美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
ホームダイアリー
ダイアリー
ダイアリー:1910
«前のページ 1 ... | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | ... 96 次のページ»
2017年08月07日

画像は資料用のソビエト時代のコルネイ・チュコフスキー原作「アイボリット先生」の絵本の挿絵より。「アイボリット先生」は「ドリトル先生」を翻案したものだけど、ドリトル先生が世に出る前からチュコフスキーは実際に優しいお医者さんを知っていてそのことを書きたいと思っていたそうだ。
この挿絵はアイボリット先生の人柄がよく出ていていいなと思う。わたしも仲間に入りたいと思う。そして生活習慣についてなど指導していただけたら嬉しいのだけど。でも、お忙しい先生のお邪魔をしてはいけないか。(
(この楽しい絵本はカランダーシのオープンルームでご覧いただけます)(直)




2017年08月07日

小さい頃、家ではうさぎを飼っていた。名前はぴょん吉といってオス。父が四角い小屋を作って前面は金網をはっていた。餌を与える入り口は突き上げ式の木の格子戸状のもので、そこからよく私はクローバーやタンポポをとってきては与えていた。キャベツや人参などの野菜のきれはし、そして庭や当時はたくさんあった原っぱで食べられる草をたくさんとってきて与えていた。ぴょん吉はクローバーが好きだった。自分の身体が隠れるくらいの量の草を与えても、もしゃもしゃときれいに平らげた。糞は父が作っていた庭の畑の肥料になった。小屋の角に穴をあけたら決まってそこで用を足していた。
ぴょん吉のことは大好きだった。柔らかい手触りも覚えている。思い出すと泣けてくる。何も言わない、静かな友だちだった。
 新しいうさぎの絵本を今日は外で撮影してみた。明るい日差しだけど、西側の空は暗く、台風がそこまで来ていた。(直)

「うさぎちゃん」http://karandashi.ocnk.net/product/216
 
2017年08月06日

どれくらい木が茂っていれば森といえるのだろう。なんて問いは置いておこう。そこが森だと思えば森。ということにすればいい。そう思えば、結構東京にも森はあるようだ。「東京の森のカフェ」(書肆侃侃房)には、深い森から浅い森までが登場し、憩いのカフェが紹介されている。行きたいな、という場所をいくつか見つけた。行ったことのある場所もいくつかある。森のカフェ、出かけるなら森の匂いのする雨の日の方がいいかもしれないとも思う。
でも、この本を見て一番嬉しかったのは、私が知っている森のカフェが掲載されていなかったことだ。自分勝手だけど。(直)
2017年08月05日

午前中東京子ども図書館へ行ってきた。ちょっと久しぶりになる。資料室で本を探して5冊ほど借りることにした。これらは探求的なものとこれからのカランダーシのために勉強が必要なものなどなど。「これから」というのは自分で作ってゆくもの。作ってゆくためにはある程度は備えて、とは思う。知らないことを教えてくれる本という存在はありがたい。そしてその本を探せる図書館の存在は本当にありがたい。これらの本は私にとって今年の夏の課題図書。感想文は書かないけれど。
午後はオープンルームだった。暑い中、訪ねてきてくださる方々に感謝。来週、再来週はお休みとなる。再開を楽しみにしたい。(直)
2017年08月05日

夜眠る前にになぞなぞの絵本はどうだろう。「なぞなそひゃっこのほん」(福音館書店)これはカランダーシの資料用の絵本だが、ミトゥーリチの絵だ。あらためて目を通すと味わい深いものだと思う。ブラートフが採集したロシアと周辺諸国のなぞなそを集めたもの。なぞなぞの問題として身の周りのものの特徴が文章で書いてあり、読者がそれが何か当てるという具合。自然や動物からの出題が多い。その問題がなぞなぞだから当たり前だけど示唆にとんでいて、そして詩的だ。さらに哲学的だったりもする。ミトゥーリチの絵はその答えにさらっとはしているが抒情的な表情をつけて表現いるので、結果、なぞなぞを解き進めていくうちに世界にあるもの全てのものの存在が愛おしくなってくる。まあ、これは大人の感傷なのかもしれないけれど。
そういう気持ちで眠りにつけるのは素敵なことと思う。今日は色々あったのですごくこういう絵本を読んでから眠りたい気分。(直)
2017年08月03日

家の裏のすごい細長く狭い場所を占拠するようにヨウシュヤマゴボウが大きくなって実をつけていた。ひと株がずいぶんと大きくなるものだ。この実は色水遊びに昔よく使っていて、子どもが小さいころ、あちこちの空き地に探しに出かけたこともあるくらいだ。でも、今はとにかく邪魔なので刈り取った。刈りとった株の枝には花も咲いているし、まだ緑の実の房もある。なかなか面白いと思って少し花瓶にいけてテーブルに飾ったのは昨日のこと。
でも、今はない。さっき捨ててしまった。なぜなら、ヨウシュヤマゴボウってどんな漢字なのかネットで調べていて、それは洋種山牛蒡だったと分かったのだけど、この植物が毒草であることも同時に分かったからだ。厚生労働省のサイトに「果実と根に有毒成分を含み、食べると 腹痛・ 嘔吐・下痢を起こし、ついで延髄に作用し、けいれんを起こして死亡する。 皮膚に対しても刺激作用がある」とあった。なんということ。知らなかった。知らないで子どもに与えていた。間違って口に入れていたら、と考えるとぞっとする。これは周知のことなのだろうか。少なくとも私はそんなこと知らずに今日の今日まできた。おそろしい。(直)
2017年08月02日

ロシアで有名なワニといえばゲーナだろう。チェブラーシカの友だちだ。いつも一緒にいる。ワニだけどとても優しい。とても人気がある。あの獰猛なワニがこんなふうな親しみやすいキャラクターに仕上がるなんて、と感心する。
私はワニが苦手だ。小学生の時、ワニがたくさんいる場所に見学に行く際、先生からとてもおそろしい話を聞いたのだ。むやみに近づいてはいけないという目的で、今考えると少し「盛った」話だったのかもしれないが、ぞっとして、当日は遠巻きに見ていたように思う。今でもワニを見る時には必ずその話を思い出し緊張する。
ロシアでは、ゲーナだけではなくわりと子どものお話の中によくワニが登場する。なぜだろう。実際には生息していない生き物なのに…。今回入荷のチュコフスキーのお話集にも、ワニが主役のお話だけではなく色々なお話に登場する。登場しすぎではないのと思うくらいだ。
そうそう、何故ワニは緑色に着色されて描かれるのだろう。実際は違うのに。 (直)

お話集http://karandashi.ocnk.net/product/215
2017年08月01日

国立科学博物館筑波植物園で9/30~10/9開催される「きのこ展―あの『物語』のきのこたち-』にカランダーシ刊『わいわいきのこのおいわいかい』も多くの絵本や漫画に混じって展示される。大変ありがたく嬉しい。物語の紹介や実物きのこ標本や画像との比較などなんとも興味深い企画だ。
『わいわいきのこのおいわいかい』を作った際に知った、実際のきのこの世界の奥深さ!この絵本の場合、物語の理解のためにも科学的なアプローチがマストであり、本当にきのこ博士こと保坂健太郎先生に大変お世話になったのだった。
さて、さて、このきのこ展、どんな絵本、そして漫画が登場するのかすごく楽しみだ。私も持っているあの漫画は展示されるのかな、あの絵本はどうかな、どうなのかな、展示されるといいな、と今から期待している。(直)

「きのこ展」http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2017/10kinoko/
「わいわいきのこのおいわいかい」http://karandashi.ocnk.net/product/97
2017年07月31日

西荻窪は油断していると路地裏にふっと知らないお店ができていたりする。また、同じように知っているお店がふっとなくなっていることもある。実は最近大好きなお店が西荻からなくなってしまうだろうことがわかりガチで悲しんでいる。街に人気が出てきてお家賃が随分と上がっているそう。なんてこった。
いろいろな事情を抱えながら街は変遷してゆくんだなぁという思いを胸に、最近気になっていた「森のこと」さんをのぞいてみた。サイトによると「木や 植物・動物にまつわるもののお店です。木工作家サノアイが運営しています。2016年11月にオープンしました」とのこと。店内はギャラリーでもあり、お店でもあり、作家さんたちの木のもの、土のものなどの作品がすっきりと並び、植物に関する書籍も扱っている。随時多彩なワークショップも開催している。
通りから入りやすいし、煉瓦を埋め込んだエントランスがいい感じ。ヒトツバタゴやダイコンドラという私の憧れグランドカバーも植えてある。壁には多肉植物のリース。
戸口の外は車も走る通りだけど、ここは確かに「森」を想起させる場所かもしれない(直)



 森のこと http://www.sano3.net/3/mori/
2017年07月30日

東京女子大の真ん前にかぼす商品専門店があると知り訪ねてみた。かぼすは私にとっては懐かしい味と香りの柑橘だ。香りは柚子ほど主張はないけど爽やかで、実は酢橘よりも大きく、たっぷりと果汁が絞れる。お鍋のお共に最高だ。
このお店は九州の大分のかぼす商品だけを扱っている。果汁やポン酢だけではなく、かぼす塩、コンフェチュール!などなども並んでいる。かぼすのマスコットキャラクター「かぼたん」も並んでいる。東京の人にかぼすの魅力を是非知ってほしいと語ってくださったのは店長の渋谷さん。かぼす愛が伝わってきた。
今日は、かぼす果汁とかぼすサイダーを購入。ちょうど夕食は餃子だったのでお醤油に果汁たっぷりでいただいた。酸味が良い具合。おーっかぼすだ、かぼすだ、と嬉しかった。サイダーは後口にかぼす独特の風味が残っておいしい。
季節になればかぼすの果実そのものも店頭に並ぶようだ。楽しみだ。

東京かぼすhttps://www.facebook.com/TKkabosu/

2017年07月29日

洗濯物を一部濡らしてしまった。午後雨の予報は知っていたのだが、Tシャツ類など降るまで干しておこうと思ったのだ。そしてオープンハウスもあってすっかり忘れてしまった。窓を閉めたり、看板は取り込んだのになんで思い出さなかったのだろう。それにしても濡れた洗濯物の重いこと。重いこと…。
ロシアの赤ずきんの起き上がりこぼしを入荷している。揺れた時のベルの音が良い音でうるさく感じない。これはロシアから来たものだけど、日本の起き上がりこぼし(小法師)は会津発祥の郷土玩具とのこと。初めて知った。必ず起き上がる姿は縁起がいいとされている。小さいけれど励ましのメッセージをおくってくれているわけだ。
洗濯物を濡らしたのは全く自業自得だけど、ちょっと揺らして励ましてもらうことにしよう。(直)

赤ずきんの起き上がりこぼし http://karandashi.ocnk.net/product/214
2017年07月28日

昨日は早起きをしてO先生にブルーベリー狩りに連れていってもらった。先生のお宅の自転車をお借りして農園に向かう。暑さを心配していたが、ありがたいことに涼しくて曇り空というベストコンディション。まず先生に実は小さいけれど甘い種類の木を教えていただいて、後はひたすらに黙々と収穫。途中で雨が降ってきたけど平気、平気。しばし夢中の時間を過ごした。
鈴なりのブルーベリーは農家の方々の丹精の賜物。夏の恵み。良い経験をさせていただいた。
O先生、ありがとうございました!!(直)
2017年07月27日

ロシア語で初めて意識して覚えた言葉は何だろう。「こんにちは」だったような。どうだったかな。多分ラジオの講座のテキストに最初に出てきた言葉だ。そういえば、かつて「私はラジオ講座半年でロシア語がまあまあ話せるようになった」と言う人に会ったことがあり、へえそうなのか、と思ったけれど、私はちっともそんなふうにはならなかった。聴き方や取り組み方で随分違うのだろう。(あと、残念ながら、年齢も)
こどものための言葉を覚えるためのカード帳を入荷した。楽しみながら、遊びながら、というのがいいなと思う。動物にオオカミやハリネズミが出てくるのはやはりロシアだなぁと思う。
さて、ラジオでまあまあ話せるようになった彼女は今一体どれくらいのレベルなのだろうか。(直)

初めての言葉 http://karandashi.ocnk.net/product/213
2017年07月26日

以前ハードカバー版をご紹介しているがこちらは売り切れとなって久しい。今回、ソフトカバー版を入荷。この作家は先日もこちらで書いたのだが、ロシア人なのだが、アメリカで活躍している。本当はブリューゲルの影響を受けたという「ジャックと豆の木」を探したが今回は見つからず残念だが、もう一度この「火の鳥」を見ることができて嬉しい。なにしろ、灰色オオカミが素敵なのだ。(これも随分前にこちらで書いた)今回またあらためてそう思う。人に寄り添いながらも慣れ合わない堂々とした獣の風格。抱きしめられた時の何ともいえない表情。野性と知性との両方の輝きを放つまなざしは一度見たら忘れることはできない。(直)

