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3/31 ニワトリ
2021年03月31日

弥生尽。もう今年も4分の1終わってしまったことになる。早いなぁと思う。1日たつのも早いから仕方ないか。今日は先送りにしていた事をひとつ片付けたので良しとしよう。明日から4月。

「ルーシはどのように町を作ったか」は建築史家で木造建築の専門家であるミハイル・ミルチクの解説にニキータ・アンドレエフが詳細な挿絵を提供している。

8世紀の丸太小屋から始まり、10世紀の「最初の町」という章に続く。高い塀で囲まれたその町の俯瞰図。さすが森の国ロシアである。豊富な森林資源を使い建物も塀も全て木で出来ている。

例えば、ビリービンが描く「金の魚」の挿絵に出てきたような立派な丸太で出来た木造住宅の断面図も登場して興味深い。

2階建てで屋根付きの立派な階段が付いている。2階が生活空間で1階は貯蔵や作業スペースとなっている。

屋根は傾斜があり、雨樋がある。その雨樋を支える部分は鳥の形をしており、ニワトリと呼ばれていたそうだ。

街を知り、建物を知り、人々の暮らしを知ることでお話の世界の理解も深まる。ありがたい。確認したらビリービンの挿絵の家の屋根にもニワトリはいた!(直)
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