美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2018年07月01日

ご近所のギャラリー「数奇和」さんで開催されている谷口幸三郎展『こどもの絵』という展覧会に行ってきた。実は今日が最終日。知ったのが今日だったので何とかギリギリ間に合った感じだ。
壁一面には谷口氏が大好きだというこどもの絵に影響を受けて和紙に描いた作品群。こどもが描いたような…という表現がメインのモチーフとなっている。もちろん谷口氏はこどもではないので大人が描いたこどもの絵のような絵ということになる。これは芸大を卒業されて幼児教育に携わり、幼稚園の園長をされてきたという経歴により育まれてきたテーマなのだそうだ。そのこどもの絵のモチーフに文字のメッセージや肖像画などが描きこまれている作品もあり表情は多彩だ。内容的に攻めているのだけど和紙という素材がとても効いていて圧は感じない。また額装をしていないので作品同士もフラットに響き合っている。爆発と抑制と。客観と主観と。こどもと大人と。
短い時間だったが、暑い暑い7月の初めの日、アートに触れることができてよかった。そして、西荻には色々なギャラリーがあって様々な展示会が開催されている。せっかくのご近所なのでもう少し気にしていこうと思うに至った。よいことだ。(直)

谷口幸三郎 えをかくせいかつ https://ewokakuseikatu.com
2018年07月01日

オープンルームありがとうございました。
なんて暑いんだろう!今日はいらっしゃる予定の方々がバタバタとキャンセル、ということもあり静かな1日だった。外を見たら誰も歩いていない。お出かけするにもちょっと勇気がいるような夏の日差しだ。
そして今日はオープンハウスの後、大学時代からの友人のJさんが開催したご自宅でワインを飲む会にお邪魔させていただいた。彼女は家庭文庫の活動をずっとしてきているのでその絵本のたくさんあるお部屋も見せていただいたり、他のゲストの方々もJさんと絵本での繋がりがある方たちなので、何だかすぐに打ち解けさせていただいた。そんなアットホームな雰囲気の中、Jさんにゆかりのあるドイツの美味しいワインとご馳走をいただきながらの楽しい会話。あっという間に時は過ぎてしまった。
そして帰宅してテレビで見たのは、楽しみにしていた椎名林檎さんが出るNHKの「ねこにまた旅」。サンクト=ペテルブルクはなんだかんだ美しいなぁ!と嬉しくなってしまった。(直)
2018年06月29日

雑誌「さとうきび」(スタルカ)が届いた。さとうきびがテーマの専門雑誌だ。お声かけいただき、こちらの巻頭言という見開きのページに「サモワール大作戦」という文章を寄稿させていただいた。もちろんサモワールのことを書いているのだが、ロシア絵本への思い、カランダーシの活動についても触れている。また、別ページだが前回ロシアに行った際に撮影した写真も掲載していただいた。
この雑誌は、サイトの紹介文によると「暮らしの中のさとうきびを考える人文自然科学総合雑誌」とある。なのでもちろんさとうきびに関連する内容の記事が多く掲載されている。たとえば特集はさとうきびと書道の世界だ。さとうきびを育てた男というシリーズは今回はタイに工場を作った方のお話。またさとうきび利用加工研究会の報告やあまいもの情報、海外レポートもある。 詩やコラム、エッセイなど読み物もあり多彩な内容だ。
読めば知らなかったさとうきび界隈のことが身近になるが、視野が狭まるのではなくそこから広がる世界を提示してくれるそんな雑誌だと思う。
さて、私はさとうきび畑を実際に見たことがない。でも梅雨明けの今日のような青い空の下、青々と広がるさとうきび畑を姿を想像することはできる。見渡す限りの真夏のさとうきび畑…。こんな風が強い日に聞こえてくるのはやはりざわわ、ざわわという音なのだろうか。(直)

※「さとうきび」(スタルカ)を読みたい方はご連絡ください。
2018年06月28日

オレイニコフの絵本。ダニイル・ハルムスのいくつかの詩をまとめたものだ。ハルムスは1920年代後半から未来派の影響を受けて本格的文学の創作活動を始め、やがてマルシャークのもとで児童文学の仕事をする。その後反ソビエト的との旨で逮捕される、それからは不条理文学の先駆者として活動するが、41年に再び捕まり刑務所の病院で亡くなっている。
オレイニコフが表現するそのハルムスの子どものための詩の世界。大判でたっぷりと見せる内容は子どものために具体性もありユーモアも交え賑やかでダイナミック。詩の言葉の配列デザインも凝っていて面白い。
無論感性でどう捉えるかという部分は大きい。子どもたちはこの絵本をどう捉えるのだろう。でも意味や理解を超えたものを子どもはむしろ大人よりも感覚的にわかることがあると思う。私が読んだ「ハルムスの世界」(ヴィレッジブックス)の中に「前衛芸術と子どもの感性の親和性」という言葉があるのだが、心に留めている。そして個人的にオレイニコフの描く作品を子どもに見せたりしたかったなぁ、と今さら思ったりしてもいる今日この頃ではある。(直)
「みんな、走り、飛び、跳ぶ」http://karandashi.ocnk.net/product/287
2018年06月28日

1日中熱風か吹き荒れていた。午前中は雨も。
今日は夕方から国際アンデルセン賞選考委員である 大阪国際児童文学振興在団の土居安子さんの新・編集者講座「国際アンデルセン賞の審査から見えてきたこと」(JBBY主催)に行ってきた。今まで知らなかった選考会の臨場感ある様子のお話は興味深かったし、候補者の作品の紹介をしてくださったので、広く世界の絵本の世界に触れることができたのはありがたいことだった。講演会後は直接その絵本のいくつかにも触れることもできた。
今年の画家の受賞者であるロシアのオレイニコフについてはプーシキンのお話絵本「金の魚」の漁師の表現がいわゆるそれまで表現されてきたような善人でないところが特長だ、とロシアの選考委員からの説明があったというお話があった。カランダーシに今ある3作しかよく知っているとは言えないのだが、確かにオレイニコフの表現は人物に限らず一筋縄ではないどころか、大胆さと緻密さとまた独特な技法を用いた描き方で表わされる世界観はかなりとても独創的だ。その静かな迫力に圧倒されひきこまれる。他の作品も見てみたいと思っている。
土居さんはオレイニコフの原画を見たとおっしゃっていた。私もいつか是非見てみたいなぁと思っている。(直)

オレイニコフ作品 http://karandashi.ocnk.net/product-group/45(3作目は近日アップ予定)
2018年06月26日

今日も暑かった。
画像は図鑑絵本「ハリネズミ」より、ぷかぷか水に浮くハリネズミのページ。何とも気持ちよさそうで見ているこちらの気分もちょっとリラックス。この絵本はカランダーシで人気のある絵本。最初はハードカバー版だったのが今はソフトカバー版となったが引き続き扱っている。きちんと写実的な絵でハリネズミの生態を伝えつつもお話仕立てのような演出でひきこまれる。ロシアではハリネズミは郊外に行けば見かける身近な動物。この絵本からもその親しさ加減が伝わってくる。
ロシアのお話や絵本にもたくさん登場するハリネズミ。自然の中でどんなふうに暮らしているのか詳しく知れば、きっと今まで以上にお話や絵本の中のハリネズミに親しみを持てるだろうと思う。とても見やすく楽しい絵本だ。(直)
ハリネズミ http://karandashi.ocnk.net/product/251
2018年06月25日

暑い1日だった。喉がよく渇いた。外に干していた白いバスタオルにカマキリの子どもの脱皮の抜け殻がついていた。なんだか色々と夏だ。
今日は暑かったので少し涼しげなページをご紹介。右のページの象のちびちゃんはバケツの水を吸って鼻からシャワーにして浴びている。水着を、着ているのだろうか。足を揃えて座っている姿がお行儀よくてかわいらしい。
暑い上にバタバタと慌ただしい1日だった。反省すべきこともあり、反省している。象のシャワーでも浴びて頭を冷やしたいところだ。(直)

おちびちゃんたち http://karandashi.ocnk.net/product/270


2018年06月24日

ワールドカップで盛り上がるロシアの夏。この季節、試合が行われる都市部、市街地を離れ、ロシアの大部分を占める深い森の中に行って見たら、どんな様子なのだろうか。どんな生き物たちがどんなふうに暮らしているのだろうか。この「森の中で」という絵本はその森の四季の様子をパノラマで見せてくれる。夏の水辺ではこぐまたちが木登りを覚え、水鳥たちも子育て真っ最中だ。そして生命が生まれ育つ場所はまた生命奪われる場所でもある。魚や虫は捕食され、大きな鴨も鷹に襲われる。一番強そうな熊もこぐまが木から落ちていて油断できない。でもそんな傍らでイノシシはのんびり水を飲み、 白鳥たちは穏やかな時間を過ごしているように見える。親子でどんな会話をかわしているのだろう。その会話を想像したりヒナが1羽だけお母さんの背中にのっているのは何故だろうと考えたり、この絵本はそうやって森の生き物たちの様子を読者があれこれ言葉で語れる楽しさがある。それは自分で作る森のお話。
夏の日のある一瞬をパノラマで見せるこのページ。10秒後にはまた違うドラマが繰り広げられているのだろう。くまのこは池に落ちて慌てているだろうか。池の中の生き物たちもさぞやびっくりしたことだろう。(直)

「森の中で」http://karandashi.ocnk.net/product/268
2018年06月24日

オープンルームありがとうございました。雨の中今日は福岡から懐かしい友人が訪ねてきてくれた。感謝。私が今何をしているのかはこのカランダーシの部屋に来てもらって話をするのが一番。絵本の話や昔の話のあれこれに花が咲いた。また、今日は夕方から打ち合わせもあり夜までぎゅっと濃い時間が流れた。
カランダーシのドアを開けると冬の間見通せていた2階からの眺めが木の葉が繁って遮られるようになった。桂の木がモリモリ枝を伸ばし葉を増やしているのだ。すごいパワーだ。こまめに鋏を入れてはいるけれど雨の日など階段の昇降にご不自由をかけているのではと思う。手入れ怠らず頑張ろうと思う。
(直)
2018年06月22日

ロシアの国花はヒマワリだ。といっても私の知るロシアの人たちはピンとこないという反応をする。という話はこちらでも以前に書いたと思う。今のロシア語の先生ともヒマワリについて話をしたことがある。でも話題の中心は花ではなく種を食べることについてになり、小さい頃口で皮を剥こうとしてうまくいかず怪我をしてしまったことなどをお聞きした。お花というより食料としての種の方への関心が高いと感じた。
でも画像のようにヒマワリの美しい花が表紙になっている絵本もある。ソ連時代のものでマルシャークの詩にエルモーラエヴァが絵をつけている1年をめぐる絵本「Круглый год」だ。太い茎に立派な葉がついている。何だか美味しい種がとれそうな感じがする。
そして一方は帝国ホテルのロビーの飾り花。ヒマワリだけですっきりまとめて一足早い真夏を演出していた。それで、これってもしかしてロシアワールドカップと関連づけているのかな?とちょっと思ったけどどうやら関係ないもよう。
それにしてもヒマワリの種って美味しいのだろうか。多分美味しいのだと思っている。ものすごくというわけではないけれど食べてみたいなと思ってもいる。

明日はオープンルーム。ソ連時代の絵本も是非ご覧ください。(直)
2018年06月21日

紙の本の良さって何だろう。わざわざ紙と書くのは、紙でなくても私たちは本を読むことができる時代に生きているから。良さってことばも曖昧かもしれない。人それぞれの物差しがある。でも、この 図録「ロシアの装丁と装画の世界」を見たらきっと紙の本の良さ、魅力についてハッと思い至ってきっと誰かにその事を伝えたくなるだろう。そんなふうに思う。
この図録はソ連時代の主に絵本ではない書籍の見返しや表紙などの図版をまとめたものだ。高円寺にある古書店るすばんばんするかいしゃさんの編集/発行だ。同店で昨年開催された ロシアの装丁と装画の世界展 の際に作られたものだ。実は私も個人で所有していたのだが、このたび取り扱いさせていただけることになった。とても嬉しい。
本来、表紙にも見返しにも彩りや絵がなくても本というものは成立するものなのかもしれない。でもその部分にこれだけのおしゃれ、装いをさせて読み手に届けようとする文化はやはり尊いなあと思う。
この図録には文字情報がない。潔い。なのでシンプルに絵やデザインを楽しめるし、むしろだからこそ詩集のように、短編集のように「読む」のも楽しいかもしれない。
資料としても貴重なのだと思う。素敵。贈り物にも。

ロシアの装丁と装画の世界 http://karandashi.ocnk.net/product/285

2018年06月20日

ワールドカップ初戦、日本が勝って嬉しい。これから楽しみだ。
さて、この辺りでは夕方になるとお散歩に出た犬が吠えるのが聞こえてくる。寝ぐらに帰ろうとしている鳥たちの声もする。生き物の声はそれくらい。昔は猫の喧嘩の声もたまには聞こえてきたけれど、随分聞いていない。
チャルーシンの動物絵本の中にはたくさんの動物たちが出てきて賑やかだが、このページでは特に犬たちが思い切り吠えていて、耳を塞ぎ身をすくめたくなってしまう。犬たちの本気の吠える声は大きくてよく響く。ロシアでは犬の鳴き声は Гав Гав =ガフ ガフ だ。ぴんとくるようなこないような。でもワンワンより低音イメージで強そうかもしれない。
目を丸くしている熊の子どもたち。見開きのページで向かい合っている構図が効果的だ。緊張感がある。
ちなみにロシアでは猫の鳴き声はМяу Мяу =ミャウ ミャウでまあこれはわかる気がするが、豚の鳴き声はХрю Хрю=フリュ フリュ なんだそう。ちょっと待ってどうしてそうなるのだろうと言いたい気はする。
そんな風に動物の鳴き声に注目して動物絵本を楽しむのも面白いかもしれない。

再入荷 チャルーシン「動物の仲間たち」http://karandashi.ocnk.net/product/229
2018年06月19日



◆数点欠品の補充をした。あらためて見ていただければ嬉しい。

◆梅雨の晴れ間。日光を浴びたいというのもあり、週日休みの娘と外でお昼ご飯を食べることに。西荻南のヨロコビトさんはギャラリー& cafeのお店。最近たまにお邪魔している。絵本やアート系の書籍が置いてある cafeで今日はミロコマチコさんの絵本を読んで、ちょっとパワーをつけたい気分なので豚のバルサミコ酢風味のトロトロ煮ランチをいただいた。
ギャラリーでは今 長浜孝広さんの「Long beach garden」という展示会が開催中。在廊されていた長浜さんと少しだけお話しをさせていただき、紫陽花のお花のスタンプ遊びをさせてもらった。これは本物の紫陽花の花を貼ったスタンプを使うので、押したものをよく見ると花脈が見える。楽しくなってポンポン丸く押してゆく。するとあら不思議、なんとなく紫陽花に見えるではないか的作品が出来上がった。
長浜孝広さんは能登からいらしているそうで風景や花をテーマとしている様々な表情の作品からは自然への優しく深い眼差しが感じられ、大らかな空飛ぶ鯨の作品などの持つ物語性にはふと想像力を遊ばせたくなった。そして行ったことのない私の知らない能登という場所の何かしらを受け取ったような気持ちでギャラリーを後にした。
この展示会は24日まで。紫陽花遊びは誰でも体験させていただけるようだ。

ヨロコビト http://yorocobito-g.com
2018年06月18日

今朝関西で大きな地震があった。お見舞いを申し上げます。こちらも最近揺れることが少なくない。身構えているところと、油断しているところと両方ある。

ノーベル文学賞受賞者ヨシフ・ブロツキー の詩の世界を今年の国際アンデルセン賞受賞画家イーゴリ・オレイニコフが表現した「ちいさな曳き船のバラード」という絵本を入荷している。一艘の曳き船が一人称で語る仕事と港の日常など。大きな海、大きな空、大きな港、大きな船たちに対して曳き船はあまりにも小さい。でもどのページでも彼は精一杯働いてる。煙突から煙をはきながら。オレイニコフは港の景を幻想的に描きつつも硬質的な世界観を担保、細部にもこだわり、仕事=現実のリアルもきちんと伝える。
この絵本に共感を覚えると言う大人はきっといるだろうし、また、曳き船の姿から生きるということの何かを感じる子どももいることだろうと思う。
絵の力を感じる静かで深くそしてとても美しい絵本だ。(直)

小さな曳き船のバラード http://karandashi.ocnk.net/product/284
2018年06月17日

ロシアのおやつパンケーキを作ってみた。ロシア人で子どもの頃からこのパンケーキに親しんできたというNさんから伝授されたレシピだ。生地にヨーグルトが入る。食べる時に好みでジャムやフルーツソース、はちみつなどなどをかけたりしていただく。そういえば前回ロシアに行った時にもお世話になった方のダーチャで同じようなパンケーキをご馳走になり、レシピを教わり帰国後作ってみたのを思い出す。各家庭で多分我が家の味があるのだろう。アレンジのきく懐深い家庭的なおやつなんだと思う。作り方も簡単だ。
今日は冷凍のカットピーチがあったので簡単ソースを作り、庭のミントを添えた。父の日の午後のひととき。家族でもぐもぐ素朴なロシアの味を楽しんだ。(直)
2018年06月16日

