美しいロシア絵本の世界を是非お手元でお楽しみください。
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2017年01月24日

『おとぎの国、ロシアのかわいい本』(ピエ・ブックス)この本を初めて購入したのは吉祥寺のパルコブックセンターだった。それから何冊か買ってプレゼントにしたりもした。著者の小我野さんはロシア民芸品の著作もあり、奈良で「マールイ・ミール」というロシア雑貨のお店を出されている。昨年は「マツコの知らない世界」のマトリョーシカの回に出演されていた。残念ながらお会いしたことはないのだが、カランダーシの出版絵本を取り扱ってくださっていて大変お世話になっている。『おとぎの国-』を最初に読んだ時、まさか自分が仕事でロシア絵本に関わり、小我野さんとやりとりをすることになるなんて思ってもいなかった。人生はわからない。この本の素敵なところは1冊1冊への小我野さんの愛情が伝わってくるところ。大切にしている箱の中を見せてもらっているような気持ちになる。
時は過ぎ、この本が入手しにくいとわかった時、とても残念だったけどこのたびカランダーシで入荷することに。感慨深い。ロシア絵本を知りたい方におすすめの1冊。絵本を好きな方への贈り物にも。(直)

『おとぎの国、ロシアのかわいい本』http://karandashi.ocnk.net/product/158
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2017年01月23日

福音館書店さんの『絵本の与え方』という冊子を見る。たくさんの絵本が紹介されているけれど、その中でロシア(ウクライナ)の絵本としておなじみの『てぶくろ』『おおきなかぶ』が、2.3歳、『さんびきのくま』が4歳のこどもへのおすすめとして紹介されている。もうずっと昔から愛され続けている超ロングセラーの三冊。昔話であること、素朴で親しみやすい絵柄など三冊には共通する部分がある。そのイメージはそのままロシア絵本へのイメージそのものと重なるところがあるように思う。カランダーシではアヴァンギャルド絵本などまた違ったロシア絵本の表情も紹介、また現在活躍している作家さんの作品なども紹介しているが、懐かしいような素朴な表現の絵本は多い。ロシアでそういう時代的にはちょっと前の作家の昔話の作品が今でも出版され続けているということは大きい。(直)

ロシアの昔話。おかげさまで版を重ねましたhttp://karandashi.ocnk.net/product/36
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2017年01月22日

お知らせが急でしたが、昨日はオープンルームができてよかったです。今週、来週の土曜日と続けていきます。これ以外の曜日でももちろん大歓迎なのですが、一人でやっているもので出かけることもあり、お手数ですが事前にご連絡いただければと思います。よろしくお願いします。さて、個人的な話ですが実は1月は身近な人の誕生日と命日が連続でやってくる月で、あれこれ思い深い月です。郊外にあるお墓まで出かけたのですが、寒いけれど梅は咲いているし、木々の高い梢の冬芽の景色も少し色をつけ始めているような…もう春がそこまで来ている気配がしました。それは嬉しいことでしたが、残念ながら花粉の気配も。今年はたくさん飛ぶのでしょうか、気になり始めました。(直)


ヤマドリダケのおじいさんのおいわいの日のお話です。http://karandashi.ocnk.net/product/97
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2017年01月21日

今日は初めてのオープンルームの日。といっても昨日午後こちらでお知らせして、さっき、あっと思いtweetしただけなので…。私はいつもは1階でやる作業を2階でやっています。そうそう、日本語絵本が入荷してきました。ブックガイドのような本もあります。ロシア語の絵本と合わせて楽しんでいただけたら、と思います。引き続き、カランダーシをよろしくお願いします!
風が強い。でも日差しが明るい。乾燥に注意しよう。(直)
オープンルーム:21日1時~6時まで。
アクセス:http://karandashi.ocnk.net/page/7

この2冊はここで生まれました。
http://karandashi.ocnk.net/product/97
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2017年01月20日

このところお知らせしてきましたが、ひと部屋を片付けてカランダーシの場所を作りました。まだまだ流動的に変化していくかと思いますが、それはそれとしてせっかくなので活用を始めたいと思います。まずは、暫定的ですが土曜日午後1時~6時はオープンルームとします。明日からです。ご用のある方はもちろんですが、ロシア絵本に興味のある方やお探しの方、どんなものがあるのか知りたい方…などもいらしてくださればご相談に応じます。研究家でもなく収集家でもないので、資料書籍のボリュームはそんなにたくさんではありませんが、本棚から本をご覧いただいたり、また、カランダーシで出版している絵本やネットで扱っている書籍、グッズはご覧いただけますし、販売もいたします。もうすぐ日本語のロシア絵本も入荷してきます。土曜日以外の日はご連絡ください。対応いたします。
まだ看板などもないので目印は通りから見えるところに画像のビオラの鉢を置いておきます。
今日は大寒。雪もよい。(直)
カランダーシへのアクセスhttp://karandashi.ocnk.net/page/7

目印は蝶ネクタイhttp://karandashi.ocnk.net/product/156
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2017年01月19日

昨晩は『ヒトハコ』創刊&『本屋、はじめました』刊行記念【本屋とブックイベントの心地良い関係・南陀楼綾繁×辻山良雄・司会:ナカムラクニオ(6次元)】というイベントに参加。このたび創刊された雑誌『ヒトハコ』(書肆ヒトハコ)は、南陀楼綾繁さんが編集発行人。また荻窪の新刊書店〈Title〉の店主である辻山良雄さんも著書『本屋、はじめました』(苦楽堂)刊行。ということで後半はお二人の新刊販売会もある活気のあるイベントでした。本を売る、買うということが今大きく変わってきていて、これからどうなるんだろう…という思いがありますが、お二人のお話にはその先にある「未来」への示唆が多く含まれていたように思います。お話に出た書店さんの名前…いつになるかはわからないけれど、いくつか行けるといいな、と思っています。6次元さんはお名前はよく知っていたのだけど実は今回が初訪問。密度濃い時間を過ごさせてもらいました。
ヒヨドリに食べられたビオラが新しい花をつけ出しました。よかった。(直)


書店さんは服装は自由、と思ったけれどエプロンしているイメージはあるかな…「特別な服」http://karandashi.ocnk.net/product/107
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2017年01月18日

東京のあさっての天気予報は雨か雪らしい。今日は幾分暖かい。この冬、ロシアは例年に比べて寒いらしく先日はマイナス36度!になったらしい。でも、ロシア語の先生によると、家の中は暖かいし平気だと言う。むしろ、気温が零度あたりに上がり、雪ではなく雨が降ると降雪がとけてあたりが汚くなるので好きではないそう。
雪といえば、庭の陽だまりでスノードロップが今年も花を咲かせてくれた。白くて可憐な印象だが、花言葉などを調べたら人に贈ってはいけない花と知った。
明後日は大寒。東京に雪は降るのでしょうか。(直)


冬の動物たちhttp://karandashi.ocnk.net/product/128
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2017年01月17日

夫考案作成のディスプレイ棚が出来上がった。以前から器用に色々なものを作っていたけれど、この棚は特にユニーク。和室ならではの弱点?を活かして絵本を飾れるよう工夫されている。表紙は絵本の顔。できるだけ表紙を見せられるようにしたいと思っている。もっとこの棚が増えてもいいかな。なんて思っているが、どうなるだろう。
今日は阪神淡路大震災の日。あの日の朝のことは覚えている。今日は心寄せて過ごしたい。それにしてもこんなに寒い時期だったんだと思う。あらためて。(直)

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2017年01月16日

ずっと片付けていて何とかお客様をお迎えできるようになってきたカランダーシスペースをご紹介。正面の本棚には資料としてロシアの原書絵本や日本語訳の絵本や関係書籍などが並んでいますので手前のテーブルで自由にご覧になっていただいています。カランダーシの出版絵本やネットで販売している絵本は販売もしており、また、近日中には少しずつですが日本語のロシア絵本などの取り扱いもスタートする予定で、ご注文やご相談にも応じられるかと思います。このスペースはロシア絵本を知り、親しんでもらえるスペースとして活用できたらと思います。現在でもメールか電話などで事前にご連絡いただければ適宜対応させていただいておりますが、今後はまたいろいろ考えてゆきます。私はこのスペースを勝手にドム・カランダーシと呼んでいます。ドムとはお家のこと。カランダーシの家ということになります。実際はお部屋ですが、まあ、いいですよね。よろしくお願いいたします。


手にとってご覧いただきたい1冊。ビリービン画集http://karandashi.ocnk.net/product/32
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2017年01月15日

