美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年8月
ダイアリー:31
2017年08月11日

今日から夏休みという方も多いのでは。そんな中、今日はカランダーシから3つのお知らせを…。

※お詫びと訂正※マト教室日程8/13に訂正しました。
【誤・10月29日(土)】→【正・10月28日(土)】申し訳ありませんでした。


1)8月19日(土)東京ロシア語学院のオープンキャンパスに合わせて開催の日本ユーラシア協会のミニバザールに参加出店します。本郷のMitteさんと同スペースです!バザールの時間は11時~17時。ペリメニとブリヌイの試食会もあるそう。各講座充実の学院をのぞいてみませんか。お待ちしています 東京ロシア語学院:!http://www.tokyorus.ac.jp/

2)秋のマトリョーシカ絵付け教室開催決定。春にご好評いただいたデニス先生の絵付け教室(協力:VOLGA&Coさん)を【10月28日(土)】に開催します。今回はジェットマロース(サンタさん)マトリョーシカも登場!詳細は後日。お楽しみに!

3)9月30日(土)~10月9日(月・祝)国立科学博物館筑波実験植物園にて開催の「きのこ展 あの物語のきのこたち」にカランダーシ刊「わいわいきのこのおいわいかい」がパネル展示されます。
きのこ展2017:http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2017/10kinoko/
2017年08月10日

さて仙台母娘旅。2日目は伊達政宗公の霊廟「瑞鳳殿」と仙台城址を訪ねた。霊廟は政宗公が鶯の初音を聴きにきていた場所だそうで熊出没の看板もあるような静かな山の中。ちょうど今年は生誕450年ということで記念の本殿ご開帳が行われていた。そして青葉山、仙台城址へ。政宗公の勇壮な銅像は思った以上にかっこよかったけれど逆光でお顔がはっきりしない写真しか撮れず。資料館では典型的な山城の仙台城の造りや全貌などをCG映像で見て江戸時代のこの地の繁栄に思いを馳せた。
霊廟も銅像も立派で美しいものだったが、霊廟は戦災時に全焼、銅像は金属供出のため撤去されたという過去を持ち、そしてその後、人々の熱い思いによりそれぞれ復元されている。
建物、銅像、そして街でさえ、形あるものは人災や天災により時に崩れ、なくなってしまう。けれども再びそれをなんとか造り直してゆこうとする人々の思い。仙台の場合、その思いの中に政宗公という存在があるのだろうなぁと思ったし、城下町のプライド、矜持、誇りというようなものが短い旅だったけれども滞在中伝わってくるものがあった。ちょうど七夕祭りだったせいかもしれないけれど。
あ、ライブもよかったし、牛タンもずんだ餅もとてもおいしかった。よい旅だった。(直)
2017年08月09日

仙台で開催のライブに行くため母娘旅をしてきた。実は仙台は3歳まで住んでいた。計らずもちょうど七夕祭りの時期の旅となり、美しい七夕飾りを見ることもできて、思い出深い旅となった。
駅の構内も色とりどりの飾りでお祭りモード。せっかくなので商店街のアーケードに繰り出した。各商店や団体の個性豊かな飾りが幾重にも連なる中を暖簾を次々くぐるように進んでゆく楽しさ。歓声をあげながら奥へ奥へ。
趣向を凝らした飾りの数々は、プランから始まり一体どれほどの時間を費して作られるのだろうと思う。その美しさに見とれ、そして地元の人々のこの祭りにかける情熱と本気に圧倒される。
震災の年の七夕まつりの時は、全国からの多くの応援メッセージも飾られたという。
祭りは人の思いを結び、願いをつなぐ。
美しい飾りはまた祈りでもあるだろう。
時間の関係もあったので全てを見ることはできなかったが、ひととき、七夕飾りを見るという形ででも祭りに参加することができてよかったと思う。(直)
2017年08月07日

画像は資料用のソビエト時代のコルネイ・チュコフスキー原作「アイボリット先生」の絵本の挿絵より。「アイボリット先生」は「ドリトル先生」を翻案したものだけど、ドリトル先生が世に出る前からチュコフスキーは実際に優しいお医者さんを知っていてそのことを書きたいと思っていたそうだ。
この挿絵はアイボリット先生の人柄がよく出ていていいなと思う。わたしも仲間に入りたいと思う。そして生活習慣についてなど指導していただけたら嬉しいのだけど。でも、お忙しい先生のお邪魔をしてはいけないか。(
(この楽しい絵本はカランダーシのオープンルームでご覧いただけます)(直)




2017年08月07日

小さい頃、家ではうさぎを飼っていた。名前はぴょん吉といってオス。父が四角い小屋を作って前面は金網をはっていた。餌を与える入り口は突き上げ式の木の格子戸状のもので、そこからよく私はクローバーやタンポポをとってきては与えていた。キャベツや人参などの野菜のきれはし、そして庭や当時はたくさんあった原っぱで食べられる草をたくさんとってきて与えていた。ぴょん吉はクローバーが好きだった。自分の身体が隠れるくらいの量の草を与えても、もしゃもしゃときれいに平らげた。糞は父が作っていた庭の畑の肥料になった。小屋の角に穴をあけたら決まってそこで用を足していた。
ぴょん吉のことは大好きだった。柔らかい手触りも覚えている。思い出すと泣けてくる。何も言わない、静かな友だちだった。
 新しいうさぎの絵本を今日は外で撮影してみた。明るい日差しだけど、西側の空は暗く、台風がそこまで来ていた。(直)

