美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年3月
ダイアリー:31
2017年03月11日

庭の片隅の片隅でひと株の水仙が芽吹いて花をつけた。ずいぶん昔に球根を植えたのだが、花をつけたのは多分1年目だけで後は毎年葉だけが伸びて茂って枯れてを繰り返していたように思う。それが、何の条件が整ったのか、すっと花芽が伸びてきれいな花を咲かせた。こちらのあずかり知らない地中での時の積み重ねをしばし思った。本当に植物はすごい。動けない、逃げることのできない状況を耐え忍んで何年もかけてまた花を咲かせるのだから。
今日は3.11。静かに祈りを捧げたい。そしてまた、あの日からの自らの時の積み重ねを振り返ってみてもいいかもしれない。
さて、今日は18時までオープンルーム。来週と再来週はお休みです(直)

来週はいよいよマトリョーシカ講座開催です。絵付け&色付け、あと一人ずつのご参加お待ちしています。
ウズベキスタン料理教室もよろしくお願いします!
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2017年03月10日

「世界のともだち・シルクロードの少年サブラト」(偕成社)を読んだ。世界中の同年代の子どもの日常生活を写真と文章で紹介するこのシリーズ。できれば全部読んでみたいと思う。これはこのシリーズのロシア編の際にも書いたが、どんな大きな国も家族の集合体。ひとつの家族を知ることはその国を知る有効なアプローチであるに違いない。ウズベキスタンのこともひとつの家族の生活の様子を知ったことでぐっと身近に感じている。ああ、家族仲がいいんだな、とか、イスラムの教えを大切にしているんだな、ということが何気ない1日のひとこまから伝わってくる。そして、やはり注目すべきは一族の絆を繋ぐ食卓。多彩な料理に興味をそそられる。カランダーシ開催の料理教室の料理ラグマンらしきものも登場している。今月末、ラグマンを作って食べたら、きっともっとウズベキスタンを近くに感じられるだろう。さらには行きたくなる…ような気もしているが、果たして。(直)

食を通してウズベキスタンを身近に…ラグマンを作ろう!
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「世界のともだち・シルクロードの少年サブラト」
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2017年03月09日

風は冷たいけれど随分と春めいてきたと思う。そこでお伝えしたいのが、カランダーシ刊の絵本「うさぎのいえ」を実感として楽しむのなら今頃からだということ。きつねの作った氷の家が溶け始める季節。ここからうさぎの悲劇が始まるのだ。
さて、ロシア語の先生のお宅のミモザをたくさんわけていただいた。ほわほわと明るい黄色は春の色。でも、そんな花盛りのミモザの木を後にして先生はしばらくロシアに行かれる。私たちは握手をして「ごきげんよう」と言ってお別れをした。再会するころには季節は随分と進んでいるだろう。(直)

「うさぎのいえ」http://karandashi.ocnk.net/product/36
マトリョーシカ&ウズベキスタン料理講座参加者募集中です http://karandashi.ocnk.net/product-list/19
2017年03月08日

ロシア料理の本は色々あるが、シベリカ子さんの「おいしいロシア」(イーストプレス)は、ロシアでの暮らしもよくわかって楽しい1冊。リカ子さんがロシア人の夫と共にサンクトペテルブルクに1年滞在した間に出合った出来事や料理が漫画で紹介されている。料理レシピはわかりやすく、手抜きもアリ。肩肘はらずに作ってみたくなるものばかり。また、暮らしてみて気付いたロシアのちょっと不思議なところなど興味深いし面白い。それにしてもお二人の馴れ初めが道案内だったというのだから人生はわからないな。(直)

マトリョーシカ講座は色付け&絵付け残席1です。
ウズベキスタン料理教室月曜開催ですがよろしくお願いします。
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2017年03月07日

朝イチで荷物が届く。きれいな段ボール箱だ。中の緩衝材は風船状のものだった。もちろん中身が主役だが、梱包にも興味がある。午後には私は今度は送る側になって荷物を作る予定だ。きっちり上手に詰まった荷物を見ると見習おうと思う。それにしても日本中で1日にどれだけの数の段ボール箱が行ったり来たりしているのだろう。そもそも段ボールっていつからあるのだろう…。ちょっと調べてみたら、19世紀半ばに英国でうぶ声をあげ、日本では20世紀初頭に井上貞治郎氏の考案でボール紙に段をつける機械が開発され、段ボールと命名されたとのこと。ボールという言葉は当初輸入されていたboard paperからきているもよう。どれだけの数が行き来しているかについてはちょっと想像もつかない。とてつもない数ということだけはわかる。(直)

マトリョーシカ&ウズベキスタン料理教室申込・詳細:http://karandashi.ocnk.net/product-list/19
2017年03月06日

ビリービンの民話絵本の復刻本。本当に様々な形で出版され続けている印象がある。今回入荷した「サルタン王物語」は以前入荷分の「うるわしのワシリーサ」と同じシリーズだ。ちょっと小ぶりというのが特徴で、手に取りやすい。カバンにも入るだろう。しっかりとしたハードカバーだし、金文字が表紙に押されており、なかなかおしゃれな仕様だ。中を見るとビリービンの挿絵を大胆にカットして使っていて、なかなか斬新なデザインだ。復刻本であるけれど、いにしえを懐かしむのではなく、新しい世代に手にとってほしいという意図で作られているのだと思う。大胆!と思うけれどこれはこれで面白い。
でも、ビリービンが見たらかなりびっくりするだろうな。(直)

