2025年11月01日

11月23日(祝)東京ビックサイトで開催される「文学フリマ東京41」に出店します!
https://bunfree.net/event/tokyo41/出店名: カランダーシでブースは南3-4ホールのせ-58です。よかったら遊びにいらしてください。

先日、園芸店で数珠玉の鉢植えを見つけ安かったこともあり購入しました。子どもの頃、実家の庭にあり、よく実をとって首飾りにして遊んでいた事を思い出します。何の役に立つわけでもないですが、庭に数珠玉があるのは何だかしみじみと嬉しいです。
11月になりました。このところ気温も低く、よく雨が降ります。もう夏の虫はいないと思ったら今朝紫陽花の葉の上でじっとしている1匹のショウリョウバッタを見つけました。今日はお天気もいいし良い一日を過ごるといいねと思いました。
今週はコズリナ先生ご指導のクニーシカの会がありました。今回は新しい方の参加があり嬉しいことでした。感謝。ロシアの文化などに興味を持ち調べたりしている中でカランダーシを見つけてくださったとのこと。ありがたい事です。
会が終わり、コズリナ先生と次のテキストの事もあり少し打ち合わせをしましたが、少し前から考えていたアイディアなどを聞いていただくことができました。良かったです。

ロシア

絵本と今回はレーベジェフの研究書『ウラジーミル・レーベジェフ』もご紹介します。
著者は美術史家で作家のフセヴォーロト・ペトロフ。レーベジェフより21歳歳下の著者が生前のレーベジェフのアトリエに通い著した多様な作品群を網羅した研究書です。他では未発表の作品、写真など収録されています。

今著の紹介文に、レーベジェフは児童画家の後継者育成へ尽力したとありました。1920年代、多くの才能がレーベジェフの元に集まり、彼の指導の本、活発な創造運動が展開されましたが、この働きがロシア絵本黄金時代の礎となったのは間違いありません。

本書はきっと彼の類稀な才能とリーダーとなる資質、情熱のルーツなどを知る助けになるでしょうし、そして当然弾圧という重い事実に向き合うことを余儀なくされるでしょう。ゆえにロシア絵本の歴史を知る上でも貴重な一冊と言えるでしょう。(直)