美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2019年02月04日

「特別な服」(淡交社)という絵本。ボリス・エルモレンコの作品だ。シンプルに1ページに1人ずつ異なる職業の人が描かれている。1930年初版のこれはその復刻絵本。このページは、見開きで煙突掃除人とパイロットが並んでいる。絵本全体を通して見開きの組み合わせに意図があるのか、ないのかよくわからないのだが、ここに関しては高いところで働く人というテーマを無理やり考えてみたり。当時は5ケ年計画も始まり、国を挙げての労働への意欲向上に絵本もひと役買っていたわけである。 この絵本もそういうテーマで作られたのだろう。
このページ、色数を抑えて2人のフォルムを強調して、白抜きを使ったり、またペイントの仕方にも工夫を凝らして質感の違いを表現しているし、文字デザインも凝っている。見開き全体のバランスもすごく考えられているのがわかる。あらためてこの時代のロシアの絵本はすごいと思う。
余談になるが、前から気になっているのだが、煙突掃除人の腰のベルトにかけてある、おたまのような道具は何をするためものだろう。またパイロットの手袋の構造がよくわからない。手の平は自由に使えるようになっているのだろうか(直)

「特別な服」http://karandashi.ocnk.net/product/107
2019年02月03日

前から気になっていた「旅する雑貨屋 Hin plus ヒン・プリュス」さんにお邪魔した。自転車でスーパーに行く時の通り道にあって、青い枠の扉が素敵な世界の手仕事と雑貨を扱っていらっしゃるお店だ。今はバルト3国やモロッコのものがメインの展開。手編みの手袋やカゴやバック、食器や置物、刺繍のクロス、ポーチやアクセサリー…お店の奥にはお洋服もたくさん。ほとんどがオーナーが現地でセレクトした主に手仕事がテーマの品々だ。ロシア関連では陶器のお人形やエルミタージュの布バックなどを見つけた。本当に旅する雑貨屋さんというお名前の通り、とっておきのお土産を見せていただいているような楽しいお店だ。
私はあれこれ迷ってポーランドの手刺繍の花瓶敷きやフェルトの飾り、ラトビアのポストカードやMさんにお名前を教えていただいていた柏木リエさんの民族衣裳の卓上カレンダーなど購入。今後カランダーシの部屋に飾ろうと思う。
オーナーは明日から南米、メキシコ方面へ買付けの旅とのこと。さて、今度はどんな手仕事の品々がお店に並ぶのだろう(直)

ヒン プリュスさん https://hinplus.com

2019年02月02日

オープンルームありがとうございました。暖かい1日でよかった。今日はシステム関連の打ち合わせもあり、これからのカランダーシのことをちょっと考えたりもした。
「幻のロシア絵本1920〜30」(淡交社)を見ていて、詩人アグニヤ・バルトーの名前が割と出てくるなぁと思っていたら、5作品登場している。マルシャークやチュコフスキーなどのビッグネームは別として、これはこの本の中では多い方だ。バルトーといえば、カランダーシ的にはNさんにいただいたソビエト時代の絵本で、もう1人のNさんに訳していただいた 「虫網があってよかった」や 「おとうと」がある。両方とも以前こちらで紹介している。でも、アヴァンギャルド絵本の時代にすでにこんなに活躍していたということには結びついていなかった。
バルトーは1906年生まれで1981年に亡くなっており、今でもちろんもロシアでは著作が発行され続けていて国民的な、と言ってもいい著名な詩人だ。
バルトーは、最初バレリーナを目指していたり、詩作では出版作品がすぐに人気となっている。マヤコフスキーに影響を受けている。戦後、作家活動を続けているが、60年代にはラジオ番組に出演しており、戦争で生き別れになった親子のために大変に尽力したり、脚本家としての才能も発揮していた。知的でしっかりと物事を見据えているような眼差しが印象的なお顔立ちだ。
カランダーシには他にもバルトーの詩の絵本がある「おもちゃたち」という絵本。やはりNさんに頂戴したものだが、1972年発行という時代もあるのだが、全体的に古風で情緒的だ。でもロシア語の先生からお借りしている絵本の同じ詩の挿絵はそこまで切なさ感がない。こちらは 1997年のものだ。
同じ詩でも時代により挿絵が変わっていく様も面白い。「最新」の挿絵も見てみたい(直)
2019年02月01日

夕方から明日のオープンルームのための部屋の準備にとりかかる。ずっと絵本は棚にしまって管理していたので、久しぶりにテーブルに並べることになる。だんだんとテーブルが賑やかになってくる。きれいな色が部屋を明るくする。本当は全部の絵本を表紙を見せて並べたい思う。でも、そうもいかないので重ねて置いたり、縦置きのところを作ったり、あれこれ思案しながら工夫する。手に取りやすさ、見やすさ、を心がけつつ楽しさのある雰囲気となるようにと思っている。
サイトにある絵本はもちろん、まだサイトにアップされていない絵本や入荷したてのものもあるので、是非手に取ってご覧いただければと思う。
オープンルームは明日1時〜6時まで。(直)



2019年01月31日

灰色の雲。雪催い。カランダーシの部屋は日中お天気がいいとポカポカなのだが、こういう日は寒い。さて、土曜日はオープンルームだ。2カ月お休みしていたので久しぶりだ。2月は2日、9日、16日(15時から)を予定している。23日は次の日がイベントのため、お休み。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしている。
画像は、カラウシン画の「ハリネズミのミトン」。セローヴァの短い動物の詩と軽快な挿絵がとてもよく合っている。羽根をちょうだい。ワシになるんだ!というネズミは、羽根をもらうと、おやおやどうやらワシではなくて…という詩では得意げなネズミコウモリ?が描かれている。
詩人のセローヴァは1919年に生まれ、貧しい暮らしの中で本を読むことが救いだったとある。多くの子どものための作品を残している。カラウシンは1929年生まれ。少年時代から手描きの冊子を作り、芸術アカデミーで学び、数多くの子どもの本を残している。前衛芸術家としての作品はトレチャコフを始めいくつかの大きな美術館に収蔵されている。両者とも今後注目していければと思う。(直)

ハリネズミのミトンhttp://karandashi.ocnk.net/product/311



2019年01月30日

気分転換にもなるので、ちょっとした時間を見つけて「羊と鋼の森」を読み終えて、今は「蜜蜂と遠雷」を読んでいる。何年か遅れ?みたいな感じだけどそれはどうでもいいことで。年末にある場所を整理してたら出てきた2冊だ。それぞれ子どもが読んだものだったりするのだけど、いつか読みたいと思って積んでいた。狙ったわけでもないのだが、両方とも音楽に纏わる内容。面白い。
マーヴリナの旅の画集を入荷した。図版も多くとても見応えがある。マーヴリナは風景だけではなくその土地土地の人々の暮らしや、動物たちや虫にもフォーカスをあてて描き語りかけてくる。私たちは街の喧騒や馬のいななきや、巣に帰る鳥たちの鳴き声を聴きながら旅を続ける心持ちとなる。全体を通し、ロシアの歴史、民族、自然、つまりはロシアそのものへのマーヴリナの深い思いが伝わってくる。どっぷりロシア。溢れるロシア。流れる雲。風の匂い。描かれているのは、人々が働き、憩い、夢見、がっかりもする、人生の場所としてのロシア。見応えあり。(直)

モスクワからヴォルガへの旅
http://karandashi.ocnk.net/product/328
2019年01月29日

「ミセス」(文化出版局)という雑誌がある。これを私は結婚する前に愛読してしていた。叔母が毎月読んでいたのをお下がりでもらっていたのだ。美しいファッションや旅、着物、季節の暮らしや素敵な手作りを眺めるのは楽しいことだった。でもそれからとんとご無沙汰していて、それでもどこか親しみは感じていた雑誌ではあった。
去年のことである。サイトにお問い合わせがあり、オレイニコフの「小さな引き船のバラード」という絵本を取り寄せてほしいということだった。その際、この絵本を「ミセス」で見たとうかがった。その記事を見てみたいと思った。それで「ミセス」のバックナンバーならご近所の西荻図書館にある、と思いつつそのままだったのだが、やっと2018年7月号の掲載号と、全部ではないがその他の号も借りてきた。最初、後ろの方の書籍紹介ページにでもちらっと載ったのかなと思っていたのだが、およそ1年に渡り、ロシア文学者の沼野恭子さんが1冊ずつロシア絵本を取り上げて見開きページで紹介するという連載だった!とても丁寧に作品を紹介している。やはり大判の雑誌のカラーページの威力ってすごい。きれい。毎号ヴァラエティにとんだ選書だし、これから読むのが楽しみだ。
久しぶりに手に取る「ミセス」。意外にも昔とそんなに変わっていないような印象。懐かしい。色々役に立ちそうな情報もたくさんだ。まあ、でも巻末の案内ページを見て、あっ、この展覧会行きたい、と思っても後の祭りではあるのだけど。(直)
2019年01月28日

