美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2020年02月01日

こんにちは。
♪オープンルームありがとうございました。
次回は8日の予定です。よろしくお願いします。

♪カランダーシの部屋のラチョフコーナー。ラチョフの多彩な絵本を並べて見ていただいている。ページを広げているのはプルガリアの民話絵本。「ハリネズミのイェーシカ・ビェーシカとおひさま」というお話。


民族衣装もブルガリアのものだ。空の色がピンク。ラチョフは背景にピンクを使うことがわりと多いと思う。。右下の「テレモーク」の表紙もそうだ。リアルな動物たちの表情を温かい色で包んでいる。(直)
2020年01月31日

明日から2月。2月最初のオープンルームです。ロシア絵本をご覧にどうぞいらしてください。

西荻に新しいパン屋さんができた。そんなこと、珍しいことでもないのかもしれないのだけど、こちらは稀に見る狭さというところが目をひく。本当に小さな小さなパン屋さん。

お店にはお客さんはひとりしか、あるいは頑張れば2人入れるか入れないかそんな感じだ。パンは2階で焼いているそう。そうか、2階があったのかと納得。奥にはお手洗いもあるとのことで勝手に安心した。

以前、そこは不動産屋さんで、机と椅子が置いてあるだけでもういっぱいいっぱいな感じだった。でもこんな風にパン屋さんができるんだ、すごい!と感心してしまった。創意と工夫とそして心意気…なのであろう。

購入したバゲットとバナナケーキはしっかりとして美味しかった。ハード系がお得意とのこと。お店の名前は「ル プチ パン イ・ウ」さん。西友西側の出入り口の近く線路沿いにある。(直)
2020年01月30日

今日はとても暖かで、日中はコートを脱いでいる人も見かけた。梅も咲いていて陽射しが眩しかった。

でもまだまだ季節は冬だ。ヴァスネツオフ画「ああ、冬や冬」は冬の詩を集めた絵本。息が白い馬、雪原を疾走する橇、凍てつく夜空、ワーレンキを履いているクマ、煙突の煙…。冬の動物たちや暮らしの様子が生き生きと描かれている。

ワーレンキとは、フエルトで作られた防寒靴。19世紀初め頃、シベリアからロシアに伝わったが最初は裕福な農民のものであった。19世紀末から20世紀初め頃には広く普及したそう(「ロシアの歳時記」東洋書店新社刊より)。アジアら来た説もある。

今でもロシアにはフエルト製の防寒靴はあって、デザインも豊富なようだ。とても温かいワーレンキ。クマのワーレンキはきっととても大きいことでしょう。(直)
2020年01月29日

先日立ち寄ったカフェの窓辺の景。春の花が生けられていて心弾んだ。目から春。まだまだ寒い日々は続くのだろうけれど。

ビリービンの生涯とその作品をヴェリジニコフがまとめたその名も「イワン・ヤコヴレヴィチ・ビリービン」。表紙は自画像。年代に沿って丁寧にその人生と表現の軌跡を追っており、本人を写した、あるいは本人が撮った写真が多く収録されていること、またエジプト時代、パリ時代、また当時のレニングラードに戻ってきた時の記録や作品も多数収録されていることで、ビリービンという人物像をしっかり捉えられる内容となっている。体裁は画集というより伝記、なのだろうけれど図版数はかなり。見応えあり。

その才能ゆえの多岐にわたる仕事ぶりはつとに有名であり多くは紹介されていると思うのだが、パリ時代の宗教画の仕事や民話絵本以前の作品、直筆の書簡、風景画や舞台美術などに初めて見るものも多く興味深い内容だ。

写真で見るビリービンは姿勢もよくいつも身綺麗。端正で優雅な印象は最後まで崩れることはない。もちろん年代による差異はあるものの緻密で、写実性に富んだ芸術的なその表現スタイルも変わらない。大きな時代の変化の荒波が押し寄せてきてもビリービンはやはりビリービンであった。ということがよくわかる。(直)

http://karandashi.ocnk.net/product/405





2020年01月28日

今日は今年初めてのクニーシカの会。足元が悪く、電車のダイヤも乱れている中、皆さんお集まりいただいて無事開催できありがたいことだった。

コズリナ先生によるご指導は、テキストが書かれた時代背景はもとより文学的な潮流にそくした言葉の意味が持つ多重性、あるいは文章構成の分析、微妙なニュアンスまで惜しみなく教えていただけるのでとてもとても勉強になる。

ティータイムには、Kさんからのウラジオストク土産のお菓子、ヌガーが美味しいプリリャーシチョコやミルクが効いてるキースキースキャラメル、ちょっぴりビターなキャビアチョコなどいただきながら、あれやこれやのロシア談義。画像①は包み紙があまりにも可愛いキースキースキャラメル。ロシアで猫を呼ぶ時はキースキースと言うそう。知らなかった。いつか試したてみたいものだ。

画像②は、今日Mさんからカランダーシに資料として頂戴したソビエト時代の絵本たち。そしてやはりウラジオストクのお土産でいただいたアブレピーハの実のハンドクリームとチェリー蜂蜜と共に。感謝!
2020年01月27日

雪の予報が出ている。どうなるのかな。心配だ。

さて、「魅惑のバレエ物語」には以下の12のお話が収録されている。

シルフィーダ、ジゼル、コッペリア、ラ・バヤデール、人形の精、白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形、ライモンダ、火の鳥、ペトルーシカ、シンデレラ。

それぞれ異なるアーティストによる挿絵が美しく物語の世界にひきこむ。バレエ鑑賞の助けとなるように作られた本書。バレエの国でもあるロシアらしい一冊だ。巻末には解説もついている。

バレエの美しい世界を動画で見る。軽やかに踊るダンサーたちを見ながら、私はもちろん踊るわけではないけれど、お正月以来、旺盛な食欲に歯止めがきかない自らを省みなければならないなぁと思っているところ。(直)

2020年01月25日

こんにちは。
♪オープンルームありがとうございました。2月の予定は1、8、29の予定です。よろしくお願いします!
♪今日はホットケーキの日らしい。ということで「セリョージャとあそぼう!」に登場するセリョージャが大好きなロシアのパンケーキ、オラードゥシキをご紹介。材料は卵、砂糖、牛乳、ヨーグルト、油、薄力粉、ベーキングパウダー、塩。混ぜて焼くだけ。簡単にできて栄養価も高いのでもちろん朝食におすすめだけど、おやつにも。しっかりとした生地なのでお腹もちがいい。ジャムやハチミツを合わせたりも美味しい。あー、食べたくなってきた。久しぶりに作ろうかな。皆さんも、ぜひ!(直)
2020年01月24日

明日はオープンルーム。暖かいお部屋でロシア絵本をどうごゆっくりご覧ください。お待ちしています!

さて、港区白金台にある国立科学博物館の自然教育園で2月8日から4月19日まで企画展「きのこ展 あの物語のきのこたち」が開催される。

今展は2017年秋に同博物館の筑波実験植物園で大変好評だった展覧会。あのきのこはなにもの?…というアプローチで、あらゆる絵本や漫画、物語に登場するきのこたちを科学的な眼差しで深く掘り下げるとてもユニークな企画展。

カランダーシ刊マーヴリナ画「わいわいきのこのおいわいかい きのこ解説つき」もパネル展示などされる予定だ。この絵本を作る時、きのこ監修をお願いした国立科学博物館の保坂博士によるロシアのきのこたちの科学的な特定検証の過程こそひとつのわくわくする物語であったと思う。そんなわくわく感も含め、きのこ登場作品の多様性に触れ、きのこの奥深い世界に驚き、きのこの魅力を確認し、きっとさらに身近に感じる…そんな展示会になるはずだ。

自然教育園は、貴重な自然緑地園。本来の自然の姿を観察し楽しめる都会の中に存在するとは思えないような場所。私も随分久しぶりに訪れるのを楽しみにしている。ちょうど春に向かう頃。園内のお散歩を楽しみに是非お出かけください!(直)

国立科学博物館附属自然教育園
http://www.ins.kahaku.go.jp/


2020年01月23日

今カランダーシの部屋のラチョフコーナーでは、資料絵本を並べて展示中。その中の一冊をご紹介。

ミハイル・プリーシヴィン作ロシアの森についての著述を集めた「白樺皮の筒」。ラチョフの自然描写がたっぷりと楽しめる。注目すべきは、ラチョフがいつも描いている衣服を着せた民話スタイルの絵ではないありのまま動物たちの姿だ。

動物のありのままの姿といえば、チャルーシンが有名だが双方の絵を比べて見るのも面白いと思う。また、特徴をとらえて描写されている植物の描き方にも注目したい。白樺の若木の描写が印象に残る。ひょろっと弱々しくもあるが未来へ向かうたくましさを秘めていて、森の景のアクセントになっている。

画像の左の書籍は「プリーシヴィンの森の手帖」(太田正一編訳、成文社)。森を知り、感じ、そして思うために。(直)



2020年01月22日

ご近所に善福寺川という川が流れており、鯉が泳ぎカルガモなど水鳥も生息している。ゴイサギやカワウ、コサギなどが、川べりからじっと川岸を見つめている姿を見かけることも多い。

先日、川沿いの道を上流の方へ歩いていると、ある川べりポイントに、コサギとカワウが2羽一緒にいるのを見かけた。カモは複数で一緒にいることも多いが、コサギもカワウも単独でいるところしか私は多分見たことがないし、珍しいなと思った。

一体どういう関係性なのだろうか。カワウがコサギに何かアプローチしているようにも見えるのだが、そんな事はあるのだろうか、鳥同士とはいえ異種なのに、とちょっと不思議に思った。

ここで思い出すのは、ノルシュテイン原案の「アオサギとツル」(ヤールブソヴァ画、こじまひろこ訳、未知谷刊)だ。元々はアニメーションの方が先に製作されている作品で、あるお屋敷の廃墟を舞台に、アオサギとツルが行ったり来たり、恋のすれ違いを延々と続けるお話だ。でも、カワウとコサギ間に恋は成立しないだろうし、本当になんで一緒にいるのだろう…。

なんて思っていたのだけど、調べてみたら、なんとコサギとカワウは自然界で一緒に魚の追い込み漁をしたりする仲でもあることがわかった。「コサギとウ」で検索してみたらそういう記事や動画もある。コサギとカワウ、複数同士で役割分担をし、助け合って魚を獲るのだ。知らなかった。驚いた。

善福寺川のたった2羽にそれが当てはまるのかどうか、それは難しいところだとは思うけれど、異種でも親しみ感じ合える間柄なのかもしれない。

一方「アオサギとツル」が自然界ではどうなのかというと、この絵本はロシア民話がベースなのだが、同じ水辺にいても、敵ではないが親しくはならない、でもちょっと近づいたりはあるのかもしれない…そんな仲なのだろうか。(直)
2020年01月21日

ねずみとねこの絵本。「ねずみとねこの戦い」(ゲンナージ・ヤシンスキー画、ザボラツキイ文)。ねこが邪魔なねずみたち。まずは先制攻撃を仕掛ける。まんまとねこを仕留めるのだが…というお話。

トムとジェリーのように一対一で追いかけ合うのではなく、ねずみが集団でちゃんと軍備を整え、猫に戦い(戦争)をしかける、というパターンはカランダーシの資料の20世紀初頭の他の絵本でも見られ、最初はねずみが意気盛んに優勢だが、というところも同じだ。

また、仰向けにねこが縛られている様子は、17世紀辺りには広く農民に出回っていたロシアの民衆版画ルボークの「猫の葬列」の絵柄を彷彿とさせる。

「猫の葬列」では、猫が皇帝(ツァーリ)であるといわれており、前述の古いお話も猫は権力者として表現されている。対するねずみは民衆であり数が多い。

このような現代の絵本(テキストは初出1980年)の中に、ロシアならではの文化が息づいているのでは?と(勝手に!)思いながら眺めたりすることは楽しいことだ。

さて、このねこ対ねずみ、勝敗はいかに?(直)



2020年01月20日

今年も始まってもう20日を過ぎた。早い早い。色々な事がすでに起こり、あっという間過去のものとなっている。本当に年月というものは情け容赦ない、とも思うのだが、ずっと後から人生のご褒美のように過ぎ去った時間の積み重ねを紐解いてもう一度眺めてみる時が来ることもあるわけで、前に進んでゆくことで間違いはない。

先日、沼辺信一さんがカランダーシの部屋にいらした。ちょっとした経緯があり、ご挨拶を申し出た。もちろんうかがうつもりでいたのだが、以前西荻に住んでらして寄りたい場所もおありということで訪ねてきてくださることになったのだ。

沼辺さんは、ロシア絵本文脈からすれば、あの伝説の2004年「幻のロシア絵本 1920-30年代展」の立役者!であり、カランダーシ的にいえば、編集総括をされているその展覧会の図録と復刻絵本(共に淡交社)のお取り扱いをさせていただいているということ、また、この図録と展覧会を受けて企画されたという「芸術新潮 2004年7月号」が私のアヴァンギャルド絵本学習の教科書的存在でもあるので、何というかお世話になっている感が半端ない。嬉しさと期待ともちろん緊張、綯交ぜ状態でその日を迎えたわけである。

そして、当日。沼辺さんは、私の事を聞き手として頼りないと思われたに相違ないのだが、ご自身の来歴を踏まえつつ、前述の展覧会開催について、絵本蒐集の実際、コレクションのあり方、ガンギーナ、シュニトケ、マレーヴィチ、プロコフィエフ、フルジャノフスキー…そして私がお聞きしたかった無名時代の大滝詠一やユーミンのお話までまで丁寧にそして熱量を持って教えてくださったのである。

前述の図録の沼辺さんの紹介には(20世紀芸術史)とあるようにその知見はロシア絵本のみに留まるはずもなく、話題は脈絡を担保しつつも広がり、繋がり、深まっていく。すなわち、とんでもなく貴重な時間を過ごさせていただいたわけである。宿題もある。新春早々に何とありがたいことか。

私が最初に沼辺さんのお名前を知ったのは昔のある講演会のお話の中でのこと。当時の講演会のメモに私はお名前を記している。

沼辺さんが帰られた後、その講演会から現在までの自らの来し方をそれこそちょっと紐解いてみたりした。
そして、また前に進んでいこうと思ったわけである。感謝。

3月7日の講演会「光吉文庫のロシア絵本について-コレクションの稀少性と歴史的意義」
https://www.shirayuri.ac.jp/childctr/usftro0000000b3c-att/a1575248056421.pdf
も楽しみにしている。(直)




2020年01月18日

オープンルームありがとうございました。
また来週お待ちしております!

その名も「雪」というマーヴリナの絵本(文/コヴァーリ)。森に積もる雪の多彩な表情を楽しみたい。一方どのページでも力強い存在感が際立ち、決して雪に負けてはいない樹木たちにも注目だ。

画像は「お日様と雪」というタイトル。燻んだ空の雲間から顔を出すお日様の明るい色に下の家の壁色が呼応して温度を感じさせ、春に向かう兆しが伝わる。マーヴリナの真骨頂である筆の軌跡から迸るリズムとスピード。直線と曲線。掠れと滲み。いいなあ。いつまでも見飽きることはない。

雪ばかりの絵本。この季節におすすめしたい(直)


2020年01月18日

明日は今年初めてのオープンルーム。今年もよろしくお願いいたします。

暖かい部屋でゆっくりロシア絵本をご覧ください。壁のコーナーにはカランダーシにあるラチョフの資料絵本たちを並べている。こちらもぜひ手に取ってご覧ください!(直)
2020年01月16日

ロシア語のO先生が淡いペパーミントグリーンのセーターにグリーンの石のネックレスと指輪を合わせてらしてとても素敵だったので、そう伝えたら、指輪は孔雀石(マラカイト)だと教えてくれた。

そこから、ロシアは琥珀が有名だけど、孔雀石も沢山採れる、という話になり、孔雀石にちなんだ有名なお話があると、書棚から「孔雀石の小箱」というお話集(上の画像)を探して見せてくださった。どれもパーヴェル・パジョーフという作家が書いたものだ。

表題作や、映画やバレエなどで有名な「石の花」という孔雀石職人のお話などなど、神秘的な要素も印象的なお話が収録されている。

これらのお話の中で、孔雀石の化身はトカゲだ。ということでこの物語集の挿絵の随所にトカゲが登場しているし、王冠を被っていたりもする。また、もちろん孔雀石の表現はたくさん出てくる。それは表紙でもわかるが、緑の色と模様に特徴がある。

ロシア、ウラルはマラカイトの一大産地だ。その美しさを活かし、建物の柱や家具、壁や花瓶などの調度品など多岐にわたり使われている。そしてこのようなお話も広く知られているというわけだ。

カランダーシでも、パジョーフ原作の色々なお話の挿絵を集めた絵葉書集を扱っている。絵はニコライ・カチェルギン。マラカイトの表現にも注目したい。画像の花瓶はエカテリーナ宮殿のもの。(直)






2020年01月15日

今年は雪が降るのだろうか。冷たい雨の中、スノードロップが今年も花をつけている。雪といえばかつての子どもの受験シーズンと重なっていて色々気を揉んだなぁなんてことを思い出す。

表紙の青と赤が印象的なこの絵本は「スネグラーチカ」。ゆきむすめのお話だ。日本では佐藤忠良/絵、内田莉莎子/再話の絵本(福音館書店)が有名だ。ロシアでは「スネグラーチカ(СНЕГ РАЧКА」といい、スネークСНЕГ は雪の意で、文字通り雪娘、雪姫という意味。ロシアでももちろん皆知っているお話だ。

また、ロシアでスネグラーチカといえば、冬の帝ジェトマロースの孫娘の名前でもある。

最後は悲しい結末になるのだが、私のロシア語の先生は「また次の冬に戻ってきますから、大丈夫」と笑っていた。それは、あまりにも悲しいお話なので、そういう風に考えることにした結果らしいのだが。

この絵本は民俗学者アファナーシェフが集めたロシア民話に基づいて、マリナ・ウスペンスカヤが絵を描いている。スネグラーチカの優しく儚げな表情が心に残る。ウスペンスカヤ(1925-2007)は200冊以上の児童書や児童雑誌の仕事をしてきた画家だ。

表紙には型押し模様もあり、銀の彩色が光ってきれいだ。(直)

https://admin19.ocnk.net/admin/index.php?go=product-show&id=400
2020年01月14日

サンクトペテルブルク森林研究所員であったカイゴラドフ氏が語ったロシアの森についての解説をまとめた「ロシアの森について」。100年以上前に出版されたものだが森の大切さをあらためて見直す必要性からだろう復刻出版された。

170もの写真やシーシキンをはじめとする名画で森の四季の風景、植物の詳細、森と人々の暮らしなどを知ることができる。ページをめくっていけば、きっと、湿った土の匂いや、枯葉を踏んで歩く音、木漏れ日の揺らぎを感じることができるはずだ。

とにかくふんだんに登場するシーシキン。それからアレクセイ・サブラソフなどの名画の他にちらっとビリービンやヴァスネツオフの名前を見つけたりするのも楽しい。森の芸術をたっぷり堪能できるまさに名画の森ともいえる贅沢な内容でもある。

森の奥へと続く曲がりくねった小径。しんと明るい午後の森に降り立ったつもりで小川までゆっくり歩いていくことにしよう。なんて気持ち遊ばせてみてもいいかもしれない。(直)
2020年01月13日

先日、いただいたビーツを酢漬けにしてみた。荻野恭子さん著の「ビーツ、私のふだん料理」(天然生活ブック)を参考に、出来た酢漬けを使ってボルシチを作るためだ。

酢漬けを使うことで、ボルシチのスープがきれいな深い赤になる、と聞いていたので挑戦することにしたのだ。前述の参考本の写真は、器が黒色なので今ひとつ色はわからない…。

きれいな赤色のボルシチを作ることはずっとテーマで、自分なりに工夫を重ねている。ある程度は目標に寄せてはきているような気もするが、実家に帰った時に適当に作ったものがとてもいい色になったり、とまだよくわからないところがある。

ビーツをよく炒めた方がよいという意見、いやそのままで出来上がる直前に入れる方がよいなどなど、ボルシチは本当に聞く人により作り方が異なる料理だなぁという印象がある。

と、いうことで、今回、酢漬けにすることで、新たな展開をとても期待した。のであるが、結果は色々うーん。であった。

というのも、私がとっても簡単な漬け汁のレシピを間違ってしまって、酢と水を半々に入れるべきところを全部酢にしてしまい、とんでもなく酸っぱい酢漬けを作ってしまったのが敗因なのだけど…。

それでも何とかボルシチを作ったけれど、もちろん素直に酸っぱい味の変わりボルシチとなった。食べる時に入れているサワークリームは全く必要なかった。案外家族は受け入れて気にせず食べてくれたのだが、作った本人はガッカリしてあまり食はすすまなかった。

そして、味はともかく期待していた酢によるビーツの色落ち防止効果はどうだったかというと、こちらも残念ながら目標のきれいな赤色にはならなかった。

というわけで、新春早々自業自得なのだけど、かなり酸っぱい経験をしてしまった。
次、また頑張りたい。(直)
2020年01月12日

カランダーシの部屋に新しいサモワールが登場!少し大勢のお客様にも対応できるように少し大きめサイズだ。今までのサモワールと状況により使い分けしてゆく予定だ。

こちらは1980年代のもので比較的新しい。本体のフォルムはすっきりシンプルだけど蛇口や持ち手のあたりは装飾的で懐古的な趣きだ。

もちろん、てっぺんのクラウンの部分のサイズが今までのものとは異なる。ぴったりはまるポット探しはこれから。よいものにめぐり会えるといいな、と思っている。

それにしてもサモワールって本当に面白い素敵な道具だなぁと思う。お湯を沸かして、蛇口から注げて、ポットの保温までできる。サモワールのおかげで延々と座ったままテーブルでお茶の時間を続けることができるのだもの。素晴らしい。

今回も分解や電熱線のチェンジなど夫が大活躍。感謝である。(直)
2020年01月11日
ふは

先日、取り寄せていただいた書籍を借りに西荻窪図書館へ。エントランスの展示を見てびっくり。ロシア関連本がずらーり。館内にもコーナーがある。今月25日に開催される西荻アカデミアの講演会「『デルス・ウザーラ』 とロシア」(講師:東京外国語大学名誉教授の渡辺雅司氏)に合わせた展開とのこと。テーマは「ロシアを知る本」。

残念ながら私はこの講演会のことを知らずにいた。さらに残念なことにすでに講演会は定員に達していた。でもすぐその後にその日はオープンルームだったと気付くのだが。

講演会の内容は日露合作映画の黒澤明監督「デルス・ウザーラ」を通して考えるもうひとつのロシア。そして講師が当時最終シナリオ作成時に通訳した際の体験談など。興味深い。

講演会はもう行くことはできないけれど、今月いっぱいロシア関連書籍が面出しで並んでいるのは嬉しいことだ。西荻図書館へ期間中にまた出かけたいと思う。(直)
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