「うさぎちゃん」http://karandashi.ocnk.net/product/216
 
2017年08月06日

どれくらい木が茂っていれば森といえるのだろう。なんて問いは置いておこう。そこが森だと思えば森。ということにすればいい。そう思えば、結構東京にも森はあるようだ。「東京の森のカフェ」(書肆侃侃房)には、深い森から浅い森までが登場し、憩いのカフェが紹介されている。行きたいな、という場所をいくつか見つけた。行ったことのある場所もいくつかある。森のカフェ、出かけるなら森の匂いのする雨の日の方がいいかもしれないとも思う。
でも、この本を見て一番嬉しかったのは、私が知っている森のカフェが掲載されていなかったことだ。自分勝手だけど。(直)
2017年08月05日

午前中東京子ども図書館へ行ってきた。ちょっと久しぶりになる。資料室で本を探して5冊ほど借りることにした。これらは探求的なものとこれからのカランダーシのために勉強が必要なものなどなど。「これから」というのは自分で作ってゆくもの。作ってゆくためにはある程度は備えて、とは思う。知らないことを教えてくれる本という存在はありがたい。そしてその本を探せる図書館の存在は本当にありがたい。これらの本は私にとって今年の夏の課題図書。感想文は書かないけれど。
午後はオープンルームだった。暑い中、訪ねてきてくださる方々に感謝。来週、再来週はお休みとなる。再開を楽しみにしたい。(直)
2017年08月05日

夜眠る前にになぞなぞの絵本はどうだろう。「なぞなそひゃっこのほん」(福音館書店)これはカランダーシの資料用の絵本だが、ミトゥーリチの絵だ。あらためて目を通すと味わい深いものだと思う。ブラートフが採集したロシアと周辺諸国のなぞなそを集めたもの。なぞなぞの問題として身の周りのものの特徴が文章で書いてあり、読者がそれが何か当てるという具合。自然や動物からの出題が多い。その問題がなぞなぞだから当たり前だけど示唆にとんでいて、そして詩的だ。さらに哲学的だったりもする。ミトゥーリチの絵はその答えにさらっとはしているが抒情的な表情をつけて表現いるので、結果、なぞなぞを解き進めていくうちに世界にあるもの全てのものの存在が愛おしくなってくる。まあ、これは大人の感傷なのかもしれないけれど。
そういう気持ちで眠りにつけるのは素敵なことと思う。今日は色々あったのですごくこういう絵本を読んでから眠りたい気分。(直)
2017年08月03日

家の裏のすごい細長く狭い場所を占拠するようにヨウシュヤマゴボウが大きくなって実をつけていた。ひと株がずいぶんと大きくなるものだ。この実は色水遊びに昔よく使っていて、子どもが小さいころ、あちこちの空き地に探しに出かけたこともあるくらいだ。でも、今はとにかく邪魔なので刈り取った。刈りとった株の枝には花も咲いているし、まだ緑の実の房もある。なかなか面白いと思って少し花瓶にいけてテーブルに飾ったのは昨日のこと。
でも、今はない。さっき捨ててしまった。なぜなら、ヨウシュヤマゴボウってどんな漢字なのかネットで調べていて、それは洋種山牛蒡だったと分かったのだけど、この植物が毒草であることも同時に分かったからだ。厚生労働省のサイトに「果実と根に有毒成分を含み、食べると 腹痛・ 嘔吐・下痢を起こし、ついで延髄に作用し、けいれんを起こして死亡する。 皮膚に対しても刺激作用がある」とあった。なんということ。知らなかった。知らないで子どもに与えていた。間違って口に入れていたら、と考えるとぞっとする。これは周知のことなのだろうか。少なくとも私はそんなこと知らずに今日の今日まできた。おそろしい。(直)
2017年08月02日

ロシアで有名なワニといえばゲーナだろう。チェブラーシカの友だちだ。いつも一緒にいる。ワニだけどとても優しい。とても人気がある。あの獰猛なワニがこんなふうな親しみやすいキャラクターに仕上がるなんて、と感心する。
私はワニが苦手だ。小学生の時、ワニがたくさんいる場所に見学に行く際、先生からとてもおそろしい話を聞いたのだ。むやみに近づいてはいけないという目的で、今考えると少し「盛った」話だったのかもしれないが、ぞっとして、当日は遠巻きに見ていたように思う。今でもワニを見る時には必ずその話を思い出し緊張する。
ロシアでは、ゲーナだけではなくわりと子どものお話の中によくワニが登場する。なぜだろう。実際には生息していない生き物なのに…。今回入荷のチュコフスキーのお話集にも、ワニが主役のお話だけではなく色々なお話に登場する。登場しすぎではないのと思うくらいだ。
そうそう、何故ワニは緑色に着色されて描かれるのだろう。実際は違うのに。 (直)

お話集http://karandashi.ocnk.net/product/215
2017年08月01日

国立科学博物館筑波植物園で9/30~10/9開催される「きのこ展―あの『物語』のきのこたち-』にカランダーシ刊『わいわいきのこのおいわいかい』も多くの絵本や漫画に混じって展示される。大変ありがたく嬉しい。物語の紹介や実物きのこ標本や画像との比較などなんとも興味深い企画だ。
『わいわいきのこのおいわいかい』を作った際に知った、実際のきのこの世界の奥深さ!この絵本の場合、物語の理解のためにも科学的なアプローチがマストであり、本当にきのこ博士こと保坂健太郎先生に大変お世話になったのだった。
さて、さて、このきのこ展、どんな絵本、そして漫画が登場するのかすごく楽しみだ。私も持っているあの漫画は展示されるのかな、あの絵本はどうかな、どうなのかな、展示されるといいな、と今から期待している。(直)

「きのこ展」http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2017/10kinoko/
「わいわいきのこのおいわいかい」http://karandashi.ocnk.net/product/97
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