美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年12月08日

冷たい雨。雪にはならないそうだけど、降ってもおかしくないような寒さだ。
羊毛フェルト人形作家のすずきゆきこさんから新春銀座教文館で開催の展示会のご案内のお葉書をいただいた。いつもその展示会のテーマに沿った作品のフォトが使われているのだけど、今回は、何ということでしょう!このフォトはSNSでも見かけていて、どんな作品かしら、と楽しみにしていたのだけど、端的に言うと、心捕まれてしまった。
今回の展示会のテーマは、ずばり「絵本の中のどうぶつたち」。本当に参ったな、という感じ。もう期待しかない。以前から作品に物語性を感じてきたのだけど、絵本の世界をどのように表現されるのだろう、と想像すると今からワクワクである。
というわけで頑張って年を越さなきゃと思った次第。
その前に、明日は今年最後のオープンルームだ。暖かい部屋でロシア絵本とのひとときをどうぞ。
※12月9日〜17日までのご発注商品の発送は18日以降となります。よろしくお願いします。(直)

すずきゆきこさんポストカード http://karandashi.ocnk.net/product-list/8
展示会詳細=スタジオ・アルガリ https://studio-argali.jimdo.com
2017年12月07日

今日はお節介おばさん的に仕事上の知り合い同士をお引き合わせした。何か新しいことが始まると嬉しいな。
と、いう話とは別に、今日はよく通る道すがらの皇帝ダリアにふと足を止めたりもした日でもあった。1ケ月くらいずっと咲いているのではないだろうか。2メートル以上、いや3メートルくらいあるかもしれない。あまりにも立派なので皇帝という名がついたらしい。別名ツリーダリア。もしやロシア語の皇帝という意のツアーリから名付けられたのかしら?とちらっと思ったが、大きくなり木のようだからということらしい。
皇帝ダリア。冬の青空に映えてきれいだったな。(直)

2017年12月06日

日中、窓側にいると陽が当たっている間はポカポカ暖かい。でも、日が暮れるのが早い早い。ちょっと待って、といつも思う。
さて、昨日も小さいサイズの絵本を紹介しているのだが、今日もまた小さい絵本を紹介したい。今回は小さいけれどハードカバーで、たくさんのお話が収録されている。アニメ畑出身のソビエト時代に活躍したステーエフのお話集だ。その親しみやすい絵柄は大変人気があり、今でもこのように出版され続けている。今回はこのようなミニサイズでの刊行だが、なかなかこれが魅力的だ。日本ではこのサイズの絵本はそんなに出版されていないように思うが、ロシアでは、わりとあってソビエト時代にも多く出版されていたようだ。魅力というのは、小さいサイズになることで、絵の魅力がぎゅっと凝縮されて大きな絵本の時とはまた違うパワーを感じるように思うところ。また、大きなサイズでこれだけの分量のお話が収録されていると、かなり重く立派になってしまい、価格的にも気軽、というわけにはいかなくなってしまうだろう。ステーエフを知るにはとてもいい1冊だと思う。(直)

ステーエフお話集 http://karandashi.ocnk.net/product/243
2017年12月05日

【お知らせ】今週土曜日(12/9)が今年最後のオープンルームとなります。来年1月の予定はまた追ってお知らせいたします。よろしくお願いいたします。

サイトのおすすめ絵本コーナーにミニ絵本たちを並べてみた。この季節、ちょっとした贈り物にいかがでしょうか。小さいけれど、どれもちゃんとしたお話や詩の絵本だし、ソフトカバーだけどしっかりとした丈夫な作り。きれいな色。味わい深い絵。楽しいお話。ロシア絵本に親しむきっかけになりそうなそんな絵本たち。どうぞ、よろしく! (直)
2017年12月04日

ビリービンの蛙の王女を入荷。手軽にビリービンを楽しめる1冊だ。
蛙が実はお姫様だったという民話なのだが、身近な生き物でもある蛙は、物語にもよく登場するが、何か不思議さも感じさせるイメージもある。実は、実際に、ほほう、と思ったことがある。
残念ながら、最近は見かけないのだが、少し前まで杉並のこの辺りには結構ヒキガエルが生息しており、家の周りにも出没していて、夜、踏みそうになったり、蹴とばしたりということもあった。
不思議だと思ったのは、うちの庭の工事をした時、周辺の蛙は居場所を追われていたのだと思うのだが、工事が終わったある日の夕方、家族全員で、庭の様子を見つつ家の前にで話していた時、車も結構通る道路の方から何やら拳大の物体が近づいて来るのが見えた。よく見るとそれは1匹の蛙で、迷わずこちらにズンズンまっすぐ進んできて、工事前はなかった階段を登り、というか登れなかったので手伝ったのだが、やれやれという感じで庭に入っていった一部始終というのがあった。あの、やあ、ただいまと言わんばかりの迷いのない行動。帰巣本能?という事もそうだが、タイミング、というのも不思議でならない。私たちがいないと、階段は登れないし、そもそも家族全員でああいう時間に外にいること自体が珍しいことでもあったし。
大体、一体どこにいたんだろうとか、工事が終わったと何故わかったんだろうなど、色々不思議なのだ。
その後、その蛙かどうかわからないが、時々家の周りでお目にかかることはあったのだが、この数年は見ていない。でも、夏場、庭の草陰でガサッと音がすると、もしかして、と思うし、そうであってほしいという気持ちではいる。

「蛙の王女」「マリヤモレーブナ」http://karandashi.ocnk.net/product/239
2017年12月03日


小さな女の子たちがプリンセスに憧れている話はよく聞く。ディズニーの影響もあり、それは現代ロシアでも聞く話。かくいう私も小さい頃は飽きることなくお姫様の絵を描いていた時期があり、わりと得意だったので、お友だちに頼まれて描いたりもしていた記憶がぼんやりとある。でも王子様の絵は上手く描けなかった。また、王子様を描いて、という依頼もなかったように思う。お姫様への憧れはドレスやティアラなどへの憧れでもあり、衣装的に描く楽しみの少ない王子様は今ひとつ描く意欲をそそらなかったのかもしれないし、お話の中でもお姫様に比べると印象は薄いのは否めない。
でも、今回入荷したブラートフ&ヴァシリーエフの「おとぎ話集」の中では、王子様たちは、ただのハッピーエンド請負人的存在の範疇を超え、何とも美しく、魅惑的に描かれている。もしかするとお姫様たちよりも華麗かもしれない。力を入れて描かれていると思う。衣装も凝っている。
何せ、表紙を飾っているのはお姫様を差し置いて、王子様単独なのだ。これは斬新、画期的。まさに王子に注目して楽しみたい1冊だ。(直)

おとぎ話集 http://karandashi.ocnk.net/product/238
2017年12月02日

オープンルームありがとうございました。
カランダーシの部屋はコート掛けはあるのだけど、荷物のことも何かしら考えた方がいいかしら、と思った1日だった。
そんなこんなですが、月めくりカレンダーが最後の1枚になり、来年はどんな年になるのだろう、なんて思う時期になってきた。カランダーシとしてもあれこれ考えたりしてはいる。でも、こうなったらいいな、はあるけれど、とりまく状況によって対応できる柔軟性が課題だなぁと思っている。あと個人的には体力つけたい。
マグネットのついたマトリョーシカカレンダーを入荷。冷蔵庫に貼って1年間楽しみたい。今の時期の気軽なご挨拶にぴったりだ。(直)

マグネット付マトリョーシカカレンダー http://karandashi.ocnk.net/product/237
2017年12月02日

12月が始まった。11月とは空気が変わる。うす曇りの師走の最初の日、私は島多代さんのご葬儀に出席させていただいた。
さて、ちょっと急だが12/2開催の講演会のお知らせをいただいた。
絵本学会主催の「絵本とメルヘン 明治学院大学図書館所蔵-絵本とメルヘン・コレクション-をめぐって」で、講師は巖谷國士さん。会場は明治学院大学白金キャンパスアートホールで13時会場、14時開会、15時25分全体ディスカッション、16時閉会。参加費無料で申込は必要ない。明治学院大学図書館には、ヨーロッパを中心に約240点の貴重書のコレクションがあり、明日はその一部が図書館に展示される。興味のある方は是非。
12/2はカランダーシはオープンルーム。こちらもよろしく。(直)

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