お茶は、仕事の合間や家族の時間に欠かせない。最近挑戦したのがフルーツティ。挑戦というと大袈裟だけど、冬休みに行った八ヶ岳倶楽部でいただいたお茶が美味しかったので真似をしている。そちらのお茶には、メロンや苺も入っていて果物の量も全然違う。でも、そうもいかないので林檎とオレンジだけで再現。これはこれで家族にも好評だった。実は亡くなった義母からはるか昔に確かクリスマスにいただいたウォーマーがあったのを、思い出し、しまい込んでいたものを出してきた。温めることで果物のエキスが出てきて濃厚な味になる。香りもたつ。いかにも風邪に効きそうだけど、どうなのだろう。
風邪予防といえば、先日「風邪に負けない茶」という中国茶を買った。まだ飲んでいないのだけど、西荻の中国茶のお店サウスアベニューさんの人気のお茶らしい。お花が開くお茶も楽しいので試していきたいと思っている。(直)
2019年01月27日

乾燥して風が強いので、細かい埃が飛散している。花粉も飛び始めているようだ。
今日で終わってしまうBunkamuraのロマンティックロシア展。素晴らしい風景画の数々ででロシアの自然の圧倒的な大きさを改めて教えられたように思う。空、大地、雲、光、影。そして森の表情の多彩さ。四季の木々の表現の細やかさに目を凝らして見た。
画像は以前もご紹介したが、ソビエト時代の絵本「ぼくの白樺」という絵本。一本の白樺の木の様子を1人の男性が親身に見つめる内容。冬の章をNさんの訳文で読む。林檎の木などは厳しい寒さに負けて枯れてしまっている中、頑張る白樺のそばに行き、木に触れ思いやる。
ロシアの人の自然観の一端に触れたように感じることのできる絵本。折に触れページを開きたい好きな絵本。(直)
2019年01月26日

インフルエンザが猛威をふるっている。今週は予定がキャンセルになったり、移動になったり。ご家族で次々とかかっているお話も伺っている。快復を祈っている。
画像は「おろかなこねずみ」。マルシャークの詩にレーベジェフが絵をつけている。1928年間版の復刻絵本だ(淡交社・対訳付)。今見ても全然古びて見えない。ロシア・アヴァンギャルド絵本の代表的作品のひとつだ。
眠れない子ねずみが子守りを見つけてきてとお母さんねずみに頼み、最終的に猫に頼んでしまい…という内容。実はこの絵本、数年前にある映画のあるシーンに使うかもしれないということでスタッフの方から問い合わせをいただいた。満州が舞台。当時はロシアの絵本が入ってきていたので使いたいとのことだった。1冊購入いただいてお送りしたのだが、果たして映画に使われたどうかはわかっていない(直)

「おろかな子ねずみ」http://karandashi.ocnk.net/product/99
2019年01月25日

渋谷の雑踏の中、人に揉まれながら坂道を登っていると「忘れえぬ女」の垂れ幕が見えてくる。潤んだ瞳に導かれながら歩いていくと…というBunkamuraロマンティックロシア展への何度目かの道のり。去年から年を越して続いてきたこの美術展もいよいよフィナーレ。日曜日でお終いだ。混み合う人に混じって私も最後の絵画鑑賞をした。やはり「忘れえぬ女」の前には立ち去りがたいという人たちがたくさん。私もすこし遠くから見つめつつ、またいつかお目にかかれるといいななんて思ったりしていた。
外に出ると寒い。寒いのだけど、
テラスの鉢花たちは優しい彩り。
もうすぐ春なのかもしれない。
最後になったが、今展はそれこそカランダーシとしても個人としても学ぶこと多く本当に忘れえぬ展覧会となった。感謝。
次はくまのプーさんの原画展。こちらも楽しみ。(直)

2019年01月24日

今日は風が強かった。駅からの帰り道。マフラーの巻きが甘いと飛ばされるくらい。そして風とは関係ないと思うが手袋もいくつか落ちていた。手袋はコートのポケットに入れてると落としがちだけど、ポケットに入れるしかない場合も多いし、私も気をつけなくては。
昨日取り急ぎの内容で「セリョージャとあそぼう!」のお知らせをさせていただいたが、早速お申込みいただいたり、イベントやるんですか?と声をかけていただいたり。知っていただくだけでもありがたいことだ。よろしくお願いします!
さて、画像は、サンクト在住のマリヤ・パブロワが描くロシアの猫の日常。蓄音機やサモワールなどちょっとレトロな雰囲気も素敵。
猫ポストカードhttp://karandashi.ocnk.net/product/324
2019年01月23日

