美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2021年09月07日


昨日はほんのちょっと出かけた時に土砂降りに会い、本格的にずぶ濡れになってしまった。調べてから出かければ濡れずにすんだのかもしれないが、急いでいたのでそこまで気が回らず。濡れた靴が速く乾きますように!

「月のヤギ」は、イリーナ・ピヴォロヴァの発想豊かで明るくて親しみやすい詩にアナトリー・アリセイエフがとても素敵で愉快な挿絵で応えているクスッと笑える詩集絵本。

例えば、水たまりに映る月に話しかけるヤギの詩。最初三日月が映っていたのを角だと思い、兄弟だと話しかけますが…という内容。表紙の絵はそれを表現している。女の子が泣き続けて辺りは水浸し。でも橋を掛ければいいや、なんて詩もある。

日常の出来事をちょっと発想を変えて見れば楽しいことで溢れている。きっと。そんな風に感じることができるのは素敵なことだ。
https://karandashi.ocnk.net/product/597
2021年09月06日

土曜日はオープンルームありがとうございました。

「 少女・白鳥…北の物語集」はロシアの先住民族の伝承民話を纏めた1冊。極北西シベリアのネネツ民族、極東チュクチ民族、エスキモー民族、極東アムールのネギダール民族のお話が収録されている。

動物と人間が登場するお話では、お互いの不思議な繋がりが強い印象を残す。動物の捉え方が、人間性を投影したロシアの動物民話とは明らかに全く異なる。

動物はそのもののあり方として登場するのだが、それだけでははなく神秘的で尊い存在として語られ、深いところで同じ生き物としての人間と関わる。動物と人間のお話が2篇収録されているが、2つとも人間社会で過酷な状況に置かれている子どもを、白鳥やトラが助けている。

キリル・オフチニコフが描く動物たちは、毛や羽根が丁寧に描かれ、民族衣装を着けているものは、その素材感までも伝わってくる。そして体温を感じさせるような柔らかな存在感に親しみを覚える。

自然描写が素晴らしい。秋の森の樹木の美しさといったら!(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/479
2021年09月03日


今日は長袖を着用。朝、窓を開けると静かな雨音と救急車のサイレンが聞こえて、やがて雨音だけに。どこかの犬がしきりに吠え出す。9月の雨。いつまで降り続くのかな。

明日午後はオンラインオープンルーム。ロシア絵本をご覧になりたい方は本人中に予約をお願いします。個人対応。

資料絵本から。青い瞳が印象的な9匹のシャム猫の表紙の「動物たちの短編お話集」はセルゲイ・オブラスツオフ作。挿絵はエフゲーニー・チャルーシン。

表紙の絵は猫の展示会でのお話。チャルーシンによる猫の種類の描き分けが楽しい。1980年刊。マールイ・ミールさんで購入したもの。(直)
2021年09月02日

外気温が20度をきっているらしい。今日はずっと雨が降り続いているし、なんてこったである。こんな日は遠くの工事の音も物哀しく聞こえてくるなぁ。そしておでんとか食べたくなる。

「しっぽ」という昔話絵本。昔、どの動物にもししっぽがなかった。ある日配られることになったが、そこへ行かなかったうさぎはしっぽをもらいそこねる。でも猫と犬の喧嘩で、犬が噛んだ猫のしっぽの先のところを拾ってつけたから大丈夫?というお話。

アンドレイ・アセイエフは優しい色合いとタッチで動物たちの喜怒哀楽を柔らかく表現。ヘラジカが登場するのはとてもロシアらしい。でも、ヘラジカのしっぽは描かれてはいない。

どんなしっぽなのか調べてみたら、5㎝〜10cmほどしかない。あんなに大きな身体なのに。ヘラジカはいつか見てみたい動物。会えた時はしっぽにも注目したい。(直)
2021年09月01日

青柿を象った何とも風情のある生菓子をいただいた。感謝。このところ和菓子にときめくことが多い。季節感にハッとさせられる。この秋も楽しめたらいいな。

「お話の木」はボリス・セルグネンコフ作の農村の暮らしと動物たちをテーマとした物語集。人生や運命の深淵に気付かされるようなシュールな味わいも魅力の創作物語集。

シンプルな短い淡々としたお話の中にある意味あいや味わい、またはこめられた皮肉。深い余韻を伴って読み手に独特の印象を残すはずだ。

ある老婆がもう世話はできないからと、長年共に暮らしてきた牛を売りに行くが泣いてそれはできない。結局は連れ帰るが、その牛が人間のように働き老婆を助けるようになるというお話などの他36篇のお話をゆっくり味わいたい。

作家は1931年にハバロフスク生まれ。現在はサンクトペテルブルク在住だ。

挿絵のカリンナ・プレトロが素晴らしい。彼女は作家の妻とのこと。こちらもシンプルでいて哲学的な表現が深い。こういう絵本に出会えるのは本当に嬉しい。素敵。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/596


