美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2023年12月02日


12月になりました。
さすがに夏からずっと咲いていた花たちも一気に元気がなくなってきました。そんな中でブルームーンという品種の薔薇が2輪花を咲かせました。いつかは育てたいと思っていた憧れの薔薇で今年念願かなって鉢植えを求めたものです。この季節、本当は咲かせない方がいいのかもしれませんが、寒い中凛と咲く姿は健気でハッとする美しさがあり見惚れてしまいます。

木曜日はクニーシカの会でした。コズリナ先生のご指導のもと『Вредные Советы』を皆さんと読み進めていきました。皮肉のメッセージが込められている短いセンテンスが連なる詩形式のテキストは私にしてみるとかなり手強いです。でも先生の解説やモスクワ時代のお話を聞き、皆さんと意見を交わしながら理解を深めてゆくことができとても良い学びとなりました。感謝。

先日京都のお土産で村上開進堂さんのロシアケーキを初めていただきました。優しくて風味のあるどこか懐かしい味わいでした。ロシアケーキはロシア人の菓子職人が新宿の中村屋さんに作り方を教えたことが始まりだそうですが、その当時の伝統のレシピをそのまま引き継いでいるのが館山の中村屋さんとのこと。そちらもいつの日にか味わってみたいものです。

新しい絵本などご紹介しています。今回カランダーシ史上初めてコミックが登場!『ワンピース』はロシアでも読まれているみたいですね。Луффиという主人公ルフィの表記が何だか可愛いです。リュバロフの絵の世界を是非見てほしいアネクドート集も登場です。そしてカランダーシではお馴染みのチャルーシン画の絵本はお話がたくさん入っているのがおすすめポイントです。「新年の街を作ろう!」は毎日ひとつずつペーパークラフトをしながら少しずつ冬の街を作ってゆくという素敵なセットです。そして赤いきのこのくるみ割りはずんぐりしててお部屋に飾っていると楽しいです。(直)
2023年11月24日


庭の桂の木に夫が作ってくれた鳥の巣箱を架けました。ちょうどカランダーシの部屋に登る外階段からよく見えます。新築一戸建ワンルーム四十雀仕様お家賃は無料で有料物件だと思うのですが実際に鳥が使ってくれるかは全く自信がありません。ただ木に巣箱が架かっている風景が好きなので入居者なしでも嬉しい眺めです。

明日25日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本や雑貨をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。
ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供します。予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

紙製クリスマスツリーのご紹介をしています。作る楽しみもありますし、手頃なサイズなので好きな場所に飾れるところもおすすめです。シーズンが終わったら分解して片付けて来年以降もまた飾ることができるのも魅力です。贈り物にもきっと喜ばれるでしょう。(直)


2023年11月17日

道すがら最近気になっている花があり調べてみたらムラサキゴテンという思いのほか豪華な名前であることがわかりました。昔から何となく知ってはいたけれど特に興味のない植物だったのですが今は「庭に植えてみようかな」と思い始めたりもしています。植物の好みが変わったというか広がっていると感じている今日この頃です。

今日のおやつは嬉しいことにささまさんの栗蒸し羊羹でした。熱いほうじ茶と一緒にゆっくりといただきました。ゆく秋を惜しみつつ。

新しくまた絵本を紹介しています。
よく知られている『せむしの仔馬』をオレイニコフは斬新な発想でで表現していて面白いです。迫力があり見応えがあります。
ニカ・ゴルィツはロシアで最も有名な挿絵画家のひとりでロシア連邦名誉芸術家の称号が与えられています。幻想的で優美ですが軽快で洗練されている表現が魅力です。
冬を楽しむためのワークブックは、スノードームの作り方や冬鳥の餌場の作り方などなど身近で生かせそうなアイディアが満載です。
よろしくお願いします。(直)
2023年11月10日

つい先日は暑くて半袖を着てましたが、今日は冷たい雨が降り肌寒いです。季節感がよくわからなくなりますが、この前訪れた山の麓の木々はすでに色づき始めて落葉も始まっていました。しんと静かな場所で思いがけずゆっくりと美味しいコーヒーを楽しむことができた良い休日でした。

明日11日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本や雑貨をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。
ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供します。予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

新しくエストニア語の絵本を紹介しています。私も初めましてですが、表紙だけで心ときめくような絵本にも出会えてとても嬉しく思いました。言葉が分からないのは確かに障害かもしれませんが、絵本を通して新しい文化に触れられる喜びは大きいものだと実感しています。

ロシアの民芸玩具のクーラチキも新登場です。
動画 https://www.instagram.com/reel/CzdEAt3vBMy/

ロシアのお土産屋さんでも見かけるポピュラーな玩具なのでご存知の方も多いかと思います。私はボローニャ絵本館のお話会の時にも使いました。ニワトリの詩を読んで歌を唄って、そしてひよこの絵本を読みました。参加した子どもたちはクーラチキに関心を持ってくれましたし、お話の導入として使ってとても良かったと思います。
ぐるぐる重りを回してずっと遊んでいたい…とても良くできた魅力的な玩具です。

新しい絵本、そして玩具など
どうぞよろしくお願いします。(直)
2023年11月02日

11月が始まりました。
今年もあと2ヶ月です。ついこの前まで「夏」だったような感覚も相まって実感が湧きませんが、時の流れに置いてゆかれないようにしなきゃですね。

先日、先月いっぱいで閉店した神保町のロシア亭で最後の食事をすることができました。閉店はさびしいですが、千葉でまた新しいお店を開く予定があるそうです。オーナーは70歳を超えていらっしゃいますがまだまだお元気そうで何よりです。

少しずつですが絵本や雑貨などご紹介してゆこうと思います。時々チェックしていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。(直)








2023年10月20日

明日21日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。雑貨もあります。
ご希望の方にはサモワールのお茶(ロシアの紅茶あるいはイワンティ)をご提供します。オープンルームは予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

昨日はクニーシカの会でした。新しいテキストに入って2回目です。嬉しいことに前回から新しい方々が参加してくださっています。ロシアやロシア語との関わり方は皆さんそれぞれですが、コズリナ先生のアドバイスをお聞きしながらこうやって同じテキストを読み進めてゆく仲間が増えてとても嬉しいです。

今回はソ連時代の壁紙事情や劇場のカフェ事情なども教えていただきながらオステルのシニカルな詩の世界を味わうことができました。感謝。来月は11月30日開催です。興味ある方は連絡お待ちしています。

ラチョフ画の『ベラルーシの民話集』は邦訳されている「ガラスめだまときんのつののヤギ」を含む13編の動物民話が収録されてされています。ライオンが登場するお話もあり、登場する動物たちの種類がロシアのお話よりも多岐にわたっています。

続いてベラルーシ製マトリョーシカをご紹介します。少し気が早いですがサンタマトリョーシカです。中にはスネグラーチカ。そしてここからがちょっと変わっていて中には鶴の模様のマト、そしてその中には招き猫のようなマトが入っています。そして最後にはちいさな雪だるまが入っています。





2023年10月14日

あまりにも暑かった日々が長かったので今年はことさら秋の風に心地良さを感じています。庭の片隅の鵯草や犬蓼の花が目を引きます。長く咲き続けてきた水引はここにきて今が一番色味も濃くきれいです。金木犀の花もほころび始めました。いい季節になりました。

ヴァレリー・ゴルバチョフ文/絵の『うさぎのヴィニー・お誕生日のお話』には雨の日に退屈したうさぎの子どもたちが色々な場所に行くことを空想する「ヴィニーと雨の日のお楽しみ」とお母さんのお誕生日をお祝いするために子どもたちが絵を描きますがヴィニーだけがちょっと変わった絵を描いてという「ヴィニーとお母さんの誕生日」という2つのお話が収録されています。

ゴルバチョフは1944年にウクライナのキエフで生まれました。キエフ芸術アカデミーを卒業後児童書の挿絵画家として多くの作品を残しますが1991年に家族でアメリカに移住します。この絵本はまずアメリカで出版されました。アメリカでのうさぎの男の子の名前はニックになります。

何気ない日常生活の中にあるほっこり心が温まるお話と魅力的なうさぎたちの表情豊かで親しみやすいキャラクター造形。この作品が多くの支持を集めアメリカの他にイギリス、カナダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、スイスなどでも翻訳出版されているのも頷けます。(直)
2023年10月06日




今カランダーシの部屋の絵本ラックにはマーヴリナの絵本や伝記などなど関連書籍などが並んでいます。また最近手に入ったビリービンの挿絵ポスターも額に入れて壁に飾っています。

マーヴリナとビリービンは活躍した時代は異なりますがロシアを代表する一流の芸術家であり双方ロシアの古い民族的なお話もをテーマに多くの作品を残したところが共通しています。こちらもオープンルームにいらした際にお楽しみいただけたら嬉しいです。

明日7日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。雑貨もあります。
ご希望の方にはサモワールのお茶(ロシアの紅茶)をご提供します。オープンルームは予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

今日アップしたヴァスネツオフ画「お話と詩の本」はトルストイやマルシャーク、ビアンキやチュコフスキーのお話や詩にヴァスネツオフが挿絵をつけたものをまとめた一冊です。とても見応えがあります。https://karandashi.ocnk.net/product/644

表紙は「きつねとネズミ」というお話の表紙の絵です。このお話の絵本は以前図書館で読み聞かせをしました。絵がはっきりとしていてお話もわかりやすいので選びました。ネズミの地下のお家が住み心地良さそうで憧れています。(直)



2023年09月15日

毎年夏はいくつかのプランターにベコニアを植えていますが、今年はいくつかの苗が力尽きたようにクッタリしてしまいました。理由をあれこれ考え中です。それにしても今年初めて植えてみた日々草は元気。本当に元気。

明日16日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact


少し前、8月の終わりに板橋区立中央図書館のボローニャ子ども絵本館の外国語お話し会にて集まった子どもたちにロシア語の絵本の読み聞かせをしました。2冊の絵本を読んで一つ遊び歌も歌いました。

絵本は昔話の「お百姓さんとくま」と「セイウチさんはどんな夢を見るの?」の2冊です。今回はパペット人形のおじいさんとくまを連れて行きました。それからお話に出てくるカブや麦の穂を使ってお話の世界を伝えました。

「お百姓さんとくま」はロシアではとても有名ですが日本ではあまり知られていないお話かもしれません。森の近くの畑でカブを植えるしているおじいさんをくまが脅します。おじいさんは収穫したカブの土の上の部分を全部上げるからと情けを乞い、くまはその条件を受け入れますが・・・というお話です。

もう一冊の『セイウチさんはどんな夢を見るの?』はパタパタと絵本のページを広げてゆく絵本です。孔雀の羽根が広がるところやキリンの首が伸びたりする様子が見られるので面白いです。たくさん動物が登場しますが読んだ後でその中のカバをみんなに思い出してもらって歌を歌いました。手で膝を打ちながら歌うとてもノリの良い歌です。皆楽しそうに参加してくれました。

本当にこのような機会が与えられることに感謝しています。私個人としても夏の良き思い出となりました。(直)


2023年09月01日

こんにちは。
早いものでもう9月。
明日2日土曜日午後1時〜5時オープンルームをします。ロシア絵本をご覧になりたい方はどうぞいらしてください。予約制です。本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact


昨晩、コズリナ先生のご指導のもとクニーシシカの会を開催しましたが、長い間取り組んできた『Дядя Федр』の翻訳が終わりましたので、皆さんと感慨深いひとときを分かち合いました。

コズリナ先生は、ロシア語の解釈説明に留まらない「文学を読む」ということを大切に考えてご指導くださいます。なので私たちは字面を追うだけではなく、作者の意図を汲み取り、また社会背景を詳しく知る事により深く物語を味わう喜びを共有し読み進めてくることができました。

『Дядя Федр』は簡単にいうと子どもなのに大人びた主人公が親に反抗する形で家出をして田舎で動物たちと暮らすお話です。でもその主人公が様々な経験を経て最終的には周りに安心して甘えられるようになり家に帰るのです。また一緒に暮らす犬も自分探しをしながら成長し人生の目標を見つけ出します。ドタバタとしたストーリーの中にそういうテーマが織り込まれていることをことを教えていただきながら物語を味わうことができ、良い学びとなりました。

また、振り返ると2020年の11月から毎月皆さんとこの物語をコツコツと読んで訳してきたわけですが、それはちょうどコロナの時期と重なりますし、その後ロシアの侵攻も始まりました。ですのでその時その時で私たちを取り巻く状況が重苦しいと感じることもあったりもしたのですが、その中で、この陽気で間抜けな登場人物たちの賑やかなお話の世界に心遊ばせることができたのは個人的には実はとてもありがたいことだったとしみじみ思ってもいるのです。

とにかく今は皆さんと一冊読み終わることができて「Ура!」な気持ちです。

そして、今月28日からスタートするテキストはグリゴリー・オステル作の『ВРЕДНЫЕ СОВЕТЫ』
になります。新しくご一緒するには良い機会かと思います。興味のある方は是非!ご連絡お待ちしています(直)


2023年07月21日

暑い日が続いています。早くもちょっと夏バテ気味です。この季節、水やりをしていると小さなバッタやコオロギが驚いてピョンピョンと飛び跳ねたり、やはりまだ小さなカマキリに威嚇されたり虫たちを身近に感じます。先日はクワガタの骸が落ちていました。この庭に生息しているわけはないのできっとカラスの仕業でしょう。カラスは年中元気ですね。

明日22日土曜日(13時〜5時)オープンルームです。ご希望の方は本日中にこちらからhttps://karandashi.ocnk.net/phone/contact
ご予約お願いします。
ロシア絵本をご覧いただき購入できます。資料絵本などもゆっくりご覧ください。ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供しています。

よろしくお願いいたします。(直)
2023年07月07日

小さな苗を求めて鉢に植えていたクロサンドラがやっと花を咲かせ始めました。別名サマーキャンドルとも言われてるように蝋燭の灯のようなオレンジ色の花が印象的です。和名では漏斗草、そしてキツネの日傘という素敵な名前もあるようです。

キツネが日傘をさしている挿絵で思い浮かべるのはロシローシン画の『キツネとツル』という絵本でしょうか。薔薇模様の日傘はとても優雅でおしゃれです。

明日8日土曜日はオープンルームです。土曜日はオープンルームです。ご希望の方は本日中にこちらからhttps://karandashi.ocnk.net/phone/contact
ご予約お願いします。
ロシア絵本をご覧いただき購入できます。資料絵本などもゆっくりご覧ください。ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供しています。

よろしくお願いいたします(直)
2023年06月21日

蒸し暑い日々が続いています。先日は紫陽花の名所を訪ねる機会に恵まれました。丹精された紫陽花たちは雨に濡れてそれはそれは見事な景でしたが、ふと立ち寄ったカフェのお庭の無造作な風情の紫陽花の佇まいもまた心に残りました。

さて、18日の日曜日は板橋中央図書館のいたばしボローニャ子ども絵本館でロシア語お話会をしました。日本では『おだんごぱん』で知られているロシアの昔話『КОЛОБОК(カラボーク)』を中心に絵本を読んだり、歌ったり!おじいさんとおばあさんのパペット人形も大活躍でした。もちろん緊張もしていますが、私自身も楽しみました。そしてこの日を迎えるまでのあれこれ考えながらの準備の時間もお話の世界にどっぷり入れる幸せがありました。

このようにお話や絵本などを通してロシアの文化を伝える機会があることに心から感謝しています。

22日木曜日にはクニーシカの会があります。いよいよ『Дядя Фёдор』もお終いに近づいてきました。前の回からコズリナ先生が新しいテキスト候補を提示してくださっています。どんなお話に決まるのかとてもか楽しみです。皆と一つの物語を分かち合う喜びがこの会にはあります。新しいテキストからのご参加はいかがでしょうか?ご検討の程よろしくお願いいたします。

24日土曜日はオープンルームです。ご希望の方はこちらからhttps://karandashi.ocnk.net/phone/contact
金曜日中までにご予約お願いします。
ロシア絵本をご覧いただき購入できます。資料絵本などもゆっくりご覧ください。ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供しています。

よろしくお願いいたします。(直)
2023年06月09日

雨の季節。庭の紫陽花、アナベルが綺麗です。夏のプランターの主役としていつも通りベコニアを植えましたが、今年は春のビオラの状態がまだよくてそちらそのままにしています。梅雨の沈んだ景色に黄色のビオラはよく映えます。

明日6月10日土曜日午後1時から5時までオープンルームを行います。ロシア絵本や雑貨などを手に取ってご購入いただけます。ソ連時代の絵本、資料などもゆっくりご覧ください。ご希望の方にはサモワールでいれたお茶をご提供しています。

来室ご希望の方は本日中にHPのお問合せからご予約をお願いいたします。
https://karandashi.ocnk.net/contact

画像のおじいさんとおばあさんのパペット人形は50年くらい前のものです。実際に使っていた方から譲り受けました。先日衣装を洗濯しました。その際、思いついておばあさんの頭を手持ちのハンカチでくるんでみました。少しおしゃれな感じになったように思います。おじいさんの頭にも帽子があるといいですね。まあ、これもまたいつか。

次回のお話会にはこのおじいさんとおばあさんの人形にも登場してもらいたいなと考えています。ロシアの昔話の雰囲気をきっと良く伝えてくれるでしょう(直)




2023年05月10日


いつの間にか風薫る5月です。バラが咲いて紫陽花の蕾もだんだん大きくなってきました。今日はあまりにお天気が良いのでえいっと思い立ち、ソビエト時代のパペット人形たちを一気に洗って風通しの良い場所に干しました。

さて、随分と久しぶりになりますが、今週土曜日からオープンルーム(要予約)を再開します。ロシア絵本を手に取ってご覧いただきご購入することができます。ロシアの楽しい木の雑貨、玩具なども少し並べます。

資料のソビエト時代の絵本などもどうぞゆっくりご覧ください。また、ご希望の方にはサモワールのお茶をご提供いたします。

5月は13日、27日、6月は10日、24日の土曜日午後1時から5時までです。前の日までにこのサイトの「お問い合わせ」(PCからですと上部にあります)からご予約ください。

残念ながら依然として難しい状況下ですので、在庫状況も考慮して今後の予定が変更になる場合もあります。予めご了承くださいませ。

できる範囲でできることをやってゆくしかありません。よろしくお願いします。(直)




2023年01月07日

新しい年になりました。今年もよろしくお願いします。

今年もモスクワのラチョフの義理の息子さんから干支に因んだメッセージとイラストが送られてきました。ロシア民話の挿絵とのこと(多分『自慢家うさぎ』というお話と思います) 
感謝です。

中日新聞元旦一面の中日春秋というコラムの中で『うさぎのいえ』が取り上げられました。お問い合わせの電話があり知りました。お話の捉え方というのは、受け取る側の立場や年齢や経験、時代背景などなどによって変わってくるところもありますし本来自由だと思うのですが、今起きている苛烈な現実と紐付けた表現はかなり生々しく驚きました。

庭の山茶花がこの冬も花を咲かせています。最近はそのまだ硬い蕾を切って活けて室内で花開かせるという事も楽しんでいます。小さい蕾が暖かい部屋であっという間にどんどん膨らんで次々と開いてゆきます。速回し動画みたいに見るたびに姿が変わる様子に「おお」と目を見張ってしまいます。

今年はどんな年になるのでしょうか。時の流れは早いと感じていますが、気持ちのありようは速回しができないものです。自分なりのペースになりますが日々をできるだけ大切に過ごしてゆければと思います(直)
2022年12月28日


 カランダーシの冬休みは12月29日〜1月4日です。その間もご注文は自動受付しています。発送は5日以降となります。よろしくお願いいたします。

 今年はロシアの侵攻の影響で春以降「今まで通り」が上手くいかなくなった部分が結構ありました。残念ながらこの状況がいつ変わるのか分かりませんが、引き続きこの小さな歩みを続けていければと思います。

 先週今年最後のクニーシカの会がありました。コズリナ先生のご指導のもと、嬉しい事に新しい入会者の参加もあり賑やかな会となりました。感謝!この会は海外からの参加者もあり、オンラインを通して毎月お会いできるが楽しみです。入会者随時募集中です。

 来年はうさぎ年です。そこでカランダーシ刊絵本・ロシア民話『うさぎのいえ』をおすすめします。ちょうど季節も冬からスタートするお話です。家を奪われたうさぎを助けるのは一体誰なのでしょうか?ラチョフが描く素朴な民話の世界を是非この機会にどうぞ!

 今年はロシア語のお話の会を板橋区立中央図書館ボローニャ絵本館でさせていただく機会が2度ありました。緊張もしましたがとても楽しい時間でした。準備の過程でも学ぶことも多く、個人的にも大変貴重な経験となりました。感謝です。

今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。




2022年11月14日


 カランダーシの部屋から眺める景色がこの数ヶ月の間にすっかり変わりました。今日はショベルカーが来ています。来年の今頃は一体どんな景色が広がっているのでしょう。この窓からその変化をそっと見つめる日々はまだまだ続きます。
 さて、この度いたばし中央図書館ボローニャ絵本館の「私のイチオシ絵本リレー」という企画に参加させていただきました!感謝!
 ロシアの子どもたちの遊びをオオカミのセリョージャが案内する絵本「セリョージャと遊ぼう!」(カランダーシ刊)をイチオシしました。SNSはこちら【Twitter】 https://twitter.com/itabashiehon/status/1590876284632322048?s=46&t=OcCZ3iT27Ttgxr_qHw8TcQ 【FB】 https://www.facebook.com/100064365892314/posts/pfbid02vFwsVoKWTDygDJRjTobS6kPJhXGzXxADqtMVTVi531M8FTkUwxAXkmgRTCuDAStTl/?app=fbl 【Instagram】 https://instagram.com/chuolibitabashi_ehon?igshid=YmMyMTA2M2Y=
絵本は館内でもご覧いただけます。
 ボローニャ絵本館では世界中の素晴らしい絵本を手に取って見ることができます。ロシアの絵本もあります。ゆったり絵本と向き合える素敵なイチオシ図書館です!
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/bologna/index.html

 
2022年10月17日


 このところ雨が多く秋は深まるばかりですね。日が暮れるのも随分早くなりました。
 10月16日は午後から板橋区立中央図書館のボローニャ絵本館の外国語おはなし会の担当として約30分間ロシア語絵本を読み、手遊び歌などを参加者の皆さんと一緒に楽しみました。
 今回はお話の内容にちなんでカランダーシの部屋のマトリョーシカたちとソ連時代のパペット人形のハリネズミ君を連れて行きました。

 ということで、皆さんにお披露目する前にハリネズミ君を先日洗濯しました。まず身体の部分をぬるま湯でサワサワと優しく手洗い。お顔の部分はぬいぐるみ用の専用洗剤でトントンと拭きました。50年前のかなり使い込まれたお人形ですので変色もしていますしさすがに見違えるようには綺麗にはなりませんでしけれど、全体的にさっぱりとしたように思います。身体を濡らされてバスタオルに包まれた時はかなり不安そうなハリネズミ君でしたが、乾いたら少し晴れやかな表情になりました。
 今回はこのハリネズミ君はハリネズミの詩を読む時に登場してもらいました。口の下にテグスが付いているので引っ張ると口が動いているように見えるんですよ。また、マトリョーシカたちも大活躍でした。

 去年の秋から数えるとこちらでお話させていただくのはこれで3回目になりますが、お話や絵本を通してロシアの文化を子どもたちや保護者の方々にお伝えできる機会を与えていただけたことについては、無論責任も感じ恐縮という気持ちもあるのですが、とにかく大変ありがたいことと思い取り組んで来ました。この取り組みは私個人にとっても良き学び、そして励ましになっているのは言うまでもありません。
 何よりも、ロシアのお話や歌の面白さ、楽しさを身をもって体感できることが嬉しいです。感謝。(直)



 
2022年09月30日



今日で9月もお終い。金木犀の良い香りが鼻をくすぐる季節となりました。
 
 昨晩はクニーシカの会でした。少し久しぶりの参加者もいらして、コズリナ先生のご指導のもとДядя Фёдор を読み進みていくことができ感謝でした。今回の箇所はわりと理屈っぽい会話文が多かったのですが、言葉が持つ実際のニュアンスなども教えていただきながら理解を深めてゆきました。単語の意味を辞書をひいて調べてそれを組み立てた文章でははっきりしなかった物語の世界が生き生きと色彩を持ち、目に浮かぶようになるのはありがたいことです。こうやって児童文学を通してロシアの生きた文化、市井の人々の暮らしのことを学べることは今だからこそ大変意味深いことではないかとあらためて思ったことでした。

 少し前になりますが、板橋中央図書館で開催されていたボローニャ・フェアinいたばしにおいて行われていた外国語お話の会で、ロシア語の絵本の時間を担当させていただきました。ロシア語で絵本を読み日本語でもお話しをして、手遊び歌を歌いました。簡単な挨拶などロシア語で言ったり、また、にわとりをテーマにした手遊びや絵本を読んだので、にわとりの鳴き声「コケコッコー」のロシア語の言い方も皆で言ったりしました。
「コケコッコー」は「Кукареку…クカリクー」と言います。同じ鳴き声でも言語によって表現が異なるのは面白いです。
 古いにわとりの詩を読んだ時、多分?ロシアの方が嬉しそうにロシア語で唱和してくださったのは大変嬉しいことでした。会の後、私が持参した絵本を懐かしそうにご覧になっていました。
 当日はソ連時代のにわとりのパペット人形も活躍してくれました!
 私自身、こういった機会を通してさらにロシア絵本の世界がグッと身近に感じられますし、大変ありがたいことだと思っています。

来月のクニーシカの会は10月27日です。参加者随時募集中です。(直)



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