美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2019年09月24日

「夢みる力-未来への飛翔 ロシア現代アートの世界」が市原湖畔美術館で開催中だ。6名のアーティストの宇宙や極地への憧れを表現した作品を通して「人はいかに宇宙的なものを夢みてきたか」を問いかける展覧会だ。

アートによる未だ足を踏み入れたことのない世界へのアプローチ。それは今より先にある未来へ向かうベクトルでもあり、想像し夢見る力をエネルギーとして、予感とそして多分希望を感じさせる作品を見ることができる展覧会のようだ。どんな内容なのかワクワクしてくる。

この展覧会、折を見て行きたいと思っているのだが、それは内容の面白さへの期待もあるが、この展覧会のゲストキュレーターをされているのが早稲田大学教育・総合科学学術院教授であり、NHK毎日ロシア語の講師もされている鴻野わか菜さんであることからちょっと親近感を覚えているというところもある。実は鴻野さんはカランダーシで長年扱っているお馴染みの幻のロシア絵本復刻シリーズの対訳をされている方でもあるのだ。

28日にはロシア・デイという楽しそうなイベントもあり、鴻野さんのギャラリートークもあるようだ。興味のある方は是非!

今展の参加作家は、ニキータ・アレクセーエフ、アリョーナ・イワノワ=ヨハンソン、レオニート・チシコフ、ウラジーミル・ナセトキン、ターニャ・バダニナ、アレクサンドル・ポノマリョフ。(直)

市原湖畔美術館 http://lsm-ichihara.jp/



2019年09月23日

台風一過。福岡空港は、連休最終日なのと昨日動けなかった人もいたせいかかなり混み合っていた。

空港に行く前に、博多駅ビルでまた「世界を変えた書物」展を見た。昨日は別行動していた娘に面白い展示だったと話したら行きたい!となったのだ。

主催社側が、ひとつひとつの稀覯書が持つ意味、価値などをどう捉え、どう提示するかどのように吟味をしたのか、それがとてもよく分かるかたちで提示されてい る展覧会。

詳しくは知らないのだけれど、展示の方法やデザインには金沢工業大学の学生たちが関わっているようだ。知りたい、伝えたいを分かりやすくとの意識が見える。そこに共感を覚え、刺激をもらった。

娘もこれは楽しい展覧会と喜んでいたし、変な表現だけど何だか元気をもらえた展覧会だった。再び行くことができよかった。(直)
2019年09月23日

強い風が吹いている。現在台風通過中だ。

交通機関に影響が出始める前のタイミングを見て博多駅へ。時間を作ってくれた友人と美味しいお昼ご飯を食べて、一緒に駅ビル最上階で開催中の「世界を変えた世界の書物の世界」展へ。

主催は金沢工業大学。後援は在九州の新聞社、協力はJR九州ら。今展はコペルニクス、アインシュタイン、ニュートン…科学的発見、技術的発明が最初に発表された稀覯書130点を展示。

注目すべきはその展示の仕方。まずは貴重書がぎっしり並んだ書棚「知の壁」に出迎えられる。そして、広々としたスペースには前述の稀覯書がジャンル別に1冊ずつアクリルケース展示されているのだが、それぞれの発見、発明、の発展の系譜や関わり合いなどの「知の連鎖」を立体的に組み立てたモニュメントを中心に、曲線的に配置されており、まさに「知の森」というこのスペースのテーマらしく、人類の叡智の軌跡の森の小径をたどっていくように作られている。

この中心のモニュメント、また壁に展示されている知の連鎖体系化マップのラインの色分けや記されている数字をたどることでそれぞれの発見、発明の書籍のアドレスが分かるようになっている。

