美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2019年08月19日

連日朝早くてもモアッと暑かったのだけど、今朝は久しぶりにちょっとだけ涼しい風も吹いていてカマキリに威嚇されながらの水遣りも少しは楽しいものとなった。

国分寺の絵本とおはなしの店、「おばあさんの知恵袋」さんこと、おばちえさん(そう呼ばれてもいるようだ)の入口の壁は本物の煉瓦作りだ。まるで昔話の世界に入っていくようなとても雰囲気のある入口だ。オーナーの三田村さんにお聞きしたら、「さんびきのこぶた」の煉瓦のお家がテーマで、作成は芸大の学生さんとのこと。

その素敵な入口のあるおばちえさんで、今週金曜日から「セリョージャとあそぼう!」の原画展が始まる。金曜日の夜は作者のコズリナさんのトークイベントも開催。アンデルセン賞作家のオレイニコフの絵本も11点ほど展示する。

こちらはカフェでもあるのだが、夜はワインなどもいただける。お仕事帰りにワインと絵本、そんな夜も素敵ではないか。駅からすぐなので気軽に立ち寄れるところがおススメポイントだ。またすぐ近くに絵本も置いてある古書店もある。

23日から6日まで、是非遊びにいらしてください!(直)

トークイベント http://karandashi.ocnk.net/product/372



2019年08月13日

【カランダーシは明日から18日までお休みです。ご注文は自動で受け付けます】

夏の集中講座、後半はロシア語絵本の読み聞かせ講座を受講。まずは「おおきなかぶ」「てぶくろ」をロシア語で読み、言葉の意味を確認していく。

よく知っている慣れ親しんできた内容のお話を先生のご指導を受けながらロシア語であたっていくというのはとても新鮮!だ。

例えば「『おおきなかぶ』は動詞が最後の最後に完了体過去に変わる、そういうお話でもあるんですね」などという文法的な面からの説明があったり。

また、ロシア語の抑揚たっぷりの音声を聞かせてもらうのだが、韻を踏んだ独特のリズムは聞いてて楽しくなってくる。ロシアの子どもたちもそうなのだろう。だからこそ、ロシアでこれだけ親しまれているお話を日本でも口ずさみ愛されるお話に訳した翻訳者にもあらためて敬意を表したいと思う。

色々勉強になる。ありがたい。(直)


「セリョージャとあそぼう!」トークイベント申込み
http://karandashi.ocnk.net/product/372
2019年08月12日

楽しい絵本2冊。
ラチョフ画「さんびきのこぶた」
ヴァスネツオフの「ねすまれたおひさま」だ。どちらも違う体裁のものを扱っていたが、今回は小ぶりのハードカバー版だ。

「ぬすまれたおひさま」の方には他に16もの詩や歌が収録されている。表題のお話はおひさまを飲み込んだワニをおじいさんクマが退治するというもの。

「さんびきのこぶた」はまず表紙のこぶたたちの様子が愛嬌がありひきつけられる。どのこぶたもおしやれさんだ。こちらの絵本、以前ご紹介したミハイロコフ作版より長いお話となっている。

両方とも、動物挿絵画家の第一人者の作品だが、とても油の乗った時期の作品なのではと思う。自在にのびのびと動物たちが活躍しており、背景も表情豊かだ。(直)

さんびきのこぶたhttp://karandashi.ocnk.net/product/375
ぬすまれたおひさまhttp://karandashi.ocnk.net/product/376
2019年08月11日

初めてモスクワに行った時、1人で地下鉄に乗るのは心細いものがあった。長い長いエスカレーターで地下深く連れていかれて、二度と地上に戻れないのでは、なんて思ったりした。

でもとても便利な交通機関であることは確かで、よく利用した。本当にモスクワでは、なくてはならない存在だと思う。その地下鉄を始め、ロシアの乗り物の歴史をまとめた素晴らしい絵本があるのでご紹介したい。アンナ・デスニツカヤ画の「メトロ-地上と地下の乗り物の歴史」だ。

蒸気機関車に始まり、過去から現在、そして未来に繋がってゆく乗り物の歴史をデスニツカヤが、その卓越した観察眼に裏付けられた描写力で丁寧に教えてくれる。味わい深い手描き様の線や文字で、乗り物の仕組みや駅の構造までわかりやすいように提示してくれているのである。

中に折られているページを両面広げて1920年代のモスクワの地上と地下と2010年代のそれとをを見比べられるようになっているページがある。全長1320ミリのパノラマ図は壮大にして緻密で見応えあり!

乗り物の歴史の絵本だけど、それはまた人々の歩んできた足跡でもある。その時代の人々の実際の様子がよくわかるところもいい。そして、犬がたくさん出てくるところも。(直)

http://karandashi.ocnk.net/product/374
2019年08月11日

左はベラルーシの絵本、そして右がキルギスの絵本。前回のオープンルームの際にSさんが持ってきて見せてくださったのだ。オープンルームではロシアの絵本を皆さんにお見せしているのだが、ありがたいことにお客様にお願いして珍しい絵本を見せていただいたり、ということもある。暑い中絵本を抱えてきてくださったSさんに感謝!

それぞれお土産だったり、知り合いの方に送っていただいたり、と、きっと絵本が好きなSさんの元には自然に絵本が集まってくるのだろう。そんなSさんは、幼い頃に出合い、大人になって再会したお気に入りの絵本の大半がソビエト絵本だったことの気づきから、ロシアの文化に興味を持たれ、その知識を深められ、そして現在、伝え広めゆく活動にも携わっておられる。

さて、見せていただいた絵本。ベラルーシの方の挿絵は、動物の描写、というか捉え方が日本のそれとは違っていてリアルでたくましいところが面白い。キルギスの方はなんて印刷がひどい!と思ったらシートなどを通して見る絵本!だった。

Sさんからは、他にもサハ共和国の素朴で味わい深いお話をいくつか教えていただいた。今まで知らなかった地域の文化に触れ、感動している。世界はあまりにも広く遠い。だけどお話の世界を知るとぐっと身近に感じられる。

Sさんは、この夏、ウズベキスタンへご家族で行かれるそうだ。そこでまた現地のお話や絵本に触れられることだろう。またお会いできるのを楽しみにしている(直)
2019年08月10日

8月中のオープンルームはお休みだが、23日から国分寺のおばあさんの知恵袋さんで「セリョージャとあそぼう!」原画展&トークイベントが開催されるのでそちらにも是非遊びにいらしてほしい。

チラシを店長の三田村さんが作ってくださったのでご紹介。おばあさんの知恵袋さんは、地図をご覧いただくとわかると思うのだが、駅からとても近い。緑が美しい殿ヶ谷戸庭園がすぐ目の前。駅に近いけれど落ち着いた雰囲気の場所だ。

その頃は少しは涼しくなっているといいな(直)

イベント申込 http://karandashi.ocnk.net/product/372

2019年08月09日

ラチョフ画絵本「きつね姉さん」。表題のお話の他にも3つのお話「うさぎのいえ」「きつねとつぐみ」「ねこときつね」が収録されている。

ロシアの動物民話ではきつねは常に女性で悪がしこい。「きつね姉さん」のお話でも、おおかみを手玉にとり、ひどい目に合わせている。

ラチョフは動物に服を着せて描くので、その衣装を見るは楽しい。きつね姉さんは毛皮の前たてのついた上等そうなコートをきちんと着こなしているし、頭にかぶったプラトークも素敵だ。

この表紙、きつねの胸の反り具合と尻尾のカーブ、おおかみの曲がった腰と背中のカーブとの対比が見事だなぁと感心する。ラチョフがひたすらにスケッチを重ねてたどりついたという動物の描写はやはり説得力がある。

そして、その説得力ゆえか、この表紙を見るたびに私はおおかみの腰の痛みがイタタタって伝わってくるように思えるのである。
きつね憎しである。(直)


2019年08月07日

ロシア語集中講座受講受講中のお楽しみ。それは情報図書館に寄れること。翻訳ものの児童書や絵本、そして美術書などがぎっしり並ぶ棚をながめるだけで授業の疲れがほぐれてゆくような。古いものが多いので絵本も児童書も結構絶版になったものが結構あり、かつてはこんなものが出版されていたのか、と驚かされる。

それと今回はある亡命作家のことで調べたい事があり、ダメ元で司書の牛島さんに聞いてみたら、亡命した芸術家リストの本!というものがあり調べてくださり、貴重な参考資料をお借りすることができた。

帰りは足をのばして東京ステーションギャラリーへ。気になっていたメスキータ展を見る。強制収容所で亡くなった作家だ。弟子たちが必死で守ったという作品たちをこの時期に見るのも意味があることかもしれない(直)


2019年08月06日

東京ロシア語学院の夏期ロシア語短期集中講座の中から今回2つの講座を受けることに。こちらは能力検定受験やカランダーシとしてユーラシア協会のイベントに参加させていただいたり、それからロシア語情報図書室にはずっとお世話になっているし、で今までもお付き合いのある場所ではあるのだが、実は授業を受けるのは初めて。同じ場所なのに何とも新鮮な気分。

図書室に行ったら、ドアのところに私が載った東京新聞の記事が貼ってあった。ありがたい…。そんなこんなも含めて本当にせっかくの機会だ。短期ではあるけれどよい学びができるよう取り組みたい。暑いけれど。(直)

2019年08月05日

研修で上京中の幼稚園教諭である大学時代の友人Kさんと夕方からカランダーシの部屋でボルシチとワインをいただきながらあれこれおしゃべり。

画像はKさんが、今日研修で作ったというゾウさん!なんてラブリーなんでしょう。ということでパチリ。

ゾウさんの足の部分は指を入れているので歩いたり、ダンスを踊ったりできる。サッカーもできるかな。

よい夜だった。今週もがんばろう!(直)

2019年08月04日

暑い日が続いている。ということで、見たら涼しくなるような絵本を開く。

資料の棚にある「お日様と雪だるま」スレパコーワ作/オストローバ画はどうだろう。ソビエト時代の絵本だ。1971年とある。雪だるま5人のお話。タイトルから想像がつくように雪だるまは最後は溶けて流れる。

この絵本は、奈良のNさんがきれいな日本語語で訳してくださりまとめてくださっている。結構長いお話だ。Nさんは他にも何冊も訳してくださっていて本当に感謝しかない。

そんなNさんはこの度奈良に絵本のお店「ゆりゆりBooks」さんを開店されて新たな道をスタートさせている。奈良女子大のすぐ近くだ。奈良に行かれたらお立ち寄りいただければと思う。

さて、雪だるまの絵本を見て、寒い冬の夜のことを思ってみる。しんしん冷え込む森の道。凍てつく空に光る星。うん。少しは涼しくなったかもしれない。

今週も暑さ続くらしい。体調に気をつけて乗り切れたいと思う。(直)

「セリョージャとあそぼう!」トークイベント@おばあさんの知恵袋
http://karandashi.ocnk.net/product/372
2019年08月03日

◆オープンルームありがとうございました。大変暑い中足をお運びいただき感謝申し上げます!

◆「セリョージャとあそぼう!」原画展とトークイベントのお知らせ

国分寺の絵本屋さんでありカフェでもあるおばあさんの知恵袋さんにて絵本の原画展示と作者ナディア・コズリナさんによる絵本の世界をさらに楽しめるお話の会を開催します!
《会場には今秋来日講演※開催の国際アンデルセン賞受賞画家イーゴリ・オレイニコフさんの絵本11点も展示します》
場所は駅からすぐ、殿ヶ谷戸庭園も目の前。是非いらしてください!

◇トーク:8月23日(金)19時〜21時
◇原画展:8月23日〜9月6日 11時〜21時 会期中無休
◇場所:国分寺おばあさんの知恵袋
国分寺市南町2-18-3
ブログhttps://ameblo.jp/obaasannochiebukuro/
◇会費:2000円(お茶とお菓子付き)
◇申込:おばあさんの知恵袋
042-324-2708
カランダーシ
03-3204-3837
申込フォームhttp://karandashi.ocnk.net/product/372
◇定員:12名

※講演は10/6国際子ども図書館にて開催。
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2019-12.html
2019年08月02日

明日はオープンルーム.。10月6日に国際子ども図書館にて講演会開催が決まった国際アンデルセン賞作家イーゴリ・オレイニコフ絵本11作を展示中。

カランダーシの部屋のオープンルームは8月は明日のみの予定だが、後半以降に楽しい企画も進行中なので楽しみにしていただければ幸いだ。

画像は、おやゆび姫のポップアップブック。ロシア製だ。とりあえずディスプレイ用に入れてみたら、思いの外?よくできている。各ページにそれぞれ仕掛けもある。楽しいな。(直)
2019年08月01日

今週、赤羽にある青猫書房さんにお邪魔してきた。お客様に教えていただいて、行ってみたいと思っていたのだ。

駅を降りて商店街を歩いていくと、人だかりがしていて何だろうと思ったら、レコード店の奥の方で演歌歌手がキャンペーンで歌っていた。上手いなあ。と思いつつ通過。

青猫書房さんの外観は白系の壁と大きな窓が特徴で、木と硝子の扉を開けて入っていくと、ピーターラビットのぬいぐるみが並んでいるのが目に飛び込んできた。初めての場所だけど、それを見ただけででホッと気持ちが緩んだ。絵本や児童書は壁の棚と平台に並んでいる。店内はとても明るい。そして「子どもの心を忘れない、大人の本屋」というコンセプトのお店だけあって、静かで落ち着いた雰囲気だ。ゆっくりじっくりと時間をかけて絵本を選べる素敵な空間だ。

お店の奥にはギャラリー&カフェがあり、お茶をいただける。窓からは素敵な緑のお庭が見えて、ホッとくつろげる空間だ。暑くてヘロヘロだった私はコーヒーを注文して、ギャラリーで開催中の口永良部島の子ども達による絵画展を見た。

9人の子どもたちが描いた島を紹介する鮮やかな色彩の絵たち。子どもたちの、島のここが好きの気持ちに思いを馳せる。大きなメインの絵からは海、火山、満天の星、鹿やイルカたちもいる島の自然のエネルギーが伝わってきた。

残念ながら店長さんにはお会いできなかったけれど、またうかがえる日を楽しみに!(直)

青猫書房
http://aoneko-shobou.jp/




2019年07月31日

オレイニコフ画 「驚くべき航海術」
海を渡りたい。水中に潜りたい…その欲求、願いを叶えるべく遥か昔から続けられてきた人間の果敢な、あるいは無謀な挑戦の足跡を、事実を辿り神話や伝説にあたりながら紐解きながら壮大にそして緻密に語る一冊。

人間の想像力、そして創造力、冒険魂、好奇心、そこから物事は進歩を遂げ、あまたの物語は生まれる。その物語を、作者であるウサチョーフの意図を汲み取り、オレイニコフはユーモアも交えながら、時にはリアルに、時にはとてつもなく幻想的に描いている。(それは不気味だったり、美しかったり、神秘的だったり)

そして、ページごとに色を変え、様々な顔を見せてくれる水、海の表現の多彩さ!である。人を受け入れ、突き放し、飲み込みながら水は昔からいつも美しかったんだとあらためて気づかされる。

ロシア語がわからなくても是非見てほしい。多分、浪漫というものを感じ、溺れ…いや浸ることができるはずだ(直)

http://karandashi.ocnk.net/product/371


2019年07月30日

10月6日、国際アンデルセン賞受賞作家イーゴリ・オレイニコフさんの来日講演が国際子ども図書館主催で行われる。何と嬉しい!興味ある方は是非!

講師は
◆イーゴリ・オレイニコフさん
(絵本画家、2018年国際アンデルセン賞画家賞受賞)
◆沼野充義さん(ロシア・東欧文学研究者、東京大学大学院教)

内容は
◆講演「現実をおとぎ話にする―想像力の解放区としてのロシア児童文学」沼野充義氏
◆講演「おとぎ話を現実にする」イーゴリ・オレイニコフ氏
◆対談「ロシア絵本の世界―オレイニコフ氏の創作に迫る」
◆質疑応答

とのこと(国際子ども図書館HPを参照)。今から本当に楽しみだ。オレイニコフさんはカランダーシでも絵本を並べてミニコーナーを作っている画家で、とても注目している。その御本人のお話が聞けるなんてこんなありがたいことはない。
頑張って夏を生き抜こうと思う。

もし、オレイニコフさんってどんな絵本を作っているのかお知りになりたい方は、11タイトルのみですが絵本を展示中。どうぞカランダーシの部屋にいらしてください。

画像もオレイニコフ絵本。明日紹介予定。(直)

詳細&申し込み
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2019-12.html

※昨日の映画のコピーライトは正しくは
(c)Sacrebleu Production/Riskit
とのことですのでお知らせいたします。
2019年07月29日

映画や音楽の情報を教えてくださるSさんからロシアの少女が主人公のアニメ映画「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の情報を教えていただいたのでご紹介。

