美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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5/10 現代アート
2025年05月10日

気温も低めで雨も多い今日この頃です。ゴールデンウィークの間は窓を開けるとベランダのジャスミンの香りが入ってきていましたがそれも終わりました。今はあちこち自然に増えてきた紫蘭が綺麗です。ヴィオラたちもちょっと徒長してきましたがまだまだ頑張ってほしいところです。そして今年もバラが咲き出しました。楽しみです。

連休の前になりますが、4月24日にクニーシカの会を開催しました。コズリナ先生のご指導のもと『Моя собака любит джаз』を読み進めていきました。主人公はおじさんに連れていってもらった文化の家でジャズの演奏に魅了されてゆきます。観衆は手拍子や足を鳴らしたり。そして面白かったのはえんどう豆の入った瓶を鳴らす人たちがいたという箇所です。また今回はいよいよ飼い犬のキートが登場しました。これからどんな展開になるのか楽しみです。

クニーシカの会の前日にコズリナ先生に教えていただいた「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ第42回瀬戸内芸術祭2025(ゲスト=レオニード・チシコフ、マリーナ・モスクヴィナ)」をオンラインで視聴しました。モスクヴィナさんはクニーシカの会の今のテキストの著者です。タイムリーなタイミングでお話を聞けたのはありがたい事でした。

まず、今秋開催される瀬戸内芸術祭について詳細な説明があり、チシコフさん、モスクヴィナさんはアーティストとしてこの芸術祭にどのように関わるのかモスクワからオンラインでお話をしてくださいました。私も見に行った2019年に市原湖畔美術館で開催された「夢見る力ー未来への飛翔 ロシア現代アートの世界展」でも出品したような糸を編んで東香川の特産品である手袋の大きなオブジェを製作することや物語の作成の予定などなど熱意を持って取り組んでいる様子を伝えて下さいました。

ロシア現代アートといえば、コズリナ先生が6月10日に早稲田大学で「ロシアアンダーグラウンドアートについて」講義をされるそうです!どなたでも参加できます。
https://www.waseda.jp/fedu/edu/news/2025/04/25/19216/
そういえば私とコズリナさんの出会いもアンダーグラウンドアートの講座でした。懐かしいです。

新しく絵本を紹介しています。アントン・ロマーエフ画の『豆の上のお姫様』はアンデルセンの有名なお話。小さなお豆一粒が気になり眠れないということが本物のお姫様の証になります。ロマーエフの挿絵は繊細な筆使いと大胆な面白い構図で驚きがあり流石だなぁと感心させられます。お庭の描写がリアルですが、実際にかつての貴族の公園を散歩している時にこの絵本のアイデアを思いついたそうですから納得です。サンクトの「夏の庭園」に行った事を思い出します。


さて、東京も気温が低めですが、モスクワも今週雪が降ったとのことで私のロシア語の先生も驚いていました。季節の移ろいはままならないものですね。体調に気をつけながら過ごしてゆきたいと思います。(直)
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