「サルタン王物語」http://karandashi.ocnk.net/product-list/2
マトリョーシカ&ラグマン講座http://karandashi.ocnk.net/product-list/19
2017年03月05日

3月になり、ぐっと春めいてきたように思う。時が経つのは早い。オープンルームを始めた1月に比べると日脚も随分のびた。今月はマトリョーシカの絵付けやウズベキスタンの料理の講座を開く予定なので、またそのための準備を考えている。これまでと違い一度にまとまった数の方に来ていただくので、靴箱のこと、傘のこと、また机のレイアウトなどなど。ご不便をかけないようにと思案しつつ工夫しつつだ。オープンルームに来てくださる方も、講座に来てくださる方たちも貴重な時間をこの場所で過ごしていただくわけで…。行き届かないところはあるかと思うけれど、楽しい時間を過ごしていただければ!と思っている。(直)

マトリョーシカ&ウズベキスタン料理講座http://karandashi.ocnk.net/product-list/19
2017年03月04日

愛蔵版の「ロシアの昔話」(福音館書店発行)を入荷。マーヴリナの挿絵だ。しかしこれは絵本ではないので挿絵を楽しむというより昔話のお話の世界にどっぷりひたってほしい1冊だ。それにしても、あいぞうと入力すると愛憎と出てくるのは残念だ。さて、この本、愛蔵版と出版社が銘打つだけのことはある。箱に入って、表紙に金の文字が入り、型押しの表紙だ。愛蔵にふさわしい作り方ということだ。そういえば、ずいぶん昔、誕生日によく知られたお話の本の愛蔵版をもらったことがある。それはとても嬉しかったけれど読む時ちょっと緊張した。丁寧に扱って大切にして今でも本棚にある。
今日は6時までオープンルームです。窓からは青空。(直)

ロシアの昔話
http://karandashi.ocnk.net/product/178

マトリョーシカ&ウズベキスタン料理講座
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2017年03月03日

「海と灯台の本」(新教出版社)を入荷した。アヴァンギャルド絵本の中でも、この印象深い表紙はご存知の方も多いのではと思う。革命の旗手マヤコフスキーの詩、ポクロフスキーという人の絵なのだが、このポクロフスキーという人がどういう人なのかということについて実はよくわかってない…という内容の訳者松谷さやか氏の後書きも興味深い。今年はロシア革命100年。あの時代を知る1冊としておすすめしたい。
昨日はウズベキスタンとマトリョーシカのチラシ配置のお願いに、ご近所、西荻のお店を何軒か回った。どちらも快く引き受けてくださり感謝している。ウズベキスタンの方は月曜日なので行けないという声をいただいている。確かに…。そんなことも含めてあれやこれや至らないところご容赦くださいませ。ご検討のほど、よろしくお願いします(直)

海と灯台の本http://karandashi.ocnk.net/product/177
2017年03月02日

もう少し前の話になるが、佐藤さとるさんがお亡くなりになった。「誰も知らない小さな国」コロボックルシリーズなど日本のファンタジー作品の草分け的存在といわれている方だ。哀悼の意を捧げたい。
佐藤さとるさんといえば私にとっては「おばあさんのひこうき」(小峰書店)というお話だ。もちろん村上勉さんの絵だ。
小学校の時、随分長い時間をかけてこのお話の「学習」をした記憶がある。なんで先生はこのお話にこだわるのだろう、と子ども心に思ったくらいに力が入っていた。ざわついた教室の音や給食の匂い、黒板のきれいな階書文字のイメージなどが「おばあさんのひこうき」という言葉と共にふぁーと蘇る。学校の勉強としてお話を読んだ記憶の最初の方にこの作品がある。私は何か漠然と腑に落ちない思いを抱いてちんまりと教室に座っていたっけ。
今度また読んでみたらどんなふうに感じるのだろう。
今日は雨。埃を鎮めてくれる雨。(直)

マトリョーシカ&ウズベキスタン料理教室 http://karandashi.ocnk.net/product-list/19
2017年03月01日

今日は仕入れ関連を済ませた後、神楽坂のスタジオ・アルガリさんの個展へ。今回は壁穴シリーズがたくさん。賑やかだ。ひとわたり見させていただいた後に、少しすずきさんとお話をした。お願いしたいことがあったのだが、実現しそうな運びでよかった。それから今回は什器の話なども。すずきさんは木工仕事もお得意なところが素晴らしい。ポストカードラックも自作で素敵。味わいがある。作り方を教えていただいたけれど私にできるのか甚だ疑問だ。いいな。創意と工夫力。尊い。(直)

ふたつ募集中です。よろしくお願いします。
マトリョーシカ絵付け&ウズベキスタン料理教室
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