19世紀のサンクトペテルブルク。貴族の娘サーシャは1年前に北極航路の探検に出たまま帰らない祖父を案じている。名誉回復のことしか考えてくれない父親と対立し、ついにひとりで祖父の鑑船ダバイ号を探す厳しい旅に出る…という内容。

この映画はアヌシー国際映画祭・国際賞、観客賞、TAAFグランプリ受賞作品であり、待望の日本公開とのこと。予告編を見たが、大きな瞳が印象的な少女サーシャの、不安を抱えながらも強さと聡明さとで困難に立ち向かってゆく姿が魅力的だ。吟味された色彩は美しく、迫力もあり、壮大なシーンも多く見応えがある。

冒険物語ではあるが、全体的に大仰というよりも端正ささえ感じさせる表現(それはサーシャが貴族出身であることとリンクしているのだろうか)であることなどからも、「物語性」ということをとても大切にしている作品なのでは、との感想を持った。予告編だけだからよくはわからないのだけど。気になったのはメイン画像に描かれているハスキー犬。きっとサーシャと繋がりを持つのだろうけれど、これも本編を見ないとわからない。
9月東京都写真美術館他順次公開。(2015年フランス・デンマーク)

さて、この映画を教えてくれたSさんは、この夏バルト三国への旅に出られるのだそう。いいなぁ。(直)

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」
https://longwaynorth.net
問い合わせ :リスキット info@riskit.jp


※画像使用は許可をもらいました。
画像上にも記載しましたが、
(c)soyuzmultfilm/Riskit です。




2019年07月28日

暑い夏が始まった。
ちょっとクラッときているが元気な夏にしたい。

先日送っていただいたビーツで今日はボルシチを作った。我が家のボルシチの作り方は、達人に聞いたアドバイスを取り入れたり、作るたびにささやかな進化をとげている。

今回もコクの部分でちょっと工夫をしてみた。今回のビーツはAさんが作ったデトロイトビーツという種類。知っている方が作ったビーツで作ったというだけで嬉しくてありがたいものだ。しっかりとして色がきれいなビーツだ。
と、いうことで中々美味しくできて食べ過ぎてしまった。(直)


2019年07月27日

日本ではラチョフ画の福音館版の絵本で良く知られているロシア民話「マーシャとくま」のお話。

ロシアでは色々な画家が挿絵を描いている。このカツェルギンの絵本は、マーシャを中心に挿絵が描かれており、きれいで優しい配色であること、また家の中の様子が細かく丁寧に描かれていることなどから、全体的に明るく柔らかい雰囲気で、生活実感が伴った親しみやすい印象の絵本となっている。

ラチョフ版はさすが動物挿絵画家の作品、熊が中心の表現が特徴。熊はいつも大きくて正面をむいており、マーシャちゃんは控えめな描写だ。熊の、迫力がありながら憎めない表情などひきこまれるし、とにかく熊に注目!の絵本だ。

同じお話でも描き手によって違う仕上がりの絵本になって面白い(直)
2019年07月27日


オープンルームは明日はお休み。次回は8月3日を予定。

さて、カランダーシのお客様で、上京の際はオープンルームに顔を出してくださる奈良の中田ユリ子さんがこのたび古書・新刊の絵本のお店「ゆりゆりBOOKS」さんを始められることになり、いよいよ27日プレオープンする。絵本の表紙が見渡せる作り付けの棚に囲まれた明るい店内はきっと新しい木の香りで満ち満ちているはず。お近くの方は是非!

中田さんは、ロシアで子ども時代を過ごされておりロシア語が堪能。カランダーシの部屋のソビエト時代の絵本の翻訳もご厚意で取り組んでくださり大変お世話になっている。ヴィオラの演奏家としてもご活躍なのだが、定期的な絵本の読み聞かせの活動、それから古書市への出店などもされている。そして、今回お店をオープンをされ、益々お忙しい日々を過ごされることになる。でも、きっとこれまで通りしなやかに軽やかにきっと取り組んでいかれるのだろうと思っている。

私もそのうちうかがいたいなぁと思っていて楽しみにしている。


【ゆりゆりBOOKS】
◇場所:奈良県奈良市北袋町32-6
◇電話:09061840950
◇営業:土、日と第2金曜。第2土曜は休み。
12時〜18時

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