昨日ほんのりお知らせしていた「セリョージャとあそぼう!」のイベントのご紹介をしたい。
原画展や作家によるトークイベントの日程・場所・申込方法などをアップしているのでご覧ください。
一番近い日程の2月24日のトークイベントはカランダーシの部屋で開催。作家のコズリナさんが画像なども使って絵本の制作のお話をしてくださる予定。その後はサモワールのお茶をいただきながらの交流会。
3月20日~31日は八王子のカフェ・リンさんで原画展。同カフェで21日は「絵本を楽しむお話(仮)と交流会」29日は「マタンカちゃんワークショップと交流会」を予定している。おししいランチやお茶とセットなのでこちらもお楽しみに!
トークイベントはそれぞれ内容は異なるので2回参加しても楽しめるハズ。
是非いらしてください!(直)

2/24詳細・申込 http://karandashi.ocnk.net/product/322
イベント全体のこと http://karandashi.ocnk.net/product/323
カフェ・リン https://ameblo.jp/komako-cafe-rin/
2019年01月22日


【お知らせ】
「セリョージャとあそぼう!」原画展(3月)作家によるトークイベント&交流会など(2月と3月)開催決定!詳細順次アップしていきます!

今年は、ヒヨドリたちとの攻防戦は休戦状態。なのでプランターの花たちは食べられることなく無事に咲いている。いらなくなったディスクを所々に配置してみたのが功をを奏したのだろうか。いや、ヒヨドリそのものの姿をあまり見かけない。何故なのかはわからない。
攻防戦といえば、オオカミが次々とこぶたが作ったお家を壊してしまう「さんびきのこぶた」のお話も中々手に汗握る戦いだ。ソビエト時代にイギリスの民話をセルゲイ・ミハルコフがロシアの子ども向けにまとめた作品にラチョフが挿絵をつけているご機嫌な1冊だ。
おしゃれで陽気なこぶたたちの名前はニーフ、ヌーフ、ナーフ!(直)

さんびきのこぶたhttp://karandashi.ocnk.net/product/321

2019年01月21日

先日、絵本の研究会の方々と世田谷美術館の「ブルーノ・ムナーリ」展へ行く機会に恵まれた。
未来派から始まるその独特で誠に素敵な芸術活動をたっぷり。わりと作品を間近に見ることができたおかげで「役にに立たない機械」を吊り下げている釣り糸と本体の接合部分に使われているとても役に立っている接着剤に思いを馳せたりもできたし、身近に作品を感じることができる展覧会だ。たくさんのアート作品を見ていくうちに伝わってきた、分解、構築、連続…という啓示。 そして、やはり絵本。ムナーリの遊び心に敬服しつつ既成の絵本表現という概念の扉の向こう側の世界とでもいうのだろうか、ほほう、と感心感嘆しながら、また楽しみながら見ていった。読んでみたい絵本もいくつか。そして最後のセル画を重ねる体験コーナーでは子どもたちに混ざって遊ばせてもらった。
ということで、視野も広がりあれこれ得るものが多い貴重な美術館ツアーだった。感謝。
ショップで「ムナーリの機械」(河出書房新社)を購入した。この絵本をこれから少しずつ読んでいけるわたしは幸せだと思っている。(直)

2019年01月20日

今日は大寒。そしてセンター試験。今年も受験シーズンが始まる。なんでこの時期なんだろうといつも思う。風邪やインフルエンザが猛威をふるっていて健康管理が大変だ。そういう我が家も風邪ひきが出て、あらあらという感じだ。
そんな大寒の今日。選んだ絵本はマーヴリナ画の「お話の動物たち」 明るい色合いを見ていると心が弾む。なんだか元気が湧いてくるような。動物たちの表情も面白くてクスッとしてしまう。テキストのページもカラフルで賑やかだ。なんだかんだで元気が湧いて風邪の予防になるかもしれない。(直)
「お話の動物たち」http://karandashi.ocnk.net/product/313
2019年01月19日

