美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2021年02月02日

ミモザが咲き始めているのをみかけた。ふわふわと屈託のない明るい黄色のかたまりが風に揺れていた。

マーヴリナの挿絵絵本「農民の息子イワンとチューダ・ユーダ」。チューダ・ユーダという12の頭を持つドラゴン系怪物をイワンが退治するお話だ。

このチューダ・ユーダは馬に乗っており、大きさ的にはそんなに大きいわけではない。またマーヴリナはちょっとユーモアも交えて表現している。

戦うイワン。体幹がしっかりとして逞しく凛々しい。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/388


2021年02月01日

個人的に、土日にやろうと思っていた事がふたつ。でも、ふたつは無理だった。まあ、ひとつだけでも済んだので良しとしよう。そうしよう。今日は午後からは陽もさして穏やかな2月の始まり。

布製トートバッグ。少しくすんだダークブルーにシルバーの文字の方はウラジーミル・ナボコフの小説「マーシェンカ」の一節、生成りの方はミハイール・ブルガーコフの小説「巨匠とマルガリータ」の一節がそれぞれプリントされている。

持ち手も長目なので肩に掛けて使用できる。
大判なので絵本も入る。(直)

2021年01月29日

明日の午後はオンラインオープンルーム。本日中に予約をお願いします。個人対応。ご希望の方にはロシア絵本の歴史のお話なども。お気軽に遊びにいらしてください。

1月もいつの間にか後わずか。早いなぁ。今月は、人生の少しだけ先輩の方とお話しする機会があり、的確なアドバイスをいただけたのはとてもありがたいことだった。感謝。

小さな男の子と女の子がソリに乗っている表紙の絵本「タネーチカとヴァネーチカ」。ロシアの昔ながらの童謡絵本。絵はタチヤーナ・イグナティエヴァ。(直)

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2021年01月28日

え?と声に出して驚くくらい振り向いたら外がいつの間にか雪景色に変わっていた。雨が降り出したのは知っていたのだけど。

ラチョフ画「ネネツの動物お話集」はロシアの北、シベリアのツンドラ地帯に住むネネツの人々に伝わる動物民話を集めた絵本。

ネネツの人たちはトナカイの遊牧をしながら暮らしており、住まいは円錐形のチュムというテント。トナカイの皮で覆い冬でも寒くない。またキツネを始めとして、毛皮をとるために狩猟も行う。動物たちとの関係は深い。
またこの地区はサモエド犬の故郷でもあるようだ。

ラチョフはいわゆるロシアだけではなく、各民族のお話の挿絵も多く手掛けている画家だ。その際には忠実にその装束はもちろん文化を伝えることに腐心しており、この絵本を見る事で、ネネツの民族衣装の美しい色使いなども知ることができる。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/511





2021年01月27日


今年も梅が咲いている。今日は随分気温が上がったような。変なお天気だったけど。

鮮やかな配色の表紙が目をひく「こぶたのピョートルと車」。文はリュドミラ・ペトルシェフスカヤ。絵アレクサンドル・ライフシテイン。手のひらサイズのシンプルで読みやす小さなこども向けの絵本だ。

自分で車を作ることを決めたこぶた。まずは椅子に座り車体とシートはOK!次にこぶたはハンドルにちょうどよいある物(台所にある)をお母さんに頼んでとってもらう。さあ、素敵な車の出来上がり。出発進行!

何かを何かに見立てて遊ぶ。誰しも経験したことと思う。個人的にも風呂敷をマントにしたり、ベールにしたり、ハタキを魔法の杖にしたり…色々思い出す。すっかりその気になって、何にだってなれたし、どこへだって行けた。想像力万歳である。このこぶた君もまた一人前のドライバーの気分で車を運転している。満足気な顔がいいな。

すっきりとしたブックデザインと素朴で愛らしいこぶた君の造形は親しみやすいし、お話の内容も、子どもは共感をきっと覚えるだろうし、大人は懐かしさを覚えるはずだ。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/538
2021年01月26日

今日はクニーシカの会。「Дядя Фёдор 」をコズリナ先生ご指導をいただきながら皆さんと読み進めていった。

この会の魅力のひとつは何といっても、辞書でひいた言葉だけではたどりつけない実際のところの意味やニュアンスを教えていただけることだと思う。それは、画像であったり、またこういう場合によく用いられますよ、などという例によってだったりアプローチは様々だが、それによって「納得」が得られ「理解」が深まる。

今日は質問をして面白いことも教えていただいた。ロシアでよく使われる雄猫の名前は「Барсик」(バ-ルシク)。雪豹が由来で雄々しくネズミを獲る、というイメージから。雌猫は「Мурка 」(ムールカ)。これは猫が喉を鳴らす音をロシアではмур мур ( ム-ルムール)と言うからだそう。

クニーシカの会では参加者を随時募集中!是非ご一緒しましょう!
2021年01月25日

雪が降るのかと思い、プランターなどを避難させたけれど降らず。そして今日は春のような陽射しに水滴がキラキラ。清々しいけれど花粉の気配も。

アントン・ロマーエフの絵本「ボム・ボム・ボム!」の舞台はサーカス!大盤で迫力満点の絵本だ。まず、サーカスの様子をテントからのぞいている視点の表紙からひきこまれる。そして真ん中に描かれた卵が気になる.。

サーカスの世界に誘う最初の数ページ。闇を背景とした浮かぶような沈むような不思議な感覚のイントロダクションの息を飲む美しさ。もうロマーエフが創り出すサーカスというファンタジー装置に身を委ねるしかない。

そしてここからは、表紙の卵から生まれたひよこのささやかで心温まる物語が目眩くファンタジーの世界を舞台として語られてゆく。

以前からロマーエフは光の描き方が素晴らしいと言ってきたけれど、この絵本の挿絵はまさに光と闇のせめぎ合いがテーマといっても過言ではないように思う。

光(サーカスというファンタジー)、闇(現実的な夜の世界)の領域が各ページで様々なバランスで繊細に描かれていることに注目したい。光は闇があるからこそ妖しく輝きを増す。

楽しい時間には終わりがある。最後のページでこの絵本はこのファンタジーが現実と地続きであることを教える。大人はそのことを充分に悲しいくらい理解しているがこのページを子どもはどう思うのだろうと思ったりもする。

中々出かけることが難しい現状があるが、アントン・ロマーエフの素晴らしきサーカスの世界へは絵本を開けばすぐ行くことができる。

賑やかで華やかなエンターテイメントを絵本で楽しむのも素敵なことだ(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/537
2021年01月22日


都合により明日土曜日のオンラインオープンルームはお休みいたします。また次回よろしくお願いいたします。

ロシア語の絵本を翻訳しながらお話を楽しむ「クニーシカの会」(講師:ナディア・コズリナさん)を来週火曜日に開催します。テキストは「Дядя Фёдор 」新規入会お待ちしています!

(画像はソビエト時代塗り絵表紙。発行年等不明)
2021年01月21日


オナガが飛ぶのを真下から見る。きれいな形だなぁなぁと思う。でも、ここにも以前書いているけれど声は優雅ではない。よく数羽で騒ぎながら移動しておりうるさい。お馴染みの鳥だけど何故尾が長いのかは知らない。

安野光雅さんが亡くなられた。たくさんの書籍が世に出ているけれど、私にとってはこの「野の花と小人たち」(岩崎書店)が何といっても原点。

高校時代誕生日に母から贈られて、その後嬉しいことにサインをいただくことができた私にとっては特別な絵本だ。その頃、この絵本の封筒と便箋を大切に使っていたのを思い出す。

絵本を見ながら、小人になって野原で暮らしたい、みたいなことも思っていたようにも思う。今見ても少しそんな風に思わないでもない。そうしてヤマブドウの実を集めてみたいと思うわけだ。

昨秋、ある園芸店で、そのヤマブドウの鉢植えを見つけて即購入した。根底にこの絵本の世界への憧れがあることは確かだ。遥か昔に親しんでいた絵本が今でも胸の中にあることよ、としみじみ思う。ヤマブドウ、上手く育つといいのだけれど。

絵本の中の草花たち。数種類、まだ実物を見たことがないものがある。生きている間に見ることができるかなぁ。(直)
2021年01月20日


今日は大寒。
仕事スペースを整理したら結構スッキリとして、まるでこれから何かが始まるような、あるいは全てが終わってしまったような、無機質な雰囲気となり新鮮な眺め。なかなか良い感じなので現状維持を頑張りたい。

「冬はどこから」はヨシフ・ブロツキーの詩の絵本。詩の背景にはモノクロのロシアの冬の街のフォトグラフ。挿絵は1941年生まれのセルゲイ・ドレイデン。俳優が本業であるがその絵画作品も高い評価を得ている。

ドレイデンは、ブロツキーが亡くなった1996年「大理石」を上演時に作品を展示したのだが、その際にこの「冬はどこから」の詩を朗読した事が絵本が生まれるきっかけになったとある。


2016年のドレイデンのインタビュー動画を見つけた。75歳。俳優としての姿や最後の方に展示会の様子が映されこの絵本の中の絵も出てくる。
https://topspb.tv/news/2016/09/14/artist-redkoj-kategorii-sergej-drejden-otmechaet-75-letnij-yubilej/

どの絵もしばらく見入ってしまう。現実と幻想のあはひ。素敵な絵本。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/528

2021年01月19日


良いお天気だけど風とても強く寒い1日。澄み切った青空にご近所の花盛りの蝋梅が映える。その遥か上空を東へ向かう飛行機がきらり。日足が少しずつ伸びてきているのは嬉しい。

カランダーシの部屋の資料絵本から今日は「ВЕСЕЛЫЕ КАЛТИКИ楽しい絵話」1968年1月号をご紹介したい。1956年創刊の子ども向けの月刊誌だ。薄い紙をホチキスで2箇所とめてある簡素な作りで全16ページ。お父様が当時ロシアで仕事をされていたというMさんからいただいたものだ"(感謝)

ソビエト時代、ロシアではクリスマスをお祝いすることはなく(することができなかった)新年がいちばんの冬のお祝いの日。元々19世紀終わり頃からクリスマスの為に飾られていたツリーは新年のために飾られるようになる。故にこの雑誌の表紙ももみの木が象徴的に描かれている。

内容はコマ割りの漫画のようなお話や迷路、切り取って遊ぶカード、見開きの書き下ろしのお話、読者の絵、裏表紙には時計をテーマにした数え歌…と、とにかく絵を見ただけでわかるような面白くて楽しいものばかり。

この雑誌は当時検閲を受けなかった唯一の印刷物だったそうで、編集部は明るい雰囲気に満ちており、表紙にもあるように難しいことは抜きにしてーユーモアのある雑誌ーを作るために笑顔で仕事に取り組んでいたとのこと。それは読者にも伝わり支持され、子ども向けの雑誌の中で最も人気を博し、80年代初頭には950万部も発行していたという。

この雑誌はかこさとしさんも取り寄せていた。通じるところがとてもあるなぁと見るたびに実感する。(直)



2021年01月18日


土曜日はオープンルームありがとうございました!

さて、現在少しずつカランダーシの部屋の仕事をする場所の整理をしている。その流れで義母の物がまだ随分残っている棚を片付けていたら、古い羽子板、ボタンや色とりどりのミシン糸、いくつかの硯や墨などなどが出てくる。そう、そう、義母は柔らかくてきれいな文字を書いていたことよ、などと思い出したりするので捗らないことこの上なし。

「チリ・チリ・チリ・ボーム!ーロシアの民話や童謡集」には「おたんごぱん」「うさぎのいえ」「おおきなかぶ」「カマスの命令により」やタイトルのチリチリボーム!という言葉で始まる「火事」という猫の詩や「雄鶏さん、雄鶏さん」などの詩も収録されている。

絵はアナトリー・エリセーエフ。(1930年生まれ。モスクワ工科大学卒業。挿絵の仕事で多くの賞を受賞。俳優としても活動)。動物たちや人物はしゅっとしていて表情や動きが生き生きとして親近感を覚えるし、落ち着いた明るさを伝える色味も魅力。水彩の滲みを生かして柔らかい印象も。

お帽子を被ったおだんごぱん君がとてもいいな。(直)
2021年01月15日


カランダーシの土曜日午後のオープンルーム。状況が落ち着くまでオンラインのみで開催。内容は…おすすめ絵本のご紹介を始め、ご希望の絵本をじっくりご覧いただいたり、ご要望があれば、ロシア絵本の歴史を資料絵本を用いてお話させていただいたりも。予約制。個人対応。1時〜5時。よろしくお願いします!
2021年01月14日


暮れに買ったカサブランカ百合を寒い玄関に飾っている。年が明け、頑固に固かった蕾が時間をかけてひとつひとつ開いている。花は大きく美しく、濃厚で良い香りが辺りに漂っている。あと蕾は2つ。随分長い間楽しめそうだ。

どんどんと時は流れて、去年のクリスマスもお正月の記憶もだんだんと遠くなるけれど、この花が咲いている間はささやかな思い出のあれこれの余韻を楽しめそうだ。

余韻ついでに、今日はもみの木の歌をご紹介したい。何だか今更感は否めないけれどきっと親しみを感じていただける歌だ。

私が受けているロシア語のレッスンの中ではソビエト時代の幼稚園の教科書も使っているのだが、その中で今週読んだ詩が「ёлочка もみの木」。先生からこれはとても有名な歌だと教わったので動画を探してみた。
https://m.youtube.com/watch?v=5mm1hogJNt4&feature=youtu.be

1903年にライサ・クダシェワにより詩が発表され1905年にレオニード・ベックマンが曲をつけたこの歌、調べると革命や第一次世界大戦のあたりには歌われなくなったものの、1940年代にクリスマスを祝うことができないソ連政策下ではあったけれど、新年の歌として復活。その後幼稚園や学校で広く歌い続けられ、現在は、誰でも知っているクリスマスの歌として愛されているとのこと。

懐かしいようなきれいな旋律。動画は英語詩も同時に見られるものを選んだのでロシア語がわからなくてもニュアンスが伝わると思う。

歌詞を覚えて今年のクリスマスには歌えるといいな。あ、ってことは今更感ではなくて、かなりの先取り感ということになるのかな。(直)


2021年01月13日


今日は良いお天気。気温も少し上がってくれてありがたかった。今の季節、色々な鳥をよく見かける。この辺りは川もあるのでチドリの類も見かける。先日は翡翠が電線にとまっていた。カラスもいる。庭を時々歩いている。ハリネズミの置物をひっくり返すのはやめてほしいな。

セルゲイ・コズロフ作の「季節」。春から始まる四季をひとつずつ見つめてゆく絵本。ピョートル・バギンの絵は優しく幻想的にそして時には囁くように季節の繊細な表情を伝える。

ロシアは冬が長い。他の季節は駆け足で過ぎてゆくような感覚があると思う。それだけに待望の春を、煌めく夏を、憂いの秋を、心して深く愛でて過ごしているのではと思う。そうしないとあっという間に1年は過ぎ去ってしまうもの。

1年をかけて、この絵本を通してロシアの森や牧草地の生き物たちと共に季節の移ろいを静かに見つめてゆくのもきっと素敵なことだと思う。(直)

詳細 https://karandashi.ocnk.net/product/535




2021年01月12日

さ、寒い!

まずはお知らせ。NHKカルチャー横浜ランドマーク教室からオンラインの講座案内をいただいた。「絵本でまなぶロシア語」を1月24日開催とのこと。テキストは雪娘。講師はフョードロヴァ・スヴェトラーナさん。詳細はhttps://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_1220661.html

さて、先日のこと。カザフスタンでは新年のためにオリヴィエ・サラダを作ると聞いた。ソ連時代の名残りらしい。モスクワ出身のロシア語の先生もロシアでは新年やお祝いの時にはオリヴィエサラダを作るとおっしゃる。

このСалат Оливье (サラート・オリヴィエ)だが、19世紀後半にモスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフのオリヴィエ氏が作ったことからこう呼ばれている。

レシピを見るとそんなに手間がかかるようでもないので作ってみた。基本的にはジャガイモとにんじんを茹で、茹で卵やハム鶏肉などの動物性のもの(あるいは魚介類)、グリンピースや玉ねぎ、ピクルスなどを全て同じような大きさの立方体に切ってマヨネーズで和えハーブのディルを添える。というものだ。

シンプルに美味しいサラダ。ぱくぱく食べてしまった。消費量が世界イチというほどのマヨネーズ好きのロシア人にとっては嬉しいご馳走なのだと思うし、色合いもいいな。また作ろう!(直)








2021年01月08日


2021年

新しい年が始まった。
今年もロシア絵本の紹介を始めとして、
ロシア絵本の世界を皆さんと楽しんでゆけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!


さて、年末にエフゲーニー・ラチョフ氏の著作権管理者であるモスクワ在住の義理の息子さんから干支にちなんだイラストメッセージをいただきましたので今年も皆さんにご紹介!
深い森を背景に他の動物たちと一緒にダンスする牛がとても印象的。
とにもかくにも楽しそうで何より!(直)



2020年12月25日

С Рождеством!
クリスマスおめでとうございます!

カランダーシ年末年始のお休みは
12/26〜1/7。ということで今日が仕事納めとなる。残っている発送や月末のあれこれはあるけれどそれはそれとして。

今年は予期せぬ大きな状況の変化があり、思うにまかせない事も多かったようにも思うけれど、ここまで無事に日々を重ねてくることができ感謝している。

ウェブショップについてはロシアから荷物が届いていたので運営することができた事、またカランダーシからお客様への発送も滞りなく無事に行うことができたのは大変ありがたいことだった。

先の見えない日々。何よりもロシア絵本を求めてくださる方々の存在がカランダーシにとって大きな励みであったことは間違いない。このことにあらためて深く御礼申し上げたい。

オープンルームやクニーシカの会は、お休みせざるをえなかったこともあったけれど、オンラインというトビ道具にチャレンジ。これはこれで新しい展開として今後も活用してゆきたい。

さて、そのような日々の中で起こったある出来事を通して、ロシアの絵本・カランダーシとは?ということを今一度見つめ直す機会を得たことがあったことも記しておきたい。その際、私に貴重な助言や意見をくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。

大変制約の多い1年にではあったけれど、そんな中でも新しい交流があったり、学びがあったり、励まし合いがあったり、温かいものに触れることも多かったように思っている。そのひとつひとつを大切に来年も歩んでゆきたい。

本年も大変お世話になりました。
来年もまたよろしくお願いいたします。

画像はモスクワの街角で見た光景。(直)












2020年12月24日

今日下校の小学生の男の子たちが数人大声でどんぐりコロコロを歌っていた。とにかくめちゃくちゃ楽しそうだったなぁ。クリスマスイブだからかな?関係ないか。

今日はクリスマス・イブ。全世界的に大体クリスマスは同じ日だけど、ロシアではユリウス暦の1月7日がクリスマスなので私のロシア語の先生は、モスクワのご実家と今の時期話が合わないと苦笑していた。

旧約聖書と新約聖書の両方の主だった箇所が沢山のカラー挿絵と共に一冊にまとめられた「子どものための聖書物語」。小学校低学年の子どもたちのために作られており読みやすい。ロシア語学習にもおすすめしたい。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/316






2020年12月23日

スッキリとした晴天が続いている。冬場はここからでも富士山が見えることも多く、夕暮れ時のシルエットは美しい。かなり遠いけれどお山が見える景色はいいものだ。

アヴァンギャルド復刻絵本4冊。「漁師たち」(ヴヴェジエンスキー作/エルラモーエヴァ画)あとはマヤコフスキーの詩の絵本3冊「海と灯台についての私の本」(ポクロフスキー画」「動物がたくさん」(ズダニヴィッチ画)「いいことってどんなこと?わるいってことってどんなこと?」(デニソフスキー画)。

このように当時の絵本を1冊1冊独立した形で復刻させシリーズで刊行したことは素晴らしい事だ。これらの絵本のオリジナルはそれだけでも貴重だが人気絵本の初版ともなれば簡単に眺めることも手に取ることも難しい存在。

それらを本家本元ロシアの出版社がきちんとした形で後世に残すべく、オリジナルに近い形で一挙に発行してくれたおかげでこのように気軽に眺めることが出来、ありがたいことこの上ない。

もちろんオリジナルにはオリジナルのとてつもない素晴らしさがあるわけだが、それに近い形で見られるだけでも御の字だ。

と興奮気味に思うわけなのだが、以前ロシアにいる絵本事情にわりと詳しいロシア人にこのシリーズのことを伝えたが知らなかった。

なんともったいない!と思ったことだった(直)
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