美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2018年4月
ダイアリー:30
2018年04月10日

1日はあっという間に終わる。でも本当に夕方の時間が長くなって嬉しい。ありがたい。
私はよく探し物をしているのだけど、ある資料を探していたら、別の資料に行き当たり、読みふけってしまうことがよくある。先日も国立国会図書館国際子ども図書館主催の松居直さんの講演会「ロシアの絵本を日本の子どもに」の資料を読み直した。絵本を作る側の話、また、画家や作家の話がたっぷり語られていてとても興味深いのはもちろん、大変勉強になった。
画家のマーヴリナさんとの交流にもたくさん触れていて、色々考えさせられたり。「マーヴリナさんは本当にロシアそのものを表現したかったのです」という言葉が印象に残る。彼女は決してロシアを離れないというのが信条で、たった一度国際アンデルセン賞授賞式に説得されてアテネまで出かけたのだそう。
ロシアへのこだわりは知っていたつもりだったけれど、その強い気持ちをあらためて確認させらた。

画像は夕方の陽射しの中で撮ったマーヴリナ画のうさぎ。花束を持っている。
一度見たら忘れられない花咲く春の野原の景だ。(直)

マーヴリナ 「うさぎの花束」
http://karandashi.ocnk.net/product/201
2018年04月09日


カランダーシの小さな絵本たち。それこそロシア語を始めた方たちへの贈り物にも喜ばれるかもしれない。出かける時に鞄に入れて空いている時間にスマホで単語を調べながら読んだりも気軽にできる。簡単なホッチキス留めの作りだけど、多少の汚れは拭けるくらい丈夫な紙質で、折れたりもしにくい。手のひらサイズでとにかく軽い。棚などに表紙を見せてちょっと立てて飾ることもできる。
絵本には色々な形や作り方があって、興味深い。そんな中でロシアの小さくて薄い絵本はいいなぁと思っている。

葉桜。暖かいような、まだまだなような、今日この頃。昼間の時間が長くなって嬉しい。菫が咲いて嬉しい。(直)

2018年04月08日

4月。新年度。新しい事を始める方も多い季節だ。ロシア語を始める方もいらっしゃると思う。カランダーシにもアルファベットや簡単な単語に親しむための絵本やワークブック、パズルなどがあるのでお役立ていただければ嬉しい。チェブラーシカのワークブックはアルファベットの書き方をマスターするためにおすすめ。可愛いシール付き。猫の表紙のワークブックはカードを切り抜いてゲーム感覚で言葉をおぼえます。パズルはピースが連結可能なので遊び感覚で言葉に親しめます。小さな一冊はアルファベットでエルミタージュ美術館の作品をたどる贅沢な内容。薄いピンクの表紙はバレエ・リュスのデザイナーでもあったベヌアのそれは美しいアルファベット絵本。贈り物にもおすすめ。
何か始める季節。
何か始まる季節。
気持ち新に!!(直)

チェブラーシカhttp://karandashi.ocnk.net/product/249
猫の表紙http://karandashi.ocnk.net/product/213
パズルhttp://karandashi.ocnk.net/product/255
エルミタージュhttp://karandashi.ocnk.net/product/202
ベヌアhttp://karandashi.ocnk.net/product/63
2018年04月07日

オープンルームありがとうございました。
今日はご近所のTさんが初めていらしてくださった。Tさんはロシアを何回も旅されており、色々な事に精通されているので様々なことを教えていただきながら、話題は広がり繋がり戻り進んでという感じでとても楽しい時間を過ごさせていただいた。ロシア絵本については、チャルーシンの挿絵、特に猫の描写に魅かれるとのことをうかがった。またTさんは、ニコライ堂の聖歌隊の元指揮者の方が指導されているという水の輪混成合唱団の団員としても活動されていて、聖歌も歌われているそう。正教会の聖歌、今度じっくり聴いてみたいなと思った。
そうそう、今日もサモワールは活躍してくれたのだけど、ソ連時代のお茶の時間の楽しさが少しわかってきたような気もする。コゼーのおばあさんの存在感もいいな。サモワールを保温しながらこちらの話を聞いてるような、参加している感もある。最近、日本語もある程度は理解できるようになってきているのではと思っている。(直)
2018年04月06日

ブラートフ&ヴァシリーエフの新しい絵本を入荷している。今回は表紙がとても豪華で美しい。シルバーの箔押しもある格調高い装丁。愛蔵本としておすすめだ。贈り物にも素敵。

さて、今日のお客様もサモワールを面白がってくださったようでよかった。本当にサモワール大活躍だ。今日のお客様は仕事上でとてもお世話になるかもしれないということで、緊張もしたけれど、初めましてのご挨拶から、少し具体的な内容も含めてよいお話ができたのではと思う。前に進んでゆく力をいただけてありがたかった。
色々なお客様がカランダーシの部屋にいらしてくださるが、お帰りになった後、テーブルに出した絵本を、これはあの話題のために出した絵本。これはこういうことを確かめたかったから見た絵本だとかか、反芻しながら棚に戻す時間もまた楽しい。

明日はオープンルーム。庭のハナニラやビオラも大歓迎。春さなか。どうぞいらしてください。 (直)

「おとぎ話」http://karandashi.ocnk.net/product/267
2018年04月05日

ちくちくバルト舎の荒田起久子さんは、昨年単身でエストニアにえいっ!と手芸留学をして、様々な伝統手芸の技術を習得、帰国後は、ムフ島伝統のムフ刺繍家としての活動を始めたり、バルト三国の雑貨やハンドメイドのオンラインショップを開設したり、と精力的に活躍されている。私もエストニアのムフ柄のくつ下を購入してはいている。お花柄がきれいでお気に入りだ。
そして、今回荒田さんは「ラトビア森の民芸市とエストニア可愛い手芸を巡る旅」というツアーをコーディネート&同行されるそうで、素敵なフライヤーを送っていただいた。
民芸市のお買物、工房の見学、それに伝統手芸のワークショップととても充実した内容のツアー。現地の方と手仕事を通じてのコミュニケーションのひとときは、きっと忘れられない密度濃い経験になるはず。それに、荒田さんのとっておきのお話もきっと聞けることでしょう。
美しい季節。針と糸と手仕事と。
特別な旅へのお誘いだ。
申込早割は4月20まで。(直)

2018年04月04日

昨日は、今日お客様もいらっしゃるのでよい機会とばかりにシャルロートカを初めて焼いてみた。ロシアのりんごのケーキだ。何かロシアのお菓子をマスターしたいと思っていて、ロシア語の先生から簡単よ!と言われていたので、チャレンジしてみることに。それにこのお菓子はりんごがたくさん入っていて何しろ美味しいのだ。簡単で美味しい…これに勝るものはないではないか。実際夕食の準備の前のだ時間に材料を切ったり、混ぜたりして、あとはオーブンにお任せで出来上がったなので、確かにお手軽かもしれない。お味も、今日のお客様はロシアの方。ドキドキしたけれど、どうやら合格のようで、これ、これ、と笑いながら懐かしがってくださった。サモワールも子どもの頃、ダーチャで使っていたそうで、こうやってお茶の時間を持っていたとこれまた懐かしそうで、喜んでいただけたよう。よかった。よかった。
それからは、たくさんの絵本を見ながらの怒涛の打ち合わせ。たくさんたくさん話をして…実りある濃い時間を過ごした。今日この場所での決断。ここから始まる物語がどんなストーリーになるのか、楽しみだ。がんばる。
シャルロートカの誓いだ。(直)
2018年04月03日

ロシアはバレエの国でもある。
バレエの素敵な絵本を入荷した。美しい水彩画を通してバレエの歴史、芸術、構成、リハーサルの事、基礎、記録、劇場、音楽…と他方面から解説。理論とルールを学び、バレエってどんなものだろうと知るために、またはこんなものだったのかと確認するためにもこの絵本はおすすめだ。また、ウリヤーナ・ロパートキナやミハイル・バリシニコフなど有名ダンサーのスキルの秘密なども掲載されている。でも、バレエが好きな方は見ているだけで楽しいと思うし、バレエが素晴らしい総合芸術であることにきっと納得するだろう。
それに、この絵本を見ているとバレエ鑑賞に行きたくなる。本当は踊れるといいのだけれど(笑)

庭のハナニラが今年も花を咲かせ始めた。淡いブルーがきれい。(直)

「バレエ」http://karandashi.ocnk.net/product/266

2018年04月02日

隣の家の庭のウグイスは随分鳴くのが上手になった。春4月。新しい季節が始まった。なれど、カランダーシには新入社員は入ってこない。でも、新しさは取り入れてゆきたいので、私自身が古びてはいられない。意識してフレッシュな気持ちで進んでゆこうと思っている。ここののところ多方面より示唆を受けるようなことが多く、それが本質的なことに関わることだったりもして、万事受け止めて柔軟な気持ちで動いていきたい。というようなことに付随するのかどうかはわからないが、このカランダーシの部屋にオフィス機能を移行させようと計画している。まあ、だんだんと、だ。

さて、先週ご紹介したチャルーシンの伝記本をアップした。画集ではないので字が多目ではあるが、素晴らしい挿絵もたっぷり。多くの方に見てもらいたいものだ。写真や動画で動物を見るだけではわからない動物の、これがまた真実の姿なのだと教えられる。生き物が生きている、そのことが迫ってくる感覚がある。いくつかの立体造形物の写真も貴重だ。

冷静に考えると躊躇してしまうが、動物とまた暮らしたいと思う日は相変わらず続いている。(直)


チャルーシン伝記 http://karandashi.ocnk.net/product/265
2018年04月01日

イースターになると登場する、卵を運ぶうさぎはドイツから始まったらしい。何故うさぎなのか、ということについても詳しくはないが、強引に今日はうさぎの絵本をご紹介。
こういう絵にそって切り抜いた形状の絵本はソ連時代の絵本にも時々見られるし、ずっと一定の人気があるんだなぁと思っている。
独特の曲線で出来上がった形の中に広がるお話の世界。この形、この絵本の場合は絵の雰囲気とよく合っていると思う。きっと四角い絵本よりもずっと。うさぎの持つ柔らかさや丸さにも寄り添っているように思える。
表紙のうさぎ君は籠を背負っているが、籠の上部に紐を通して担いでいる。木の皮で作った籠だろうか。青い紐がおしゃれ。手(前脚)にちゃんと巻きつけているところがかわいらしい。
そろそろ桜もおしまい。またらいねん。(直)

「うさぎちゃん」http://karandashi.ocnk.net/product/216
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