丁寧にメロディーが響いてくる。そして、聴き入るうちいつしか思い浮かべる情景は粉雪舞う冬の景だったりする。おやおや、なるほど、なるほど。Sさんが暑い夏におすすめしてくださった意味がわかった気がした(ような気がする)
ウィキによるとヤン氏(1931年~1968年)はスウェーデンの人でこのアルバムも25万枚も売れたのに、スカンジナビア半島以外ではあまり知られていないとあった。Sさんはもっと知られてほしいとのこと。私は知ってよかったな、もっと色々聴いてみたいなと思っている。
画像はロシアに行った時に撮ったもの。何か涼しげなものを探してみた。音楽とは関係ない。(直)
2017年07月16日

昨日のオープンルーム。ロシア絵本の翻訳の時間も持った。カランダーシのクラブ活動だ。メンバーのNさんはロシア語上級者でいらっしゃるのだけど、もう一度勉強しようと思って…と、新しい参考書を購入し抱えてカランダーシにいらした。まあ、分厚くてびっしりではありませんか!と私には難しい内容だけどパラパラと見させていただいた。自分でやろうと決めて選んだまっさらの新しい参考書のこれから感…何だか私までわくわくしてしまった。
何かを始める、何かが始まる。これから、これから!何かをスタートさせたり、させようとするエネルギーと意識に触れて暑さでバテ気味だったけれど元気をいただいた。(直)
2017年07月15日

今日はオープンルーム。昨日模様替えをしてよかった。広くはないけれどちょっと空いたスペースができたので来てくださった赤ちゃんとママの場所になった。小さい子ども用ににいいかな、と新しく背の低いテーブルも置いてみている。色々試行錯誤中だ。
本当に赤ちゃんがにこっと笑うと周りもにこにこっとなる。笑顔がたくさん生まれる。今日はたくさんにこにこさせてもらった。素敵なことだ。そんな時間を過ごすことができてありがたいことと思う。
オープンルームを始めて半年弱。リピーターの方々がいらっしゃるのが嬉しい。手さぐりだけれど工夫しつつ続けていければと思う。 (直)
2017年07月14日

思い立ってカランダーシの部屋の模様替えをした。といってもそんな大げさなものではない。まず、メインの本を置いているテーブルの向きを変え、本の置き方も変えてみた。今までよりは見やすく、手に取りやすくなったのでは、と思う。ソビエト時代の絵本も場所をかえて並べた。テーブルの方向をかえたことで部屋に少しスペースができたのが嬉しい。カーペットを敷いているので直接座れるようなコーナーがあってもいいかな、などと今後も柔軟に考えていきたい。
そういえば、カーペットについた凹みを簡単にとる方法をテレビでやっていたけれど、ぼーっと見ていて覚えていない。歯ブラシを使っていたような。
そんなこんなですが、明日はオープンルームです。いらっしゃる方は暑いのでどうぞ気をつけていらしてください。
(直)
2017年07月13日

ロシア語のレッスン。ロシア人のO先生のお宅にお邪魔して教えていただいている。いつもお茶を出して下さるのだが、今回はプクプクのブルーベリーがテーブルに置いてあった。すすめられるままに一粒口に入れたら、まあ甘くておいしいこと。太陽の恵みたっぷりという感じだ。全然すっぱくない。このブルーベリー、その日の午前中にご自宅から自転車で15分くらいの農園に行って収穫したそう。そんな農園がご近所にあるなんて素敵…。
O先生によるとモスクワ郊外でも野生の同じようなベリーを収穫できるそう。かなり低木で実が小さいのもあるし、逆にとても樹高が高く、実が大きいものもあるとのこと。その流れでロシアの森の写真など見せていただいた。そして、収穫したきのこの山の写真など見ながら、私は我慢しきれず先生に思い切ってお願いをしてみた。
結果、7月末にそのご近所のブルー・ベリー農園に連れていってもらえることになった。
Ура!(ウラー)ばんざい。
暑さ対策、日焼け対策を万全にして、楽しい課外授業になるといいな。  (直)


2017年07月12日

年に一度くらい、カマキリが家の中にいるのを見つけることがある。いつ、どうやって家の中に入るのだろう。とにかくまずはびっくりして、その後かなり困る。鎌を振り上げて威嚇される。なかなか捕まえるのが難しい。
今年も先日出た。まだ子どもだ。子どもでも一人前に威嚇する。娘と大騒ぎして捕獲して外に出した。
カマキリに対しての恐怖は、鎌に対してだけではない。ハリガネムシがこわいのだ。寄生してカマキリを洗脳し操り水辺に行かせるハリガネムシの話を知ったのはわりと最近のこと。それ以来、特に家に中でカマキリを見ると、水辺を探してのことではないのか、と想像して身構えてしまう。何年か前見つけたのは、台所の流しの前にかけてあるタオルの上だった。流し=水辺に行こうとしていたのではないか…などと考えたりするのは大げさなことなのだろうか。
ロシア、モスクワでは昔はカマキリは見られなかったらしい。生息域がもっと南方だからだ。でも近年はよく見られるようになったという記事を見かけた。カマキリの北上の動きは、もちろん?ハリガネムシが操っているわけではなく、ここ数年の初夏の熱波やモスクワで駆虫処理が行われなくなったせいでは、などと言われているようだ。(直)

参考記事 https://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2016/09/02/626337
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