自転車で出かけた帰り道、看板に気付いて足をとめてそのまま「MIZUNOSORA」さんのNew Year Greetings展へ。活版、グラフィックデザイン、版画、カリグラフィー等などで活躍されているアーティストが作った年賀状を展示しているのだ。展示の仕方がユニーク。細く裂いた竹(多分)の先に1本に1枚年賀状がクリップされて床から揺らぎをもって立っていて全体を見ると若い竹林のような、動きのある演出だ。それにしても一枚一枚の表現の多様さ。葉書という同じ条件のフレームの中に新年のめでたさを寿ぎつつ伝わってくるのはアーティストとしての矜持。見据えているのは未来。一枚一枚の葉書が個性的な音を奏でていて動きながら見ているとその音が重なり合って聞こえてくるような。ひとめぐりすると私がいただいた年賀状ではないけれど、寿ぎのエネルギーをいただけた気になった。素敵な企画だと思った。
年賀状、来年は戌年…。(直)

MIZUNOSORA http://www.mizunosora.com/index.html


ビリービン切手http://karandashi.ocnk.net/product/62
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2017年01月14日

マトリョーシカにもいろいろな種類があるけれど、ポイントは何といってもお顔だろう。ロシアに行った時もお顔を見ながら迷って結局素朴で端正な印象のものを選んだ。お顔だけではなく着ている服のデザイン、その模様もたくさんあるので本気で迷いだしたらきりがない。最近ご縁があってカランダーシにやってきたマトリョーシカ嬢は目も大きくまつ毛が長くお洋服の柄も豪華な花柄。最初ちょっと派手すぎかなあと思っていたのだけど、実は思わぬマトリョーシカ効果に驚いている。マトリョーシカの魅力というか何故こんなに人気があるのかひとつの意味がわかったような気がするのだ。とにかく置いただけでぱっと周りが華やぐ。空気が明るくなる。そして口角の上がった笑顔の表情を見ているとつられてついついこちらも笑顔になってしまう。また、明るい色合いを見ると元気が出てくる。灰色の長い冬があるロシアの人々の思いも体現しているのだろうなどと思ったりしている。
センター試験が始まった。努力が報われますように!


子どもにとってはマトリョーシカは楽しいおもちゃhttp://karandashi.ocnk.net/product/104
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2017年01月13日

今週、新年ロシア語のレッスンも始まった。冬休みはちょっとサボっていたのでごめんなさいという感じではあったけど、久しぶりに先生にお会いしたら気分もあらたまり、また今年も頑張っていこうと思った。日常的な取り組み方など新年だしまた良く考えてみようと思う。少しずつ積み重ねていければ…だ。
それにしても、どんなに簡単な内容でも言葉がわからないと伝わらないもどかしさよ。一生懸命話してくださっているのに、???の私。先生は豚に話しているような気持ちにならないかしら、と思うことはある。
昨日、梅が咲いているのを見た。何だか嬉しい。(直)


ロシアアルファベット絵本http://karandashi.ocnk.net/product-group/19
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2017年01月12日

昔俳句をやっていた時期があって、その頃は子どもが小さく身動きがとりにくく、吟行など行ってはいられなかった。しかし俳句の師匠であった辻桃子先生は「停留所ひとつどこかに行くのも旅」と教えてくださった。移動ではなく、旅。そう考えるとひと駅だけの電車の車窓の景色も輝いて見え、日常生活に目を凝らすようになれば台所仕事は季語の宝庫と気付かされた。しかし、仕事を始めて通勤という形で日常的に電車に乗るようなると車窓の景色も桜や雪などたまに目を凝らすことはあっても、大体はさしてありがたみはなくなった。まさに移動でしかなくなっていった。そして、今、通勤はないけれど電車に乗って座ることができればスマホをちょっと見たら全ての情報をシャットアウトして寝てしまうことも多い。カバンにはロシア語の単語帳も入っているけれど、ほぼ開くことはない。俳句はとうにやっていない。

さて、少し先ですがカランダーシではこの場所で新しいこともやってみようと計画をすすめています。興味をもってくださる方がいらっしゃればどんなに嬉しいだろう!と考え取組み中です。よろしくお願いします。

旅にまつわる絵本http://karandashi.ocnk.net/product/100
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2017年01月11日

カランダーシを訪ねてきたお客様にあれこれ絵本をお見せする。目を輝かせてページをめくっていただいたりしているのを見るとこちらもうれしくなり、一緒になって「これ、素敵な絵本ですよね」などと盛り上がったりがある。そうしていたら、ふっと思い出すことがある。絵本ファン同士で共感し合うというか、「絵本っていいですよね」としみじみうなずきあう場面。そう、私はかつて三鷹台にあった絵本専門古書店のビーラビッツさんで店主の熊谷さんとそんなふうにお話をさせてもらっていた。知らない絵本、知らない作家などを教えてもらった。ラチョフの珍しいポップアップの絵本などもここで購入し大切にしている。
神保町のブックハウスさんが閉店すると聞いた。このあたりでは少し前おばあちゃんの玉手箱、昨年はトムズボックスさんなどの絵本児童書専門店が閉店した。(トムさんは復活すると聞いていますが)絵本書店は本来子どものためのお店なのかもしれないけれど、大人にとっても大切な場所だ。私はその頃、ビーラビッツさんの存在にとても救われていたのだ。
今日もよいお天気。今は多分主のいない家の玄関脇で水仙が咲いていた。そこだけ空気が柔らかく見えた。(直)

ポップアップはありませんがhttp://karandashi.ocnk.net/product-group/2
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2017年01月10日

朝。庭先で薔薇が凍えながら咲いていたので摘んで暖かな部屋に飾ったら、目覚めたようにふわっと匂いたった。それにしてもなぜこのタイミングで咲いたのだろうと思う。さて、今日は日付が変わってからクレジットカード導入と送料改定のネット上での作業を行った。それこそ何故今なのか、なのだが、これがよいタイミングだったのかはきっと後になってわかることだと思う。何か物事を決めるのにはある程度時間がかかる。組織だと会議や上司の決定に従うことも多いのだと思うのだが、ひとりだとそれがない。頭の中でぐるぐる。やろう、いややらない。と行ったり来たりがあり、ある程度ぐるぐるした後で、よし、今だ!となる。今だ!となればもう突き進むのみという感じなのだが。そう、タイミングといえば、面白いなと思うこともある。2階を大体片付け終わったタイミングで新聞取材があり、掲載後たずねてくださる方がいらしたのだがその対応をそこですることができた。片付くタイミングがずれていたら、結構大変だったと思う。2階の片づけははぼ1年がかりでやっとここまでこぎつけた。とてもいいタイミングで取材が入ったのだ。でも、きっと本当はそんな呑気なことではなく、未来を予測しタイミングをさっと見計らいポンポンポンと今だ!って物事を判断していけるようでないといけないのであろう。私はタイミングNGの冬に咲く薔薇も一生懸命健気で風情があって好きですが…。
今日はよいお天気。今朝はまた春に向けての嬉しいメールが届いていた。実現に向けてがんばる!

受取人の滞在のタイミングと合わず世界を旅する手紙のお話http://karandashi.ocnk.net/product/106
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2017年01月09日

画像は夫考案の可動式絵本飾り棚の制作過程。息子も鋸をひいたりして手伝ってくれている。昨年から少しずつ和室を一部屋カランダーシで使えるように整えている。もうすでにお客様への対応などはここで始めている。カランダーシは私の居住空間で作業や発送などを行っている。ずっと打ち合わせなどに来ていただいた方はリビングにお迎えしており、それはそれで成立はしていたのかなと思うのだが、カランダーシに来てくださったお客様をいつでもさっとお通しできる場所ができるのはとても嬉しい。工夫しつつやれる範囲で温もりある場所になってくれればと思っている。前述の可動式の棚も襖や鴨居のある和室に絵本を飾るにはどうすれば…というところからの発想だ。面白い。
今日は少し温かいようだ。ありがたい。(直)

※カランダーシは今までのお支払い方法の他にこのたびクレジットカードも導入し、また1回の送料を一律350円とします。明日のご注文からです。今晩日付が変わったら一旦お店をクローズして作業します。
よろしくお願いいたします。


狭いながらも楽しいわが家http://karandashi.ocnk.net/product/149
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2017年01月08日

おや、こんなところからも富士山が見える、ということが最近あった。以前は見えてなかったはず。なんて思っていたらNHKのニュース番組で最近東京からよく富士山が見える現象について取り上げていた。その理由として大学の先生は地面が覆われたことによる水蒸気の量の減少ではないかと話していた。そこにアスファルトという言葉が出てきた。建物がこれだけひしめいていて、道路はほぼ全て舗装されている都市・東京ゆえの現象ということらしかった。アスファルトかぁ。私の小さいころは舗装されていない道もたくさんあって、あちこちに水たまりができていた。でも、今周囲にそんな道はない。アスファルト舗装のひとつの分類として主に車道に使われる排水舗装と歩道向きの透水舗装があって、透水舗装は近年のゲリラ豪雨などから注目されているが、耐用年数が少ないということらしい。山道などはまた違う舗装があるらしいしさらに混合物による分類などなど色々あるようだ。あまり関心がなかったのだが、歩きながら少しは足元にも関心を持とうと思った。
話をニュース番組にもどそう。実はその富士山の話の最中に地震が起きその話題はシリキレトンボとなった。何だか長閑(でもないかもしれないが)な話題から一気に緊張感のある展開だったが、考えてみれば富士山も火山。もしも何かあった時、ここからそれがどう見えるのか、それとも見えないのか、などとちらと考えてしまった。
今日はお天気は下り坂。曇り空だ。もちろん富士山は見えない。(直)

裸の王様が歩いた大通りは石畳かそれとも煉瓦の道?http://karandashi.ocnk.net/product/145
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2017年01月07日

『乙嫁語り』(KADOKAWA刊)(作者/森薫)全9巻を読んだ。以前から名前は知っていたけれど、ウズベキスタンについて調べる中でこの漫画の名前を結構見かけて読んでみたくなったのが動機。舞台は19世紀の中央アジア。物語は20歳のアミルが12歳!!の少年カルルクの元に嫁いできたところから始まる。この夫婦と周りの人々、そしてカルルクの家で居候していた研究者スミスが旅で出会う乙嫁たちが織りなす物語。ロシア侵攻の緊張下、争い、闘いの火種はあちこちで燻っている。見渡せば遥かなる広い広い大地。そんな中、人々は日常生活を大切に守りながら暮らしている。その暮らしの様子がとても丁寧に描かれていて興味はつきない。たとえば、女の子は小さい頃から自分の嫁入りのための布仕事を始める。刺繍はとても重要な手仕事。そしてこの漫画の装束の魅力といったら!実際に再現化に真剣に取り組んでいるコスプレーヤーさんもいらっしゃるようだ。時代、場所は遥か遠くでも描かれているのは人が生きていく物語。人物描写も豊かですっかり引き込まれてもう一緒になってドキドキハラハラ。
とにかく漫画で読むことでぐっと中央アジアが身近に感じられるようになった。ありがたい。
次巻がとても楽しみだ。

これはロシアの刺繍図案集http://karandashi.ocnk.net/product/153
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2017年01月06日

お正月休みのある日。鳥がベランダの柵に止まってこちらを覗いていた。かわいいなぁ。あれはヒヨドリだね。このところたくさん見かけるね。今年はトリ年だしご挨拶しなきゃね。縁起がいいじゃない。なんて家族で話して何だか喜んでいた。でも、やられてしまった。奇襲攻撃。プランターのビオラの花弁をあっと言う間に食べられてしまった。周りに糞がたくさん落ちている。敵はというと梢高く大きな声で囀っているではないか。新年早々対空戦勃発。何か策はないものかと調べたところ、きらきらで揺れるものが嫌い、とか大きな鳥の模型がいい等ある。うーん。しかし、ヒヨドリが花弁を食べるのは冬の餌の少ない時だけ、鷹揚に構えてみては、なんて意見もある。悩むところだが、独自に考えて石をアルミホイルで巻いたものを苗の傍に置いてみた。控えめに防戦といったところだ。しかし、肝心の敵はそれ以来姿を見せない。違う場所へ移動したとみえる。ああ、ヒヨドリよ…。
さて、今日もよいお天気。空は高く青い。寒い。(直)




動物と動物、動物と人間の駆け引き模様はラチョフの絵本で楽しめます;http://karandashi.ocnk.net/product-group/2
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2017年01月05日

新年ももう5日ですが、カランダーシは今日から1年が始まります。今年もよろしくお願いいたします。画像は大好きなエルサ・べスコフの「いちねんのうた」(フェリシモ出版)です。(今は残念ながら絶版のようで、古書でしか手に入らないようです)1年の時間のめぐりを1冊の絵本と一緒に過ごすのも楽しいものです。さあ、今年はどんな1年になるのでしょう。カランダーシは今までロシア原書絵本のネット販売と翻訳出版を中心に活動してきて、それは今後も変わりませんが、今年は皆様との距離が具体的に今までよりも近くなるといいなと思っています。そういう1年にしていきたいです。
「いちねんのうた」の12月のページをめくるころ…今は遠いようですが、きっとあっという間。
1日1日を大切に、ですね!
(直)



今年の干支はトリ。雄鶏が大活躍の絵本「うさぎのいえ」http://karandashi.ocnk.net/product/36


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