人間の知の足跡を稀覯書でそれぞれの関連性、関係性も確認しながら見る、体験、探検?することができるとてもユニークで興味深い展覧会だった。

去年東京でも開催されたそうだが、展示の仕方は異なり、友人によるとこちらではこの展覧会を作る過程をあつかった番組もあったそうだ。

つかの間、よい時間を過ごせた。(直)
2019年09月21日

今日はまだ台風の影響は少な目。

稲刈りのすんだ田んぼの側で、雨に濡れた藁や土の匂いを嗅いだ。子どもの頃に飼っていたウサギ小屋に敷いていた藁の匂いを思い出した。またウサギの事を思い出した。

一方、用事があって出かけた博多港界隈は、海がすぐそこなのに、何故だろう、潮の匂いがしなかった。不思議なもので匂いがしないと、海だとあまり感じられない。絵葉書の景色を見てるようなそんな気分だった。どんよりと空は低く、台風が近いのに思いの外、水面は静かだった。久しぶりに海を見てた午後。(直)




2019年09月20日

羽田から福岡に着くと結構な雨。台風の影響だ。そんなこんなもあるけれど、今回も帰省の際にまずは駆け込んで食べてるコッテリラーメン屋さんへ。博多駅にはラグビーワールドカップ山笠が飾られていた。選手の顔が武者人形的なところが面白い。

実は今回は鞄の中にロシア語の先生からいただいた長野県産のビーツをしのばせていて、実家の夕食にボルシチを作った。実家ではボルシチを作ったりしないので、母は初めて見るビーツの赤い色にびっくり。ホームにいる父には食べてもらうことはできず(持ち込み禁止のため)残念だけど。とにかく父も母も元気そうでよかった。(直)



2019年09月19日

武蔵野美術大学で開催中のスタシス」展。17日に引き続き、今日は夕方からスタシス氏の講演会とレセプションに参加させていただいた。感謝。

スタシス氏の子どもの頃の家族写真から始まった講演は、細やかに資料を見せながら、日本との関わりなどにも触れ、また素敵なリトアニアの歌の歌唱なども織り交ぜながら、自らの歩いてきた道のりを語っていくというもの。そして、若い人が自分の影響を受けたと言ってくれるのはどんな賞をもらうのより嬉しいことという現在の思いも語られて、和やかな雰囲気の中終わった。

実際、今展はリトアニア時代の写真作品から始まっており、丁寧にその芸術の軌跡を追う内容であり、スタシス氏本人にとって、自らの活動を振り返るひとつの契機となったのではないかと思う。

スタシス氏の言葉。個人的には、ギャラリートークで語られたセルフコピーはしない、というものが印象に残っている。

そして、図録の中の「私はよく『挿絵』という言葉ではなく『本の芸術』という言葉を使います。なぜなら私は、絵を挿して説明するのではなく、作家と造形的な対話を行うからです」という一文もこころに響いている。

それにしても、今日も作品を見たのだが、まだ時間が足りないほどだ。なんてこった。(直)







2019年09月18日

今日カランダーシの部屋にいらしたお客様が、サモワールにかけてあるスーシキを見て、粘土か何かで作ったサンプルのようだと言っていた。確かに、ちょっと作り物風に見えるかもしれない。

このスーシキと同じ輪っか状のお菓子が登場する絵本がある。ブラートフ&ヴァシリーエフ画「七色の花」だ。表紙の黄色の花びらのところにも描かれている。

これはスーシキよりも大きめのバラーンキというお菓子なのだが、主人公のジェーニャちゃんはこのバラーンキを紐に通した状態でお店から買って帰るのだが、途中犬に食べられてしまう。

このスーシキやバラーンキはトルコのシミットというお菓子がルーツ。このシミットは硬く保存がきくために旅のお供に持ち歩かれたと「ロシアのパンとお菓子」(WEVE出版)にはある。

紐に通す、というルーツをたどるとその辺りにも関わってくるのかしら、と思ったりもするのだがどうだろう。(直)

http://karandashi.ocnk.net/product/353

2019年09月17日

武蔵野美術大学で開催中の「スタシス・エイドリゲヴィチウス イメージ-記憶の表象」を見て、スタシス氏ご本人のギャラリートークを聴いてきた。

この展覧会は、同大学の名誉教授であり、島多代研究会でお世話になっている今井良朗先生が関わっておられて作品の選択にポーランドに行かれたり、という過程も折に触れうかがっていたので楽しみにしていた。

スタシス氏の作品をどう表現したらいいのだろう。今日はかなりの量の作品を見て、まるで静かな洪水にのまれたように頭も感情も未だボヤンとしてきちんとおさまっていない。

驚き、おののき。後ずさり、前のめり。とても興味深く作品を拝見させていただいたいたのだが、見終わった後は不思議な高揚感があった。

それは、摩訶不思議な形状や暗い色調が決して破滅を意味せず、絶妙なバランスのもとにまとまり、美しいと思えたこと、とんでもなく奇抜ではあるが、どの作品も破綻せず端正な仕上がりになっていること、こちらの感情を動かすけれど扇情的とは感じられないことなどに好感が持てたこと。今まで見たことのない完成された独特の世界観というものにまみゆることができた喜び、などからきたのだと思う。

スタシス氏を知り、その作品を知る上で、もちろん、時代や国、教育というものを抜きにしては語ることはできない。でも、個人的には、ギャラリートークでも垣間見えた、スタシス氏が家族に愛され、また家族を愛する人間であること、図録で今井先生が指摘しておられる民謡との関連性などは根本的なところでとても大きなことなのではないかと思っている。

木曜日には講演会が開催される。じっくり耳を傾けたい。(直)

スタシス・エイドリゲヴイチウス イメージ-記憶の表象 https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/15937/
2019年09月16日

いつのまにか9月も半ば過ぎ。夏から秋へ。まだ暑かったりするけれど季節の移ろいを感じる今日この頃だ。

森の中で暮らす小さな動物たちのお話絵本「僕たち、ずっと一緒たよね?」。ささやかで愛おしい小さなお話がたくさん収録されている。オストロフの挿絵は、本当にぴったりで、他の絵は考えられません。

きっと出会ってよかったと思える一冊。大切な人への贈り物にも。(直)
2019年09月15日

今日はカランダーシの部屋でこの夏に手術をして入院をしていた大学同期の友人の退院のお祝い会を開催。私はボルシチを作り、後はご主人が作ったという美味しい煮込み料理やきれいなフルーツゼリーなどなど持ち寄りたくさんで豊かで賑やかな食卓となった。

主役の友人はとても元気そうで何より。こうやって会えることのありがたさ、嬉しさをかみしめつつ、お腹いっぱい笑いいっぱいのわいわい楽しい会だった。感謝。

サモワールも大活躍。お茶の美味しい季節になってきたなあ…。(直)
2019年09月15日

オープンルームありがとうございました。次回は28日。その頃にはもうすっかり秋めいている…かな。

画像は秋なのでおしゃれ?をしたサモワール。スーシキという丸くて穴の開いた乾パンみたいなお菓子を紐に通して首飾りみたいにぶら下げた。ロシアでは、昔、こうやってサモワールにぶら下げてお茶の時間に食べていたということで、合理的なシステムともいえるのかな。どんな風にサモワールに下げるのか調べてみたら、特に決まりはなく大らかに好きなようにぶら下げていてよいようで中々面白い。

このスーシキ。サモワールを使わなくなった今でもお茶のお供として人気があるようで、ロシアのスーパーでは色々な種類のものを見かけた。

しかし、突然こんな感じでスーシキをぶら下げられて、うちのサモワールの気持ちとしてはどうなのだろう。何かの修行なのかと思っているのではないか。いやいや、これはソ連時代に実際に使っていたものをいただいた物だ。かつてこんな風なことがあったと思い出しているのかもしれない。(直)
2019年09月13日

明日は久しぶりのオープンルーム。マタンカちゃんは国分寺出張から帰ってリラックスしているようにも見える。

新しく「セリョージャとあそぼう!」の原画2点、「表紙」と「帰り道」を展示開始。

また、10月の講演会の予約がすでに満員御礼!となっているイーゴリ・オレイニコフの絵本。おばあさんの知恵袋さんから引き続き西荻でもまとめて展示。是非ゆっくり手に取ってご覧いただけらばと思う。