「火の鳥」http://karandashi.ocnk.net/product/212
2017年07月25日

チェブラーシカの中には、小さなわにのゲーナとシャパクリャクおばあさん、ねずみのラリースカが入っている。このチェブは耳の部分が裏皮というところが面白い。新しい。艶消しのボディと相まっておしゃれな感じだ。困ったようなおなじみの下がり眉毛のお顔はちょっとおすまし気味かもしれない。正面から見て視線を外しているところがチェブらしい。デスクの傍らに置いておいて折りにふれ眺めれば心和むことだろう。
チェブラーシカのお話では、ゲーナはもちろん主役の一人だけど、シャパクリャクおばあさんも魅力的で大切な登場人物。おばあさんが活躍する(よくも悪くも)お話っていいな、と思う。元気でおしゃれなおばあさんには憧れる。でも、バッグの中にねずみを入れて連れ歩くのは真似したくないかな。(直)


木製チェブラーシカ (仲間3個入り)http://karandashi.ocnk.net/product/211
2017年07月24日

小さくて手のひらにおさまる絵本。今回、ラチョフ画の「テレモーク」も仲間入り。草原にごろんと転がっている空の壺に蚊や蠅がまず住みつき、ねずみ、かえる、うさぎ、と、どんどん動物が増えていく。「てぶくろ」とよく似たお話だけれども、また違った面白さのある絵本だ。ページを追うごとに家に変化していく壺の様子もさることながら、最初からの時間の経過が背景の色でわかることに気付くとさらにお話の世界は深まる。夜明けの色から夕暮れの色まで陽気な動物たちの表情と一緒に楽しみたい。なんてことないお話だけど、ラチョフの絵がほっこり心をくすぐってくれる。ハンディなサイズなので旅の道連れにもおすすめ。

テレモーク http://karandashi.ocnk.net/product/209
2017年07月23日

先週実家に帰省した。その場所は私が結婚してしばらくして引っ越した先なので、私はそこで四季を通して暮らしたことはない。なので、自然豊かな周りの風景の表情は帰るたび、いまだになかなかに新鮮に感じる。今回は蝉が勢いよく鳴いており、赤とんぼも見かけた。側溝の蛙。蛇の抜け殻。水をはった田を渡る風。そして、夏の陽射しの明るさの中、竹林の青、古民家蕎麦屋の生け込みのオニユリの朱、桔梗の紫など日本らしい美しい夏の色を見ることができた。それらは鮮やかだったけれども、今思い返すとどこか儚げな印象として残っている。もうひとつ、林の中で見かけたきのこの鈍色にもはっとさせられた。随分立派なきのこだったが名前はわからない。遠くでヒグラシが鳴いていた。(直)
2017年07月22日

今週は息子を連れて実家に帰省して高齢の両親の様子を見てきた。もっと近ければいいのに、と毎回思うが仕方がない。帰るたびに両親は当たり前だけど年老いているのだが、その速度が早くなっている。色々思うことはあるが、まあ、今回の帰省はとにかく暑かった。で、初めて入ってみたお店の超こってりラーメンは美味しかったし、帰りの飛行機から見た夕刻の積乱雲は大層美しかった。(直)
2017年07月21日

ソビエト時代のマト絵本を背景に並んでいるのは、裏革の耳がおしゃれなチェブラーシカ、歴代ロシアの指導者マトリョーシカ、数遊びができる動物たちが住んでるお家、赤ちゃんのガラガラ起き上がりこぼしなどなど。このたび4種類を入荷した。
どれもお話をしながら遊んだり、学んだり、楽しめそう。贈り物にもきっと喜ばれるはず!

明日はオープンルーム。暑いですのでどうぞ気をつけていらしてください。
2017年07月20日

空とぶじゅうたんに憧れていたけれど、実際のところを考えるとどうだろう。じゅうたんから身体が浮いてしまわないか、などと思ってしまう。ヘロヘロの安物のじゅうたんだと風にめくれてひっくり返ってしまうのでは、体重制限は…などなど不安は尽きない。
ビリービンのこの表紙の絵を見ると、本当に上手に乗っているなと感心する。でも、ちょっと3人には小さいかな、大丈夫かな、一番後ろには乗りたくないな、などと心配になる。(直)


空とぶじゅうたん http://karandashi.ocnk.net/product/90
«前のページ 1 ... | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | ... 96 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス