美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
2025年8月
ロシア絵本的日常【ダイアリー】:4
2025年08月29日
先週YouTubeを開設しましたら、お祝いの言葉を寄せていただいたり、久しぶりにご連絡をいただいた方もあり嬉しいことでした。感謝。


22日と26日、板橋区立中央図書館で31日まで開催中の「ボローニャ・ブックフェアin いたばし世界絵本展」のイベントーわくわく外国語おはなしまつりでお話会をさせていただきました。

今回は22日についてまとめます。この日はマルシャーク作『スズメさんはどこでご飯を食べたの?』の飛び出す絵本、と手遊び歌『ラードゥシキ』、そしてマルシャーク作『マトリョーシカ』という絵本を読みました。

次々に動物がダイナミックに飛び出す今回使った絵本はお話会にとても向いているとあらためて思いました。カラフルで大きな絵柄は少し距離があってもよくわかるし、動物たちはどれも個性的でページを開く毎に驚きがあります。しおりのように紐付けされたページを行き来できるスズメを使って楽しくお話することができました。子どもたちも興味を持ってくれたようでした。

『ラードゥシキ』は小鳥が出てくるわらべ歌(手遊び歌)ですから、スズメのお話の次に歌うのにいいと思い今回選びましたが、すぐに覚えられるしお話会の定番にしたいくらい親しみやすい内容です。

この歌の中にプラスタクバーシャというロシアのヨーグルトのような乳酸菌系の食べ物が出てきます。私は食べたことがありません。そうしたら、今モスクワに滞在中の私のロシア語の先生がスーパーで買って画像を送ってくださいました。

この歌にはロシアのお粥、カーシャも出てきますが、こちらの画像もいただいています。そしてオラードゥシキというパンケーキも出てきますが、これはカランダーシ刊『セリョージャとあそぼう!』の中に作り方が出てくるパンケーキです。たくさん食べ物が出てくる面白いわらべ歌です。

そして絵本『マトリョーシカ』は最初にマトリョーシカの実物を紹介してから読みました。ページをめくると小さいサイズのマトリョーシカに出会える愛らしい絵本です。お話会の後は、子どもたちに実物マトリョーシカで自由に遊んでもらいました。(そうだ、次回この絵本を読む時にはかこさとしさんの『マトリョーシカちゃん』も紹介することにしましょう。と今思いつきました)絵本だけではなく民族玩具を通して文化を知ってもらうのはいいですね(最後の画像は図書館撮影)(直)



2025年08月24日

毎日暑すぎますが、それでもツクツクホーシが鳴き出しましたから、どうやら季節は進んでいるようです。今年はトンボをよく見かけます。

さて、思い立ってYouTubeにロシアの絵本カランダーシというチャンネルを開設しました。是非、ご覧ください。そして興味のある方に伝わっていったら嬉しいです。このサイトの真ん中あたりにも配置してます。https://youtu.be/ATs1TnYkawc?si=Az_7Wj2zitW96_lT


数年前、オープンルームに来た方に見ていただくために作ったカランダーシ紹介動画をこのサイトに貼れたらなぁと思っていました。調べたら、このサイトの仕様として、動画はYouTube動画を貼ってくださいという事でしたから、じゃあやりましょうと思ってはいたのですが…でも、なんだかんだで先延ばしにしてしまっていました。

とりあえず紹介動画を上げられてホッとしています。ということで次はいつになるのか分かりません。気長に無理せず取り組んでゆければと思っています。

先週、お話会がありました。実は今週もあるのでご報告はまとめて次回にでもできたらと思います。今週はクニーシカの会もあります。(直)








2025年08月09日
カランダーシは8月9日〜17日お休みです。ご注文は自動受付しています。発送は17日からです。よろしくお願いいたします。


とても暑い日が続いています。でも、今朝は青空がほんの少し高くなったように思いました。そういえば木曜日は立秋でした。


もらった種から育てていたタカサゴユリが咲き始めました。きれいですが、あまりにも繁殖力が強い外来種ということがわかったので、管理しながら楽しみます。


今週はコズリナさんにお声かけいただいて、ロシアの児童文学作家のマリーナ・マスクヴィナさんにお会いする機会がありました。マリーナさんはロシアでは多数の著作もあり有名な方ですが、日本では『ワニになにがおこったか』(田中潔訳・偕成社)や、クニーシカの会で今読んでいる『僕の犬はジャズが好き』(鴻野わか菜訳・小学館)などが翻訳されて出版されています。

マリーナさんは、パートナーのレオニード・チシコフさんと共同で現在開催中の瀬戸内国際芸術祭2025に作品を展示しており、今回はそのための来日(今回はマリーナさんのみ来日)です。https://setouchi-artfest.jp/artists/detail/a306b4b4-e452-4e73-97ac-4da7ea8742a1


私は、2020年市原湖畔美術館で開催された「夢みる力ー未来への飛翔」展でもおふたりの作品は拝見していたのですが、その時の作品の一つが、先祖の古い洋服の布を紐状に裂いて編んでロケットを造形したものでした。それと同じ手法で、今回の芸術祭では東かがわ特産の手ぶくろに着想を得て、大きな大きな!手ぶくろが編まれ「みんなの手 月まで届く手ぶくろを編もう」として展示され、また『てぶくろくんのおはなし』(鴻野わか菜訳)という絵本も出版され朗読会なども催されたようです。https://higashikagawa.net/setogei/blog/661

まさか今クニーシカの会で読んでいる作品の作家とお会いできるなんて思ってもなかったことです。マリーナさんは優しくとても素敵な方で、和やかな雰囲気の中、展覧会、絵本、文学などなど話題は途切れず大変有意義な時間を過ごすことができました。帰国前の貴重なお時間をコズリナさんとクニーシカの会のメンバーの村山さん、そして私と共に過ごしてくださったマリーナさんに心より感謝ですし、また、このような機会を作ってくださったコズリナさんにも感謝です。(直)


2025年08月02日
カランダーシは8月9日から17日までお休みします。ご注文は自動で受け付けます。発想は18日以降になります。よろしくお願いいたします。

今週は、カムチャッカの地震に伴い日本にも津波が来ました。本当に災害はいつ襲ってくるのかわかりません。津波の次は台風がやって来ましたし。そしてこの暑さももはや災害でしょう。その暑さの中津波避難を余儀なくされた方々はさぞや大変なことだと案じていました。

カランダーシのソビエト時代の資料絵本の中に『私のカムチャッカ』という絵本があります。カムチャッカに調査のため1958年以来7回訪れたロシアの地質学者が子ども向けに作った絵本で、トナカイの遊牧をする先住民の親子の暮らしと四季の変化を丁寧に伝える内容です。墨絵のような滲みを活かした水彩画により自然の繊細な表情が幻想性を伴って表現されています。

そしてお取り扱いしている『私のカムチャッカの隣人たち』では、多くの野生動物たちや大自然の姿を、こちらはリアルに伝えてくれています。野生動物たちが生きる真の姿、生命そのものの迫力に圧倒されますし、また、何かを語りかけてくるような眼差しにハッと心を掴まれます。美しくも過酷な環境を生きる「隣人」を知る貴重な写真集です。https://karandashi.ocnk.net/product/472

さて、少し前ですが、ダーチャで採れた林檎の画像をモスクワにいる知人からいただきました。庭に植えた林檎の木からきっとたくさんの実が採れるのでしょう。大きさも色も様々なところがいかにもダーチャ感があっていいなぁと思います。

資料絵本に綺麗な林檎の花の表紙の絵本があります。裏表紙は林檎が実った絵で、素敵なデザインです。実の方の表紙を見えるようにをしばらく飾っておきましょう。

そしてフレッシュなラズベリーやブルーベリーの画像もいただきました。美味しそうですね。(直)



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