先日、「セリョージャとあそぼう!」の作者のナディア・コズリナさんからのメールに音声データが添付されていた。それは、絵本の中にある「がちょうのうた」と「おおかみのうた」をギター伴奏に合わせて何人かの大人たちが歌ってくださっているもので、コズリナさんのご主人のご家族が歌って録音したものをコズリナさんに送ってくださったものを私にも転送してくださったのだ。優しい歌声に胸がいっぱいになった。嬉しかった。
ご家族がコズリナさんの絵本の出版を喜んでくださり、その絵本を楽しんでくださっている様子が伝わってくる。ギターの音色もあたたかい。そして、ああ、コズリナさんはご主人のご家族にとても愛されているんだなぁということがよくわかって、素敵なことだなぁとほっこりさせてもらった。
これらの歌は、私も絵本を作りながらもう何度も何度も呪文のように歌っていた。誰でも歌いやすい歌だと思う。両方ともロシアではとても親しまれている歌だ。日本でもたくさんの人に親しんでもらえるといいなと思っている。
「セリョージャとあそぼう!」の歌は楽譜も付いている。演奏したり歌ったり、踊ったり?してぜひ親しんでほしいと思っている。
最後になったが、コズリナさんのご家族に心から感謝したい。(直)
セリョージャとあそぼう! http://karandashi.ocnk.net/product/303
2019年01月18日

昨日の手編みの話で思い出したある日のイタリアン。ご近所の「アヒルの空」さんだ。書棚には画集や絵本などが置いてあり、私はロシアのアニメ絵本「ミトン」と手編みのぬいぐるみを見つけたので席に持ってきてしばらく眺めた。
このぬいぐるみ、いや編みぐるみというのかな、はもちろんお話の中に出てくる女の子の(飼い犬)だ。母親に犬を飼ってもらえなかった主人公の女の子が自分の赤いミトンを仔犬にみたてて遊んでいると…という深く心に残るお話だ。カランダーシでもイラストの絵本を扱っていたが(現在品切れ)、こちらはパペットアニメーションを絵本に仕立てている絵本だ。ページをめくっていくと、巻末にこの仔犬の編みぐるみの編み方が載っていた。娘が小さい時にこの絵本に出合っていたら挑戦したかもしれない。なんて思ったりした。でも、このお店の編みぐるみはお店の方の手作りではなく、絵本と一緒に購入されたようだ。そういえば、このお話のパペットアニメーションを劇場に行った時、グッズ売り場で見かけたような気もする。
よく見ると、この編みぐるみ、アニメに出てくる仔犬とは編み方が違う。アニメの方は棒針編みで、この編みぐるみはかぎ針編みだ。ぷっくり感も違うかもしれない。
両方ともかわいい。(直)





2019年01月17日

今日はお天気がよくて風もなく気温が少し高め。寒がりなので気温が少し高いとありがたい。この季節はとにかく冷えないように、と心がけて暮らしている。
このルームシューズは昨年9月に東京ロシア語学院で開催されたユーラシアバザールのウズベキスタンのお店で購入したもの。手編みでしっかりしていてとても暖かい。模様も独特で素敵。明るい色合いなので履いていて楽しい気分になる。
そういえば、これとはまた全然別の編み方だったけれど、母もよくルームシューズを編んでくれていたことを思い出す。重宝していつも穴が空くまで履いていたものだ。
こういう物を触っていると、手編みっていいなと懐かしい心待ちになる。昔は冬になったらソワソワして毛糸屋さんに出かけて好きな毛糸を選んで何かしら編んでいたものだけど…もう随分何年も編み棒を触っていない。編み棒が家の中のどこにあるかはかろうじてわかっているつもりだが、果たして「そこ」にあるだろうか。(直)
2019年01月16日

少し前になるが、立ち寄った書店でオオカミの本を購入した。「オオカミと野生のイヌ」(エクスナレッジ刊)だ。ちらっと中を見たらハイイロオオカミのことがたくさん載っていたからだ。元々狼好きでもあるのだが、ハイイロオオカミが主人公の絵本を出版したこともあり、少しオオカミの事を勉強できればなんて思ったわけだ。でも、残念ながらというか、ハイイロオオカミの事は図版も記事もたくさん載っているのに、ロシアのハイイロオオカミについてはほとんど触れられていなかった。がっかり感は否めなかったけれど、オオカミやその仲間たちの生態や現状など見応えある写真とともに知ることができたのはよかったと思う。
人間はオオカミを怖れ、敬いもしたが、「ハイイロオオカミは地上で最も迫害された動物ともいわれる」との一文もあるように敵として絶滅に追い込んできた歴史がある。20世紀後半あたりから、生息地では、反省と新たな理解の視点に立って、オオカミとの共存を推進していく動きがあるようだ。(ロシアではどうなのだろう)
もう一冊の絵本は「動物の仲間たち」から、ソビエト時代の動物挿絵画家の第一人者チャルーシンの描くオオカミの親子のページ。(直)
動物の仲間たちhttp://karandashi.ocnk.net/product/229
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