美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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ダイアリー
10/5 観点
2021年10月05日



網戸はとてもありがたいものだけど、網戸を通してと「じかに」風にあたるのとは当たり前だけど感じるものが全然違う。比べるのは無理があるかもしれないが、マスクもそう。鼻や口をウィルスから守ってもらってるけど、季節の風や匂い湿度プラスアルファをダイレクトに感じられない点は大きな損失だなぁと思う。

「猫の観点からすれば」は現代ロシア児童文学家であり詩人であるアナスタシア・オルロヴァの詩とタチヤーナ・マーヴリナの絵が響き合う芸術的な絵本。ニジニ・ノブゴロドが今年800周年を迎えることを記念して作られた絵本だ。

季節や植物、自然をテーマにした短い詩とマーヴリナの絵が見開きで見渡せる構成。季節は冬から始まり、ゆったりと時は巡り、雨が降り、葉が色づき、猫は悠然と寝そべっている。

マーヴリナの様々なテーマの作品を一同に見ることができる贅沢な内容。初めて見る絵も多く単純にありがたい。すっきりと余白をおおくとったブックデザインが効いていて、新鮮な印象だ。ソフトカバーながらしっかりとした紙で作られているのも好感。(直)
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