それから、奈良のマールイ・ミールさんから連れ帰ってきたロシアのターニャさんの手編み指人形のハリネズミとフクロウは「霧の中のハリネズミ」の絵本のお話と一緒に楽しんで見ていただきたいし、カランダーシの部屋の新しい仲間、カルゴボリのお人形も近くで見ていただけたら嬉しい。

そして…資料絵本も含めたカランダーシのロシア絵本の中から良い出会いがありますように!(直)
2019年09月12日

もしかして、と思って連絡を入れてみた友人たちから返事が来ない。大丈夫かな、と心配している。

画像は原画展でお世話になったおばあさんの知恵袋の店主三田村さんトークイベント「不思議の国のアリス、その魅力と秘密」のチラシだ。

三田村さんのプロフィールを見ると、絵本・童話作家、語り手、絵本・昔話研究者、国分寺・童話の会《ペパン》代表などあるが、その他にも翻訳や地域の活動などなど活躍の場は多方面に及んでいる。それらは全て次世代、子どもたちのためにという思いが根幹にあってのこと、という話を先日伺った。

トークイベントは9/21、国分寺カフェ、びよりさんにて。(直)
2019年09月11日

このところわりと連絡をとらせていただいていた取引先から珍しくメールのお返事が来ない、と思ったら停電で休業されていることがわかった。復旧の見通しはどうなのだろう。心配している。

奈良に行った時、ゆりゆりBooksの中田さんとマールイミールの小我野さんとお昼ご飯をいただいていたときのこと。日盛りのお店のお庭を2匹の猫が行ったり来たり。一匹はこの春生まれたのかなぁという仔猫。もう一匹はその仔猫よりは大きいのだが、大人というには幼いように見えた。でも親猫だったのかもしれない。同じような黒白猫だった。

それから奈良の猫事情など色々お聞きしたのだが、マールイ・ミールさんの前のお店の建物だった時のことだと思うのだけど、どこからか入り込んで屋根裏を走り回っていた猫が、天井を突き破って目の前に落ちてきたお話の印象が強烈過ぎて他のお話を覚えていない。古い町家造りの建物ならではのお話だ。明るい午後の楽しい昼ごはんだった。

画像はロシアの猫の図鑑物語絵本。登場する猫たちはリアルで、神秘的で引き込まれそうな瞳が特徴だ。そして、その瞳は、どんなに飼いならされても、猫には猫の世界があるんだぞ、と言っているようだ。
表紙の猫の瞳も魅力的だが、目尻のまつ毛がその表情に深みを添えて…ミステリアス!(直)


2019年09月10日

残暑甚し。それでも日が落ちるのが早くなっている。徒長していたベコニアが台風にもみくちゃにされてどうしようもない。まだしばらく頑張ってほしいのだけど。

クルィロフの寓話。挿絵はラチョフ。クルィロフの寓話は以前カランダーシではナールブトの挿絵のものをご紹介したが、有名な寓話作家としてその名をロシア文学史に残している。18世紀半ばに生まれ、オリジナル創作に加え、ラ・フォンテーヌなどを翻訳し詩の形で発表している。

ラチョフの挿絵はその寓意を汲み取り、古典的で陳腐な表現とは一線を画した、素朴さもあるが見せ方にこだわったスタイリッシュともいえる表現でひきつける。動物に衣装を着せるラチョフの画法が存分に生かされていて面白い。(筆が乗っているなぁと個人的に感じている)(直)
2019年09月09日

きれいなオウムが表紙のこの絵本。パタパタとページを開けていくと…さあ、どうなってゆくのでしょう。

登場するのは孔雀、ライオン、ダチョウ、キリン、ぞう、カンガルー、かば、セイウチたち。

最初縦長だった絵本のページがどんどん横に伸びて、絵も大きくなっていく。次はこうかな?と想像しながらページを広げてゆく。意外な展開に驚くページも。

絵本タイトルになっているセイウチは一番最後に登場する。

子どもと一緒に楽しめる絵本。動物たちは親しみやすい絵柄で色も優しくきれい。

この絵本、ロシアではソビエト時代からずっと親しまれ愛されている絵本だ。

ボリス・ザハデール/詩
A.カンタローフ/絵 (直)

http://karandashi.ocnk.net/product/377


2019年09月08日

国際アンデルセン賞受賞画家マーヴリナ画の「わいわいきのこのおいわいかい」にはロシアの森のきのこたちがたくさん登場する。

そのきのこたちは擬人化されていてそれぞれ魅力的なユニークな表情を見せていると同時に、実際のきのこの特徴をとてもリアルに伝えている。そして、この絵本に登場するきのこたちはロシアでもとてもよく知られているものばかりだ。

この絵本のきのこをご覧になったこの絵本の監修をしてくださった国立科学博物館の保坂健太郎博士はとても興味を持ってくださり、とても面白い解説文を書いてくださっている。

ロシアの森のきのこたちにこの絵本で出会っていただければとても嬉しい。画像のきのことベリーの図鑑にも絵本のきのこたちは掲載されている。(直)
2019年09月07日

今年も国立科学博物館のきのこ展のご紹介をする季節になった。

今年のテーマは「地下にもぐったふしぎなきのこたち」!トリュフも含めた地下生菌の仲間に注目した展示や、日本のきのこの食文化についても大特集とのこと。もちろん、いつもの野生きのこや栽培きのこの展示や楽しい園内きのこ案内も。

カランダーシ刊「わいわいきのこのおいわいかい」の監修と解説をしてくださった保坂健太郎博士の園内きのこ案内は特におすすめ。保坂先生は声も大きくとてもわかりやすくきのこの解説をしてくださるのだ。今年は地下生菌の案内もあるとのことで、かなり面白そうだ。

9/21〜29まで。国立科学博物館筑波実験植物園にて。(直)


2019年09月06日

今日で「セリョージャとあそぼう!」原画展は無事終わった。本当にたくさんの方々にお運びいただいてありがたく嬉しい日々だった。また、コズリナさんのトークイベントも温かい雰囲気で開催することができた。あらためて御礼申し上げたい。ありがとうございました。

このような機会を与えてくださったおば知恵さんにも心から感謝だ。おば知恵さんにはいつもゆったりとした時間が流れていて、居心地よく気持ちよく過ごさせていただいた。

「セリョージャとあそぼう!」を新たに知っていただき、届けることができ、オレイニコフの絵本も見ていただいたり、ロシア絵本の世界を少しでも広く皆さんにお知らせすることができたのなら幸いだ。

今日は来てくれた友人とご近所のカフェ・スローさんへお昼ご飯に行った。こちらは開催中何度かお邪魔したのだけど窓からの緑も季節が進んだように見えるような…。
ちょっとだけ秋思なり。(直)
2019年09月05日

いよいよ明日で国分寺おばあさんの知恵袋さんでの「セリョージャとあそぼう!」の原画展も終わりだ。おかげさまで色々な方々にセリョージャと遊んでいただけたのではと思う。

今回お世話になっているおばあさんの知恵袋さんだが、小さな子どもたちのためのプログラムから大人の絵本の会までだれでもお話や絵本に親しめるような活動もされているが、いつでも誰でもほっとくつろげるような環境作りを心掛けていらっしゃる。

店主の三田村さんはこの場所があらゆる人のサードプレイスになればとおっしゃる。3番目の場所。家庭、学校や職場、の次の場所だ。昔は駄菓子屋さんがその役割を果たしていた、といえばイメージしやすいかもしれない。そして大人にとってのサードプレイスになるべく夜はお酒を飲むことができるようにしたのだという。

地域の人たちの心の拠り所として、これからもおば知恵さんはいつでも扉を開けて招き入れてくれる存在であり続けるのだと思う。素敵なことだ。

画像は実際に子どもが乗って遊べる木馬とプロの方が作ったカエルさんのパペット。もう一枚は地域通貨が買えるガチャガチャ。そしてチェコの操り人形。三田村さんは上手に操ることができる。(直)
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