美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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10/5 驚くべき
2024年10月05日



庭に黒地に金の斑点のある豪華な装いの芋虫がいました。調べてみたらセスジスズメという蛾の幼虫でした。ヤブガラシを食べるそうです。ヤブガラシの繁殖力には手を焼いていていますが食草にしている虫がいることは初めて知りました。

今週ロシア語の先生と簡単な詩をリズミカルに読む練習をしました。夜中ネズミが輪になって踊っています。猫は寝床でスヤスヤ。猫をおこさないようにしましょう。目が覚めたらダンスをメチャメチャにしてしまうからね。という内容です。

今までも詩を読むときは語尾の韻やリズムを意識して読んできたつもりですが、今回はさらに積極的に1行を決めた数で区切ってリズムをきっちり揃えましょうということをやりました。1行の中にある単語の数も単語の長さもバラバラですが、先生はそれをとても綺麗に区切ってリズミカルに読むのです。その区切り方は読む人によって異なるので自分で言いやすいように考えてみてと言うことでした。

何回か読むうちにだんだんリズムに乗れてきました。そうなると楽しくなってくるものです。ロシアのお母さんはそうやってリズムを整えた詩に自分でメロディーをつけて子供に歌って聞かせたりもするそうです。それはさらに楽しそうです。そうやって言葉、詩が伝わってゆくのだなと感心しました。

今週、紹介している本の中から『きのこー驚くべき、知られざる事実図鑑』
はまさに驚くべき!きのこ図鑑です。きのことは何か?その問いにあらゆる側面からアプローチしてユーモアと鋭い考察を交えた「事実」を提示してくれます。

ポーランド版の翻訳出版ですが、画家のアーシャ・グェイスのイラストはは写実性を担保しながらもノストラジックなファンタジー要素と斬新なデザイン性で比類ないサイエンスファンタジーの世界を繰り広げていてどのページも目を見張ってしまいます。よくぞロシア語に翻訳してフォントデザインも含めうまく完成させたものです。

トルストイの絵本には4つのお話が収録されていますが、どれも深く心に残ります。「ライオンと犬」はライオンの檻に餌として入れられた犬との奇跡の友情の物語ですが、その結末に胸が抉られます(直)
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