美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年05月05日

行きたかった「ディック・ブルーナのデザイン展」、それと「くまのがっこう」展のチケットを友人が送ってくれたので(感謝!)、いつも楽しいことにお声かけくださる先輩をお誘いして、教文館の「西巻茅子絵本デビュー50周年記念展」、そしてGINZA6見学も含め、銀座の休日を楽しんだ。
私の印象だと、ブルーナ展は大人、くまのがっこう展は親子、西巻茅子展は女性がそれぞれ多い印象だった。3つの展覧会とも原画はもちろん、絵本ができるまで、その制作過程を伝える展示があったが、やはり個人的にはブルーナ氏が自転車に乗りアトリエに向かい、仕事をする現場を撮影したビデオが特に印象に残った。ああ、そうだったんだ、と納得して、ありがとうございました、という気持ちになった。
GINZA6は、入るのも大変なくらい混んでいたけれど、何とかちらっと見学。新しさに気後れしながらも、今だけの、これから感に満ちた雰囲気をちょっと味わった。吹き抜けがあり、開放感もあり、広いと感じた。きっとゆったりお買い物できる施設だと思う。あ、もちろん、この混雑が落ち着いてからだけど。(直)
2017年05月04日

今年もアンネのバラが一番に咲きだした。咲き始めから色を変えていく花は、アンネが生きていたら花開かせたかもしれないたくさんの可能性をあらわしているそう。本当に生きていたらどんな人生を歩んだのだろうか。と思う。(直)
2017年05月02日

幼さが残る表情が愛らしい親指姫と親指小僧の絵本。ともに小さな主人公のお話が収録されている。受身的な親指姫に比べ親指小僧は自分の力で生き抜く機転と力がある。今の時代だったら、きっと親指姫もメソメソ泣いたりしないで別の展開のお話になって、最終的に王子様に会ったからといってハッピーエンドにはならないような気がするが、どうだろうか。というか、いずれにせよ、親元に一旦は帰ってほしいかなとは思う。きっとすごく心配しているから。(直)

おやゆび姫・おやゆび小僧:http://karandashi.ocnk.net/product/143
2017年05月01日

今日はフランスではすずらんの日といい、すずらんを贈る日だそう。日本でもすずらんの花咲く季節。わが家の庭の片隅でもひとつ花をつけている株を見つけた。可憐な白い花も香りも大好きな花だけれど、摘んで部屋で飾るには覚悟がいる花だ。毒があるからだ。そのことを知った時には大層驚いた。その愛らしい姿と裏腹に猛毒があり、花をつけておいた花瓶の水を飲めば死に至るほど。花粉にも注意が必要なので、食卓などには置かない方がいい。
すずらんの毒について知ってからのことだ。松田優作主演映画「それから」を観ていた時のことだ。女優藤谷美和子嬢が、すずらんをうかべた鉢の水を飲むシーンがあったのだ。何ということ!声を出しそうになった。でも、美和子嬢にはダメージはなかった。あれはどういうことだったのだろうか。すずらんを入れたばかりで毒が水に染みだしていないということだったのか。映画の小道具としてすずらんが偽物だったのか…。
私は夏目漱石のその小説をそれこそ、それから読んだと思うのだが、やはりそういう描写があったように思う。
ともあれ、すずらんには毒がある。取扱い注意だ。(直)
2017年04月30日

twitterのタイムラインを見ていたら、うれしい発見。長野県箕輪町で本日開催された「いいこといち」https://iikotoichi.jimdo.com/で、とよ田キノ子さんが、きのこ文庫をオープンされていて、その画像を見たら、カランダーシ刊の「わいわいきのこのおいわいかい」も並べていただいるではありませんか!とよ田キノ子さんは、その監修や著書「乙女の玉手箱シリーズ きのこ」「きのこ旅」(グラフィック社)「キノコ公園」(八画出版部) などで、きのこの面白さ、不思議さ、魅力を発信されている、きのこ愛にあふれたきのこに大変詳しい(きのこ検定1級)きのこ界を牽引されている方。それにしてもきのこ文庫は、何て素敵な文庫なのでしょう。きのこ本、きのこ絵本が勢ぞろいして壮観。青空にきのこ本が眩しい…。こんな風に並べて展示してあると、どんな本があるかわかりやすい、来た方は手に取りやすいと思う。きのこのテーブルやベンチも素敵。自然の風の中で本を読めるのは気持ちのいいことだ。カランダーシの絵本もこの文庫の仲間に入れていただいて幸せだし、光栄、感謝!!(直)

※画像掲載はとよ田さんに許可をいただきました。
とよ田キノ子さん:https://twitter.com/toyoda_kinoko
わいわいきのこのおいわいかい:http://karandashi.ocnk.net/product/97
2017年04月30日

今日、久しぶりで本棚から牧野富太郎先生の植物図鑑を引っ張り出して開いた。「チングルマ」という花について特徴などを確認したかったのだ。
実はtwitter上でその花についてフォロワーさんとやりとりをして、そこからその花の名前の由来など調べたり、面白い展開になった。それはそれで面白かったのだが、ちょっとひっかかっていることがある。私は画像を見て、その花の名前が「チングルマ」ではないかと思い、検索や図鑑で正しいことを確認したのだが、一体どんないきさつでその花の名前を知り覚えていたのか、ということが皆目思い出せないのだ。この植物は高度の高い場所や、北の方に分布している。普通に見かけたりはあまりしないと思われる。それだけに、実物を見た、というはっきりとした記憶がない。ひとつ確かなことは変な名前だから覚えたのは間違いないだろうということ。
まあ、物事を忘れてしまって困ることの方が圧倒的に多い日常なので、こうやって知らずに覚えていたことがスッと出てきたことを喜ぶことにしよう。そうしよう。(直)
2017年04月28日

先日、昭和記念公園でウズベキスタンダンスのワークショップに参加したのだが、その話をロシア語の先生にしたら、驚かれた。日本人が!ダンスを!公園で!信じられない!!!って感じで目を丸くして驚かれた。先生は常々日本人はダンスをしない、と思っていて、ましてや人前で何かすることを恥ずかしがる国民が、衆目を集める公園でダンスをするなんて!ということらしい。驚かせてごめんなさいという感じだのだが、まあ実際は、私などは動きを追うのがやっとのたどたどしいもので、「踊りました」という水準ではなかったのだけど。でも、最後に先生のSayaka Syeeさんが模範で踊ってくださったダンスは、それはもうどこからみても完璧なダンスで、通りかかりの人も思わず見とれてしまう素晴らしさ、美しさでとても素敵だった。
ロシア絵本の中で踊る場面を探してみた。動物たちが輪になって踊っている。楽しそうだ。一緒に踊りたいくらいだけど、ねずみたちは踏んでしまいそうで難しいかな。(直)

「めちゃくちゃのおおさわぎ」http://karandashi.ocnk.net/product/17
「ラドーシキ」http://karandashi.ocnk.net/product/15
2017年04月27日

夜のバスで善福寺から帰宅。交差転主催の「鉄のカーテンの時代の反社会的なソビエトアート#10」最終回に参加してきた。いよいよペレストロイカ時代、多くの反社会主義アーティストたちは高額で作品を売り、国外へ移住。国内では、未来を見据えた結果、過去にもどろうとする動き、すなわちアヴァンギャルドに戻るという動きがあり、という話から、当時活動していたアーティストグループの活動の実際について作品を見ながら説明があった。いやいや、私は3回しか参加していないけれど、講師のアーティストであるナディア・コズリナ氏の肉声を通して、ほぼ何も知らなかった鉄のカーテンの向こう側の一端を知ることができたのはすごく勉強になった。今回はこの講座を教えてくださったミッテの渡辺さんたちにもお会いできた。嬉しい。
終了後には懇親会があり、交差転のエマさんの手作りのケーキをいただいた。おいしい!初めて食べる味。どんなレシピなんだろう、と今になって気になっている。(直)
2017年04月26日

ルボークとはロシアで18世紀~に流行した民衆版画。各家庭の壁に貼られて親しまれていたもの。ロシア絵本とも関連があり、興味がすごくある。図版が多い英語版の書籍を求めて参考にしているのだが、ちょっと調べたいことがあり今日ページを開いたらまたひきこまれてしまった。素朴で、不思議で、不気味で、変な絵の数々。変というのはほめ言葉。魅力があるということだ。今後もよい資料や文献などがあったら見たいと思っている。(直)
2017年04月25日

私が小さい頃出合いたかったな、と思う動物の絵本を紹介したい。新読書社の「はじめてのどうぶつえほん」だ。ロシアの動物挿絵画家チャルーシン親子の作品。息子が絵を描き、父親が文章を書いている。はじめての…とあるが、一生楽しめる動物読本なのではないかと思う。抑えた色調で描かれた写実的な表現は「本物」の格調がある。それぞれの動物に添えられた文章はやさしく動物の特徴を教えてくれる。読めばきっと動物が身近に感じられるはずだ。
1991年刊だが新品である。モスクワのラードガ印刷所と新読書社の共同出版とある。ソ連崩壊直前の7月に出版されたようだ。一体どんないきさつで出版されたのだろう。そういう意味では貴重な絵本だ。表紙に結束の凹みあり。たっぷり72ページ。(直)

はじめてのどうぶつえほん http://karandashi.ocnk.net/product/20
2017年04月24日

昨日の昭和記念公園。色とりどりのチューリップが見ごろで、まるでおとぎの国のよう。近くで見てよし、遠くから見るきれいな色のモザイク模様も心浮き立つ春の景だ。
チューリップの花言葉は色によって違い、赤は「愛の告白」、黄色は「実らぬ恋」らしい。思う人には赤いチューリップを贈るといいかもしれない。ロシアの男性はわりと恋人と会う時に花を贈ると聞いた。それもあって花の消費量は多い国民らしいのだが、自国栽培より花は輸入ものが多いとのこと。モスクワ方面へはヨーロッパからのルートがあり、近年日本も頑張っているらしい。少し前の情報だが、極東方面へは、日本の新潟産のチューリップの輸出がさかんで品質がよく評判がよいようだ。
チューリップが上を向いて咲いている姿はまっすぐ素直。一輪でもぽっと周りを照らす明るさがある。また、整列して咲いているたくさんのチューリップは春の喜びの連鎖。単純な色のものは、何だか前向き過ぎて以前はそんなに好きだと思っていなかった花だけど、いいな、と最近は思う。
佳き季節の到来だ。(直)

マイ・ミトゥーリチ「子どものための詩とお話」よりhttp://karandashi.ocnk.net/product/122
2017年04月23日

快晴の昭和記念公園。知り合いのUさんから声をかけていただいて、シャシリクをいただき、ウズベクダンスを教わり踊るという会に参加してきた。主催はSilk Road Patnars。シャシリクを始め、プロフ、ニンジンのサラダ、ナン、揚げペリメニ、くるみのおやつ等など、どれも本格的でおいしかった。原っぱで行われたウズベクダンスのワークショップでは先生のSAYAKA SAYEEさんに丁寧に指導していただきながら、曲に合わせて独特の動きを体験。自分の動きはかなりのなんちゃって感は否めなかったけれど、最後に先生の完璧なパフォーマンスを見ることができて、ウズベクダンスの魅力に触れることができた。
青空の下、おいしい、楽しい、ウズベキスタンまみれの素敵な1日だった(直)

Silk Road Patnars: https://www.facebook.com/silkroadpartners/
2017年04月22日

オープンルームを始めてよかったな、と思っている。訪ねてきてくださる方々に感謝している。わざわざご足労いただいて良い時間を過ごしていただけたのか…考えてつつ今後も取り組んでいきたいと思っている。
オープンルーム終了は6時。それから急いで夕食を食べて荻窪6次元へ、7時からの「エルミタージュ美術館ナイト」に参加した。講師は沼野充義氏。29日公開の映画「美を守る宮殿 エルミタージュ」の紹介があったのだが、第二次大戦時、ドイツに包囲され自分たちの命が危ないのに、美術品を疎開させた学芸員たちの話はとても印象に残った。芸術・文化を愛し、守り抜く…そういう人たちがいなかったら一体どうなっていたのだろう。
今、庭ではシラーカンパニュラータが咲いている。放っておいても毎年生えてきて涼やかな花をつけてくれるおりこうさん。でも花が終わった後、葉が黄色くなった状態が結構長く、どうしたものかと毎年悩む。今年はどうしようかな。(直)

「美を守る宮殿 エルミタージュ」http://www.finefilms.co.jp/hermitage/
2017年04月22日

カランダーシの部屋には薄いグリーンの冷蔵庫が置いてあって、でーんと結構な存在感。ちょっと無骨だし何とかならないものかと考えて、マグネットでポストカードを飾ってみいる。ロシアのものもそうでないものも並べてペタペタ。随分と賑やかな眺めとなっている。でも中は随分とスッキリとしたもので、今はお水とお楽しみのチョコレートが入っているだけ。今後は冷たい飲み物など入れて冷蔵庫にはもっと活躍してもらう予定。
土曜日は午後からオープンルーム。ロシア絵本に興味のある方は気軽にお立ち寄りください。(直)
2017年04月20日

ロシア民話挿絵画集の中から1枚ご紹介。ビリービン画の英雄叙事詩ヴォリガの挿絵。この魚はカマス。厳密にいえば淡水に棲むカワカマスという種類。実物は大きな魚でなかなかの強面。目も大きく睨みがきく感じ。英雄が姿をかえる魚としてはうってつけだ。ビリービンはさらに頭に装飾を施して英雄感を出している。動きもあり、構図も面白い。抑えた色調は神秘性を強調。印象的な挿絵だ。
さて、今日歩いたちょっと郊外の道すがら。スズランの花や小さい梅の実を見つけたり薔薇や畑ではエンドウ豆の花も咲いていた。さらにお庭に竹がたくさん生えているお宅と道路の境界で竹の子を二つ発見。収穫しないのかしらと気になる。竹林は風が吹くと葉がさわさわと鳴り、幹がゆれる音がしてちょっと独特の雰囲気がある。そういえば竹はイネ科。今日は穀雨。(直)

ロシア民話挿絵画集http://karandashi.ocnk.net/product/197
2017年04月19日

大エルミタージュ館展が始まっている。エルミタージュといえば、ねずみ番をしている猫たちがとても有名だけれど、その猫たちの物語を知るとなおさら親しみがわいてくる。http://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2014/10/28/12_50855(ロシアNOWより)
幸せな猫たちだと思う。
ロシアの猫といえば、ロシアンブルーが最初に思い浮かぶ。あとは寒い国なので長毛種が多いようなのだが、意外にも無毛種もいる。寒くはないのかしら、と思う。調べてみたら、さして防寒にはならないと思うけれど、冬場は胸と尻尾に部分的に毛が生えてくるらしい。なかなかお目にかかれない猫だけど、ちょっと見てみたいと思う。できれば、そのちょっとだけ毛が生えている時期に。(直)

ロシアこねこステッカー100http://karandashi.ocnk.net/product/198
2017年04月18日

「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)を読み始めた。直木賞と本屋大賞とダブル受賞ということで話題の1冊。息子も読みたいというのでどれどれと言う感じで購入。分厚い本だ。この本は、音楽の描写が素晴らしいということでそのあたりに注目している。言葉の表現で人は頭の中に風景を描き、音を聴くことができる。読書の醍醐味。さあ、どんな音を聴くことができるのだろうか…楽しみに時間を見つけて読み進めたい。
一方、今日「ロシア民話挿絵画集」をサイトにアップした。おなじみのビリービンも9作品入っている。こちらは絵の情報で物語の世界を想像する楽しさがあるといえよう。衣装や小物、背景などにも注目していると興味はつきない。それにしても古の物語の世界の不思議さのなんと魅力的なことか。そして、その世界観を部屋に飾れるのはなかなか素敵なことだ。カランダーシの部屋にもコーナー的に飾れるかな、どうだろう。考えよう。(直)


「ロシア民話挿絵画集」http://karandashi.ocnk.net/product/197






2017年04月17日

画像は「のうさぎのフルー」(童話館)でおなじみの画家ロジャンコフスキーが描いた「さんびきのくま」。ロシアから亡命してフランスへ行き、カストール文庫において「のうさぎのフルー」(童話館)「りすのパナシ」(童話館)などで活躍。その後戦禍を逃れ最終的にはアメリカへ渡り、「かえるだんなのけっこんしき」(光村教育図書)でコールデコット賞受賞。まさに才能と努力で激動の時代を生きた絵本作家の生涯にとても興味がある。海を越え、国を越え、たどりついた地で子どもたちへの絵本を作り続けた作家の胸の内にはどんな思いがあったのだろうか。
明日は大荒れの天候だとか。さよなら桜。また来年…。(直)


ブログ・ロシア絵本的日常「ロジャンコフスキー」http://lucas705karandashi.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html
「さんびきのくま」http://karandashi.ocnk.net/product/131
2017年04月16日

それにしても今日の暑さにはびっくり。ちょっと戸惑うくらい。体調に気をつけないといけませんね。
さて、ロシアの民話の挿絵画集が入荷しました。ビリービンの絵も含めてとても美しい内容です。1枚1枚バラバラ仕様で、大きさも手ごろなのでちょっと額に入れて飾るのにもいい感じ。物語の世界を身近に感じられます。どこに飾ろうかと考えるのもまた楽し。こちらは近日中にご紹介いたします。(直)
2017年04月15日

冬の間殺風景だった家の周りにいろいろな植物が芽ぶき出して緑が増えてきたのは嬉しいけれど、そのうちドクダミがあっと言う間にあたりにはびこって天下をとってしまうのも時間の問題。抜いても抜いても生えてくるあの生命力、繁殖力!せめてつかの間、今はハナニラのパステルカラーに心和ませています。こちらも勝手に増えた植物で毎年勢力を拡大しています。一方、もっと増えてほしいと思って優遇しているスミレなどは何年たっても控えめな存在のまま。思うようにはいかないものです。(直)
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