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11/25 塗り絵絵本
2019年11月25日

Mさんにいただいたソビエト時代の絵本の中には、塗り絵絵本や工作絵本もあり興味深い。

塗り絵絵本は、お話絵本の挿絵を自分が色を塗ることで完成させてゆこうとするもので、お手本的に色付けされたページがあったり、また挿絵の一部が色付けされていたりいくつかパターンがある。

この「魔法の庭」は、絵柄が分かりやすく、また民族的な意匠も取り入れられていて見ていて楽しい内容だ。でも、小さい子どもには太線の中をきれいに塗ってゆく作業はきっと結構難しいことだ。クレヨンだとはみ出すし、絵具だと紙がふやけるし、色鉛筆だと結構根気が必要だ。ましてや、お手本のページの配色のニュアンスまで汲み取ったりはハードルが高い。

なんてことはあるのだけれども、何でも好きに塗ったらいいのだ。Mさんがクレヨンで色付けしたページを見てそう思う。お話の内容に呼応して自分なりの挿絵を完成させてゆく楽しさをきっと味わったのだなぁというのが伝わってくるからだ。

私もちょっと塗ってみたいな、と思ったり。その場合、とりあえずうさぎの衣装は青色かな。(直)
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