2021年08月31日

8月が終わる。夏が終わる。でもこの夏はある課題を抱え込んでいて、その取り組みがまだ終わらないでいる状態。故にそちらの目処がつくまで私の夏は終わらない。なんちゃって。

もう何度目なのかわからないくらい再入荷しているラチャフ画「てぶくろ」はウクライナのお話。福音館書店発行の翻訳絵本とは動物の表情や背景の色合いなどまた違った味わいだ。

他にもガラス目玉のヤギなど全部で5つのお話が収録されている。動物たちが身につけているウクライナの衣装などにも注目したい。

それにしても手ぶくろの中はとんでもない密状態!今だったら残念ながらこのお話は成立しないのかも。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/319
2021年08月30日

土曜日のオープンルームありがとうございました。

ヴィクトール・チジコフ画「詩とお話集」はブラトーやマルシャークの詩やウスペンスキーのお話などなど充実の内容。そしてとにかく多彩な表情を見せるチジコフの軽快でユーモアのある挿絵が楽しい。

お話の中の動物たちは、キャラクターを重視した愛嬌のある造形で表情や表現が生き生きと非常に豊か。アニメ的な表現を感じる作品も多いが、どこか陰影がありはしゃぎ過ぎない印象があるのは、色味が抑えられていることと、絵の具の滲みのせいなのだろう。

チジコフは1935年生まれ。オリンピックマスコットのクマのミーシャの作者として有名。昨年7月に亡くなっている。
https://karandashi.ocnk.net/product/595
2021年08月27日

夕方、ツクツク法師にせかされながらの帰り道。西日を避けるように入った静かな路地で、ふいにチリチリンと風鈴の音が聞こえてきて。そしたら本当に体感温度が下がった気がしてありがたいことと思った。残暑の日々はまだ続くのかな。

明日土曜日午後はオンラインオープンルーム。ロシア絵本をご覧になりたい方は本日中にご連絡を。

カランダーシ刊「わいわいきのこのおいわいかい」ヤマドリタケのおじいさんの名の日のお祝いの会に森のきのこたちが方々から駆けつけてくる。でも招待されていないベニテングタケとドクツルタケも来てしまい大騒動というお話。

国際アンデルセン賞画家タチヤーナ・マーヴリナ画が描く擬人化されたきのこたちは本物のきのこを特徴をとらえている。是非巻末の国立科学博物館の保坂健太郎博士のきのこ解説と併せて楽しんでほしい(直)
2021年08月26日

昨晩はある方からとても力のあるありがたい言葉をいただいた。感謝。それにしてもねっとりと厳しい残暑。気をつけましょう。

ローシン画「キツネとツル」を再入荷。表紙のスメタナを混ぜたビーツのスープのようなピンク色が印象的。

鮮やかな色合いに花模様も散りばめられている華やかで和やかな背景。その中にあってとても上品な大人同士として描かれているキツネとツル。

噛み合わない2人。それぞれの相手へのおもてなしの動きは自信たっぷり。でも決定的に相手への配慮に欠けているという絶望。終始あくまでもクールに描かれている2人の表情も含めその絶望が皮肉をこめた滑稽な情景として描かれている。

でも、キツネもツルもとてもお洒落なので見ていて楽しい。青色のヒールを履いたキツネの歩き方が素敵。靴音が聞こえてきそう。(直)


2021年08月25日


紅葉を楽しみにしている山葡萄の鉢にコガネムシが何匹も来て葉を一心不乱に食べている!よほど好みらしい。こんな小さな鉢をどうやって探して来るのだろう。他にも美味しいものはたくさんあると思うのだけど。

プーシキン作の「サルタン王物語」の美しい絵本。絵はゲンナージ・スピーリン。とてもクラシカルな絵だけれども現代のアメリカで活躍している画家の作品だ。

ある三姉妹の三女が皇帝に見染められ妃となるが、実母と姉たちに嫉妬され生まれた皇子共々樽に入れられ海に流されてしまうが…というとても波瀾万丈のお話。

スピーリンは写実性に繊細で華やかな光の魔法をかけてうっとりさせるような美の世界を見せてくれる。

スピーリンは1948年生まれ。1992年に妻と息子とと共にアメリカに移住。(直)
2021年08月24日

今日は8月のクニーシカの会。1か月ぶりに皆さんとお会いして、コズリナ先生のご指導のもと、Дядя Фёдор を読み進めた。感謝。

今日は雌牛のムールカがホップなどを食べたせいで酔っ払ったようになり、また搾乳したミルクにも酔っ払い成分が入ったためにそれを飲んだ猫もおかしくなって、という箇所。

今回は酔っ払って歌う歌が戦争がテーマのものだったり、会話で出てくるのも戦争のことだったりするので何故だろうという話が出た。コズリナ先生によると、この話が書かれた70年代半ばはまだ戦後30年しかたっていないという認識とのことで親世代はそういう話をしていたし、子どもの遊びにも反映されていたとのこと。今は戦いごっこでも登場するのは恐竜だったりポケモンだったりするそうだが。

今日の箇所には酔っ払いが歌う歌の歌詞の抜粋が3曲分挿入されていたのだが、その1曲が猫が歌う「セリョージャとあそぼう!」にも出てくる♪たのしいがちょう♪だったのは嬉しいことだった。

会話の応酬での独特の言葉の使い方やПо+完了体動詞の訳の仕方、また生活背景なども教えていただいて、とても勉強になった。中々大変だけど丁寧に言葉にあたってゆかなくては、と個人的にはあらためて思った次第。

クニーシカの会は参加者随時募集中です。よろしくお願いします!(直)
2021年08月23日

暑いけれど少し秋の気配も感じる今日このこの頃。このダイアリーを書くのは随分と久しぶりだ。発送も今日から通常通り。よろしくお願いいたします。

ボリス・ザホデール作、ペトラ・レプキーナ画の「こま」という絵本。オオカミが自らの尻尾を噛んで高速回転しているうちにこまになってしまったというお話。

オオカミをおそれる明るい森に住む動物たち。黒くて大きな瞳が印象的だ。対照的にオオカミの瞳はいかにも狡猾で意地悪そうだ。

モミや白樺の幼木が沢山出てきて柔らかく優しく小動物たちに寄り添っている。木に登ったり切り株や穴に隠れたり。動物たちの危険回避の様子も興味深い。(直)
2021年08月04日

突然のお知らせになりますが、カランダーシは明日5日〜22日までお休みいたします。ご注文は自動受け付け。発送日は個別に対応いたします。よろしくお願いします。

「水たまりに映る景」はヴァレンティン・ベレストフの詩集絵本。絵はレフ・トクマコフ。トクマコフは1928年生まれ。生涯200冊以上の児童書の挿絵を手掛けており、その機知にとんだユニークな表現は多くの作家から愛されてきた。作品はトレチャコフ美術館やプーシキン美術館などにも収蔵されている。

表題詩。水たまりに最終に映ったのは逆さまの家、2番目に映ったのは青い空、3番目は緑の枝、4番目は…僕は紐靴をびちょびちょにしちゃった…というような内容の詩。他にも約70編の楽しくて短い詩が収録されている。

表紙のハリネズミは腕時計をしている。たくさんのロシア絵本を見てきたけれど、腕時計をしているハリネズミの挿絵を見るのはこれが多分初めて!(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/592
2021年08月03日

午前中雨が降ったせいか、その後の青空がとても美しく、流れる雲も眩しくて心も晴れ晴れ…というわけにも残念ながらいかないけれど、盛夏を実感。ソフトクリームなど食べたかった午後。

再入荷の「自分だけの舞台・魅惑のバレエ」(アンナ・スタイルス画)は塗り絵工作絵本。糊も鋏も不要。

演目に合わせて、好みで着色した背景やダンサーを、奥行きを考えて台紙に立ててゆくとオリジナルの世界観の劇場の一場面が出来上がる。

演目は「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ロミオとジュリエット」。バレエの国ロシアならではの素敵なお楽しみ絵本。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/512
2021年08月02日



8月だ。暑い。本当に暑い。
そして、最早いつから始まったのか覚えていない緊急事態宣言が今月いっぱいに延長となった。ということで月末に予定していた、ずっと密かにドキドキしながら楽しみにしていたイベントも中止となってしまった。まあ、そうなる気はしてたけどね。しゅん。

「まだら模様のメンドリ」はベニアミン・ローシン画のロシア民話絵本だ。表紙も民族的な意匠が活かされているが、挿絵の中の民族衣装や民芸品、調度品などを見るのも楽しい。メンドリの入っている桶も模様が施されていてとても素敵だ。メンドリの羽毛のフワフワ加減が素晴らしい!

ある日、メンドリが金の卵を産む。大喜びのおじいさんとおばあさん。でも中々硬くて割れない。するとネズミが走ってきて尻尾で卵を落として割ってしまう。悲しむおじいさんとおばあさんをメンドリは「泣かないで、これからは金色ではない普通の卵を産んであげますよ」となぐさめる。というお話。

どのページにもかわいいネズミが隠れている。表紙にも。それを探すのも面白い。(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/591
2021年07月30日

明日土曜日午後はオンラインオープンルーム。ロシア絵本をご覧になりたい方はどうぞ。個人対応。本日中に予約お願いします。

公益財団法人・国際文化フォーラムさんが運営する「ときめき取材記」https://www.tjf.or.jp/tokimeki/に東京女子大学の留学生の方々からインタビューされた時の記事がアップされました。ちらっと顔出し。よかったらお読みください!

