美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
ホームダイアリー
ダイアリー
ダイアリー:1947
«前のページ 1 ... | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | ... 98 次のページ»
2017年07月16日

昨日のオープンルーム。ロシア絵本の翻訳の時間も持った。カランダーシのクラブ活動だ。メンバーのNさんはロシア語上級者でいらっしゃるのだけど、もう一度勉強しようと思って…と、新しい参考書を購入し抱えてカランダーシにいらした。まあ、分厚くてびっしりではありませんか!と私には難しい内容だけどパラパラと見させていただいた。自分でやろうと決めて選んだまっさらの新しい参考書のこれから感…何だか私までわくわくしてしまった。
何かを始める、何かが始まる。これから、これから!何かをスタートさせたり、させようとするエネルギーと意識に触れて暑さでバテ気味だったけれど元気をいただいた。(直)
2017年07月15日

今日はオープンルーム。昨日模様替えをしてよかった。広くはないけれどちょっと空いたスペースができたので来てくださった赤ちゃんとママの場所になった。小さい子ども用ににいいかな、と新しく背の低いテーブルも置いてみている。色々試行錯誤中だ。
本当に赤ちゃんがにこっと笑うと周りもにこにこっとなる。笑顔がたくさん生まれる。今日はたくさんにこにこさせてもらった。素敵なことだ。そんな時間を過ごすことができてありがたいことと思う。
オープンルームを始めて半年弱。リピーターの方々がいらっしゃるのが嬉しい。手さぐりだけれど工夫しつつ続けていければと思う。 (直)
2017年07月14日

思い立ってカランダーシの部屋の模様替えをした。といってもそんな大げさなものではない。まず、メインの本を置いているテーブルの向きを変え、本の置き方も変えてみた。今までよりは見やすく、手に取りやすくなったのでは、と思う。ソビエト時代の絵本も場所をかえて並べた。テーブルの方向をかえたことで部屋に少しスペースができたのが嬉しい。カーペットを敷いているので直接座れるようなコーナーがあってもいいかな、などと今後も柔軟に考えていきたい。
そういえば、カーペットについた凹みを簡単にとる方法をテレビでやっていたけれど、ぼーっと見ていて覚えていない。歯ブラシを使っていたような。
そんなこんなですが、明日はオープンルームです。いらっしゃる方は暑いのでどうぞ気をつけていらしてください。
(直)
2017年07月13日

ロシア語のレッスン。ロシア人のO先生のお宅にお邪魔して教えていただいている。いつもお茶を出して下さるのだが、今回はプクプクのブルーベリーがテーブルに置いてあった。すすめられるままに一粒口に入れたら、まあ甘くておいしいこと。太陽の恵みたっぷりという感じだ。全然すっぱくない。このブルーベリー、その日の午前中にご自宅から自転車で15分くらいの農園に行って収穫したそう。そんな農園がご近所にあるなんて素敵…。
O先生によるとモスクワ郊外でも野生の同じようなベリーを収穫できるそう。かなり低木で実が小さいのもあるし、逆にとても樹高が高く、実が大きいものもあるとのこと。その流れでロシアの森の写真など見せていただいた。そして、収穫したきのこの山の写真など見ながら、私は我慢しきれず先生に思い切ってお願いをしてみた。
結果、7月末にそのご近所のブルー・ベリー農園に連れていってもらえることになった。
Ура!(ウラー)ばんざい。
暑さ対策、日焼け対策を万全にして、楽しい課外授業になるといいな。  (直)


2017年07月12日

年に一度くらい、カマキリが家の中にいるのを見つけることがある。いつ、どうやって家の中に入るのだろう。とにかくまずはびっくりして、その後かなり困る。鎌を振り上げて威嚇される。なかなか捕まえるのが難しい。
今年も先日出た。まだ子どもだ。子どもでも一人前に威嚇する。娘と大騒ぎして捕獲して外に出した。
カマキリに対しての恐怖は、鎌に対してだけではない。ハリガネムシがこわいのだ。寄生してカマキリを洗脳し操り水辺に行かせるハリガネムシの話を知ったのはわりと最近のこと。それ以来、特に家に中でカマキリを見ると、水辺を探してのことではないのか、と想像して身構えてしまう。何年か前見つけたのは、台所の流しの前にかけてあるタオルの上だった。流し=水辺に行こうとしていたのではないか…などと考えたりするのは大げさなことなのだろうか。
ロシア、モスクワでは昔はカマキリは見られなかったらしい。生息域がもっと南方だからだ。でも近年はよく見られるようになったという記事を見かけた。カマキリの北上の動きは、もちろん?ハリガネムシが操っているわけではなく、ここ数年の初夏の熱波やモスクワで駆虫処理が行われなくなったせいでは、などと言われているようだ。(直)

参考記事 https://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2016/09/02/626337
2017年07月11日

マイ・ミトゥーリチの「みずたまりの中の絵」という絵本の中の、絵を描く少年の挿絵がいいなぁと思った。なんでだろう。はにかみのある赤い頬。口はとがっている。きっとリアルな等身大の少年の姿を見ているように感じるからだろう。心持ちのようなものも伝わってくるような気がするのだ。それは、ミトゥーリチ自身が少年というものに抱く思いというものも反映しているのかもしれない。自分自身の少年時代の気持ちなどの投影はあるだろう。実際どんな少年時代だったのだろう。なんて思っていたら巻末に残念ながら少年期ではないが幼少期の写真が掲載されていた。やんちゃというよりはナイーブな印象を持ったけれどどうなのだろう。とにかく不安定な場所(揺れる木馬の上)でじっとしているのは難しかったかったにちがいない、ということは伝わってきた。(直)

「水たまりの中の絵」http://karandashi.ocnk.net/product/208
2017年07月10日

アリが話題だ。今後はアリの種類に注意を払わないといけないようだ。
小さい頃、外の藤棚の古い柱に蟻が巣を作っていたのを飽きもせずに眺めていた。瓶に入れて飼ったこともある。とにかく身近な存在のアリ。注意すべきなのは外来種だが、見極めが難しいようで困った事態だ。
ロシア絵本「こぐまのミーシカ」という絵本の中に、アリが登場する。立派なアリ塚を作るようなアリだ。巣にダメージを与えられたアリたちは怒る…こぐまは逃げるしかない。という場面がある。アリは身体は小さいけれどパワーは大きい。
ヒアリ対策、実際どうしたらいいのだろう。土いじりをしたり、出かけた時に注意をしていくしかないようだが、不安はある。アリの天敵といえば思いつくのはアリクイだけど、種類構わず捕食するだろうし、蟻地獄だってヒアリ専門蟻地獄なんて都合のいい地獄はないわけで。本当に小さな大問題。
これ以上、生息地域が広がらないことを願っている。(直)



こぐまのミーシカhttp://karandashi.ocnk.net/product/207
2017年07月09日

Nさんに「ロシア・アニメーション傑作選集4」というDVDをお借りしている。19作品収録されているのだが、まずは冒頭の「船上のバレリーナ」にうっとり。これはレフ・アタマノフ監督の作品。有名な「雪の女王」の監督だ。ひとりのバレリーナが出港してしまった船に空中を跳んで乗船するシーンでもう心を持っていかれた。一応人間の造形をしているけれど、このアニメの中でバレリーナは、人間を超越した美の象徴のような存在として描かれている。その徹底した妖精っぷりが、素晴らしい。美しい顔立ち、ありえないほど長い手足、足首くらいの細いウエスト…でしなやかにバレエの所作通りに超人的だけれどもあくまでも美しさを担保しつつ動くさまに、おお、これぞアニメーションの醍醐味ではないの!なんて思ってしまった次第。アニメーションについてもバレエについても何もわかっていないのにすみません。
素敵なお話。久しぶりにバレリーナに憧れていた少女時代を思い出してしまった。(直)
2017年07月09日

今日はオープンルーム。夕方からは友人夫妻がふた組来る予定もあり楽しみにしていた。ただ、1点気がかりなことがあるにはあった。騙し騙し使っていたエアコンが本格的に調子が悪くなり、新しいエアコンととりかえることにしており、取り付け工事を今日の早い時間に終わらせる予定にしていたのだ。順調にいけば問題はなかったのだが、なんと、作業員が熱中症で倒れたから行けません…という電話がきた。がーん。まいったな。まいったな。まいったな。と頭を抱えた。作業員の方はお気の毒。だけれど、エアコンがないとこちらが熱中症になる。
絶望の中、祈るような気持ちでポンコツエアコンをつけたら、動くには動くけれどすぐに切れる。またつける。しばらくしてまた切れる。を何度繰り返しただろう。汗はダラダラ。目に涙。これでは来てくださる方に申し訳ない…。
でもこちらの祈りが通じたか、何なのか、オープンルームが始まって少ししてからは順調に動き出し、暑い中来てくださったお客様や友人夫妻たちに迷惑をかけずに済んだ。祈りが通じたのか。祈りなのか。そうなのか。何なのかはわからない。とにかく無事に今日のオープンルームを終えることができた。感謝。
友人夫妻たちとはそれから飲んだり、食べたり、歌ったり。何だかすごく歌いたい気分だった私はおおいに歌ってよい1日の締めとなった。皆さん、ありがとう。ポンコツエアコンありがとう。
工事は明日朝に変更。無事に終わりますように!

画像は暑い日も寒い日もお客様をお出迎えするソフビ人形たち。いつもありがとう。(直)
2017年07月07日

雨の被害が想像以上に甚大だ。お見舞いの気持ちとこれ以上被害が広がらないように、との思いでいる。
今日は大好きなモイスエンさんにうかがったついでに少しの間おしゃべりをさせていただいた。そして、壁に飾られている何とも愛きょうのあるねずみさんのぬいぐるみを見せていただいたことから、ドリーム・ペッツについて教えていただいた。そのぬいぐるみは少し前の時代のもので、しっかりとした作りで中身がつまっているのがわかった。お店にはもうひとつ赤いねずみのぬいぐるみもいて、このふたつがドリーム・ペッツなのだという。
ドリーム・ペッツというのは、1950年代、米国に荷物を送る際に梱包材として中におがくずがつまったぬいぐるみが入れられて、そのぬいぐるみの方が気に入られて発注がきて、ドリーム・ペッツという名前で米国で大人気となったそうだ。日本からたくさんの種類のぬいぐるみが輸出されたらしいが、それが今、逆輸入され、愛好者の間で人気があるということらしい。
七夕の午後、おやつを買いがてらそんなことを教えていただいた。ウインドウには素敵な青空の絵本が飾ってあった。青空…。(直)
2017年07月06日

マルシャークの詩、マイミトゥーリチの絵の「プードル」はおばあさんとプードル犬の日常を描いている。犬と暮らすことは楽しくもあり、大変なことでもある。おばあさんは一人暮らしだけれどプードルがいることであれやこれや忙しい。マイミトゥーリチは軽いタッチでおばあさんともしゃもしゃプードルを魅力的に描いている。素敵だ。
数年前、娘と西荻の街を歩いていた時、迷いプードルに遭遇したことがある。灰茶色のスタンダードプードルの子犬で途方もなく歩きまわっている感じだった。ご近所の方々と協力して保護して警察を介してすぐに探していた飼い主さんにお渡しすることができた。私たち親子は時々その愛らしい容姿を思い出して元気かしらなどと話をする。きっと今ごろは立派な成犬になっていることだろう。
それはそれとして、果たして犬って、迷子になったことを思い出したりするのだろうか。(直)

マイ・ミトゥーリチ画・マルシャーク詩「子どものための詩とお話集」 http://karandashi.ocnk.net/product/122
2017年07月05日

数年前に亡くなった義母は手芸関連の達人で、刺繍やお洋服作り、刺子やパッチワークと常に何か手仕事をしていた。娘のピアノの発表会のドレスも作っていただいて、それはもう見事だったのでお葬式の時にコーナーを作って皆さんに見ていただいた。
そんな義母の蔵書には手芸関連の本が多かった。今日はその一部を置いてある棚に用があり、数冊のうち何だか「レース」の文字にひかれて一冊手に取りページをめくってみた。表紙をあけるとすぐに幼い子どもの字のお誕生カードが挟んであった。ということは…これは私たち家族からの贈り物だったのかしら。情けないことにはっきりと思いだせないのだけど。でも、だとしたら、きっと喜んでいただけた本ではなかったかなと今さらながら思う。手仕事の粋を集めた見事なレース作品の数々は優雅で美しくてため息が出る。きっと手仕事がわかる人が見たらまたさらに深く楽しめるのだろうな。と思う内容だった。
とてつもない手間がかかっているけれど、レースの印象は軽く涼やか。
見ている間は今日のじっとりとした暑苦しさを忘れられた。(直)
2017年07月04日

娘が教えてくれたのだけど、WWFジャパンが「WITHスタンプ」キャンペーンというのをやっていて「…自分の名字の漢字に、絶滅危惧種の動物シルエットをあしらったオリジナルのハンコ(スタンプ)の広がりを通じて、野生生物や自然環境の保護活動を支援する」ということらしい。サイトの空欄に自分の名字を入力するとすぐにそのスタンプが出てくる。このデザインで印鑑を作ることもできて収益の一部は保護活動に寄付されるとのこと。
私の場合、絶滅危惧種の動物はアムールひょうだった。お、なんだかかっこいいな。しかもロシアと縁のある動物だ。そのサイトによるとアムールひょうは一時30頭まで減ったが現在は60~70頭まで回復してきているとのこと。ということがわかったとくだけでも意味はあるのだろう。
極東地方の自然やお話を描くパヴリーシンの絵ハガキにもアムールひょうは登場している。捕われて命はすでにない状態だけど、元々森に住む人たちは無駄な狩りはしない。侵入者による密猟や環境破壊が絶滅危機の原因だ。

さてさて、台風は今どこなのだろう。(直)

WWFジャパン http://www.wwf.or.jp/staffblog/2017/06/with.html

パヴリーシンポストカード http://karandashi.ocnk.net/product/184
2017年07月03日

ロシアの動物民話に登場するきつねは女でずる賢い。と大体性別も性格もほぼ決まっていて、いろいろなお話で期待?を裏切らないずる賢さを発揮している。「カラボーク」=日本では「おだんごぱん」という名前で知られているお話でもしかり。ロシア人は最後にずる賢い女狐が登場しておだんごぱんを食べてしまうとほぼ100%で思っているはずだ。上画像の左ラチョフの絵本でもそうだ。
でもアメリカ人のマーシャ・ブラウンが絵を描いた上画像右の「パンぼうや―ロシアのむかしばなし」はどうだろう。日本語版しか手元にないのだが、絵は男っぽいように見えるし、文中の語尾の感じから判断すると、登場するのは男狐だ。これはなかなか新鮮。この絵本は文章もマーシャ・ブラウンなのだが(さく・マーシャ・ブラウンとあり原作などの記載はない)、狐を何故男という設定にしたのだろう…なんて思ったりもする。表題にロシアのむかしばなしとあるので、参考にしたお話などはあったはずで、それの中では多分狐は女だったと思われるからだ。
実際の狐界にはもちろん男も女もいる。モスクワ動物園に行った時に一番印象深かった寝言をいっていたあの狐はどちらだったのだろう。

ああ、それにしても蒸し暑い…。(直)

「パンぼうや―ロシアのむかしばなし」http://karandashi.ocnk.net/product/185
「カラボーク」http://karandashi.ocnk.net/product/137
2017年07月03日

コナシェーヴィチ画「お楽しみ集」の後半には子どもたちのためのアルファベットや数字などのちょっと教本的な内容が登場してくる。詩はマルシャークだ。絵を楽しみながらアルファベット一文字のために作られた短い詩を読む。そして一緒に覚えてしまうのはきっと楽しいに違いない。コナシェービチの絵は親切だしユーモアがある。基本はリアルな描写だけれど独特の軽みと柔らかさでに優しい印象。硬過ぎず、くだけけ過ぎず。そして、そう、子どもに対する温かいまなざしを感じる。それは大人の心にも嬉しい。ちょっとくすっとしながら楽しみたい。(直)


コナシェーヴィチ「お楽しみ集」http://karandashi.ocnk.net/product/50
2017年07月01日

「KOT」というロシアの猫の漫画をお借りしている。分厚い本。1ページがそもそも分厚い。一緒に暮らす男の人と猫1匹の日常漫画。実はこの漫画本はロシア漫画について調べているTさんが先週オープンルームに来てくださったのだが、その調べている内容は実際にロシアで暮らしていた人に聞いた方がいいと思ったので、月曜日にアーティストのKozulinaさんに会った際にお聞きしてみた。その際、話の流れで「こんな漫画が今ロシアにありますよ」と教えていただいた漫画作品だ。面白そうだなと思った。
で、木曜日に用がありカフェロシアさんに行った時、店長さんにまた漫画のことをたずねてみたのだが、やはり流れで「こんな漫画がありますよ」と出してきて下さったがなんとこの漫画本!ありがたいことにお借りすることができたのだ。で、Tさんにもこの漫画については連絡して、今日オープンルームにご足労いただいて見ていただくことができた。(また貸しになるのでお貸しすることはできなくてすみません)
そんな経緯で、今手元にある「KOT」。実はロシアの漫画本はこれが初めて。私なりにできる範囲で楽しめたら、と思う次第。
それにしてもなんでこんなに紙が分厚いんだろう。と思う。重くて厚くて持ち運びにはかなり不便だ。(直)

カランダーシの猫関連本
エルミタージュ美術館コンパクトサイズ猫画集http://karandashi.ocnk.net/product/203
猫の絵本http://karandashi.ocnk.net/product/182


2017年06月30日

威勢よく進む船。でも、見習い水夫(юнга)はマストにしがみついて仕事ができない…。これはベヌアのアルファベット絵本の1ページ。見ていると風も感じるし、船の揺れまで伝わってくるようで、見習い水夫に同情してしまう。優しい色、柔らかい線。美しいな。
そういえば、海に出かけたりということをしばらくしていないな。明日は土曜日。オープンルーム。

ベヌア画「アズブーカ」http://karandashi.ocnk.net/product/63
2017年06月29日

昨日ブリューゲルの作品を見てきたのだが、そういえば、どこかロシア絵本関連でその名前を見たような…と思って「絵本とイラストレーション」(武蔵野美術大学出版局)のページをめくった。お、これだ。芸術的な昔話絵本としてスピーリンの「ジャックと豆のつる」が紹介されていて、ブリューゲルの絵からの影響について記述があった。相当似ているところがあるらしい。隠し絵、騙し絵も描き込まれているようだし、これは俄然興味がわいた。この画家は先日の講演会でも現代のアーティストの一人として紹介した。ロシア人でアメリカで活躍している。
しかし、ロシア人がアメリカにに住んで16世紀ネーデルランドの画家の絵に影響を受け、英国の昔話の絵本を作る、ということはどういうことなのだろうか。うーん。素人にはわからない。とりあえずは実物を見てみたい。
(画像はカランダーシで扱っていたスピーリン画「火の鳥」の表紙。品切れです)(直)
2017年06月28日

雨の上野。もうすぐ終わってしまうブリューゲル「バベルの塔」展を見てきた。実はブリューゲルは夫の好きな画家で我が家のリビングには大きなバベルの塔のジクソーパズルが飾ってある。今回のバベルはもうひとつの方のバベルだけど、ふたつの作品はいわば兄弟。どんな感じなのか楽しみに出かけてきた。バベルの塔はヒエロニムス・ボスの作品やブリューゲルの他の作品など当時のネーデルランド美術をたっぷり鑑賞した後、最後の最後に登場する。ボスの作品はやはり印象深いのだが、後のロシアのルボークへの影響なんてことも考えてしまった。実際のところはどうなのだろう。
大トリのバベルの塔は列に並んで真近で見ることができた。もっと小さくもっと暗い絵だと思っていたのだが、思った以上に端正ですっきりとまとまった絵だとの感想を持った。印象もそんなに暗くはない。ボス系の不気味な絵をたくさん見た後だからそう思うのかもしれない。
バベルの塔兄弟対決?的には我が家の兄バベルの方は建て方がですでに危ない感じもするが、今日見た弟バベルは一見緻密で危なげがないように見える。だからこそ神に対する不遜さを表現しているのだろうか。
この絵は24年前にも日本へ来ているらしい。その時は見てはいない。子育て真っ最中だったな。ちょうど今現在のパンダのお母さんのように。(直)
2017年06月27日

きれいな七夕飾りを見た。今年もそんな季節なのかと思った。子どもたちの字で様々が願い事が書いてあった。「アイドルになれますように」「リレーの選手になれますように」などなど。
でもなぜ、笹の葉に願い事をするのだろうか。笹は中の空洞に神が宿るとされ神聖だから、また願い事については、もともと中国では七夕に裁縫上達の供え物をしていたのが、日本では和歌を書いて供えるようになり、ひいては字や芸事の上達を願うようになり、ついには願いごと全般になっていったらしい。七夕はアジア数か国にあるが、短冊を笹に飾るスタイルは日本だけらしい。
思い思いの子どもたちの願い事。未来の自分への希望や夢という内容が多いのは当然だろう。私自身が未来のことを何か願うとしたら、老後のことになるかな。
今日はつばめをたくさん見た。(直)
«前のページ 1 ... | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | ... 98 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス