2017年05月28日


マルシャークの詩とレーベジェフの絵のこの絵本は復刻絵本シリーズの中でも人気のある作品。特徴をとらえた動物たちがとても印象的。配置や構成、デザインはすっきりスタイリッシュだ。主人公は小さい子ねずみ。大きな相手にも遠慮のない様子が絵を通して伝わってくる。本当におろかな子ねずみ…。
解説にこのお話はツェハノフスキー監督、音楽がショスタコーヴィチでアニメ映画化されているとあったので動画で探して見た。絵本では最後、子ねずみがいなくなってしまったという終わり方なのだが、その映画では、それからどうなったも描かれており、なかなかドキドキハラハラの内容だった。子守唄も耳に残っている。
それにしても、本当におろかななのはお母さんねずみなのでは、と思うのだか。
おろかなこねずみ
http://karandashi.ocnk.net/product/99
ツェハノフスキーは絵本も作っています。
http://karandashi.ocnk.net/product/106