美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2020年11月
ダイアリー:23
2020年11月05日

寒くなってくると富士山のシルエットが見える日が多くなる。カランダーシのベランダから遠くに見える。遠くを見たり空を見たり。そういう時間も大切。

空がまるでキャンバスのようなアントン・ロマーエフの「小さな海賊のための子守唄 」。まだ見ぬ世界に興味津々のちっとも寝ようとしない息子と寝かしつけようとする海賊の父の話。

その父親の話はかえって息子の好奇心を刺激してしまう。世界を股にかけた壮大な2人の会話の応酬の内容が沸き立つ雲のように頭上に投影され、青い色で描き出される。

息子は大きくなりやがて父の元を離れ、小さなボートでひとり漕ぎ出す。幼い頃父が語ってくれたまだ見ぬ世界への憧れに導かれ、いざなわれ、旅立つ。

ロマーエフの初オリジナル絵本。2019年ブラティスラヴァ世界絵本原画展金のリンゴ賞受賞作品!(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/422
2020年11月04日

木枯らし1号も吹いてぐっと冬が近づいて来た感じだ。日暮れも随分早くなった。今年の冬は寒いのだろうか。

冬ならではのロシアの絵本。「12の月」(サゾーノフ画)はマルシャークの戯曲絵本。「森は生きている」というタイトルで親しまれているお話だ。意地悪な継母の理不尽な言いつけに冬の森を彷徨う娘を12人の月の精たちが助けるお話。


「スネグラーチカ」(マリナ・ウスペンスカヤ画)は民族学者アフォナーシェフの再話絵本。こちらは「ゆきむすめ」でよく知られているお話。雪で作られた娘の寂しげな表情が心に残る。

あまり寒くない冬になるといいなぁ。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/463
https://karandashi.ocnk.net/product/400


2020年11月02日

ビオラなど来春まで咲く花をプランターに植えた。夏からずっと咲いているベコニアが多分霜が降りるまでは元気なのでしばらくは両方の季節の花を楽しめるはずだ。

パメラ・ダルトン画の「降誕物語」は、アメリカの絵本の露語翻訳版。邦訳版もあり日本キリスト教団出版局から出版されている。

実はそういう重要情報をうっかりチェックせずに仕入れてしまった。それくらいこの絵本の美しさに惹かれてしまったのだ。

漆黒の背景に、繊細な切り絵の技法も取り入れた挿絵は、静謐な輝きを放ち、格調高くクリスマスの物語を語る(直)
詳細・画像 https://admin19.ocnk.net/admin/index.php?go=product-show&id=516
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