美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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ダイアリー
1/21 安野光雅さん
2021年01月21日


オナガが飛ぶのを真下から見る。きれいな形だなぁなぁと思う。でも、ここにも以前書いているけれど声は優雅ではない。よく数羽で騒ぎながら移動しておりうるさい。お馴染みの鳥だけど何故尾が長いのかは知らない。

安野光雅さんが亡くなられた。たくさんの書籍が世に出ているけれど、私にとってはこの「野の花と小人たち」(岩崎書店)が何といっても原点。

高校時代誕生日に母から贈られて、その後嬉しいことにサインをいただくことができた私にとっては特別な絵本だ。その頃、この絵本の封筒と便箋を大切に使っていたのを思い出す。

絵本を見ながら、小人になって野原で暮らしたい、みたいなことも思っていたようにも思う。今見ても少しそんな風に思わないでもない。そうしてヤマブドウの実を集めてみたいと思うわけだ。

昨秋、ある園芸店で、そのヤマブドウの鉢植えを見つけて即購入した。根底にこの絵本の世界への憧れがあることは確かだ。遥か昔に親しんでいた絵本が今でも胸の中にあることよ、としみじみ思う。ヤマブドウ、上手く育つといいのだけれど。

絵本の中の草花たち。数種類、まだ実物を見たことがないものがある。生きている間に見ることができるかなぁ。(直)
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