オープンルームありがとうございました。
寒い!体調を崩さないようにしたいものだ。
今日はTさんがご自身が参加されている混声合唱団の定期演奏会のチラシを持って来てくださった。お茶の水のニコライ堂の聖歌隊の元指揮者の方が指導されていて、演奏会の冒頭に正教会聖歌を歌うそうだ。興味のある方は行かれてみたらいかがだろうか。
チラシはカラフルな傘が印象的だ。暗い雨の日、華やかな色の傘は街の彩りだ。明るい色の傘は気分も明るくしてくれそうな気がする。
傘といえば、カランダーシの部屋は出入口が狭いので傘立てをどうするか、というのは結構課題だった。ああでもない、こうでもないも考えて、結局傘袋に入れていただいて壁に付けたバーに掛けていただく、という事に落ち着き今に至っている。何か他に良い考えはあるのだろうか。あればまた工夫を重ねてゆきたい。(直)
2018年06月15日

肌寒い1日。午前中はカランダーシの部屋で絵本の研究会。皆さんと意義深い時間を過ごし、午後からは神楽坂の出版会館にてJBBYの総会に出席。JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会 = Japanese Board on Books for Young People)は、すすめて下さる方がいて、この4月に入会したばかり。総会の後には国際アンデルセン賞受賞者の角野栄子さんの喜びのスピーチがあった。その後の懇親会ではたくさんの方とご挨拶をさせていただくことができた。いつもひとりでロシア絵本ばかり見つめている私にとってはこういう機会はとても貴重だ。
帰りは懇親会でご一緒させていただいた神楽坂にお住まいのMさんに素敵なブックカフェを案内していただいて、JBBYの先輩で大学時代からの友人でもあるJさんも一緒に寄り道。面白そうなロシア関連本を2冊購入して帰宅。たくさん刺激をもらい勉強になった1日だった。
明日はオープンルーム。お待ちしてます!(直)

JBBY http://jbby.org/jbby/
2018年06月14日

今日思いがけず生まれて初めてモグラの実物を見た。寸胴の身体と土を掘るための短い前足。図鑑や絵本では見てきたけどこれがモグラなのか!とちょっと感慨深かった。案外小さいと思ったのだがどうやらあれで大人サイズらしい。
さて、ロシアでワールドカップが始まる。画像はロシア語の先生の家に飾ってあるマトリョーシカ。サンクトペテルブルクに行っていたご友人からのお土産だ。珍しいので写真を撮らせてもらった。実はこれはマトリョーシカの形をしている缶で中にはお茶が入っていたとのこと。今ロシアにはこういうお土産ものがたくさんあるんだろうな。世界中からたくさんの人が集まって賑わっているんだろうな…と、かの地に思いを馳せる。
これから約1カ月。熱戦を楽しみにしたい。(直)
2018年06月13日

パンダのシャンシャンが1歳になったそうで、人間でいうとどんなものかしらと思ったら3倍説があるようでそれによれば遊び盛りの幼児といったところになる。健やかそうで何より。
画像は 「小さなマーシャちゃん」という絵本。詩の内容、シチュエーションに合わせてシャンシャンくらいかな、それよりも少し上くらいだろうか、小さな女の子が色々な民族的なコスチュームで登場する見ていて楽しい絵本だ。部屋着から防寒着までヴァラエティに富んだ内容で靴や手袋や髪のリボンなど細かいところまでとてもおしゃれさんだ。伝統的な意匠のお花柄が各ページに描かれていてとても華やか。食べ物やお人形などにも注目したい。(直)

小さなマーシャちゃん http://karandashi.ocnk.net/product/283
2018年06月12日

今日も雨が降り、蒸し暑い1日だった。カマキリの赤ちゃんを見つけた。
画像はトクマコフ画の 「水たまりに映る景」より。犬が雨に濡れてブルブルっとしているところ。身体や耳を振っている様子の描き方や一粒一粒描いている水滴などからブルブル感がシンプルにとてもよく伝わってくる。こちらにも水滴が飛んできそうだ。
昔、犬と暮らしていたことを思いだす。雨降りの散歩の後やシャンプーの後のブルブルっという音を今でも覚えている。そしていまだに泣けてくる。(直)

水たまりに映る絵http://karandashi.ocnk.net/product/273
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