昨日は本当に久しぶりに、とても尊敬している先輩のところへお電話させていただき色々とお話を伺うことができ、感謝。温かい声。言葉の力。後輩の端くれとして頑張らなくては。

資料絵本から。
ビリービン画「人魚姫」精密な線で描き込まれた生き物たちが蠢く海の中の世界は、人魚姫の悲劇を予感させ冷んやりと映る。

人魚姫はパール(多分)のアクセサリーをどっさりつけ、長い髪の一部は三つ編みにしており、とてもおしゃれで美しいのだが、あまりにも全編を通して表情が暗く、辛すぎる絵本(直)
2021年07月29日

今年は、冷房効果も考えてカランダーシの部屋のベランダに開閉式の日除けをつけた。そしたら陽射しを遮ってくれて随分と快適なのだけど、強い風が吹いたらバタバタするのが気になるところ。

再入荷の「絵の中のアルファベット」は古い時代のロシア語アルファベット表記の絵本。一文字ずつ見開きで物語や事物を用いて紹介してゆく。大変に美しく精密な挿絵はマリナ・カンコヴァ。

季節や、天候、動物や鳥、植物など、絵を見ながら言葉探しをするのは楽しい。お話の世界に迷い込みながら、昔々の世界の風俗や暮らしにも触れる楽しみも。

ビリービンも研究して自らの絵本の表紙に使った古い文字表記。とても優雅だけど書くのはとても大変そう。自分の名前くらい書けたらかっこいいかな。ちょっとやってみようかな。(直)
2021年07月28日

本当に色々なことがあるけれど、何はともあれ、今が大好きな桃の季節なのはしみじみありがたい。西瓜もありがたい。そしてだんだん梨も。果物万歳。感謝。

「森の住人たち」はロシアの森に住む生き物たちを知るためのテキスト兼ワークブック。質問に答えながら動物の知識を身につけてゆく仕組み。動物たちのカラーステッカー付き。

ヘラジカのページ。体長3メートルほどあり、森の巨人とある。普段は大人しい動物らしいけれど、ロシアの知人は怖いから森ではヘラジカには絶対出会いたくないと言っていた。

日本の動物園にはいない。いつか見てみたいような。怖いような。ではある。

他には、シカ、イノシシ、キツネ、オオカミ、クマ、リス、ヤマネコ、フクロウキツツキ、コウモリなどが紹介されている。

https://karandashi.ocnk.net/product/590
2021年07月27日

近所を歩いていると、ビニールプールで水遊びを楽しむ子どもたちの歓声が聞こえてくる。昔はビニールプールといえば丸い形が定番だったけれど、今は形も仕様も様々なよう。今日は微妙なお天気だったけれど明日はプール日和かな。

もう何度目かの入荷。マーヴリナ画の「マーヴリナとのモスクワからヴォルガへの旅」
はロシアの古の都市を巡る旅の軌跡。テキストはアレクサンダー・シェフチェンコ。

マーヴリナによるたくさんの旅のスケッチは、絵の具がまだ乾いてないかのような新鮮さで鮮やかにその日その場所の記憶を伝える。

建物や寺院などの描写はもちろん素晴らしいけれど、人々の立ち話の様子やいななきか聞こえてきそうな農耕馬の姿、夕暮れの空を飛ぶ鳥たち、そして全編を通して描かれている雲や雨の表情にこそ、マーヴリナの個性と魅力が凝縮しているようにも思う。

当時の風俗や人々の暮らしの様子を知る貴重な記録としても。(直)

https://karandashi.ocnk.net/product/328


2021年07月26日

先週は、カランダーシのWebShopをお休みして前半は集中力がいる事に取り組んでいたのだけれど、後半は暑さもあってペースダウン。立て直して今週からまたいつもの日々。よろしくお願いします。

エフゲーニー・チャルーシンが挿絵を手がけた「かけっこハリネズミ」はスラトコフによる森の生き物たちのお話5篇が収録されている。

表題のお話。ハリネズミが先ずカタツムリ、次にカエルにかけっこを持ち掛けて最後に食べてしまうのだが、フクロウとの勝負の行方は?というお話。ハリネズミはそういえば雑食だったことを思い出す。

文章にはカタツムリという言葉が表記されているけれど、挿絵ではどう見てもナメクジが描かれている。何故なのかはわからない。ナメクジという単語も別にはあるのだけど。

昔話ではなく、動物のそのままの姿を投影しして作られたお話。チャルーシンのリアルな動物描写が生き生きと物語に息吹を吹き込んでいる。

楓の木の樹液に集まる鳥や蝶そしてアリたちのページ。小さなアリたちだが、声まで聞こえてきそうな存在感!(直)
https://karandashi.ocnk.net/product/589
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