美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
ホームダイアリー2016年11月
2016年11月
ダイアリー:30
2016年11月10日

アヴァンギャルド時代の傑作絵本の「荷物」というお話。お金持ちのご婦人が荷物や子犬を預け、列車で旅をします。預けた荷物を受け取ろうとすると、子犬が大きな犬に変わってしまっていた、というお話です。毛皮を着た奥様は驚き、開いた口がふさがらないようです。奥様にとってそれは全く予期せぬできごとだったに違いありません。トランプ氏が大統領になったことも予期せぬ出来事、番狂わせという言葉で表現されています。でも、魔法をつかったわけではないのですから、そういう可能性が実はおおいにあった、ということなのでしょう。
大きい小さいはありますが、人生は予期せぬできごとの連続。予測不可能ともいえるでしょう。でも、今日やることがいつか来るかもしれない予期せぬ嬉しい出来事に繋がる可能性は否定できない。また、いつか来るかもしれない予期せぬ悪い出来事の芽をつむことになるかもしれない。本筋ではないかもしれないけれど今日はおやつを少しひかえてみよう。


デザインがかっこいい絵本「荷物」:http://karandashi.ocnk.net/product/100
2016年11月09日

先日、杉並フェスタの会場を歩いている時トイレットペーパーをもらった。振り込め詐欺防止を訴える派手な包装を開けるとトイレットペーパー本体には漫画がプリントされている。すごいな。こんな広報活動もあるんだ、なかなかのインパクトだぞと感心しながら見ていたのだけど、あることに気付いた。どこが作ったのかが表示されていない。警視庁?それとも杉並区?それとももしかして被害者の会?とにかく振り込め詐欺撲滅を訴えるのが目的の活動なのは分かったのだけど、作った主体がわからない。製造メーカーとデザイン会社の名前はある。そこが作って配っている…のかな。うーん。あ、トイレットペーパーを最後まで使うとわかる仕掛けなのかな?なんてちょっと気になっている。




ロシアの昔話で騙すといえばきつね嬢です:http://karandashi.ocnk.net/product/136
2016年11月08日

母方の従妹と代官山で会った。代官山で会うのは相当に久しぶりだ。かつて双方にとっての叔母夫婦の住まいがあり、私たちは子ども時分、おこずかいを貰って、ヒルサイドテラスの雑貨屋さんで買い物を楽しんだりしていた。美味しいチョコレートケーキのお店の話が出て、一瞬でその味を思い出した。そうだ。私は夫と知り合ったのも結婚式をあげたのも代官山だ。その頃はとても馴染みの深い街だった。でも、時は流れ、今は私の日常とは遠い存在になってしまっていた。
従妹とてくてく蔦屋書店さんに入った。ご挨拶だけでもと思い児童書担当の方にカランダーシのチラシをお渡しすると、昔話のコーナーに『うさぎのいえ』を置いてくださっていることを教えてくださり、また『わいわいきのこのおいわいかい』のご注文もいただいた。かつて営業にも来たけれど随分御無沙汰していた。でも、神保さんという子どもの本のお仕事をしている友人を通してカランダーシのことを知っていてくださったようだ。なんという、ありがたいことだろう!感謝!そして、従妹は『うさぎのいえ』を購入してくれた。ありがとう!

街と人との繋がり方はいろいろある。その時々によって変わったりもする。面白いなと思う。
代官山。懐かしい街。そして、これからもよろしくお願いします。という気持ちで家路についた。


代官山蔦屋書店http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/


『うさぎのいえ』http://karandashi.ocnk.net/product/36
『わいわいきのこのおいわいかい』http://karandashi.ocnk.net/product/97
2016年11月06日

最近昔ほどのら猫を見かけなくなった。と思う。外を歩いて出合うのはどこかのお家の子ばかり。案外警戒心の強い子が多いように思う。近づいてこない、と思っていたら、珍しく遠くからわざわざ近づいてこられたことがあった。しかも2匹。尾を上げて迷わず近づいてくる。おお、そうか。ということでちょっと頭をなでさせてもらった。2匹は仲が良く動きもシンクロ。尾の上げ方まで一緒。猫が尾を上げて歩いてくるのは甘えたり、嬉しい時らしい。2匹で一緒にいられることが嬉しくて、私にそれを伝えたかったのかな、そういうふうに感じたけどわからない。でも嬉しさというのは伝染する。私もそのひとときが嬉しかったもの。



堂々尾を上げてあるく猫がこの絵本の中にもhttp://karandashi.ocnk.net/product/118
2016年11月06日

昨日、今日と近所の原っぱ公園で杉並フェスタが開催されています。お天気もよくたくさんの人出です。産直野菜直売やサンマの無料提供、各地の特産食品テントなどなど。仮面ライダーも来るみたいです。私はビオラの苗とキッシュやパン、ずんだだんご!などを買いました。子どもたち人気なのは、働く車の体験コーナー。ゴミ収集車にゴミを入れさせてもらえたり、救急車に乗ったり。中でも、消防服を着て消防車に乗れるコーナーは長い列。わかるなあ。これは大人でもやってみたい事かも。


消防士さん大活躍のお話が収録されてる2冊:http://karandashi.ocnk.net/product/50
http://karandashi.ocnk.net/product/138
2016年11月05日

カランダーシは2冊の絵本を出版した。無事に世に出せてありがたいことと思っている。
書店に行く。たくさんの絵本が並んでいる。もう、充分なほどに…と思ったりもする。
昨日のことだ。ロシアの人から自国の絵本を日本語にして日本に紹介してくれてとても嬉しいと言われた。ふいをつかれた気がした。そんなふうに思ってくれる人もいるんだと。
また、夜に学童保育の仕事をしている友人から『わいわい…』の絵本を通しての子どもたちとの交流の報告メールをもらった。よい時間を過ごせたそうだ。
 嬉しかった。しみじみと嬉しかった。

『うさぎのいえ』http://karandashi.ocnk.net/product/36
『わいわいきのこのおいわいかい きのこ解説付きhttp://karandashi.ocnk.net/product/97
2016年11月04日

通りすがりの駐車場の塀際の地面に絨毯のように蔓が広がり朝顔が咲いている。11月なのに。葉も青々として濃いピンク色の大きな花は日中も開いたままだ。西洋朝顔?と思っていたけれど、調べると琉球朝顔という種類があって、どうやらそれらしい。花は霜が降りるくらいまで咲くとのこと。秋に咲いてる朝顔を見ると夏の名残り、みたいに思ってしまうけれど、秋になってからもまだまだ盛りが続いているのだ。なので、琉球朝顔に関しては、秋の季語といわれても納得。



自然の美しさを楽しめます:http://karandashi.ocnk.net/product/73
2016年11月03日

来日中のユーリ・ノルシュテインさん。今日は同志社大学で高畑勲さんと公開トークですね。何が語られるのか、レポートを心静かに待ちたいと思います。政治、経済の激変の中で社会を見つめてきた同氏は、2013年雑誌「母の友」(福音館)で「…何よりも悲惨な気持ちに陥るのは、自分や友人の作家、または社会活動している人たちが、この社会に必要とされていないのではないか、感じるときです。…」と語っていました。そして今、どのような思いでいるのか、とても知りたいです。
昨日、東京で12月に公開される特別上映の前売り券が届きました。クリアーファイルの特典付きというのは魅力でした。


公開トークについて:http://www.af-plan.com/yuri/
映画について:http://www.imagica-bs.com/norshteyn/

2016年11月02日

朝一番にポストから新聞を取ってきて、超高速で目を通す。家族は誰も起きていない時間。気になった記事は後で読む。読まないことも多いけど。今日はウズベキスタンの大きな記事があった。実は私の前のロシア語の先生が以前この国に住んでらして、個人的にいい印象を持っているのだ。その関係で最近この国についてちょっと調べたりしたばかりだった。知らないことばかりだった。ウズベキスタン共和国。首都はタシケント。在日本人は百数十人しかいないそうだ。でも、そんなウズベキスタンで今日本への関心が高いという。嬉しい話と思う。遠い遠い中央アジア、シルクロードの国に私も関心を持っている。




ビリービンの「そらとぶじゅうたん」絵本。ウズベキスタンは絨毯も有名。空は飛びませんが。http://karandashi.ocnk.net/product/90
2016年11月01日

今日は紅茶の日。ちょっと調べたら面白いことがわかりました。日本紅茶協会というところがこの日を紅茶の日に決めたのだけど、ロシアに漂着した日本人大黒屋光太夫さんが1791年11月にエカテリーナ2世の正式なお茶会に招ばれたと考えられていて、日本人として海外の正式な茶会で紅茶を飲んだ最初の人と伝えられていることからきているとのこと。紅茶といえば英国が思い浮かぶけれど、意外にもロシアが関連しておりました。さて、我が家のずいぶん傷もついて貫禄が増したプーチン大統領カップ。本当はビターなコーヒーが似合いそうなカップだけど、今日は紅茶の日。甘い甘いミルクティーをたっぷり。
日本紅茶協会:http://www.tea-a.gr.jp/knowledge/tea_day/


プードルと暮らすおばあさんのお茶の場面も。ミトゥーリチ「子どもたちのための詩とお話集」http://karandashi.ocnk.net/product/122
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス